美容室開業の手順&経営

【悲報】1人美容室は儲かりません【個人美容師の年収、経費、売上教えます】

こんにちは、齋藤(@flickerei_xyz)です

個人ビジネスは今大人気ですが、美容師も例外ではありません

1人美容室やフリーランスなどは店も小規模ですむので固定費も小さくなり、人の雇用もいらないので人の問題も起きず、空き時間は自由です

僕もそうでしたが、リスクの低さと自由さに憧れて「1人美容室」を目指す人も多いのではないでしょうか?

確かに「そこ」はメリットであり魅力的なのですが、しかし忘れてはいけないことがあります

1人美容室は儲らないということです(苦笑)

 

美容室、整体、ネイルサロン、エステ、飲食店、なんでもいいんですが店舗をもち、そこでサービス提供するビジネスはとにかく儲かりません

ビジネスモデル的に単価が低く、さばいた客数=売上という構造だからです

スタッフがいないとさばける客数も当然少なくなりますから、店舗系ビジネスで個人というのは儲からないのです。

 

個人ビジネスで儲かるのは、

・単価が高い
・サービス、商品提供に時間と場所の成約がない
・人の手を借りずに自動化できる
・たくさん売ってもパンクしない

などの条件をクリアできる場合ですが、実店舗系ビジネスは素晴らしくどれも該当しません

ネットビジネスが人気なのは上記の条件をすべて満たすからですね。そら流行るし、稼ぐ人も出てくるわけです。

 

そんな前置きはこれくらいにして、今日は「1人美容室がいかに儲からないか」という話をします

「1人美容室などの1人○○系の実店舗ビジネスで起業したい人」の参考になればと思います

「1人美容室は儲からないからオワコンなんだ・・・」というネガティブ視点ではなく、どう儲からないか?を知っていれば、どう儲かるようにするか?というのがわかりますから、そういう視点で読んでもらえればと。(まあ結構ディスるんでそうみえないかもしれないけど)

 

僕は1人美容室やるなら他の分野で起業したほうがいいと思うんだけど(そこまで美容師が好きじゃない場合は)技術と資金があってマーケティングがわかってていつでも美容室で起業できる状態なら、とりあえず開業するのもアリだと思います

開業してサクっと年収1000万くらいになって、次のビジネスを始めるのも手ですからね。雇われで美容師するよりお金も時間も生まれますし。

そうすると「マジで1人美容室って儲からねえな」ってのがわかって、違うビジネスやりたくなると思います(笑)

1人美容室の平均売上

1人で美容室をやる場合、売上はだいたい100万円だと思ってください

ここから経費(+セミナーなどの勉強代も!)を引いた金額が利益で、そこからさらに税金を引いた金額があなたの取り分となります

すんごい雑&うろ覚えで計算すると、

家賃 10万
水道光熱費+通信費 3万
広告費 5万
借入返済 7万
材料費 8万
PSOレジ 1,5万

これで合計35万として、このくらいの固定費がかかります。1人美容室でこれ以上かかってるならキツイですね、ちなみに僕の店は25万くらい

売上100-固定費35でイコール利益65万。さらにここから税金と社会保険料などを引きます。

 

年金 1,5万
健康保険 5万くらいだったような
住民税 年間30万くらい?
固定資産税 店にかかった金額によるけど5万として
事業税 これも5万くらいだったような
所得税 これも年間30くらい?
消費税 年商1200万なら50万くらい?

