こんにちは、齋藤です(プロフィールはこちら)
今日は「最速で成功する方法」という、非常に胡散臭いテーマです
よくある自己啓発的な字面で、こう見ると胡散臭さ100%しかし誰もが知りたいことでもあります
こういった話はいたるところで見聞きしますし、美容師時代も先輩などからこのような話をバックボーンとした説教を幾度となく喰らったものです
起業し、外に学びに行きだしてからもこの手の話はよく聞きました。
大なり小なり成功体験がある人は自己啓発的に「最速で成功する方法」的なるものを語ります
しかし語られることは当たり前のことばかり、当たり前過ぎてもはや綺麗ごと
当たり前のことを当たり前にするのが難しいとよく言われますが、そしてそれは実際に僕もそうだと思いますが「当たり前の事をやれ!」という人達に限って、たいして成功していないというのは一体どういうことなのでしょうか。
美容師時代の先輩なんてだいたい成功していない人でしたし、僕はよく先輩にガチギレされるタイプの美容師でしたが、スタイリスト(髪切れる人)には業界平均3~5年の所、1年半でなりました
ある種、最速で成功したわけですが一方、僕にガチ切れして「最速で成功する方法」を語っていた先輩たちは、その時点で5年ほど美容師をしており未だにアシスタントでした
僕は当たり前のことを当たり前にしてはいませんでしたが、彼らより結果を出したのです
この差は一体なんなのか?と。
起業する、副業する、ネットビジネスで成功する、せどりで成功する、就職で成功する、テストで良い点を取る、彼女を作る
などなど成功したい場面というのは山程あるわけです
僕自身、長らく「最速で成功する方法」なるものを思い返すことがありませんでしたが、今こうしてブログアフィリエイトで成功しようとしているので、ふと思い出してしまいました
世間や彼らが言う「最速で成功する方法」は人生哲学や成功哲学のようなもので、ものすごく深くマッチョで堅牢なバックボーンの上に成り立つものです
いわゆるマインドセットというものであって、語っても語り尽くせないもの。最速で成功する方法どころではなく、人間力とは?よく生きるとは?みたいな話なのです。
そんな深い話を「最速で成功する方法」という体で振り回す時点でアホであり、そらー彼らは最速で成功できないのは当たり前なのです
堅牢なバックボーンもないくせに人生哲学を語り、そのペラペラで具体性がないままの人生哲学を背骨に行動してるわけですから。
僕がやったのは彼らのようにペラペラな人生哲学を背景に行動したのではなく、効率よく自分が望む結果を出す方法を見つけてやっただけのこと
要は人生哲学なんてたいそれたものではなく、ただのノウハウなのです。
最速で成功する方法とは人生哲学とは違い、その字面の通りライトでキッチュで具体的なものです
人間力を磨けば成功するというのは正しいですが、そんな簡単に磨けるものでもないし、磨いてる間成功せずに耐えられるのか?というと、毎日金と女に溺れたい僕らにはなかなか難しいことだなあ・・・と思うわけです。
人間力がないまま大きな成功!というのは難しいし、したとしても変な方向に行って破産みたいな事になると思いますが、ライトな成功は可能です
なんせ最速で成功する方法とはライトでキッチュなのですから。
ライトな成功を繰り返して人間力を磨けばいいじゃない、というのが僕の主張です。成功すれば人間力も磨かれますしね。
てゆうか人間力なんて人生をかけて磨いていくものだし、そもそも目に見える形なんかないわけで。
僕が言う最速で成功する方法とは料理のレシピみたいなもので、とりあえず同じようにやればある程度の結果は出るというものです
てゆうか最速で成功する方法なんてそんなもんだと思うんですよね
人生哲学や成功哲学、人間力を磨く、なんてのは最速では決してない(苦笑)
数学の問題の解き方とかサッカーのドリブルの仕方とかと同じライト加減で、最速で成功する方法と呼ぶのすらおこがましいくらいです。
「なんだ、そんなことか。」というものですが、意外とこれができない人が多い
今日はそんな「最速で成功する方法」について書いていきたいと思います。
正しい目標設定
何を当たり前な。とツッコミが入りそうですが、成功するためには正しく目標設定し正しく実行しななければいけません
