こんにちは、齋藤です(プロフィールはこちら)
この記事は「情報発信者のためのブランドブログの作り方」の続きです
前回の記事はこちら
2021.06.10
ブログ記事の書き方は「勢い」か「穴埋め」で。
この記事は「情報発信者のためのブランドブログの作り方」の続きです 前回の記事はこちら こちらの記事では「文章の概念的な書き方とその例...
この記事では「書き上げた文章をいかに読みやすくするか?」のポイントについてです
内容が良くても読みにくければ台無しになってしまうのが文章というもの
文章自体の読みやすさもですが、その上にさらにネットにアップした時に読みやすいということも考えなければいけません
SNSなどの短い文章ならごまかしがききますが、ブログやメルマガなどの長文気味になるものではそうはいきません
文章自体の構成が下手くそ、ワードプレスの編集が下手くそだと凄まじく読みにくい文章になります。しかもこうなっている文章って結構多くて「もったいねえ!」と思うことがよくあります。これはマジでめちゃくちゃもったいない。
読みにくいだけで読んでもらえませんし、仮に読んだとしても理解度が下がってしまいます
「読みやすさ」って軽視されがちですが、内容よりも重要だとすら思います。これはもはや「前提」であり、読みにくいだけで論外なんですよ
ステージに立たなければ評価もクソもありません。ステージに立つという行為が「読みやすさ」です
というわけで、情報発信するならば「文章構成のポイント」と「ワードプレスの編集ポイント」をしっかり押さえておきましょう
こういうのも個性が出るところであり、読みやすければ自由にすればいいんですが、1つの例を提示しておきますのでぜひ参考に。実際に僕が意識しているポイントを解説します。
読みやすい文章には「秩序」がある
まずは読みやすさの源泉となる「文章構成のポイント」からです
ワードプレスの編集も文章構成がよくできているからこそで、終わってる構成のものをいくら飾り付けた所で意味はありませんからね
読みやすい文章というのは人によって違いますし、好みもあります。正解ってのはありません
しかしどんな文章でも「絶対にハズしてはいけないこと」があります
ここを守っていさえすれば文章構成は好みの問題であり、本なら本、ブログならブログ、TwitterならTwitterでどう見栄えよくするか?という段階になります。
この絶対にハズしてはいけない事というのは「秩序」です
文章に一定のルールがあり、それが守られている限り読みやすさは担保されます
小難しい国語の授業内容のようなやれ修飾語、句読点、段落、などなどの日本語の美しさ的なものは気にしなくて構いません。もちろん気にするほうがクオリティは上がりますけど、僕らは別に小説家や日本語博士になりたいわけじゃないんで。
秩序を守ってる限り一定レベルの「読みやすさ」は保証されるのです。後は各自が求める文章の美しさまで精進すればよろしい
文章って情報発信における作品の1つでもありますから、そういった事を気にするのは良いことだと思いますし、ロマンですよね。
文章構成における「秩序」とはなにか?
では秩序とはなにか?秩序、法則、パターン、ルールと言葉はなんでもいいんですが、要は「一定の決まり」があることをここでは秩序と表現しています
「一定の決まり」・・・まだぼんやりしていますね
ここで僕が採用している一定の決まりを紹介しましょう。これでイメージできると思います。
僕が採用している一定の決まりとは?
