こんにちは、齋藤です(プロフィールはこちら)
先日まで「年収200万円美容師が独立開業して年収1000万になる方法」というものを10記事ほど書きました
この通りにやればガチで年収1000万の個人美容師に数年ほどでなれます
記事はこちらにまとめていますのでぜひ一読を。
2021.07.20
年収1000万美容師になるための準備~独立の方法
この記事では「年収200万円代の美容師が年収1000万になる方法」をまとめています 僕は27歳で個人美容師として独立して1年で年収800万...
僕は当時、いまよりも起業やビジネスに関する知識がなかったので、いうなれば勘や運で個人美容師として成功したわけですが、今思えば怖いことです(笑)
手順やルートがわかっていれば安全確実、そして超効率よく達成できるので、ぜひよんで欲しいところ。我ながら力作。
今日は締めくくりとして「年収1000万美容師になった後の話」をしたいと思います
年収1000万になった後、その人がどう思うか?今後どんな道に進むか?なんて人ぞれぞれですが、リアルな一例として僕の例を話したいと思います。
書いた記事通りにやると、早い人で20代中頃、遅い人だと30代中頃で年収1000万美容師になれますが、人生基準で見ると結構早いんですよね
これが5、60代なら「後はこれを維持すれば安泰だ」となるんですが、そうもいかないんですよ
僕は美容師を目指した時から「月収50万くらいあればもうアガリみたいなもんじゃね?」と思ってそれを目指しましたが、まったくそんなことないのです
「人は飽きるし欲もある」のです。
そして年収1000万稼ぐ個人美容師にいざなってみると、ビジネスモデルの弱点なども目につくようになってきます
欲も出て、ビジネスの問題点が気になってくると、とたんに「年収1000万の個人美容師」に魅力を感じなくなります
みなさんが想像してるほど、良いもんじゃないですよマジで。
夢のない話ですが、結構重要な話をしますんで、ぜひ読んでおいてほしいですね
この話を知らないまま突っ走って「年収1000万美容師」になっても病みます
・一生美容師として現場に立ちたい
・年収1000万で満足
・朝から夜まで働くのok
・災害、病気で店がなくなっても露頭に迷わないと思える
という人は大丈夫なんで読まなくていいです。変態なんで美容師を突き詰めて仙人みたいになってもらえれば(笑)
年収1000万稼いで思うこと
美容室を開業し成功した僕がまず思ったことは、
・年収1000万って思ったよりお金残らない
・自分が動き続けないと稼げなくなる
・世間一般的には金持ちだが、時間持ちではない。むしろ時間ない
・病気、災害などのリスクや、いつか売れなくなるんじゃないだろうか?という不安が常にある
・別に美容師好きじゃなかったんで、これ続くとか苦痛。美容師おもんねえ
言い出すとキリがないくらい出てくるのでこのくらいにしますが、要は年収1000万って思ったより生活良くならないし、美容室経営ってリスク高いし、そもそも美容師好きじゃねえな、っていうことです
僕は美容師を仕事としてやっているので仕事なんて楽して最大利益を得たいじゃないですか。なんだったら働きたくないんですよ僕は(笑)
働かずにその時に興味のあることを安心してやりらいのです。まあみんなそうだと思いますけど。
お金っていうのはそのためのツールであり、金を稼ぐために自分の時間が極限までなくなるというのは何の意味があるのか?という話です
かといって雇われではクソみたいなお金しかもらえないし、オマケに時間まで奪われるわけですから独立したわけですが、年収1000万の美容師では僕の理想には毛ほどにも届かない。待っていたのはそんな現実だったのです。
この状況から脱却するには、
・雇用して拡大
・そもそも違うビジネスをする
の2択しかありません。しかし僕は美容師に興味がないわけだから雇用して拡大なんてしたくありません。それこそ地獄です
拡大して成功したところで自分が頭として動かないといけないのは変わらないし、病気、災害のリスクは消えません。スタッフがいるとそれがプレッシャーにもなります
「年収が店舗数分ふえて、自分が現場に出なくて良くなるだけ」なのです。しかもそれは人を雇用するというめんどくささとトレードオフ
僕が最初に思った問題点を解消するには至らないのです。種類が変わるだけですよね
なので僕は「そもそも違うビジネスをする」という選択肢をとり、いわゆるネットビジネスというものに参入することにしたのです
それに至るまでは色んなことやりましたけど(笑)
ネットビジネスを選んだのは、
・個人で億稼ぐプレイヤーもいる
・独自コンテンツを売れば労働収入ではなく、収入を自動化することもできる
・場所、時間に縛られないのでリスクがない
・これからの時代、情報発信が主流になる
・自分のコミュニティを作れる
・やってる人を見てて、なんかやってて楽しそう(例、キンコン西野さんとか)
という理由からです。
年収1000万って思ったよりショボい
僕が美容室経営で成功して問題視したのは、
・年収1000万ってショボい
・美容室経営はハイリスク&労働収入
・美容師がおもんない
という3つの問題に集約されます。
まず年収1000万問題ですが、個人レベルの美容師で狙えるのは1000万くらいです
2021.07.09
年収1000万円の個人美容室の中身を公開【経費、税金、収入まるごと公開】
「年収200万円美容師が年収1000万美容師になるシリーズ」の一回目の記事は「年収1000万円美容室の中身」を公開します まずはゴールを知...