これが思いのほかできないもので「当たり前のこと言ってんじゃねえ」と思う場合、だいたいできていません
「最速で成功したい」とは「最速で達成したい目標がある」ということなので、まずは目標を正しく設定する必要があります
目標ですから具体的でなければいけない
例えば月収をあと20万ふやしたいとか、美容師だった僕であれば2年で髪を切れる人になりたいなどなど。
しかし成功できない人の目標設定は「もう少し生活楽にならないかなぁ~・・・」「早く髪の毛切れるようになりたいなぁ~・・・」という、もはや妄想レベルでふんわりしていたり、
「今年中に年収1000万になるぜ!」「半年で髪の毛切れるようになってカリスマ美容師だぜ!」などという、現実的に無理っぽくかつバカっぽい目標にしてしまうのです。
目標を達成するためには地に足ついた目標を立てる必要があるんだ。的な、精神論ぽい話になりそうな雰囲気ですが、そうではありません
目標設定が具体的でないと、目標を達成するための方法論が決めれないわけですよ
上手くいかない人はそもそも目標設定がズレている。まず、これを理解しておいてください。
正しい方法論を探す
目標設定ができたのなら、次はそれを達成する手段や方法を見つけねばなりません
ここでほとんどの人が脱落します
方法を探さず、もしくはチョロっと探して「とりあえず頑張ればいいんだろ」的なところまでしかいかないからです。
月収20万上げたい!とするならば、グーグルで副業などで検索し、どうやらブログでアフィリエイトすれば稼げるらしいと。
じゃあやってみるか!で終わり。というのが良くあるパターン。2年で髪の毛を切れる美容師になりたい!のであれば「とりあえず毎日練習して頑張ればいい!」で終わり
どちらも途中で「あ~結果でねえ~いつになったらでるんだろう・・・」となり、挫折してオツカレチャーン!になるわけです。
これでは方法を探したとは言わず、目標を決めて決意表明したにすぎません
そら挫折して当たり前だろうと。頑張るのは「達成するための方法」を見つけたあとです
頑張りながら達成するための方法を考えてはいけません。
方法論の研究
方法を見つけるくらいで終わっては目標を達成することは無理、もしくは時間がかかります(根性がある場合)
実際にその目標を達成している人、もしくは達成できるようになるモノを見つけ、それを方法論と言えるレベルまで分析し、アクションプランにまで持っていかなければいけません
アクションプランにするステップは3段階あり、
1:構成要素を見出す
2:素材入手(できている人、セミナー、DVD、本など)
3:真似&練習
ここまでおこなって初めて具体的な行動に移すことができます
ここが明確でないから手当たり次第に結果が出そうなことやるものの、結局でなくて嫌になるわけですね。
こうやって公式化するとなんか難しそうに見えますが、実際はそら当たり前だろレベルのことなので難しいことではありません
この記事で実例を踏まえて解説しています
2018.05.12
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成功の条件
正しい目標を立てて正しい方法を探し、それを実行すれば晴れて成功するわけですが、成功にも罠があります
甘い蜜にはいつも毒があるもので、成功もそれは同じなのです。
目標を立てる時、同時に成功も思い描くわけですが、その時に注意しなければいけないことがあります
目標を立てるときに重要なことは、
・具体的に
・無理っぽくないもの
と先ほど書きましたが「無理っぽくないもの」というのが成功には不可欠の要素です。
成功には条件があり、
1:達成している人がいる
2:多くいる
3:特殊な条件を必要としない
これらの条件を満たさなければ「誰でもできる成功(成功レベル1)」の範囲を超えてしまいます
もちろん、誰でもできない成功(成功レベル2)を目指すのであれば考えなくていいですが、自分の人生よくしたいレベルの成功であれば成功レベル2はいりません
もはやそれはロマンだし、世界に貢献するレベルの成功です。
例えば年収1000万円という成功レベルであれば、達成している人は多くいるし最低限の生活費と勉強代と時間があれば十分に達成可能です
