美容師をやめたい人が読む記事【仕事のやめ時教えます】

美容師・美容室経営

こんにちは、齋藤です(プロフィールはこちら)

この記事は「美容師をやめたい」と思ってる人向けの内容です

別に美容師じゃなくても「今の仕事を辞めたい人」であれば読んでほしいですが、内容的には美容師に向けて書きます

僕自身、美容師はもう15年になるし美容室も経営して7年ですが、それでもやめたいなあ・・・と思っています(笑)

 

美容師というのは国家資格であり、客を担当できるまでになるには学校を含めると最低でも5年くらい時間がかかります。金銭的にも600万くらいはかかるでしょう

そういった構造から人生をかける仕事、一生続ける前提な仕事であり、やめるなら最初から美容師なんかにならないほうがコスパはいいわけです

「美容師をやめる」というのは一世一代の選択といっても言い過ぎではないでしょう

ヤフー知恵袋やTwitterで「美容師 やめたい」で検索すると色々でてきますが、やめる決意の重さを物語っていると言えます。

 

しかし、そんな悩むもんじゃないんですよ

ぼんやりと感情的に悩むから決断できないのであって、ちゃんと分解して考えればやめるべきかどうか?というのは計算と同じく導かれるのです

僕なんて美容師15年やって、店も借金して開業して、もう7年も営業して、年収は美容室だけで1000万稼げるのにやめようと思ってますし、動いています

普通だったら「今更やめなくても」とか「やめるなんてもったいない」と言われるわけですが、僕の中では美容師を続ける意味がないんですよ

だからやめるわけです。もう今は完全に飯を食うためにしかやってません。

 

というわけで美容師をやめようかどうしようか、ウダウダ悩んでる人は最後まで読んでください

あなたが今後どうするべきかが見えてくるかもしれません。

「なぜやめたいのか?」を考える

自分がなぜ美容師をやめたいのかを冷静に整理しましょう。考え方の入り口として僕はこんなものを提案します

・気持ちが折れたのか
・意味がないと感じるか

最初にこれを考えるといいかと思います。

 

「気持ちが折れた」というのは、

よくあるのが仕事がうまくいかなくて嫌になってきた、売上が上がらない、客と接するのがしんどい、労働時間長くてキツイ、給料安すぎワロタ・・・などなどです

まあ簡単にいうと「不満」ですね、それによって気持ちが折れたかどうか。

 

自分が持つ不満を自覚したら、次にその不満をクリアした時に自分がどう思うか?を考えます

「クリアできればなんの問題もない」のであればその不満はただの挫折です。よくあることなのでそんなしょーもないことでやめるとかウダウダ言ってはいけません

ここで折れたまんまでやめるヤツはどこにいってもダメです。ここでやめたらダメ人間確定

アシスタントによくある、仕事がうまくいかないなんてだいたいこれですよ

そんなもんうまくいくようになればいいわけで、そこまでがんばらんかい!という話なのです。誰だって通る道です。

 

では、その不満をクリアしても満たされないであろうことが予想される場合や、もしくはクリアしたけどモヤモヤが消えない場合はどうするべきなのか?

そんな時は絶対にやめるべきです

これはもうね、興味がないということなんですよ。自分の中にパッションがない、意味がないと思ってる状態なわけです。

 

僕は店を開業することを目的にし、様々な不満に耐えたりクリアしてきました

しかし店を出して売上を上げきると急に「美容師おもんねえー・・・」と思ってしまったのです。自分がずっとこの仕事を続ける意義をどうやっても見出せなかった

意義だけでなく、構造的に僕の求める状態にはならないのもわかりました

年収1000万は全然楽じゃないし、1人美容室では年収3000万なんて物理的不可能です。あげればキリないですが、美容師では僕が思う理想の状態になれないんですよ

それでは続ける意味がまるでありません。だから僕は今更ながら「美容師をやめる」という決断になったのです。

「店が嫌なのか」「美容師が嫌なのか」

僕は何事にも意味を見出したいタチなので「折れただけか意味がないと感じるのか」という判断基準をオススメしてしまうのですが、抽象的な思考に慣れていない人には少し難しいかもしれません

「これは自分の人生に意味があるか」という考え方は自分が何を求めてるのかがわかり、今後どうするかもある程度自動的に決まるのでオススメなのですが、答えが出るまでに時間がかかることも多いものです

なのでもう1つ、考え方を提案しましょう。

 

