個人美容師で利益を残したいなら「美容室の材料費の削減方法」を学べ

美容師・美容室経営

こんにちは、齋藤です(プロフィールはこちら)

今日の記事は珍しくバリバリ美容師向けの記事です

美容師向けの記事でも美容師じゃない人が読んでも学びがあるように書いてるつもりですが、今回はいつもより美容師向けに書きます

なぜなら美容室の材料費の話だからです。

 

これから美容室で起業しようとするのなら「経費削減」の意識はかなり重要です

数千円程度の出費をなナメている人は多いですが、売上も経費も数千円の集まりです。美容室の売上なんて数千円~1万円程度なわけで、それがチリも積もればで月間100万円とかになったりすわけですよ。経費もそれと同じです

特にここ5年は美容業界も「個人起業」化がすすんでおり、以前のように雇用する人もかなり減っています

僕の近所のサロンも雇用しても2,3人で営業しているところがほとんどですし、「まずは1人で営業」という人からの相談もかなり受けます

スタッフ数が減ればそれだけ売上も落ちますから、経費削減の意識はさらに重要度が上がります。経費削減=利益アップですし、経費が少なければ売上が少なくても潰すハメにはなりません

昔、美容室のコンサルみたいなことをやっていた時に思ったことですが、「経費かけすぎ」な人が超多かったです。多かったというか100%でした(笑)

経費削減するだけで10万くらい浮く例もあったり。こんなに経費かけてたら利益そらでんわ・・・って感じ。

 

というわけで今日は「美容室の材料費をどう削減するか?」という話をしていきます

材料費って経費の中でもわりと「かかっても仕方ない」と思考停止するものでもあります。いやいや、材料費って大きいいんだからそこ努力しなくてどうすんのって感じなんで、僕がやってる方法を書いておこうかなと思います。

 

ちなみにうちの店は売り上げが毎月だいたい110万くらいで、経費全体の合計は30万くらいです。利益率70%なわけですが、個人美容室であればこれくらいは出さなければいけません

(ちなみにスタッフ5人程度でそれなりに福利厚生を整備した場合、利益率30%ですごいと言われます。なかなか儲からん職業ですねえ)

材料費は変動が大きいですが、金額でいうと3万~8万です。材料費は10~20%くらいと言われているので、かなり削減してる方だと思います。

材料費を落とすために必要な4つの意識

僕の店の材料費はだいたい3万円台、5万円台、8万円台に落ち着くことが多いです

店販商品の在庫、トリートメントや縮毛矯正などの内容量が多い薬剤の在庫がなくなった時は材料代が上る感じですね

なので3~5万円台になることが多く、比率でいうと売上の5%が材料代ということになります。

 

で、特になにか特殊なことをしているのか?というと、そうでもありません

薬剤も極端に安いものを使ってるわけでもなく、美容師であればよく知っている有名メーカーの商品も使っていますし、矯正やトリートメントはちょっとマニアックで高価なものを使っていますね

安く仕入れているから経費削減できているわけではないわけです。経費意識をもっているだけのことですね。

 

僕が意識していることは5つです

・安価な薬剤を使う
・コスパのいいものを使う
・ムダ使いしない
・単価を上げる
・仕入れ値が安いディーラーを使う

安価な薬剤を使う

当然ですが材料費は安いに越したことはありません。安い薬剤でも、なにも問題がなければそれを使うべきです

特に美容師あるあるですが、無意味な薬剤へのこだわりはムダです。安いものでも結果が変わらないのであれば、わざわざ高い薬剤を選択する理由はありませんよね

もちろん、その薬剤でなければならない理由があれば別に高いものを使っても構いません

要は「使う根拠のない薬剤を使うな」ということです。

 

ちなみに僕は下記を実践しています

・前処理は使わない
・業務で使うシャンプーは2リッター1000円ぐらいのもの
・最も使うカラー剤は100グラム入りのもの。オキシは有名メーカーのは使わない
・薬剤はできるだけふやさない