しかし年収1000億になると達成している人はいますが、多くはいないしそのための莫大な資本という特殊な条件が必要になるので成功レベル2になります
このレベルの人物はビル・ゲイツやZARAのアマンシオ、投資家ウォーレン・バフェットとかですね。
人からフィードバックをもらう
成功とは1人でもできるものですが、個人的にはそれは気質が大きく関係してるので全員に当てはまるものではないと思います
1人でコツコツ勉強して難関大学に受かる人もいれば、予備校や塾などにいって先生に指導されながら結果を出す人もいるわけでして。
しかし日々低俗なことを考える我々は「最速」で結果をだしたいものですよね。僕ももちろんそうで、できるだけ楽したいし早く成功したい
そこで最も良いのはやはり「人からフィードバックをもらうこと」です。
一口にフィードバックといっても様々なものがありますが(ブログでコメントを貰うとかもフィードバックですね。アンケートとかも)最速で成功するために最も効果的なフィードバックは「すでに目標達成している人に意見をもらう」ことです
難関大学の合格率が高い予備校に入るものそういうことだし、美容師が有名サロンに就職したがるのもそういうことです
結果を出している人の意見がもらえるからですね。
ネットビジネスで成功する人って1割とか言われてますが、それはここまで説明した目標設定が甘いのとフィードバックをもらうという視点がないからです
我流でやってもなかなかに厳しい。
僕はそれがわかっていたので、このブログを始める2年前から加藤さんの次世代起業家セミナーを学んで、プレミアムメンバーシップというコミュニティに入りました
フィードバックをもらうためですね。(もちろん学習するためでもありますが)
で、加藤さんに「ブログ見てくれ!」って言いまくるわけです。返事は期待してませんでしたが、なんと返ってくるんですよね。
実際にこんな感じで返信がきました
こんにちは齋藤さん。5記事ほど読みました。
1:ヘッダーとプロフィール
普通で、良くある形です。だいぽんさん・みんてぃあさんの自由推しが最初のところで出てきて、「良くあるやつかな」となりました。しかし俺は自由で最高だぜ!!!という、実績も無いのに無茶な実績を出さなきゃ・・・なノリがプロフィール欄になかったので及第点です。
2:文章
超面白いです。才能あります。文章読んでたらファンになると思います。
実績もあると最高です。例えば父親のセリフで「社会に出たら組織。サラリーマンも同じ。」で絶望したというくだりがありますが、僕は
「学校向きじゃないということだが、社会向き。お前はきっとでかくなる。
ただ、サラリーマンにも似た組織はあるから注意しろ。お前はでっかくなる。」と言ってくれたらまた違ったんだなーという風に思いました。
つまりコメントしたくなった。
正直、ブログはコメントを貰う勝負です。コメントを貰えれば
・LPに登録も促せる(メリットを伝えればいいので)
・読者アンケートも取れてフィードバックになる
・反応が高い記事とは何かが分かるのでどんどん質が良くなる
・メールの反応があるということなので、物も売れるということになります。だからコメントを貰う事を全力尽くしてください。
長いので初めの方だけコピペしましたが、実際はこれの10倍くらいの返信がきました
このブログを運営するのにかなり参考にさせてもらってますし、アドバイスがなければもう少し右往左往している所です・
遠回りした美容師時代
長くなりましたが最速で成功する方法は以上です
一言で言ってしまえば、正しい目標を決めて、正しく実践し、正しい人にフィードバックをもらうということですね
ここまでの話を図に凝縮したらこんな感じです
これをもっと深く理解できていれば美容師時代、もっとスムーズに行ったのになあ・・・と思います
そもそも美容師になってなかったでしょうけど。
物事は見方次第なところもあるので一概に無駄な時間、経験だったとは言いませんが、やはりスムーズにすむならそうしたいのが正直なところ
僕は27の時に開業しましたがここまでの話が理解できていれば、23の時に開業できてたと思います。
そこまでにかかるお金も半分くらいで済んでそう。
今回の話は僕的にはかなり重要な話なので、ぜひ腑に落ちるまで読んでいただければなと