・横書きの場合は最大54文字で折り返す
・話が変わる時、進む時は2回改行を入れる
・。1回の改行前には入れない
・短い文章を多用しない
・、はその文章を読み上げた時に止めるか息継ぎしそうな所で入れる
・です、ます、でしょう、などの語尾ができるだけ連続しないようにする
・話すように書く
これが僕が採用しているルール、守っている秩序です。
横書きの場合は最大54文字で折り返す
54文字に特別意味があるわけではないですが、54文字くらいで折り返すと個人的に読みやすく感じるのでそうしています
あまり横に長いと、目が動く距離が大きくなって読んでてなんか酔ってくるんですよね
文字の折返しは見てる人のモニターの大きさで変わってしまうので、あまり意味がないように感じますが、54文字で折り返すと決めていると文章の構成自体が「54文字で折り返す文章の形」になります
色んな文章を読んでも統一感が出てきます
あとスマホやタブレットは別として、でかいモニターで見たとしても画面いっぱいまでブラウザ広げる人ってあまりいないんじゃないかなーと。17インチ相当の大きさくらいまでしか広げないと思うんですよね
スマホ、パソコンどちらで見た場合でもバランスがいいのが「54文字折返し」かなと思ってそうしてます。
話が変わる時、進む時は2回改行を入れる
改行には1回と2回改行があります
1回の場合は読みやすくするためのただの改行ですが、2回の場合は「話が変わる時、進む時」です
改行は多いとバカっぽくなるし、少ないと石版みたいになって読みにくいですからこういったルールにしています。
。は1回の改行前には入れない
。は文末につけるものですが、多いと視覚的にウザいと感じるので2回改行前にしかつけません
。も文字であり情報ですから文末に無意味にいちいちつける意味ってあるのかな?と思います。改行する前に毎回ついてるとうざくないですか?
短い文章を多用しない
短い文章は読みやすくわかりやすいです。しかし短い文章ってバカっぽいし、それだけで文章が構成されてるとリズムが悪い
最近では1文あたりの文字数を減らして改行し読みやすくしてる文章もよく見ますけど、ちょっと過剰だと感じます
改行がいらないのに読みやすさのために改行するのは、あまり多用しないほうがいいと思っています。
、はその文章を読み上げた時に止めるか息継ぎしそうな所で入れる
、って正しい使い方があるんだと思いますが、僕はそういうのは気にしてません
基本的にはその1分を声に出した時に息継ぎしそうな所、あえて止めて次の言葉を強調したい時に入れるようにしています。
です、ます、でしょう、など同じ語尾ができるだけ連続しないようにする
毎回文末が「です」だとこれまたバカっぽいしリズムが悪い
なんか「書いた感」が強い文章になってしまいます。情報発信における文章って論文ではありませんから文章ではなく、言葉であるべきです
目の前で話されているような感覚になるのが理想
感覚的な問題ですが、語尾が同じものの連続だと興ざめしてしまうので気をつけています。
話すように書く
書きたいのは論文や解説ではありませんから「文章を書く」という意識ではなく「話したことを文章にする」というイメージで書くようにしています
話すように書くといい感じにくだけた文章になる気もするんですよね。書きやすいし、表現豊かになるので個性もでやすくなります
文章にするとちょっとリズムが悪いとか、冗長に感じるとしても話してるように感じるのであれば、あえてそうすることもあります。
読みやすい文章のためのワードプレス編集方法
自分的に読みやすい文章が出来上がったら次はネット上にアップしていきます
SNSやメルマガはほぼそのままコピペでokですが、ワードプレスは記事を装飾したりすることができます。見やすくできる機能があるわけですから、使わない手はありません
ブログは長文になる傾向もありますので、編集して見やすくするだけでページビューもかなり変わります
ワードプレスの編集画面って慣れないうちは「うっ・・・」ってなるけど、構造自体は難しくないのでさっさと使いこなせるようになっておきましょう。
ワードプレスのエディタでは色んな装飾ができますが、使うものは少ないほうがいいです
使いすぎるとごちゃつくし、秩序をもたせるのが難しくなりますからね
・見出し
・太文字
・赤文字
・アンダーライン
・囲み枠
・画像挿入
・内部リンク
使うのはこれくらいで十分です。
見出し
テンプレートによって使う見出しは変わりますが、このブログの場合は2~4見出しまでを使っています
見出しを使うことによって文章が項目ごとに別れるので読みやすくなります。ブログの基本中の基本ですね