で、健康保険と年金は毎月、その他は年1なので合計して年換算にすると206万円なり

これを12ヶ月で割ると17.1万円なので利益65から引くと残るのは48万円。これが100万円売り上げる1人美容室を経営するオーナーの所得になります

めちゃくちゃ雑な計算+少し大きく見積もってますけど、実際の数字とそんなに遠くないはずでだいたい5~60万に落ち着きます。70万残ればなかなか上手くやってると思いますよ(ちなみに僕の場合は現在80万前後残ります)

こんなもんなんです、1人美容室の利益って。しょっぺぇ~

1人美容室で売上100万以上を目指すのは色んな意味で難しい

「じゃあ俺は100とかしょぼい売上じゃなく200目指すぜ!」とか「売上100万とかダッサ!」や「平均で収まるなんて小せえ奴だなあ」という声が聞こえてきそうですが、まあちょっと落ち着きなさい

そういうイキリ立った意見は寒いんで(笑)

 

平均というものは「だいたいこれくらいにみんななりまっせ」というものであり、いわばその物事の限界値を示すものです。凡人が出す値のことではありません、漫画の見すぎ

そこから突出するのは実力以外のものが必要だし、最大瞬間風速なのでずっとそれを維持するのは難しい

ビジネスでいうとラーメン屋のおっさんの年収は決まってるし、弁護士の年収もある程度の値で決まってしまうのです

サービス提供の流れ、仕入れ値、売値、来店周期などはある程度固定されているし、働く人間の性能もある程度決まっているからです(24時間働けないでしょ)

市場の原理というものがある限り、なんでもかんでも自由にできるわけではありません。自由にできないということは平均に収束するのです。

売上を上げる方法を考えてみる

「1人美容室の売上は100万が平均だ!」と言われてもあまり納得いかないかもしれませんので、100万円を超えるにはどうすればいいか?を考えてみましょう

(売上100万までは1人美容室なら楽勝で達成可能です。商品力とマーケィングと数字の計算ができればマジ瞬殺)

 

売上を上げるには、

・客数をふやす
・客単価を上げる

のどちらかもしくは両方しかありませんが、まず「客数をふやす」というのはアホな話です

うちの店もそうですが、1人美容室は予約フルブックが基本です。予約は常にいっぱいでなければお話になりません

てゆうか店舗ビジネスはそういうもんです。空きなんか基本作っちゃいけません

スタッフ1人なら予約いっぱいにするとか簡単だし、できなかったらマーケティングミスってます。1人美容室は予約いっぱいで100万売り上がるのが平均なのです。

 

というわけで、すでに予約いっぱい状況で客数をふやす方法は労働時間を伸ばすか、1客あたりの接客時間を削るしかありません

労働時間のばすとかアホの極みだし、美容師は接客時間削るのにも限界があります(カット5分とかでいいもん作れないです)

1人美容室は客数なんかふやしようがないのです。スタッフ雇用するしかなくて、それはもう1人美容室ではないので話が違う。

 

客数ではなく「客単価」をふやすしか、1人美容室で売上を上げる道はないわけです

客単価は料金設定で決まるので、通常の美容室よりも高くメニューを設定しておけば簡単に上がりますし、ちゃんとマーケすれば問題なく集客もできます(値段高くしただけだと集客できなくて死亡します。ビジネスはマーケ超重要)

言うまでもなく単価を上げれば上げるほど収入はふえますが、しかしこの客単価を上げるのにも問題があり、

・価格の相場がある
・QOLを求めてしまう

というめんどくさい事があります。

 

価格の相場とは「美容室の価格はこんなものだ」という感覚です

これは人にもよりますが、だいたいカットで3~4000円が大衆の頭にある相場ではないでしょうか。それ以上になると高いと感じますから、あまりにも相場から離れた価格設定はできません

カットだと1万円前後になるとかなり高額だと感じられますが、そうなると理由が必要になります

「その理由を作れるか」というのが問題で、これがマーケティングと美容師の実力次第なのですが一朝一夕でその理由を作れる人というのは多くありません

それなりの実力+知識が求められるわけです。

 

さらにカット1万円の場合、店の単価は15000円くらいはいくでしょうけども、所詮1万円ちょいです。月売上でいうと150万円位が頭でしょう

色々引いて残る利益は100万円ほどしかありません。正直、起業するならもっとほしいところです(一度経験すればわかりますけど、月収100万ってたいして満足度高くない)

