ディアーズ北原さんの例から学ぶ、これからのビジネスに求められる「場の提供」とは?

美容師・美容室経営

こんにちは、齋藤です(プロフィールはこちら)

ここ3年くらいで美容業界もずいぶんと変わりました

以前はどこかの美容室に雇われるという形が多く、サラリーマン的雇用方法で安月給がデフォでしたがフリーランス契約、シェアサロンなど雇用形態が変わったり、

マーケテイングをゴリゴリに学んだ人や大手企業(価格ドットコム)が入ってきたりして、高待遇の美容室やこれまでとは違った働き方を提案する組織が増えてきています。

 

こういった美容室は一部でまだ多くの美容室は旧世代型ですが、これからはドンドン淘汰されて入れ替わっていくでしょう

こういう動きは僕が今いる美容業界だけではなく、世界的な動きです

いわば新時代のビジネスですね。(働き方とも言えるかな)

 

新時代のビジネスに共通してることは、圧倒的自分らしさ(その会社らしさ)を打ち出すとかコミュニティ化できているとか、いくつかの要素がありますが、今回は「場を提供している」という部分に触れていきます

よく「独自性」とか「コミュニティ化できているか?」などが今のビジネスでは重要だ。と言われ、そしてそれはまったく間違いではありませんが、独自性とかコミュニティよりもっと前の段階として「場を用意できているか?」というのがあります

場を用意できていれば独自性もコミュニティ化もできるものなのです。

 

場が用意できていないのに独自性があっても、それはただのおもしろい物であり、場が用意できていないのにコミュニティ化しても、ただ人が集まってるだけです

これから必要とされるビジネスは「場の提供」が出来ているビジネスです

場の提供ができなければ大手企業のチェーン店のような消耗品ビジネスになり、それは資本の少ない個人がやるビジネスではありません。

 

ブロガーでもアフィリエイトでもリアルビジネスでもなんでも「場の提供」ができているか?で未来の明るさが変わってきます

起業する場合に限らず就職する場合も「場の提供」ができている所に入れば、ハッピーになれる確率は高くなるでしょう

現状に行き詰まり感を感じてる人は今日の話をぜひ読んで欲しいですね

というわけで「場の提供」について、ケーススタディを交えながら話していきます。

「場の提供」ができているビジネスはどうなるか?

場の提供ができているビジネスはどうなるか?それを解説するのにぜひ例にとりあげたい美容室があります

ディアーズという美容室、そして経営者の北原さんという方です

もう結構有名な方なので知ってる人もいるかもですが、美容師を辞めてサイトアフィリエイターになり、2015年くらいに美容室経営に乗り出したという経歴の方。

 

実は北原さんはこのブログで紹介している次世代起業家セミナーのその0セミナーで成功者したコンサル生として登壇したこともあり、加藤さんの元教え子だったりします

僕が北原さんを知ったのは、まだアフィリエイターの時だったので2014年とかでしょうか。

サイトアフィリエイターとしても結構な結果を残しておられた方で、その時培った能力を美容室経営に持ち込んで成功されました。

 

このディアーズのビジネスモデルがすごくて、3年で全国に直営店とフランチャイズを含め2019年5月現在で80店舗以上に成長したのです

ビジネスモデルの形は、自社でも美容室を経営しつつ、フランチャイズで美容室経営を代行する経営代行会社で、客単価1万5千円、リピート率90%以上、パートでも年収400万、6時頃には営業終了、営業時間も短く休日も多いという高待遇サロンです。

 

そりゃあこんな美容室であれば、客もスタッフも溢れて3年で全国80店舗以上にもなるわけですよ

場の提供ができているとこうなることができます

僕は現在、誰かに起業相談されたら「ディアーズにフランチャイズで参加したほうがいい」と言ってます(笑)

場の提供とはなにか?

ディアーズグループ率いる北原さんのすごいところは3年で80店舗以上とか、加入したサロンは売上30万から2店舗3店舗目を出すまでになった。などが話題に上がりますが、僕は本質はそこではないと思います

ビジネスモデルの展開の速さや内容ではなく「場の提供」がしっかりと行われている所で、3年で80店舗以上にもなるのは「美容師にとって最高の人生を探す場所を提供している」からです。

 

このツイートを見て思いましたが、美容師に集客とか経営とか売上とか余計なこと考えずに、最高の人生を探すことに集中できる環境を用意していると感じます。

 

美容師の従来の働き方では、人生に余白なんて生まれないんですよ

それはイコール、最高の人生なんて探せない。だから美容師をやめてしまう人が多いわけです

それでは美容師=人生みたいな没頭できる一部の人しか残りません。あとは惰性でダラダラやる人ですね(まあいずれ辞め時がくるが)