美容師の間では常識化している前処理は全くしません。だって効果ないし、そもそも前処理しないほうが美しく仕上げることができます。薬剤の減力をしちゃうんで計算しにくいんですよね

前処理なんて、下水に流れるだけでなんの意味もありません(笑)

 

業務で使うシャンプーは消費量が多いものなので安いほうが良いに決まっています

別に高いシャンプー使っても髪の毛はキレイになりませんからね。店販を売りたいとしても別に業務で使う必要はないです

そんなもんはストーリーと説明があれば買いますから。(業務で安いシャンプーを使う理由を説明すればさらにこだわりを感じさせることもできる)

業務で使うシャンプーは泡立ち重視、アレルギー対策しておけば良いでしょう。ちなみに使ってるシャンプーはデミのミレアムシャンプーという製品です

安いし匂いもキツくないのでオススメ。(仕入れ値なんていちいち覚えてませんが2リッター1000円くらい)

 

美容室の材料費=カラー剤といってもいいでしょう

僕が使ってるのは有名なスロウというものです。カラー剤は内容量は通常80グラムが相場ですがスロウは100グラムですし、価格も80グラムの有名メーカーのものとと変わりありませんから若干安いです

ファッションもグレイもスロウです。グレイは色味なんか求める意味がないのでブラウンしかウチにはおいてません(笑)

ブラウンの4~8のみです、それで十分。ムダにカラー剤の種類ふやしても材料費のムダですからね。

 

カラー剤と同じく消費の激しいオキシはパール化研のウレシーオキシというのを使っています。有名メーカーのオキシの半額以下です

オキシなんかどこの使っても結果は変わりませんよ。実験すればわかります。

だいたい「オキシはちゃんとしたものを使わないと痛む!」とか言ってる人って根拠なく感覚で言ってる事が多いですね。実験とかもしてません

実験して自分で納得してるんならそれでいいですが、してもいないのにムダなこだわりを見せるのはやめましょう。それは経営者としてはちょっとオイオイ・・・です。

コスパのいいものを使う

先程の話と似たような事ですが、ちょっと意味が変わります。これは「消費量を抑えれるものを使おう」ということですね

これは僕のこだわりなんですが、薬剤は「伸び」がよいものを使うようにしています。伸びが良いと消費量が抑えれますし、ムラなく塗布できます

たまにカラーや矯正の薬で硬い粘度のものがありますが、あんなもん塗りにくくて使えません。オマケに材料費も上がるしいいことないです

あとこれは余談ですが、カラーも矯正も基本は「ウエット塗布」ですよ。ドライで塗るメリットありません。

 

これらを気にするだけで消費量を抑えることができますが、ついでに僕がコスパが良いと思った商品を2つ紹介しておきます

1つ目がテクノエイトのピュアキラという製品

これはカラー剤に10%くらい加える添加剤ですね。正直カラー剤の消費量を減らすためにしか使ってないので効果はよく知りません(笑)

肌への刺激防止・ツヤ・耐熱・手触り感UPを狙ったものだそうですが、特に効果も感じず・・・。まあそんなもんですよね、処理剤なんて。

特筆すべきはカラーの消費量がかなり少なくなるところです。例えば1剤40グラムが必要な場合、20~30グラムでよくなります

結構ヤバくないですか?ウチのカラー剤の消費量の削減にかなり貢献している商品です。グレーカラーなんて消費量多いのでかなり減りますよ。40%くらいは消費量抑えれます

ちなみにアルカリカラー剤全般に使えるそうですが、トーンダウンしたい時は使わないほうがいいです。色薄まる(苦笑)

 

2つ目がこれまたカラー剤ですが、パイモアのインベリアルヘアカラーキュアバブルトナーシェードというものです

これはトーンアップできないんで毛先のトーンダウン用のカラーですが、形状が泡なのでこれまた消費量が少ないです。ロングとか20~30グラムあれば塗れますね

このようにコスパのいい使い方、商品をセレクトして使うと材料費は大きく削れます。

ムダ使いしない

美容師になったら口うるさく言われることですが、いざ自分で店をやりだすとええ加減になってしまいがち

僕は雇われの時より意識しています(笑)

