「昔の自分を客にしろ」は間違い!ブログにオリジナリティを出す極意

メディア作成

こんにちは、齋藤です(プロフィールはこちら)

今日はコンセプトの話と、ブログにオリジナリティを出して魅力的な記事を書く方法を話していこうと思います。

コンセプトがないとソンビになって最後は腐り朽ちる

僕は美容室経営者にブログのやり方を教えたことがあるのですが、その時によく聞くことでこんなものがありました

「ブログのコンセプトが思い浮かびません」
「出来ましたがありきたりのブログになりました」
「記事が書けません!」
「書いたんですが自分で読んでもおもしろくない!」

というものです

で、実際に見てみるとホントにつまんないブログなんですよ(苦笑)

ブログのコンセプトは美容室のコンセプトそのまんまでいいわけだし「記事が書けない」って言うけど、美容師だったらいくらでも書けるだろって感じなんですが・・・。

こーいう場合って美容室自体もありきたりで、コンセプトがないことがほとんどです

そりゃ経営厳しくもなります。

 

コンセプトもないのに、なんで美容室やりたかったんだろう?って思いますが、コンセプトがない場合って経営者自身も別に美容室やりたいわけじゃないんですよね

「なんとなく開業」というやつです。これってすごいタチ悪い

コンセプトとは目的とも言いかえれるもので、何かを始めるにあたってはスタート&ゴールとも言えるものです。ここが抜け落ちているのに何かをはじめた所で、結果なんぞ出るわけはありません

コンセプトとはそれほど重要なのです。

 

最近は「無気力な若者」とか「ニート」とか「なんとか系男子」とか「消費しない若者達」とか「何していいかわからない」とか「若いやつは仕事すぐ辞める」とか色々言われていますが、なんでこんなことになるかというと簡単です

人生にコンセプトがないからです

コンセプトがないと当たり前ですが覇気も熱量もでませんし、そもそも何がしたいのかもわかりません。そんな状態で何かを主張しても(そもそも出来ないと思いますが)大衆的なありきたりなことしか言えなくなります

オリジナリティなんて出るわけもありません、ただ存在しているだけです。これをビジネスやブログに当てはめてみて下さい、おもしろそうですか?

だから主張できないって致命的なんです。コンセプトがないと主張がないわけですから「それがなにか?」も他人から見たらわかりません

「ただ存在しているもの」なだけで客が選ぶわけないのです。読まれないブログも売れない美容室も構造は同じなのです。

 

コンセプトなきものはゾンビのようなもので、腐り朽ちるまでただ単に存在しているしかない。ということになっちゃいます

ビジネスやブログで腐り朽ちるとは挫折or経営破綻を意味します

コンセプトについては語っても語り尽くせないので別記事でも書いていますのでぜひ一読を。

「昔の自分」を客にするな

魅力的なブログにするためにはコンセプトがなければいけません

コンセプトを作る時の処方箋としてよく言われるのが、「昔の自分を客にしろ」という言葉があります

すでになんらかのビジネスやってる人なら、一度は聞いたことあるでしょう

ブログに当てはめるなら「昔の自分が読んでファンになるブログ」を作れ!ということです。

 

しかしこれではちょっとわかりくいし、この通りにするとものすごいつまんないものやありきたりなものになるので、僕はやめたほうがいいと思ってます

「昔の自分を客にする」という視点だとノウハウ提供っぽくなってしまうんですよね

僕は昔サラリーマンで辛かったです、会社辞めたくてネットビジネスはじめました、この方法はこうでしたダラダラ~・・・・みたいな過去の経歴、事実の羅列、ノウハウの紹介をただ書いているだけという感じになりがちです

これでは記事ネタもすぐになくなるし、なによりおもしろくありません

極めつけに人間の悩みや興味なんてそう変わりません。「昔の自分」と同じ状況の人なんていっぱいいるのです。

 

「昔の自分」を客にした文章なんて、ありきたりもいいところなのです

オリジナリティなんて出るはずもありません。オリジナリティがない=おもしろくないものです

おもしろくなければ他人のブログなんて読みません。ゾンビを見ていたい人なんているのでしょうか?「あぁ~あぁ~・・・」言うてるだけですよ(苦笑)

要素を使おう。

昔の自分を客にしないのであれば、どういった視点を持てばいいのでしょうか?

僕は「自分が持っている(もっていた)要素を使う」という視点を持て!と言っています

要素という言葉がわかりにくければ自分が好きな物や事、実績があるもの、得意なこと、詳しいもの、思想、経験したこと、などと言い替えてもかまいません

具体例として、僕が持ってる要素を適当にぱぱっと書いてみます

・美容室経営者
・美容師がおもんない
・金と時間が欲しい
・自由=いつでも何かを始めれる状態だと思っている
・情報発信で起業しなおしたくてめっちゃ勉強した
・アフィリエイト、投資、転売などの副業にチャレンジし、一定の結果を出した(けどやめた)
・丁寧な文章よりひねくれた文章が好き
・分かりやすい文章より難解な文章が好き
・漫画が好き
・バイクが好き

考えればいくらでもでていますが、とりあえずこのくらい出してみました。くだらないモノでもとりあえず出すのが重要です。

さて、この要素を組み合わせて文章を書くとどうなるでしょう?いわゆる「人となり」が出てきます

人はストーリーや人となりには興味を持つものなので、親しい価値観の人達に響く文章となります

要素に応じたネタも出てくるので、それを抽象化すれば記事にするネタも尽きません。「人となり、エンタメ、役に立つ」この3つを満たせば読まれる文章になってくるわけです。