今の時代、モノや情報は溢れまくってます。そんな中で必要とされるビジネスは、場を提供するビジネスや場で活躍するモノなのです。

MSPと場の提供

これからビジネスを初める場合、どんな場を提供するか?は非常に重要です

ブロガーなどの情報発信もリアルビジネスも重要なのは「どんな場を用意するか?」

コンセプトとか独自性とか色々言われますが、それらは自分がどんな場を提供するか?を決めれば勝手に決まります

コンセプトとか独自性とかは表面の表現の部分であって、本質をわからずに表面的な部分に問わられるからイケてないビジネスになるわけですよ。

 

「場を提供する」と言うと抽象的な表現ですが、このブログの言葉でいうと「どんな理想世界に向かうか?」です

他の言葉で言うと、何を追求するか?どう生きたいか?どうなってほしいか?どんな自分でいたいか?とかでしょうか。

 

このブログを以前から読んでくれている方は気づいたかもしれませんが、場の提供とは要はMSP(Me Selling Proposition)のことです

そう、結局はMSPに行き着くのです。ビジネスの強さや質はMSPで決まってしまいます

MSP?なにそれ?な人はこちらを読んでみてください

・コンセプトの作り方を間違うな!「理想世界とフィルター」で強いコンセプトを作る方法
・ブログアフィリエイトの収入が2倍以上にアップする「理想世界の提示」とは?

 

このMSPという概念は木坂健宣さんという方が2013年に開催したSTAY GOLDというセミナーで解説されたもの。

学べば学ぶほど、ホントによくできた概念だなと思います

ビジネスをやるなら絶対に学んでほしいセミナーだけどもう買えないという・・・(木坂さんのセミナーは再販がない、理由は多分めんどくさいから。笑)

和佐さんと木坂さんが以前やっていた和佐木坂ラジオで、MSPについては度々触れられていますのでラジオも聞いてみてください

例えばこれとか

場の提供あれこれ

ビジネスの話になるとよく例に出されるAppleは、どんなMSPや場を提供しているか?

ちょっと僕なりの解釈を紹介しましょう

僕が感じるAppleが提供する場、MSPは「ガジェットを使って人生をクールにしよう」です。iPhoneは「クールな人生に便利なアイテム」という立ち位置

今は知らないけど以前のCMではそれが全面に出ていたと感じてます

若者が次々に色んなシーンで出てきて日常をiPhoneで撮影したり音楽聞いたり。iPhoneってクールでしょ?とでもいいたげなCMでした。

 

Appleしかり、人が集まるビジネスができている所はやはり、場の提供やMSPがあります

人気ブロガーもそうだし、美容室もそう。場の提供、MSPがなければ始まらない戦えないのです

MSPを打ち出し、そのMSPを支える場を提供するのは、これからのビジネスでは欠かせない要素です。

場の提供=コミュニティ化?

そして「場の提供」とは会員制ビジネスなどのことではありません

場の提供ができていればいいんだ!と、なんかのコンセプトでオンラインサロンなんかしてもスベることでしょう

オンラインサロンをやれば場の提供ができている、コミュニティができるというの大間違いなのです。

 

ただ人が集まっているのと、コミュニティになっているのはまったく違います。MSPや提供される場に共感してなければコミュニティとは呼びません

ヴィトンのカバンをただ持ってる人とヴィトンが好きで持ってる人は違うのです

前者はリピートしてくれる確率は低いが、後者は出せば買うのです

成功しているビジネスやブランドは、MSPをしっかり打ち出して(場の提供)コミュニティ化を行ってるのでぜひ観察してみましょう。

まとめ

今日の話はマインドセットや成功するビジネスの見えない部分を話したので、抽象的で実感が湧きにくいかもしれませんがかなり重要なことです

情報発信でもリアルビジネスでも勢いのあるところは場の提供がされていて、そしてそれをうまく広めています

今回、例に挙げさせていただいたディアーズの北原さんはその典型例でしょう。

 

MSPや場の提供を作ったり広めたりは、ビジネス知識と良いマインドセットがなければできません

このブログでは常にメッセージとして言ってますが、学びまくって自分の人生を自由にコントロールできる力を身につけましょう

その最初の一歩はこのブログで紹介している次世代起業家セミナーがオススメです。

 

ちなみに北原さんはセミナーその0で成功したコンサル生として30分ほど登壇されますので、ぜひ見てみてください

次世代起業家セミナーには北原さん以外にも年商億クラスの方が数人います

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齋藤慶太

齋藤慶太

27歳で美容室で起業し、年収200万から1000万へ。しかし美容師がおもんない&自分の思っていた人生ではないと感じ、情報発信で起業し直すことに。美容室経営、情報発信ビジネス、メディア構築など、「個人で稼ぐ」ためのスキルやマインドセットを発信しています。

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齋藤慶太

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27歳で美容室で起業し、年収200万から1000万へ。しかし美容師がおもんない&自分の思っていた人生ではないと感じ、情報発信で起業し直すことに。美容室経営・情報発信ビジネス・メディア構築など「個人で稼ぐ」ためのスキルやマインドセットを発信しています。

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