ブログの記事タイトルの決め方は「世界観とデザイン」を最優先に。

メディア作成

こんにちは、齋藤です(プロフィールはこちら)

先日「カッコいいブログになるアイキャッチ作成法」という記事を書きましたが、実は記事タイトルもデザインに影響します

ブログをやってる人であれば記事タイトルの重要性はわかってると思いますし、ブログ運営の仕方を解説しているサイトや書籍でも

「記事タイトルはSEOで超重要です!」

と、記事タイトルですべてが決まるというくらいの勢いで語られています

これは実際、間違いではなく記事タイトルをミスるとアクセスが激減しますから、SEO対策を考えてタイトルをつけないといけません。

 

しかしSEOを意識しすぎてダサい記事タイトル、どこかで見たことがあるタイトル、興味をそそられないタイトルになるのも問題です

記事のタイトルっていうのはブログのトップページにズラッと表示されますから、ブログの世界観を表現するいわば「顔」なんですよ

第一印象は見た目が9割とよく言われますがそれはブログでも同じでして、良いこと書いてても記事タイトルがよくあるウンコブログと同じようなつけ方だと同じ扱いをされてしまいます。

 

SEO対策を気にするあまり「ダサい記事タイトルが並ぶブログ」になってしまってはいけません。興ざめしちゃう

どんな内容なのかがわかりやすく、検索されて、なおかつブログの世界観を壊さない

そんな記事タイトルをつけるのがこれからのブログ運営なんです。

SEOが効いてるダサい記事タイトルの付け方

「ブログ 記事タイトルの付け方」とかで検索すると、SEO対策が効いているダサい記事タイトルの付け方が出てきます

要約すると、

キーワードツールを使って検索されているキーワードを抜き出し、記事タイトル左側にキーワードを配置して、ひと目でわかり、かつ刺さるタイトルをつけましょう

と言われていて、確かに重要なことなんですがこれからのブログにはもう一捻りほしいところで、それが「ブログの世界観を表現する」ということです。

 

記事タイトルでSEO対策できるのが続くとは僕は思えませんが、まだ有効なのは事実です

なのでこれまでのようなタイトルの付け方がもうダメかというと、そういうわけではありません

ただ、アップデートが必要ですよ。という話なんですね。

 

「キーワードツールを使って検索されているキーワードを抜き出し、記事タイトル左側にキーワードを配置して、ひと目でわかり、かつ刺さるタイトルをつけましょう」

というおばあちゃんの知恵袋的なものを踏まえつつ、ブログの世界観を壊さないタイトルをつけるテクニックを身に着けましょう

そのためにはタイトルの付け方の基礎知識的なことが頭に入ってないと話にならんわけです。というわけでまずはその話を。

タイトルに使うキーワードを決める

記事を書く場合、2通りの書き方があります

1:書きたいことから逆算してキーワードを決める
2:需要のあるキーワードに合わせて記事を書く

1は言うまでもないですね。書きたいことを決めて、それに合わせて後でキーワードを選定していきます。

 

例えばこの記事のテーマは「ブログのカッコいい記事タイトルの付け方」ですからキーワードとしては、

・ブログ
・記事タイトル
・デザイン
・カッコいい

などが浮かびます。それをグーグルでどう検索されてるかを調べるキーワードツールを使って、実際の検索状況を見ていくわけですね(ちなみにキーワードツールは定番の「ラッコキーワード」使ってます)

基本的にはサジェストの中から選ぶのがセオリーとは言われていて、サジェストは実際によく検索されているキーワードでもあります

 