不満や気持ちが折れたかどうかを確認するのは変わりませんが、その不満の源泉が、

・今いる店が嫌いなのか
・美容師という仕事が嫌いなのか

と考えてみましょう

店が原因ならその店をやめればいいだけであり、「美容師が嫌い」ならもちろん美容師を辞めたほうがいいです

なぜならあなたが持っている不満は「ビジネスモデルの構造上」の問題なので、美容師をしている限りは解決しないからです。

こんな店は今すぐやめよう

不満の原因が「店が嫌い」であるケースをいくつか出してみます

15年も美容師やってれば「美容師やめようと思うんです」という相談はクソほどされた経験がありますので、これからあげる例でほぼ網羅できているかと。

・技術レベルが低い
・人間関係が悪い
・給料が安い

これらに当てはまる場合は美容師をではなく、今すぐその店をやめるべきです。

 

ちなみに「店に将来性がない」といってやめる人いますけど、あれは勘違いしてますね

美容師に将来性なんてありません。基本は現場でやり続ける仕事であり、今の状態がずっと続くかどうか?なのです

管理職なんて必要ないし、裏方とかもいりません。東京の有名サロンでもそんな店少ないし、その有名店も長い目で見れば経営破綻して終わってるわけですよ(AQUA、DIMENSIONなど)

これからは違う店も出てくるかもですが、それは特殊な例であり、一般例ではありません。特殊な例をベースにして考えてはいけません

夢がねー。って思うかもですが、現場仕事ってそんなもんですよ、それが嫌なら美容師のままではなく、経営者になりましょう。

技術レベルが低い

美容師の技術レベルというのは「基本低い」です。だから店単位で見ても低いことが多いもの

そして技術レベルが低いともれなく売上も上がりません。商品の半分が技術ですし、技術がないということは自信もないのでオーラや説得力、提案力などがなく、売れる要素がないのです

美容師の技術レベルは本人の努力と所属している店で決まります。多くの美容師は勘違いしていますが、本人の努力だけではたいして伸びません

だって教えてもらう技術や普段目にする技術がクソだったら、うまくなるわけがないじゃないですか(苦笑)

 

ここでさらに勘違いした美容師が「ならセミナーで腕を磨け!」とかバカタレなことを言いますが、セミナーなんて結局はイベントにすぎません

イベントで人間は成長しなくて人は「習慣」で成長します。普段から接しているもののほうが重要なのですよ

そもそもセミナーでやったことを一度で全て理解できるわけないでしょう。

 

技術レベルが低い店は美容師としてどうなんだって話ですし、売上があがらないので福利厚生面に回す金がありませんから待遇もブラックが基本です

いる意味ねー。さっさとやめましょう。

人間関係が悪い

人間関係のストレスというのはとんでもないものです。まあ言うまでもないけど。

美容師は残念な人が多いので「それ人としてどうなん?」って話はたくさん聞きましたが、そういうのはもう病気みたいなもんで改善されるもんではありません

ヤバイ奴からは距離をとるしかありません

そもそもの話として、まともなトップがやってる組織なら問題が起きないようにしているものです

仲が良い必要はないけど、仕事しにくいのはもうダメ美容室なので未来も得るものもありません。こういう場合も速攻でやめましょう。

給料が安い

美容師は給料安いですけど、基準値より安い場合もその店はやめたほうがいいでしょう

最低でもスタイリストで月収25万出ない店はダメですね。てゆうかそれでも年収300万なんでワープアなんだけど(苦笑)

まあ美容師の給料なんてそんなもんです、上がることもありません。雇われで年収400万以上ほしいなら美容師自体をやめるべきです

待遇の良いサロンも一部ありますし、都会のトップサロンならもっと狙える所もありますが、そういう店はそもそも少ないですからね

同じ金額を稼ぐなら美容師よりも他の業種に行ったほうが楽に稼げます

美容師が好きなら美容師で頑張ればいいけど、お金稼ぐなら稼ぎやすいところで勝負したほうがいいと思いますよ

お金はどうでもいい、美容師がしたいんだ!っていう人なんて、まあ珍しいですからね。このあたりの話は下記の記事でしてますんで読んでみてください

これに当てはまるなら「美容師を」やめよう

ここまで書いた事に当てはまるなら美容師ではなく、「今いる店を」やめてみましょう

店が嫌で美容師までやめてしまう人も見てきましたが、それは非常にもったいない。見るべきポイントを間違えてるのに一世一代の選択をしてしまうのは間違いです

しかし、美容師をやめようかな・・・と思ってる理由が下記に当てはまるなら「あなたは美容師を続ける意味がない」と言っていいです

・年収1000万以上ほしい
・美容師にパッションがもてない
・客と接するのがストレス
・将来が不安
・労働時間が長い
・体調的な問題

どうですか?当てはまってるなら速攻でやめましょう。続けてもマジで意味がないです

美容師として致命的に向いていないし、美容師というビジネスモデルの構造上の問題もあり、どうにかできることではないからです。

年収1000万以上ほしい

美容師の給料は平均すると240~300万くらいです。まあ400万くらいなら店の給与体系次第でなんとかなるかもですけど、これ以上ほしいなら雇われ美容師ではムリとはさっきも言ったとおりです