2見出しの下に3見出し、4見出しとちゃんと階層になるように使いましょう。このへんの使い方はググればいくらでもでますし、みやすさを意識したら自然とそうなるのであまり気にしなくて大丈夫です。
メインとなるのは2見出しですが、2見出しは多用しないようにしています
結構よく見るんですが、ちょっと読んだらすぐに見出しがあるブログがあります。一項目が長文にならないための配慮なんでしょうけど、バカっぽく感じてしまうしリズムも悪い
「文章は今の時代は読まれないから長文はダメだ」みたいなことを気にしてるんだと思うけど、読まれない文章を書くのがそもそも間違いです
価値があれば読まれるし文章読めないステージの人を相手にしてる時点で、そのビジネスは大したものにはなりません
わざと長文にする意味もありませんけど、必要なことを書いて長くなるのはなんの問題もないです。
太文字
太文字もお馴染みですね。強調したい、重要、読みとばしてほしくない箇所に使います
これもゴチャつくので多用しないようにしましょう。重要な部分が多すぎる文章ってそもそもの構成がおかしいですからね
僕の目安は2見出しに1つくらいです。
赤文字
太文字と同じような意味合いで使いますが、より重要度の高い時に使います
太文字のかわりに赤文字でもいいでしょう、お好みで。
アンダーライン
こういうものがアンダーラインです
これはテンプレートの機能の1つなのですべてのテンプレートで使えるというわけではありません
これも赤文字と同じような意味で使います
太文字<赤文字<アンダーラインという順番で重要度が変わるイメージで使い分けていますが、あまり使わないですね。
囲み枠
よく使う装飾機能です
このようなものですね
箇条書きを使うときに使用することが多いです
こういうような枠があると読みやすいですよね。ノウハウ系の記事、概念の解説で便利です。
画像挿入
ご存知の画像挿入。言うまでもありませんね
ノウハウ系の記事、見えるものをテーマにする場合(筋トレとか料理)は大活躍です
このブログは目に見えるものをテーマにしていないので使うことはあまりないですけど、イメージを具現化するような画像を入れたり、ノウハウの解説のために入れたり。
2見出しの後ろにイメージ画像的に入れてるブログがありますが、個人的にはあーいうのもバカっぽい感じてしまう(苦笑)
記事がムダにボリューミーになるし、スクロール幅が増えるので「それ結局キミらが嫌いな長文と同じやん」って思ってしまうのは僕だけでしょうか。
内部リンク
ブログをはじめたばかりの段階では記事数がないので内部リンクできませんが、記事が増えてきたら各記事に他の記事へのリンクをしておきましょう
ブログはグルグルと見回ってもらうものですから、内部リンクで関連記事を貼っていかないとページビューもふえませんし不親切です
見た目が悪いし、テンプレートで関連記事でるやん。って個人的には思うんですが、記事内で他の記事を紹介されるのと、記事の下に関連記事が並んでるのとでは意味が変わります
ある程度記事を書いたらブログのメンテナンスとして、内部リンクを貼っていきましょう。メンテは定期的にやっていくのがブログ運営です
記事が増えすぎたらやってられないんで、アクセス解析でアクセスの多い記事に内部リンクをつけていくといいです。
以上が僕がブログ記事を書く時に意識していることです
まだ書き慣れていない人でも文章構成時の秩序、ワードプレスの編集、この2つを意識するだけでかなり変わると思いますので、この記事を読んだ後はとにかく書いてみてください。最後は数ですからね
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こんにちは。
ブログランキングからきました。
読みやすい文章のコツとても勉強になります。
ブログ見直してみます。
また拝見させていただきます。
ぜひぜひ~
お早うございます。
読みやすい文章のブログの説明とてもわかりやすいです。
ブログを書く時、重要な単語や括弧書きの文章には文字を太くしたり色を付けたりと文字飾りを何気なくしていましたが文字飾りは大事なのですね。文章を途中で改行したブログを見るとパソコンでは形は整っていてもスマホではガタガタなんてことがあって形を整えたブログを作るのは難しいと感じましたが「話が続いてるなら改行1回」「話が変わるなら改行2回」という基準で考えてブログを作る方法はとてもわかりやすいです。ぜひ参考にさせて頂きます。情報公開有難うございます。
chromeで検証するのが一番はやいですけどね(笑)