数字の計算的はこの記事でしています。年収1000万ってこの記事の通り、非常にショボいのです
僕は物欲はたいしてないので十分とは言えましたが、それも独身までの話だし、ちょっとなにかで大きめの出費が出ると節約が必要です。少なくとも無敵感はありません
結婚すると年収1000万では多少いいところで飯が食える程度のものです。さらに子供がいたらもう貧乏ですよ(苦笑)
バイトで月10万とか、働きだしても月20万程度の生活になれると発想が貧困になるので(笑)月50万とかヤベえ!って感じになりますが、実際はマジでザコです。年収1000万に夢を見てはいけません
目安で言うと生活費+自分の交遊費に150万、家族1人につき50~100万あればお金の心配はほぼしなくて良くなります。年収で言うと2000~3000万あれば十分ということですね
逆に言うとそれ以上あってもなかなか使えないし、お金を稼ぐことよりも自分の時間の確保や精神的な幸せを望むようになるようです
美容師では年収1000万以上は雇用が必須ですし、労働型の収入なので稼げば稼ぐほど自分の時間がなくなっていきます
個人美容師では年収1000万以上は構造的に無理だし、時間の確保もできないわけで、個人美容師でいる以上、死ぬまで年収1000万程度で働き続けないといけません。ないわー(苦笑)
美容室経営はハイリスク&労働収入で暇なし
自分が働かないと売上が出ない&病気や災害があるとアウトな時点で、美容師はビジネスとしてハイリスクな部類になります
最近で言うとコロナがありましたね
僕は東京の美容師の知り合いが結構いるんですが、東京の美容室なんかは売上9割減、新卒の採用をやめたり、社員のリストラ、最悪店をたたんだ。というのも聞いています
僕の店も4月は3割減しました。個人で売上3割も減ったら結構キツイですよ(情報発信で稼いでるぶんでカバーできたので、トータルで見たらそんなに減りませんでしたけど)
コロナを機に色んなビジネスが見直されていますが、美容室は見直しようがありません
人に来てもらわないとどうしようもありませんからね。リモート化でなんとかなるビジネスモデルではありませんから、せいぜい店の経費を少なくするくらいです
飲食店などは持ち帰りメニューとかやってましたけど「いうても所詮は」って話なんですよ
持ち帰りで減少した売上を戻せるか?いうとキツイわけで。だって元々持ち帰り前提でビジネスやってないわけですし、持ち帰りの単価なんてそう高くありません。
僕は開業当初から病気、災害はかなり問題視していましたが、実際に被害にあうとやっぱ想像以上にキツイですね
うちは経費は削減しまくってたし、僕1人なのでまだましでしたが、それでも精神的には超イヤでした。幸い1ヶ月で終わりましたけど、続いてたら間違いなくハゲてたところです
今も第2波とか言ってるんで結構ストレスです(苦笑)
リアルビジネス、リスクたけー・・・って思います。
自分が働かないと売上が出ないってのもストレス&リスクです
マジで1日仕事して終わりますからね。全く人生おもしろくない
年取ってくると夜とか眠くなるんで(笑)家帰って飯食って風呂ははいったらもう終わりなんですよ
時間があっても集客のことしないといけないんで、ブログとかインスタの更新をしないといけません。営業中にできればするけど予約入ってるとなかなか時間ないですからね
だから家帰っても仕事みたいなもんです。
1日働いて、家のことして終わり。休みは週1か2でそれもメディアの更新やセミナーで潰れることもアリ
これってフツーに考えたらかなりクソな生活だと思います。個人美容師って24時間365日美容師で入れる人じゃないとメンタル持たないと思います
僕は個人美容師から起業家になろうと決意したのはこういう生活が嫌だからです
しかし、僕が知っている起業家はこういう生活をしています