「2:需要のあるキーワードに合わせて記事を書く」というのはブログのテーマに合ったキーワードを入れてみて、それの関連ワードから各内容を決めていくという方法です

この場合はサジェストだけでなく、全てのキーワードを見てネタを拾っていく感じになります。何を書こうかな?という時にいい方法です

例えば筋トレのブログであれはとりあえず「筋トレ」と入れてみればいいんですよ

筋トレブログやるくらいなら出てくるキーワードを見て、記事ネタ思い浮かびますよね。しかも実際にニーズのあるキーワードですからアクセスも見込めるわけです

記事タイトルを決める時はまずこうやってキーワードの選定をし、使うキーワードを決めてタイトルを作っていくんですね。

読者受けするタイトルの10パターン

使うキーワードが決まったらタイトルを作っていくわけですが、こういうのもテンプレート的な考え方があります

それをいくつか紹介します。実際にテンプレ化してるだけあって、有効な形ではあります。

パターン1:自分事にする
(例)ブログ初心者必見!アクセスを10倍にするタイトルのつけ方

パターン2:周りの人に言う
(例)ブログ運営がうまくいかない人に教えたい!イケてる記事タイトルのつけ方

パターン3:意外性
(例)金持ちになりたいなら働くな

パターン4:数字
(例)年収200万円のワープアから1000万になった方法

パターン5:網羅する
(例)美容室経営成功するための全知識

パターン6:即効性
(例)美容室売り上げを1ヶ月で1,5倍にするメニューの作り方

パターン7:代弁する
(例)「石の上にも3年」はクソ。1ヶ月で試験に合格する勉強法

パターン8:結果
(例)画像を変えただけでクリック率5倍!サムネイル画像作成マニュアル

パターン9:注意をうながす
(例)知らないと300万損します。美容室開業のコツ

パターン10:行動させる
(例)脱社畜!今すぐやろうブログ情報発信を始める3ステップ

なお、赤文字部分が使ったキーワードです。パターンにそって、キーワードを含み、内容がわかりやすくなっていますよね

こういう感じのタイトルよく見るでしょ。

読者受けする12の単語

次にちょっと違うパターンです。人間が反応しやすい単語を使ったパターン

1:理由という単語を入れる
(例)あなたが稼げないたった1つの理由

2:方法という単語を入れる
(例)ブログで毎月10万稼ぐ方法

3:なぜという単語を入れる
(例)なぜあなたは稼げないのか?

4:0円、無料という単語を入れる
(例)完全無料!ブログで飯を食う方法を配布中

5:まとめ、◯選という単語を入れる
(例)真似したい!かっこいいデザインのブログ10選

6:限定という単語を入れる
(例)限定10名!ブログで稼ぐ方法暴露セミナー

7:比較という単語を入れる
(例)無料テンプレートと有料テンプレートを徹底比較

8:失敗という単語を入れる
(例)情報発信の典型的な失敗パターン【あなたは大丈夫ですか?】

9:返金保証という単語を入れる
(例)返金保証付き!超かっこいいワードプレステンプレートはコレ!

10:挑発する単語を入れる
(例)まだ東京で消耗してるの?

11:質問する単語を入れる
(例)読者をファンにさせる文章【あなたはできますか?】

12:ヒントという単語を入れる
(例)絶対に損しない安全な副業【ヒント:ブログ】

こういうのもよく見ませんか?CMや、広告でよく見るパターンなんですけど、記事タイトルでももちろん使えます。

 

まとめると

・キーワードを選ぶ
・上記のようなテクニックを使い、人に受ける形に構成する

のが記事タイトルの付け方というわけです

しかし、見てわかるようにこれでは非常にダサいんですよ。しかも世界観もクソもありません

ブログのデザインや世界観を考慮せず、こういったタイトルがつけられているブログってよく目にするんですよね

商品名、オンラインサロンの名前、Facebook、noteなどの記事タイトルでも言えることですが、名前ってのはデザインや世界観も含むし表現できます

それをしないのは非常にもったいないな、と思います。

 

というわけで、記事タイトルの付け方は、

・キーワードを選ぶ
・上記のようなテクニックを使い、人に受ける形に構成する
・世界観、デザインを考慮する

というふうにアップデートするべきなんです

本や映画のタイトルとか見てもらえばわかるんですが、世界観やデザインも考慮されてますし、本ってタイトルで手にとったりもしますよね

例えば今、僕の目の前の本棚に「オルテガ 大衆の反逆」があるんですが、これが「大衆の行動。あなたは知っていますか?著者オルテガ」とかだったらどうですか?わかりやすいけど、超内容薄い本に見えません?