ではフリーランスで独立したり、開業した場合はどうか?この場合でも年収1000万円程度に着地します

【参考記事】

美容師で年収1000万を超えたい場合は「スタッフを雇用し、店の規模を大きくする」しかありません

しかしこれはもう美容師ではなく経営者です。

 

たまにSNSでイキった美容師が「は?俺は4桁超えてるし」とか言ってますが君は平均人ではないだろう。という話で、万人が君のように東京のど真ん中でモーレツに働きたいと思ってるのかい?と言いたい

「結果がほしいならそれに見合う行動をしろ!」というのは根性論です。それは確かにそうなんだけど、大半の人はそんなことしたくないんですよ

結果がほしいなら云々というのは仕事を頑張りたくない人の人権をないがしろにした発言なのです。努力しない自由もあるわけですからね

楽に生活できるならその方がいいに決まってるわけで、そういうニーズがあるのは認めないといけない。それを無視してモノをいうのはあまりにも資本主義的発言で、話がそこで終わっちゃいます

そんなこと言うなら、そもそもとしてもう雇用制度や社会保険、生活保護なんて制度いらねーじゃんと言う話です

なので平均的、一般論的には年収300万超えたければ美容師はやめるべきである。というのは至極真っ当な考え方で合理的なのです。

 

美容師で年収300万以上稼ぐ労力を他のことで使えば倍以上稼げます。僕は美容師から美容室経営者にクラスチェンジしましたが、同じ労力で年収は何倍にもなったわけです

しかし1人美容室の経営者では年収1000万が限界なので「1人美容室の経営者はやめたほうがいいな」となり、今に至るわけです

雇用すれば年収もふえますが雇用したくないし、そもそも美容師も美容室やりたくないんで(苦笑)

美容師にパッションがもてない

これは完全に性格の問題ですね。好きな料理と同じです、理由なんかないからたちが悪いんだけど。

しかし、やってておもしろくない、情熱が持てない、のめりこめない、燃えれないのであればそんな仕事を続ける意味があるんでしょうか?

これで給料が良いとか待遇面が良くQOLも仕事をのぞいて高いのであれば、続けるのもまあいいと思います

でも美容師は長時間労働で給料も低いためQOLも低くなりますから、じゃあ続ける意味なくね?って話です。

 

これは僕の考えなんですが、専門職はその仕事が圧倒的に好きか金が稼げるかのどちらかの要素が必要です

どちらもない専門職を続けるなんてまあムリではないでしょうか。客もかわいそうです。なんらかのやる気のない人にサービス提供されたくないでしょう

良いサービスとはなんらかのやる気から生まれるもので、パッションがない時点でその仕事で生き残ることは極めて難しくもあります

 

好きかどうか、情熱がもてるかどうかは抽象的な感覚なので、それがいつわかるかはわからないことではあります

最初は嫌いだったけど、やってるうちにこれしかないと思えるようになったとかいう話はいくらでもありますよね

逆に最初は好きだったけど、なんかもう今は全く興味が持てないということもあるわけで(僕はこれなんですけど)

なのでまあ、わかるまでやるしかないことでもあります。

 

僕は「いつでも好きなことを始めれる状態」というのが人生には必要であり、それが真の自由だと思っています

だからおもんなくなったらさっさとやめて、違うことしたほうが良いんですよ

仕事って生活があるからしがみつかないといけないんですけど、もうそれがおかしい。だから僕は資本主義が嫌いだし早く終われと思ってるんですけど。

でもそんな世界が来るのはAIがもっと進化してからなので、現状では「起業家になって稼ぎまくれる能力をつける」ことが自由を実現する唯一の方法だと思います

趣味なんかはいつでも辞めれるし新しいことを始めれますが、仕事でもそうしたい場合はビジネス学ぶしかありません。現代の教養だと思います。

客と接するのがストレス

これも先程と同じく性格の問題ですね、嫌なんだったら仕方ない。そしてさっさとやめましょう

ちなみに「接客がイヤ」みたいな話をすると「じゃあ一切人と関わらない仕事するしかないだろ。そんな非現実的なことあるか、お前が悪い仕事舐めんな」みたいな話をするバカがいますが、こんな事言うヤツのほうがアホです。飛躍しすぎ、超バカ