目指すべきは「あの人っぽさ」

「昔の自分を客にする」と「自分がもっている要素を使う」

これは一見すると非常に似ているのですが、意識するだけで違いが出ます。おもしろい、興味深い文章やコンテンツってその人っぽさがあるものです

「自分の思い」や「昔の自分にむけたもの」ではその人っぽさってでません。「自分がもっている要素を表現する」ことでその人っぽさがでるのです

「あ!この文章書いたの絶対あの人だ」「◯◯さんの文章(コンテンツ)はおもしろい」と言われたければ自分の持つ要素をかけ合わせてみて下さい

一見、組み合わせれないでしょって要素を組み合わせれるようになると面白さがまします。これを「抽象度を上げる」といいますが抽象度のコントロールが自由自在になればなるほど、コンテンツに切れ味がついてきます。

組み合わせのマジックで1,5流を目指す

「あなたがもっている要素を組み合わせて下さい」と言うと必ず言われることがあります

それは「私には大した要素が見当たりません。ありきたりの要素を組み合わせた所でおもしろいものになるんでしょうか?」というものです

例えば「掃除」と「主婦」だとありきたりなのでおもしろくないのではないか?それなら「主婦」と「レースクイーン」の方が興味を引くのではないか?

確かに「掃除」と「主婦」より「主婦」と「レースクイーン」の方が、出来上がるものは興味を引きそうです

実際にテレビとかにちょっろっと出てきそうですよね。少し前から美魔女とか言う言葉もありますし。

 

しかしこれは間違いです

決しておもしろい要素を組み合わせる必要はなくて、組み合わせるのはありきたりの要素でも構いません。組み上がった結果のおもしろさと要素のおもしろさは=ではないのです

では、組み上がったものの面白さを決めるものはなにか?

それは、1.5流まで磨かれた要素であるか?ということです。普通ではダメで1.5流まで極めているか?が重要なのです

例えば先ほどの主婦の例でいうと「普通の主婦」と「普通の掃除」では、要素の組み合わせも仕上がりもありきたりで面白くありません

しかし「1.5流の主婦」と「1.5流の掃除」であればどうでしょう?

テレビや雑誌にでてきそうですし、あるいはブログなどやっていたら読んでみたくはなりませんか?

普通の人よりこだわっている、好きである要素を組み合わせると普通でないもの、おもしろいものになります。

 

「ちょっと好き」くらいではダメです

僕は漫画が好きなのですが、僕と同じレベルで漫画を話せる人に会ったことはあまりまりません

「あ、俺も好きだよ」っていう人に「なにが好き?」って聞くとワンピースとか言います(笑)

あんな国民的漫画、好きで当たり前なのです。もはや言う必要がない暗黙の了解です

そんな人にAKIRAや寄生獣の話を振っても、読んだことがないと言われます

僕からすると漫画が好きなのであれば、AKIRAや寄生獣は初歩の初歩なので読んでいて欲しいところ。

 

1,5流って言うとハードル高く感じるかも知れませんが、そんな事はありません

めっちゃ好きレベルであればすでに1.5流である可能性は非常に高いし、これから始める分野だとしてもでも半年~1年あれば到達可能です

1流は到達するのがかなり難しいのでそこまで目指す必要はありません(もちろん、1流であるにこしたことはありませんが)

1,5流であれば十分におもしろいものになります。

「要素」を見ながら生きろ!

「要素を組み合わせる」という考え方は非常に使えると僕は思っていますので、ぜひあなたも日常に取り入れてください

この世界にあるものは全て要素に分解できるので、この視点で生きると色んな発見があって面白いですよ

ちなみに要素も組み合わせも1流の場合、歴史に残ったりもします。例えば「太陽の塔」とかですね

僕は今、工事であたらしく生まれ変わっている太陽の塔を楽しみにしています(太陽の塔は2万円する精巧なフィギュアまで出るほどなんですよ。しかもなぜかロボットに変形する遊び心まで・・・買おうとしたら嫁にいらないと言われました)

太陽の塔の要素を適当に出してみると「大阪、ミュージアム、岡本太郎、昭和、国際博覧会、建物、芸術、行方不明、哲学、摩訶不思議」などが思い浮かびます

もし太陽の塔ではなく、大阪、国際博覧会、建物、芸術というありきたりな要素の建造物が立っていたとしたらもはや残ってはいないでしょう

まあ偉業をなしとげたい人ばかりではないでしょうけど、やはり人の記憶に残る存在にならなければビジネスはもちろん、注目を集めることすら出来ないと思います

人生のステージを上げるためには欠かせない考え方だと思うので、ぜひ日常に取り入れてみて下さい。すくなくとも「ブログになに書いていいかわからない」ってことはなくなると思いますよ。

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齋藤慶太

齋藤慶太

27歳で美容室で起業し、年収200万から1000万へ。しかし美容師がおもんない&自分の思っていた人生ではないと感じ、情報発信で起業し直すことに。美容室経営、情報発信ビジネス、メディア構築など、「個人で稼ぐ」ためのスキルやマインドセットを発信しています。

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齋藤慶太

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27歳で美容室で起業し、年収200万から1000万へ。しかし美容師がおもんない&自分の思っていた人生ではないと感じ、情報発信で起業し直すことに。美容室経営・情報発信ビジネス・メディア構築など「個人で稼ぐ」ためのスキルやマインドセットを発信しています。

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