それでいて表紙デザインや色も最近の自己啓発書のように毒キノコみたいな蛍光色とかだったらもうヤベエ本にしか見えないわけです。いかにオルテガといえど、100年近く世界で読まれる本になっていないでしょう

「オルテガ 大衆の反逆」というタイトル、赤と白のシンプルな表紙デザインにオルテガの世界観が表現されているわけですよ

たかが記事タイトル、されど記事タイトルなのです。

カッコいい記事タイトルの付け方

さて、記事タイトルの付け方のセオリーやカッコいいタイトルの重要性を語り尽くしたところで、世界観のある、デザインの考慮された収まりのいい記事タイトルはどうやってつければいいのか?とう問題です

世界観やデザインというのは抽象的なものですし、人それぞれ目指すものがあるので一概には言えません

僕も常日頃どうすればカッコよいブログになるのか考えてます。答えがあれば僕が知りたいくらいなんですよ(笑)

 

とはいえ、僕の中でいくつか指標にしていることはあります。タイトルつけるのが苦手な人はこういうエクササイズ的なことから始めてみましょう

・本のタイトル、広告、CMなどで気に入ったものの傾向を探る
・パッと思いついたものを大事にする
・テクニックに引っ張られない
・ブログのデザイン、文章のスタイルに合わす

本や広告はタイトルやフレーズの宝庫ですし、毎日目にするものなので気に入ったもの、目に入ったものの傾向を探ると自分がどういうテイストが好きか見えてきます

有名なので言うともののけ姫の「いきろ。」や、YouTuberがCMに出た時の「好きなことで生きていく」とかありましたよね

本のタイトルはブログの記事タイトルと構成がそっくりなので、アマゾンで見てるとかなり参考になります。

 

タイトルをつける時は思いつきも重視しています

パッっと思い浮かんだものをベースにつけることが多いですね。考えるとテクニックが入ってくるので段々と胡散臭いものになっていきやすいです

テクニックは所詮スパイスですから、あまり無理に使おうとかは考えません。

 

ブログのデザイン、文章スタイルに合わせるのは当然のことですね

スタイリッシュなブログデザインならタイトルもスタイリッシュにしたいところですし、カチッとした文章スタイルならタイトルもそうしないと世界観的に微妙です

あえてやるならそれもアリですが。

 

僕は最近、シンプルでスパッと言い切るようなタイトルが好きでして、意識しています

ブログデザインもシンプルですしね

SEO対策、クリック率しか意識していないタイトルが多いですが、デザインにもこだわってつけるようにしてみてください

こういうので言葉のセンスも磨かれていくものですから。文章書く人間が言葉のセンスないとか終わってますからね。

 

・キーワードを選ぶ
・上記のようなテクニックを使い、人に受ける形に構成する
・世界観、デザインを考慮する

特に重要なのが世界観、デザインを意識するということで、上2つはオマケみたいなもんですよ。という話でした。

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齋藤慶太

齋藤慶太

27歳で美容室で起業し、年収200万から1000万へ。しかし美容師がおもんない&自分の思っていた人生ではないと感じ、情報発信で起業し直すことに。美容室経営、情報発信ビジネス、メディア構築など、「個人で稼ぐ」ためのスキルやマインドセットを発信しています。

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齋藤慶太

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27歳で美容室で起業し、年収200万から1000万へ。しかし美容師がおもんない&自分の思っていた人生ではないと感じ、情報発信で起業し直すことに。美容室経営・情報発信ビジネス・メディア構築など「個人で稼ぐ」ためのスキルやマインドセットを発信しています。

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