使った薬剤の使用量を毎回記録しておけばベストの量がわかってきますよね。カラー剤なんか5グラムも残したくありませんから、毎回作った量とベストな量をメモしています

こうすると捨てる量は0~10グラム程度になりますよ。

 

シャンプーなどもプッシュ数が多いとかよくありますから明確に決めておくほうが良いです

僕はショートは1プッシュ、ミディアムで2、ロングは3としています

雇われ時代にアホみたいにシャンプーをプッシュするアホがいたんで超キレたことがあるんですが、シャンプーをムダ使いする人って結構いますよね。

単価を上げる

単価を上げれば材料費の%は下がります。これも経費削減の1つの手ですね

逆に言えば単価が低いと材料費の%がデカくなります。美容室は高単価にしないとマジでオワコン職業なので口酸っぱく何度もいいますが、高単価にしておきましょうね

単価低い店を作るなら美容室経営なんてやらんほうがええです。

 

単価を上げると材料費も上がる傾向になりますが、それは仕方ないことなので気にしないでおきましょう(例えばトリートメントメニュー押しで高単価にしたらトリートメントの材料費で経費アップ)

ケチれって言ってるんじゃないですからね。必要な経費はバンバン使えばいいのです

根拠のない経費は徹底的になくしましょうということです。

仕入れ値が安いディーラーを使う

最後は裏技的な話になりますが、ディーラーは安くしてくれるところを使いましょう

よくあるのが以前の勤め先のディーラーをそのまま使うことですが、安くしてくれないなら使わなくて良いです。ディーラーなんて薬剤の運び屋みたいなもんですから、同じ商品仕入れれるならディーラーは別にどこだっていいのですから。

このへんはシビアにいきましょう。

 

僕は知り合いに紹介してもらいました

ストレートに「独立するんだけど、ウチみたいな小規模サロンでも仕入れを安くしてくれるディーラー知らない?」と聞きました(笑)

すると「ウチに来てるところは20%オフで仕入れてくれるから紹介してあげる!」と言ってくれたので取引することにしました

もちろん安くしてくれるんだから他のディーラーとは取引してないし(そもそも小規模サロンでそんないくつもいりません)、材料代の入金は速攻するし(美容室は金払い悪いそうですぐに振り込むとたいそう喜んでくれますし信頼もされます)、向こうの都合にも合わせます(仕入れが遅れても文句言わないとか)

 

ディーラーにセミナーや新商品の紹介などを期待している人も多いですが、個人的にはそんなん自分で情報集めたほうが早いし的確やん。と思います

ディーラー経由のセミナーってだいたいハズレだし、新商品は普段から情報アンテナ貼ってれば自然と耳に入ります(別に新商品とかいらないけど)

これから独立する方は、ディーラー選びにもこだわってみてください。

 

以上が僕が実際にやっている材料代削減のための5つのポイントです

僕も起業して1~2年は毎月10万くらいかかってましたが、今や少ない時は半分以下になりました

月5万の削減としても年間にすれば60万ですからね。1人で営業してるならかなり大きな金額です。市民税と所得税払えますよ

こういう意識がない人はだいたい経営下手なんで意識しておきましょう。一つ雑い人はだいたい全部雑いもんで、雑い人は成功できませんからね。

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齋藤慶太

齋藤慶太

27歳で美容室で起業し、年収200万から1000万へ。しかし美容師がおもんない&自分の思っていた人生ではないと感じ、情報発信で起業し直すことに。美容室経営、情報発信ビジネス、メディア構築など、「個人で稼ぐ」ためのスキルやマインドセットを発信しています。

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齋藤慶太

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27歳で美容室で起業し、年収200万から1000万へ。しかし美容師がおもんない&自分の思っていた人生ではないと感じ、情報発信で起業し直すことに。美容室経営・情報発信ビジネス・メディア構築など「個人で稼ぐ」ためのスキルやマインドセットを発信しています。

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