もしあなたが美容師として接客するのがイヤなのだとしたら「接客がイヤ」なのではありません。そうではなく「美容師として接客するのがイヤ」なのです

だから違う職業で違う人との関わり方をすれば、逆に楽しく感じる可能性だってあるわけです。

 

これは僕も実感としてあることで、僕の場合は「客と従業員」という関係性が嫌いなんですよね。しかし「先生と生徒」的な関係性だとストレスを感じません

だから僕の美容室はこういう接客ができる店にしています。うちの店は日本的な接客は一切しないし、基本説教しかしないんで(笑)

しかし美容師は「客と従業員」という関係性が基本の職業です

それにストレス感じるならやめましょう。最低でも僕のように美容師から美容室経営者にステップアップしないといけません

自分の店ならどう人と接するかは自由ですからね(最近流行りのフリーランスでもいいけど、まああれも経営者ですから同じです)

将来が不安

こんな給料がずっと続くのか・・・
病気になったら終わりだな・・・
40、50になっても美容師できるんだろうか・・・
この店に居続けても俺の人生は良くなるんだろうか・・・

などなどいろんな不安があるでしょう。僕も同じようなこと考えてましたね

しかしその不安は美容師を続ける限り消えることはないし、そして実際にリアルに起こるものでもあります

給料だって構造上そんなに多く貰える仕事ではないし、美容師なんて体壊したらできないし、40超えるとどこでも雇ってくれるわけではありません

(美容師の墓場と呼ばれる1000円カットは蜘蛛の糸ですね、美容師の生活保護みたいなもんかもしれません)

 

現代社会で不安を最小限にする方法は「圧倒的に稼ぐ」ことのみです

不安なんて基本はお金のことなんですよ、だから年収3000万以下である限りは不安なんてそこそこあるものです

美容師で年収3000万なんて100パー無理なんで、最低でも人を雇用する美容室経営者にクラスチェンジしないといけません

なので不安をなんとかしたいのならば、人を雇用する美容室経営者になるか、他のビジネスをしましょう

美容師のまんまでは一生不安は消えません、不安とのチキンレースをする人生です。

 

ちなみにさらに絶望する話をしますが、年収1000万くらいだと自分、もしくは家族になにかあったら生活がかなり厳しくなります

病気になったら病気の治療を含め、身辺整理やその他の面でマジで金かかります

家族も法律上の親族である限りは簡単に見捨てることもできませんし(過失致死で罰せられることもあります。見捨てれるなら痴呆症の介護でこんな世の中になってないんですよ)、そもそも普通以上の関係性だとなかなか見捨てるのも難しい

見捨てた時点で人としてどうかという話だし、そんなヤツに良い人生が訪れるとは思えません。マインドが腐ってるわけなんでどこかで痛い目をみるでしょう

そういう困難を解決してこそ「人間」ではないでしょうか?

 

だからお金が稼げないというのは人としてどうか?という話なのです

もしくは人権を主張するのであれば、お金を稼がなくても良い社会に国がしなくてはいけない。人権を主張し、罰則まで作るのであれば国はそこまでやれや。と僕は思います

まあしかし、現実は国には頼れませんから稼ぐしかないでしょう。

 

とはいえ、お金なんてそう簡単には稼げないんですけどね。だからこの世界は無理ゲーなんです(苦笑)

でも腐ってても仕方ないんですよ。年収1000万までって僕は誰でもいけると思うので、せめてそこまでいくことは勧めておきます。

労働時間が長い

美容師の労働時間は平均すると10時間くらいでしょうか。ちなみに僕もそれくらいです

最近では美容師も福利厚生が見直されていますが、それでも8時間くらいは労働時間があるでしょう

1日3~5時間くらいにしたい場合、美容師では構造上どうやっても無理です。なのでやめましょう(笑)

僕は1日5時間以上は仕事したくないです。てゆうかできれば平均2,3時間くらいにしたいし、起業してて成功してる人はだいたいそれぐらいです

仕事の時間を減らし、自身のスキルアップや人脈、新規ビジネスの開拓などに時間を使うべきなのです

資産家とは時間ももってるのですよ。貧乏暇なしとはよく言ったもの。

体調的な問題

僕がよく言っていたことでこんな言葉があります

「手荒れがひどいなら美容師は絶対にやめたほうが良い」です

たまに肩まで荒れる人とかいるんですが、そんなにまでなってやる必要はあるのかと思います。やっててツライに決まってるじゃないですか。

あと衛生的にもまずいですね。客の服や鞄を預かるし、荒れて体液がでている手で触るのは感染症のリスクだってありますから衛生的にもよくありません。

 

