こんにちは、齋藤です(プロフィールはこちら)
さて、今日はちょっとマッチョな内容を書いていきたいと思います。「仮説の重要性と立て方」です
僕は美容師をやっていますが、美容師って人になにかを教える機会が多いんですね
後輩に技術や人との接し方、仕事の回し方、他の経営者にあってアドバイスを求められたりで色々教えます
その時、しょっちゅう「それじゃ絶対挫折するか、1年でできることが10年かかるよ・・・」と思ってしまいます。
人にアドバイスを求めると言うことはなにか問題があり、それを解決したいわけですが、ほとんどの人が「絶対この人このままだろうな・・・」という状態なのです
それはなぜか?目標設定と仮説がないからです
何事も目標設定と仮説を立てることは非常に重要です。多くの人は仮説を立てないので問題が解決できないのです
例えば僕は美容室経営者と話すことが多いですが、上手くいってない店は目標も仮説もありません
願望があるだけです。
「売上これぐらい欲しいから客単価あげないとなあ・・・」「売上これぐらい欲しいから新規客これぐらい来てほしいなあ・・・」
こんなもんは目標とも仮説とも呼びません。もはや妄想なのです
経営で妄想して上手くいくはずがありません。
経営だけでなく「副業でおこずかいほしいなあ・・・」レベルでも目標&仮説はもちろん必要です
月10万円給料以外で収入があると良いなあ・・・ではいけません
もちろん、最初は妄想から始まるものです。しかし妄想の次に目標と仮説がないとダメです
妄想を仮説に進めず、妄想のままで終わらすから成果が出ず挫折して、終了~!おつかれちゃーん!となるわけですね。
ゴール(目標)を決めて、道中の歩き方(仮説)を決めて向かうから到達できるわけです
やみくもに歩きだしても途中で疲れて帰るでしょう
帰れるならまだしも、知らないうちに山に迷い込んだら終わりですよ
現実で言うと挫折、倒産というやつですが、こうならないように仮説力をしっかり磨きましょう。
仮説とはなにか?
仮説の重要性がわかった所で「仮説とはそもそもなんなんだ?」という話からいきましょう
これもついでに覚えておいて欲しいのですが、自分なりの言葉の定義はしっかりしておきましょう
定義がないということはものさしがない状態です。定義がないふんわりした状態では実際の行動に移せません
妄想の始まりです(苦笑)
僕が定義する仮説には「数字を扱う仮説」と「大枠を扱う仮説」の2種類あります
「数字を扱う仮説」は例えば年収◯円、リピート率や利益◯%など、数字がほしい時に使います
数字というのは結果なので、結果が出たのかどうか?は基本的に数字で判断します。
「大枠を扱う仮説」というのはちょっとわかりにくいですが、
・「こうなるのではないか」などの状態
・「こうしていけばよさそうだ」などの行動
の仮説だと思って下さい。状態or行動の仮説
「数字と大枠」の仮説、この2つをまとめたものが、僕が言う「仮説」となります。
例えば年収1億円になりたいなあ・・・と思った場合
年収1億円になりたいなあ・・・この段階では妄想です。年収1億円になるためには、今の仕事を辞めて起業するしかないんじゃないか?この段階が行動の仮説
年収1億円になるためには仕事をやめて起業してこんな商品で単価、集客、をそれぞれ◯%の数字を達成すればいけるんじゃないか?この段階が数字の仮説
よし!さっそく実行していこう!この段階が実行。
ものすごくパッパラパーな感じがしますが簡単に説明したので、こんなもんだと思って下さい(笑)
大筋を掴んでもらえれば十分です
妄想→大枠の仮説→数字の仮説→実行→修正→以下ループ
これが目標にたどり着く方法です。
仮説のスタートは目標設定から
仮説を立てる時のスタートがまず「どういう状態になったら良いのか?」というゴールの設定からです。
ゴールがなければ仮説もクソもありません
ここで重要なのが「具体性」です
よくあるゴールとして「年収(副収入)が◯◯円になったら」などがありますが、これでは妄想なのでダメなのです
かならず「妄想の後に具体性」をくっつけましょう。