何かを達成したい時、必ず使えると思いますので。
「成功哲学」についての雑感と「学ぶ先の重要性」
僕は成功哲学とかよく生きるとは?的な話が好きだし必要だと思ってるので、ここ数年こういうテーマも勉強していますが、それらに必要なものは一言で言えば「人間力」になるのかなと
人間力なんて抽象概念なので目に見えないわけですが、身につけるためには具体的な形に体系化しなければなりません
世の中の成功哲学本とかそれらをバックボーンにした説教などが無意味なのは、一切具体性がないからです
多分ここまでの200文字程度までの内容でさえ、考えていないでしょう。
人間力的なるものを具体的な体型にするとホントに壮大です
1,5流の組み合わせ
自分だけの要塞
エネルゲイア
環境セッティングと習慣化
抽象化能力と具体化能力
フィルター
寛容な利己主義
弁証法的営み
エネルギーを余らせる
課題化能力
持っていき力
コピーライティング力
ここ数年学んだものでパッと思いつくものを上げてみましたが、とてもライトとは言えません
しかもパッ思いつくものだから出そうと思えばいくらでも出るわけです。
「世間がいう最速で成功する方法とはこれらを理解すること」なわけですが、しかし具体的な言葉にしないままなので実際は最速で成功とは程遠いのです
成功哲学は人生をかけて学んでいくものですからね
「最速で成功」となるとやはり僕が話した内容のように、ライトなものになると思うんですよね(ライトじゃねえ!という意見もあるかもしれませんが、成功哲学よりは相当にライトでしょう)
人間力を磨け!素晴らしい人になれ!的な事を言う人っていっぱいいますけど、彼らは総じて「人間力とは?素晴らしい人が持つ要素とは?」という肝心の中身がありません
中身の定義がないのにそれを磨け!とかいっちゃうわけです
目の前にない刀を磨け!みたいな話で、そんなもん磨けないしそもそも刀の磨き方がわかんない。という話です
磨けないのに磨いても、なまくら刀にしかなりません。
基本的に僕は人の言うこと聞くの嫌いだし、先輩とか特に嫌いでした
バカのくせに偉そうに説教するなとか思ってましたよ
でも彼らの言うこと聞いても、名刀が打てるようになるとは思えなかった。
成功哲学的な本やセミナーっていっぱいありますけど、学ぶ先を間違うとなまくら刀しか作れなくなるので気をつけておきましょう
成功しない時って成功哲学に逃げるか成功ノウハウに逃げるかの2択がありがちですが、そのどちらでも逃げる先を間違うとえらいこっちゃです
成功哲学に逃げて変な本やセミナーに捕まったり、誰でもネットビジネスで成功する最新ノウハウ!とかに捕まると人生棒に振りますので。
学ぶ事は必要ですが、学ぶ先を間違うとどうしようもありません。
美容師時代に痛感したことですが、人間は独学でそれなりのレベルになるのはかなり難しいです。なれたらそれは才能です
ということは誰かから学ぶということになりますが、この「誰か」というのがとにかく重要
美容師って技術的に下手くそが多いのですが、これは学ぶ先が終わってるからです
僕はカット講師とかもやっていましたが、上手い人って本当にいませんでした。なにせ僕が「上手い」と言われるのですから。どう見積もっても僕は平均レベルなのですが。
その時の経験から僕は「学ぶ先」というのを最重要視しています。今回の話で言うと、方法論の研究の「2:素材入手」の部分ですね
このへんの話は語っても語り尽くせないので、今回はこのあたりで締めておきます。
では長いのに読んでくれてありがとうございました!
拝読しました。
中身の濃い、適切なアドバイスをありがとうございます。
古臭い人生哲学は、たいして参考になりませんね。
正しい目標設定と、正しい方法論を見つけることがが、大事なんですね。
また来させていただきます。
古臭いというか古典は大事ですよ。100年前の成功哲学的な本は良いものが多いです
哲学なんかはわかりにくいですが、古典の良い例ですね。
世間が言う古臭い成功哲学はただの根性論です(苦笑)
竹槍もって爆撃機に突っ込む時代から何も学んでいないということですね
この時期になると戦争の話がよくでますが、
世間は一体何を学んでいるのだろうか?と思います。
戦争の良し悪し論に終始しているだけですよね。