・1日の労働時間は2,3時間。気が乗らないならしない
・1の仕事で100の結果を出す。だから毎日働く必要はない
・労働ではなく、資産を作る。資産で稼ぐ
・自分の興味のあることをひたすらやっている(趣味、仕事共に)
・住む場所も自由。1ヶ月仕事しない時も
・嫌いな人とは関わらない
個人美容師でいるうちはこんな生活はまさに夢なのです。
美容師がおもんない
ここまでは美容師というビジネスモデルの構造上の問題でしたが、これは完全に僕の問題ですね(笑)
僕は美容師に興味があったわけではないので、まあ当然の結果ではあります。目標達成したとたんに一気に美容師がイヤになりました
なんというか、マジでおもんないのです。なにがおもんないかというと、まずここまでで上げた問題がある時点で人生おもしろくありません
僕の理想とはかけ離れているわけです。僕が美容室で成功しようと思ったのはお金の問題とか、自分が好きなことをしたいからです
でもそれが全く叶わなかったら、そりゃおもんないと思うわけですよ。
あと美容師という仕事自体がおもんないです。カットやカラーとかメンドクサイし、ヘアスタイルなんて所詮は髪質が全てです
お客さんにも「東大に行きたいけど努力は全くしたくない」的な注文されるし、なんかもう疲れたのです(苦笑)
こういうこと言うと「お前は美容師失格だ!」的なこと言う人いますけど、「いや、別にお前に認めてもらうためにやってんじゃねーんだよ。誰だよお前」って話です
僕はそう思うし、だから美容師やめて起業家になるために動いてるんです。
僕は美容師に向けたセミナーとかやってたんで思いますけど、経営上手くいってないとか、売上あがらない人って、美容師好きそうに見えないんですよね
好きじゃないのにやっても仕方ないんですよ。飯を食うためにやりはじめたら終わりですから。
「好きじゃない」そうなったらどんな仕事でも辞めるべきだと僕は思うのです。うだつ上がらないんですから。
とりあえず年収1000万程度はサクッと稼ぎましょう。
年収1000万という夢を壊す話でしたが、なにも悪いことばかりではありません
やはりある程度稼ぐと自分のレベルも上がりますし、考え方も変わるので人生のステージは何段も上がります
稼いでる方が偉い!というわけではありませんが、やはり稼ぐ金額とその人のステージは比例するもので、稼いだ分だけ見える景色が変わります
200万の時と今の1000万を比べると自分でも明らかにレベルが違うと言い切れますね。
だからとにかく年収1000万くらいならちょっと努力すれば誰でもいける金額ですから、サクッといっちゃいましょう。「自分がなにしたいのかわからない」とよく言いますが、稼げば見えてくるもんです
専門知識があればなお簡単ですし、それが職業として一般的であればさらに難易度は下がります
美容師とかマジで楽勝ですよ。髪の毛切らない人とかいませんから、選ばれるだけでいいのです。そして年収1000万になるように設計すれば終わりです。
「年収200万円美容師が独立開業して年収1000万になる方法」を10記事という非常に読むのがめんどうな量でまとめましたが、この通りにやれば稼げる美容師になりますからぜひやってみてください
美容師向けに書きましたけど、考え方自体はそのまんま使えるので別の職業でも使えますよ。アフィリでも副業でも同じ考え方でいけます
「年収200万円美容師が独立開業して年収1000万になる方法」はこちらにまとめています。
2021.07.20
年収1000万美容師になるための準備~独立の方法
この記事では「年収200万円代の美容師が年収1000万になる方法」をまとめています 僕は27歳で個人美容師として独立して1年で年収800万...
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