例として美容室で説明してみます。美容室でよくあるのが「2店舗目を出したい」という目標
しかし多くの美容室経営者がこの妄想の状態で止まっています。だからいつまで経っても2店舗目が出せないんですね
2店舗目が出せる経営者はこう考えます
「2店舗目をだしたい。それには毎月残る利益が◯円必要だからそのためには新規客が◯人、リピート率が◯%、客単価が◯円必要だな。それを達成するためにスタッフが◯人ぐらい必要でこんなマニュアルもいるだろう。早速取り掛かるか・・・」
このように妄想の後に必ず具体的な仮説があるのです
もちろん、具体的な仮説を立てるためにはビジネスの知識が必要です。仮説が間違ってたら求める結果も出ません
成功しない人は目標設定が間違っている、もしくは目標設定ができないのです。
構成要素を見出し要素にわける
目標設定ができたら次は方法論を考えなければいけません
ここで「構成要素を見つけて要素にわける」ということをします
具体的なステップはこうです
1:構成要素を見出す(分解する)
2:素材入手(本、DVD、セミナーなど)
3:模倣&練習(書く、話すなど)
出典:次世代起業家セミナー「その0」より
わかりやすく説明するために「売上を上げる美容師」になりたい場合を例としましょう
僕がアシスタントの時、実際にやった例です
まず「売上を上げる美容師」を構成している要素を見出します
「売上を上げる美容師」の構成要素
1:完璧な技術
2:双方向コミュニケーション
3:プレゼンスキル
次にそれぞれの要素を身につける為の素材を入手します
構成要素を身につけるために必要な素材
1:完璧な技術→美容師のセミナー、本、DVD
2:双方向コミュニケーション→売上を上げる先輩を観察、哲学を学ぶ
3:プレゼンスキル→売上を上げる先輩を観察、セミナー、よいサービスを受けに行く
最後に模倣&練習です
仮説を証明するための行動
1:完璧な技術→営業後、休みの日に練習
2:双方向コミュニケーション→毎日の営業で練習
3:プレゼンスキル→毎日の営業で練習、店販商品の売れた数で結果検証
1:構成要素を見出す(分解する)
2:素材入手(本、DVD、セミナーなど)
3:模倣&練習(書く、話すなど)
これが正しく行われていれば、自ずと結果はついてきます
結果がでなければどこかが間違ってるので再検証です。
仮説の正体
「目標設定→方法論→構成要素を見出す→実行」この流れが仮説の正体です
文章にすると難しそうですが実際はそうでもなく、むしろなに当たり前のこと言ってんだレベルです
難しいのは数字の仮説くらいじゃないでしょうか?
例えばブログで収益化する時の数字の話をします
僕はこのような流れと数字の予測を立てました
「そもそも、こんな数字の出し方がわからない」と言われますが、それはビジネスの知識がないからです
ビジネスの知識がないのに自分の金でビジネスやってるって、そーとー怖い状況なわけですが多くの人がこんな状況です
確かにやりながら覚えていくこともありますが、ビジネスの基礎知識はやりながら覚えるものではありません
最初に覚えておくものです。最初に覚えて、やりながら実感していくものなのです。
ビジネスを教える場がない。というのは日本の致命的な弱点だと僕は思いますが、逆に言えば知れば1人勝ちできるということでもあります
ビジネスで成功してる人が口をそろえて言うことで「ちょっと勉強するだけで楽勝で勝てる。みんなはなんで勉強しないんだろうね?」というのがあります
まあどこで習えるのかがわからないだと思うのですが、そんなものはネット使えばいくらでも出るわけですよ
僕も次世代起業家セミナーを見つけましたしね。ビジネス学びたいんだったら鉄板のセミナーです
今日の記事の内容は全部、次世代起業家セミナーからパクったものです(笑)
ビジネスの知識をちゃんと知っておきたいのであれば、コチラから無料で受講できますので、興味あればぜひ参加してみてください
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