 

単純計算で単価を2倍の3万円にすれば月収も2倍になりますが、そこまでの単価だと相場からかなり離れるので、さらに強い理由付けが必要になってしまいます

ここまで行くと自分の実力以外の理由も必要で、都会じゃないといけないとか、富裕層狙いなどの市場の制約もでてきます

単価が上がると数も集まらなくなっていくので売上も指数関数的に伸びるわけでもありません。単価も自由にできるわけではなく、一定の限界値があるのです。

 

次に「QOLを求めてしまう」という問題

1人美容室の場合、メニューにもよりますが1日の接客人数は5人が限界でしょう

5人やれば朝10時から夜8時までの10時間労働です。こんなもんずっと続けたい人いるのでしょうか?(笑)

人間は欲が出てくるもので、ある程度の収入になると次は時間も欲しくなります。昨今なんて「家庭」を重視する傾向も強くなってますしね

家庭がない人は自分の時間が欲しくなるし、起業家であれば次のビジネスのための仕込みの時間も欲しくなるものです

週休2日はほしいし、できれば18時には店を閉めたい・・・。とか思っちゃうわけですよ

客単価1万超えてても週休2日にして18時に店閉めてたら1日3、4人くらいしかできませんから、売上も100万くらいになります。

 

・価格には相場がある
・QOLを求めてしまう

以上の理由から1人美容室の売上は100万に落ち着きます

この例に当てはまらない美容師は特殊です。おそらく美容師に命かけれる人でしょう、いわゆる変態ですがあなたはそうですか?

普通の人はそこまでモーレツになりたくなし、なれないと思うんですよ

この記事見て「あ、俺には無理だ」と思ったら100万円の美容室しか作れません。

1人美容室は妥協か好きかのどちらかでしか勧めない

僕みたいに起業、独立、稼ぐなどを目的にするのなら、1人美容室で起業は勧めないですね

コスパも将来性もQOLも全部悪いので。

 

美容師が好きで好きでたまらない、ずっとこの仕事をしていたい!というのであれば、1人美容室で起業するのは超良いと思います

もしくは別に好きじゃないけど他の事したり、雇われるくらいなら1人で美容室やるほうがいいや。という場合も良いですね

月100万の売上(120万くらいなら大した努力もいりません)を上げるのはホントに簡単です

専門学校含めて10年位かけて、商品力とマーケティングと数字の管理ができるようになれば楽勝です。たいした努力いらないですマジで。1人美容室で売上上がらないとかはね、勉強不足すぎなんですよ。

 

しかし美容師全然楽しくないとか、年収は最低でも3000万はないとなあ・・・。って思うのなら1人美容室で起業とか選択肢としては完全ナシです

起業すると他分野で起業してる人と仲良くなる事もあるんですが、彼らは1日3時間とかで1~2000万稼いでたりします。すごい人だと億ですよ

いやぁ、マジで僕は失敗しましたね。まあ気づけたのならここから軌道修正すればいいんですけど。

店舗ビジネスって儲からないし、時間ないし、そこそこリスクあるし(災害、病気、今回のコロナなど)で弱小ビジネスです

僕と同じように思うのなら、他分野で起業したほうが絶対いいですよ。僕が今からまっさらな状態で起業するなら転売から始めて、その後は情報発信ビジネスやりますね。

 

