やる気がある美容師とやる気のない美容師を雇う場合の経営戦略の違い

美容師・美容室経営

こんにちは、齋藤です(プロフィールはこちら)

僕は美容師が独立するならフリーランスかマンツーマンサロンの「個人美容師」をススメています

それはもう圧倒的に。

しかし、独立の相談を聞いているとスタッフ数3,4人の小規模ではありますが、雇用を前提で考えている人が多いもの

そこでこの記事では「成功する雇用」についての1つの考え方を提示しておきたいなと思います

ちょうど昨日このような記事を書きました

この記事ではタイトルの通り「一個人がこれから美容師として独立するならどのような選択肢があるのか?」という話をしています

お金もない、有名でもない、というフツーの美容師がもっとも成功しやすい独立の形式はなにか?という話をしていて、結論を言っちゃうと僕がオススメしている「個人美容師」一択なんですよね

雇用しないのであればフリーランスで独立できる時代ですから、店を出す必要もありません。リスクも0です。

 

とはいえ、雇用してやっていきたい!という人もいますし、雇用せずに個人美容師で。と腹をくくるにしても「なぜ雇用はしないのか?」という部分にはやはり納得感は欲しいものではないでしょうか?

知識は武器になりますから、そういう意味でも知っておくべきだと思いますしね

というわけで「成功する雇用」について僕の考えを話していきます。

やる気の「ある」美容師を雇うのか?やる気の「ない」美容師を雇うのか?

雇用する時にまず決めておくべき事があります

それは、

・やる気が「ある」美容師を雇うのか
・やる気が「ない」美容師を雇うのか

ということです

売れる美容師なのか?実力がある美容師なのか?言い方はいくつかありますが、この記事では「やる気」で統一しておきます。やる気があれば個人差はあれど売れるし実力もあるものですからね

ここを決めずに雇用なんてするからリクルートがうまくいかんのです。

 

「やる気」というと抽象的ですが、これは簡単に見える化して定義することができます

・自分で「集客できる」美容師はやる気がある美容師
・自分で「集客できない」美容師はやる気がない美容師

今の時代はこう考えることができますし、実際そうです

「こいつやるなあ」って美容師はやはりSNSなり、ブログなりの個人メディアを使って自分で客を呼んでるんですよ

発信して集客ができるくらいに光るなにかがあるわけです

反面、自分で集客できない美容師はやる気がないから発信しないし、やる気がないから光るものがなくて発信できないという2重苦です

光るものというのはやる気があってこそ身につくものですからね。

 

やる気があるないと言うとディスってる感じがしますがそういうわけではなく、2極化するのはごく自然なことです

学校でもそうですよね。勉強するヤツとしないヤツに分かれるのと同じです

経営者はどっちの人間を使うのかを決めなければいけません。そして売上が最大化するように事業を設計しないとダメなわけです

特に一個人がやれるような小規模の美容室なんて一店舗あたり数人なわけですから、同じ人種で構成しないと様々な問題がでてきます

この様々な問題については言うまでもないですよね。みなさん色んな場面で体験してきているでしょうから。

まず雇用する時に考えることは「どういう人種を採用するべきなのか?」なのです。

魚にあわせた水槽を用意する

やる気が「ある」美容師は基本的に、

・マンツーマンサロンで開業
・フリーランス
・ブランドサロンで雇用される

この3つが基本的な雇用のされ方になります

やる気が「ある」んだから待遇だって上を望むし、実力を発揮でき、高められる場所を求めるのは当然のこと。そして独立心も強めです

なのでやる気のある美容師を雇用する場合あなたは、

・ブランドサロンを作る
・フリーランスが集まる店を作る

のどちらかの形式でさらに、独立するメリットがない環境を作る必要があります

逆に言うとこのような美容室を作りたいのであれば「やる気のある美容師しか雇用してはいけない」ということです

上記2つに当てはまらない店なのに「やる気のある(売上が上げれる)美容師がほしい」とか言っちゃってるとタダのアホなわけ

まあこれが多くの美容室経営者なわけですが。求人来るわけねーだろ(苦笑)

 

次にやる気が「ない」美容師は基本的に安定、待遇、楽さを求めますからこれらを提供すれば基本はやめません

しかし売上を上げる能力は低いので、売上はこちらが上げさせる必要があります

「誰でもすぐに同じ売上が出せる」というのが重要になるわけですが、これは「仕組み化とマニュアル化」してしまえば難しくはありません

1000円カットなどの薄利多売サロン、最近流行りの髪質改善サロンがそういう経営をしています

簡単に言っちゃえばスタッフを店の歯車にしてしまうんですよ。典型的な世界的企業がマクドナルドです

このようなサロンの作り方は下記の記事の動画セミナーで学べますので、ぜひ視聴を。

 

このように作りたい店の形で当然ながら雇用する人材の人種も変わります

やる気のある人には舞台を用意し、やる気のない人は仕組みの一部にしてしまうのです。しかし多くのサロンオーナーは「とにかく人を」としか考えていないですよね

だから有象無象の集団化し、様々な問題が発生するひじょーに効率の悪いびみょーなサロンになっちゃうんですよ

これはどんな分野でも言えることですが、人種を混ぜてはいけません。移民の多い国は問題だらけですがあれと同じです

やる気のある人やる気のない人を同じ水槽に入れると全滅するんですよ。人種を混ぜたい時は「同じレベルだけど違う人種」にするのが鉄則です

まあビジネスでそんなことをやる必要は特に個人ビジネスの場合はありませんけど。世界的な企業がやってればいいんですよ

せいぜい趣味で、くらいにしておきましょう。

ぶっちゃけ雇用なんてしないほうがいい

こちらの記事で書いてることですが一個人の美容師が独立するなら、

・フリーランスになる
・フリーランスが集まるサロンを作る
・マンツーマンサロンを作る

これらがスタンダードになります

薄利多売は大手、仕組み化&高単価も髪質改善のようなトリートメントサロン化するしかなく、しかもすぐにパクリだらけになるので結局勝つのは大手

だとしたら独立して生き残るのなら「フリーランスが集まるサロンを作るか、もしくは個人美容師」しか選択肢がありません

個人美容師は自分1人ですから雇用なんて考えなくていいですけど、大手のような資本力のない美容師が雇用する前提の経営をするならやる気のない美容師を雇ってはいけないんですよ

だってフリーランスが集まるサロンを作るしかないんだから。

薄利多売サロン、高単価&仕組み化サロンでない場合はやる気のない美容師を雇用してはダメなんですよ

これで費用対効果の悪い人材を抱え込んで利益が低下し、お手上げ\(^o^)/になるんですから。

 

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齋藤慶太

齋藤慶太

27歳で美容室で起業し、年収200万から1000万へ。しかし美容師がおもんない&自分の思っていた人生ではないと感じ、情報発信で起業し直すことに。美容室経営、情報発信ビジネス、メディア構築など、「個人で稼ぐ」ためのスキルやマインドセットを発信しています。

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コメント

  1. はじめまして。人気ブログランキングからきました。私にはない切り口で興味をそそられました。ありがとうございます。

齋藤慶太

齋藤慶太

27歳で美容室で起業し、年収200万から1000万へ。しかし美容師がおもんない&自分の思っていた人生ではないと感じ、情報発信で起業し直すことに。美容室経営・情報発信ビジネス・メディア構築など「個人で稼ぐ」ためのスキルやマインドセットを発信しています。

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