それ以外にも腰が悪いとか、個人個人に体の不調ってあるわけですが、体にも仕事に対して向き不向きがあるのです

向いてないことはやらないほうが良いんですよ。向いてなくてもやるのは美徳に日本はなりますが、それは非効率以外の何物でもありません

そして、そういうのはいつかふと「何やってんだろう・・・」となるものなんですよ

人間の情熱というのは長続きしないものです。情熱というエネルギーを頼りにビジネスをしてはいけません

体の不調というのはすべてを吹き飛ばすくらいのパワーがあります

健康は人間でもっとも重要な資本なのです。その健康を削ってやるのは間違いです。体質的にしんどいビジネスをやるなんて愚行としか言いようがありません

続くわけないんで速攻でやめましょう。

 

・年収1000万以上ほしい
・美容師にパッションがもてない
・客と接するのがストレス
・将来が不安
・労働時間が長い
・体調的な問題

もう一度言っておきますが、美容師をやめたい理由がこれらに該当する場合は美容師を続ける意味はありません

無理やり続けてもどこかのタイミングでさらに不満が溜まって爆発するか、物理的に続けれなくなるだけです

構造的な問題なんで美容師をやってる限りは常につきまといます。

意味を感じる人生を。

・やりたいことを仕事にしよう
・稼げることを仕事にしよう
・イヤじゃない仕事をしてプライベートを重視しよう

最近ではこのような仕事観がありますが、しかし僕はこのどれも考え方としてはあまりよろしくないと思っています

だってやりたい仕事なんか見つかるもんじゃないし、急にやる気がなくなったりもします

稼げる仕事はありますけど自分に合うかどうかは関係ありません。僕もサイトアフィリの量産とかやりましたけどストレスでした

イヤじゃない仕事もそうそう見つからないと思うし、だいたいは人間関係じゃないですか。嫌いなタイプの人が上司になったら終わるわけで。しかもお金がなかったらプライベート重視もクソもありません。

 

最初からやりたいことも、稼げることも、イヤじゃないことも仕事にするのは難しいのです

だから僕は「意味の感じる仕事」をするのが良いんじゃないかと思います。意味っていうのは人それぞれなんで抽象的にはなってしまいますけど。

例えばスキルが残るとか良いですね。僕はサイトアフィリもやってましたけど、そのおかげでサイト作るようになれました

将来性があるものも良いですね。個人メディアでの情報発信とかはそうだなって思います

最初は誰にも見られないし、客が集まってくるかもわかりません。しかし集客できるようになって魅力的な企画を作れるようになれば2,3000万くらいなら割とすぐに稼げます

しかも発信するテーマは自分が得意とする分野なわけなのでやってて楽しいわけです。店舗もいらないので店舗ビジネスのようなリスクもありません

これからメジャーになるジャンルのビジネスだし、リターンとしてはめちゃくちゃ大きいわけですよ。やる意味あるなって話です。

 

もちろん、やりたくて稼げて意味を感じることを仕事にするのが一番です

やりたい仕事だけど稼げないとか、稼げるけどやりたくないとか、意味は感じるけど稼げない、やりたくないだと続きません

しかし最初から全部を満たすのはまあ無理ゲーです。なので最初は「意味を感じる」を重視してみてはいかがでしょうか

これらすべてを満たしているかどうかが、人生の成功の基準だと思いますね。いっちゃあ悪いんだけど、美容師では人生の成功は美容師が好きじゃない限り、得られないと僕は思います

まあ成功の定義なんて人それぞれ決めることなんだけど。でも押しつけるならそうです。

 

今回の話に関連して、僕が美容師をやめたくなった話も参考になるかと思いますのでぜひどうぞ

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齋藤慶太

齋藤慶太

27歳で美容室で起業し、年収200万から1000万へ。しかし美容師がおもんない&自分の思っていた人生ではないと感じ、情報発信で起業し直すことに。美容室経営、情報発信ビジネス、メディア構築など、「個人で稼ぐ」ためのスキルやマインドセットを発信しています。

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齋藤慶太

齋藤慶太

27歳で美容室で起業し、年収200万から1000万へ。しかし美容師がおもんない&自分の思っていた人生ではないと感じ、情報発信で起業し直すことに。美容室経営・情報発信ビジネス・メディア構築など「個人で稼ぐ」ためのスキルやマインドセットを発信しています。

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