美容室やるにせよ他分野で起業するにせよ、ビジネス知識がないとどうしようもないのでまずは知識へ投資しましょう

ビジネス知識あったら1人美容室とかマジ簡単なんで。起業知識が学びたければ次世代起業家セミナーを見ればOKです

「次世代の稼ぎ方」をタダで学ぶ!期間限定の次世代起業家育成セミナー

僕は美容師として独立し、1年で年収200万から4倍の800万になりました。その後、情報発信もはじめて年収1000万を達成

そして今は美容師を引退して、情報発信で自分のビジネスを始めようとしています。

ここ数年で起業、副業、ネットビジネスをする人は増え、珍しくなくなりました。SNSや本でもこれらのフレーズはよく聞きますが、稼げるようになる人はごく一部です

成功確率で言うとほぼ0%なわけですが、これはなぜでしょうか?理由は「本質的なビジネス知識がない」からです。

ビジネス知識がない状態で稼ごうとするのは裸で戦場に行ったり、レシピがないのに料理しようとするようなもの。それでは上手くいくはずがありません。

多くの人は稼げるノウハウは一生懸命になって探しますが、それは良い武器や材料であり、使いこなせる人間が使って、初めて意味があるものになるのです。

基本的なビジネス知識やマインドセットがない状態では何の意味もなく、ノウハウは所詮ノウハウにしかすぎません。

僕が年収1000万稼げるようになったのは「1000万稼げるだけのビジネス知識がある」それだけの話しなのです。

もし、あなたも起業・副業・ネットビジネスなどで稼ぎたいのであれば、まずはビジネス知識を身につけてください。それも「古い稼ぎ方」ではなく「次世代の稼ぎ方」をです。

あなたが何らかの理由で「もっと稼げるようになりたい」と思うのであれば、必ず役に立つはずです。無料で受講できるのでぜひ参加してみてください。

【無料】9本のセミナー動画+限定特典で次世代のビジネス講座を学ぶ人はこちら

年収200万円台の美容師が成り上がる方法前のページ

withコロナの勝ち方とアフターコロナで世界に起きること【未来予測メルマガ公開中】次のページ

関連記事

  1. 美容室開業の手順&経営

    【美容師やめる理由】僕が美容室で起業して数年後の話【ピュアな欲望】

    5記事くらいでまとまるかな。と思いましたが、なんだかんだ8記事目となっ…

  2. 美容室開業の手順&経営

    年収1000万美容師のビジネスモデル全体像【稼ぐ美容師の3つの鉄則】

    「年収200万円美容師が独立開業して年収1000万になる方法」の4記事…

  3. 次世代の思考&哲学

    美容業界の現状と勝てる美容室経営の3パターン

    今日は僕がいる美容業界について話します「現状の業界の構造と、そこか…

  4. 美容室開業の手順&経営

    年収1000万美容師になるために必要な3つの独立準備

    「年収200万円美容師が独立開業して年収1000万になる方法」の6記事…

コメント

  1. ブログランキングからきましたSako です。美容室って、大変なんですね。華やかな中にも、様々な苦労があるんですね。
    参考になりました。ありがとうございました。

  2. こんばんは。
    ビジネス知識へ投資して情報発信ビジネス
    私もやりたいですね。
    次世代起業家セミナー是非見て見たいです。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

人気記事

最新記事

  1. 美容室開業時の開業資金を下げる方法を徹底解説【内装、設備につ…
  2. 美容室開業時の開業資金を下げる方法を徹底解説【不動産契約につ…
  3. 起業に貯金はいりません【リアルビジネスでも0円で起業可能】
  4. 雇用するならスタッフを「依存」させるか「卒業」させましょう。…

無料ビジネス講座

サロン経営の教科書

オンラインスクール

  1. 次世代の思考&哲学

    美容師歴1年でスタイリストデビューした方法から、人生で結果を出す方法を考えてみた…
  2. メディア作成

    ブログのアクセスをすばやく集める方法【問題解決記事とは?】
  3. メディア作成

    コンセプトの作り方を間違うな!「理想世界とフィルター」で強いコンセプトを作る方法…
  4. メディア作成

    誰でもできるブログコンセプトの作り方。超簡単に作れる4つの質問とは?
  5. 美容師引退までの物語

    ブログ作成12ヶ月後のアクセスアップ戦略
PAGE TOP