美容室開業の手順&経営

僕が美容室で起業した時の話【起業する前に準備し続けた3つの事】

こんにちは、齋藤(@flickerei_xyz)です

では今日は僕が起業する時に「どんな準備をしたのか?」という話をしていきます

ちなみに前回の記事はこちらから読めます

準備を軽視するバカ多すぎ問題【死にます】

僕はこの「準備する」というのを超重要視しています

ここで起業が上手くいくかどうかが決まるし、起業に向いてるのかもわかります。言わば自分に対して、覚悟を問う時期なのです

起業の相談に乗ったり聞かれたりした時やSNSで色んな人を見た時にも感じたことですが、この段階を軽く考えてる人が多いなって思います。

 

もちろん準備をいくらしたって稼げるわけではありません。準備中とかいってそのまんま学ぶだけで満足してしまう人も非常に多い

中には「やりながらが一番だ!」とか「行動力!」という、ともすれば準備を軽視するかのような事も言われますが、僕は軽視するくらいなら学ぶだけで満足してる奴のほうがよっぽど良い思ってるくらいです

学んでれば、時期が来れば起業できるわけですから。

 

準備してない奴が起業してもわりと地獄なんですよ(苦笑)

ちょうどさっき、Twitter見てたらこんなツイートが流れてきました(スクショしようかなと思ったけど辞めた)

インフルエンサー○○氏の信者の末路まとめというものです

要約するとインフルエンサーの発信にほだされて年収1200万円の会社をやめてブログ、Twitter、YouTube、FXをやったらすべてで結果が出ずに消息不明になった

そんな人の経緯のまとめでした。

 

インフルエンサーはなんて無責任なんだとか、言うこと信じるから・・・とインフルエンサーを叩く流れになっていましたが、こんなもんそいつの実力不足なんですよ(苦笑)

「起業する」「自分のビジネスを作る」という意識がなさすぎるのです

流行りに乗っただけにすぎません。一瞬稼いで次がない人は実力がそもそもないし、自分のビジネスを作る意識もないのです

そーいう人は起業してはいけません。雇われてるべきだし、そんな人のために雇用というものがあるわけです(雇われてるほうが幸せですよ実際)

 

起業や自分のビジネスを作ることに興味がない、でも稼ぎたいのであればそれこそ副業でいいわけです

趣味のブログやYouTubeなんかやれば月10万くらいは十分に稼げますよ(それ以上は投資しかないです)

それ以上を望んでインフルエンサーのマネして会社辞めたらそら死にますよ(笑)

もうちょっとわきまえたほうがいい。

 

こんなことは勉強すればわかるんですよ、わからないんだったら単純に準備が足りない

最低でも1~2年は準備の期間です。それか副業で3年くらい実践しつつ学びましょう

人によっては準備に5~10年かかってもおかしくないと思います。それくらいの気持ちで準備してほしいところ

僕が起業に向けて準備したもの

僕が美容室の起業に向けて準備し始めたのは就職してからです

今はネットがあるのでもっと早く学んだり準備もできますし、なんだったら中学生でも稼ぐこともできちゃうわけで、いい時代になったもんです。

 

で、具体的に何を準備したのかと言うと、

・技術
・金
・マーケティング

でした。

下手くそな店なんて100%流行りませんから技術は当然のこと、金は店の開業資金、マーケティングはどう集客するか?です。

 

1つ後悔があるのはマーケだけじゃなく、ビジネス知識全般を学ぶべきでした。僕はマーケティングしかビジネスっぽいものは学んでなかったのです

理由はまず、まだ僕自身が「ビジネスっていうものをよくわかっていなかった」というのがあります

この時はまだ起業家というよりは、美容師という意識が強かったんですね。だから重視していたのは技術でした

それを効率よく伝えて集客するにはどうすればいいか?という視点しかなかったわけです。

 

もちろんそれは間違いではありません

技術があって、それを効率よくターゲット層に伝えれば売上は上がりますし、人を雇う気もなかったので多少経営が雑でもなんとかなっちゃいます

しかしそれではそこ止まりです

僕の場合でいうと「年収800万の美容師」で一生が終わるわけです。

 

起業する前はそれでいいと思っていましたし、そこを目指してました

でもその夢を実現して感じたことは「おもんねえ・・・」だったのです。年収800万も思ってたより良くないし、一生美容師も嫌だと感じました

「小さな美容室で1人で気楽に年収800万。これって超良くね?」と思ってましたが、現実はそうでもなかったわけです。

 

僕の定義するビジネス知識というのは経営、マーケ、コピーライティング、人間心理や哲学、お金のこと、健康などすべてを含みます

ビジネス知識を学んでれば、人生の可能性が広がります

ビジネス知識があれば「数店舗を経営する美容師」にもなれたし「美容室を経営しながら様々なビジネスをやる起業家」にもなれたし、昔に流行ったフレーズですが「パソコン1つで世界を旅しながらビジネスをする」ということもできる可能性があるのです。

 

僕は「年収800万の美容師」を根拠なく良いものだと思って目指しましたけど、その前に他の色んな可能性に気づけたかもしれません

今は「年収800万の美容師をやりながら情報発信をやってる」状態ですが、もっと早い段階でそうなれた可能性があるし、なんだったら最初から情報発信やってたかもしれない

もちろんどの道が良いかなんてわかりませんが、知識があれば無駄足を踏む可能性が下がります

僕はおもくそ無駄足を踏んだ実感があるのでもっと早くにビジネス知識を学んでおくべきだったと痛感します。まあ人生なんてそんなもんだけど(笑)

 

人生にはタイミングがありますから悔やむ必要はないですけど、僕が人にアドバイスするならビジネス知識は絶対に学んでおけ!と言いますね

Twitterとか見てると「稼ぐ」や「1つの領域のこと」にしかフォーカスしていない人が多いなって思います

そうではなく「人生を良くするにはどうすればいいか?」って視点を持つといいです。一発屋って1つの事にフォーカスした結果ですから。

具体的にどう準備したか?

ここからは僕が準備した

・技術
・金
・マーケティング

をもうちょっと掘り下げていきます。

技術、サービスは最低でも「それなり」であれ

美容師に技術がいるのは当たり前の話ですね。ここは非常にわかりやすい

技術があっても流行るわけではありませんが、ないと客にバレます(ちなみに上手い店が潰れることはよくあります。そういう店は職人気質でマーケまったくできてないんで)

 

僕は美容師になりたての頃はまだ技術が楽しかったので「どうすれば上手くなれるか?」ばっかり考えてました

美容師って下手くそ多いんで、コイツラと同じにされたくないし技術さえあればどうとでもなる。とすら思ってました

典型的なやる気に満ち溢れた美容師だったのです。今は全く技術に興味がないのが不思議なくらい(笑)

 

美容師の技術は、基本的には就職先の店で鍛えるものです

店独自のカリキュラムや日々の仕事で先輩にキレられながら磨いていくんですが、正直上手い人ってそういないんですよね

上手い店、流行ってる店を狙って就職するわけですが、それでも上手い人なんて1店舗に1~2人くらいです(そもそも人生賭けてるレベルの人がそれくらいしかいない)

当時の素人同然の僕から見ても光っていないとホンモノとは言えません。

 

で、上手い人に教えてもらおうと思ってもつきっきりで教えてくれるわけでもありません。だから効率が悪いなーって僕は思いました

そして上には上がいるもんで、もっと上手い人なんていくらでもいるわけです

「じゃあ、その人に習いに行ったほうが早いじゃん」と思って、セミナーに行きまくるようになりました

当時、ネットが一般にも広がって来てた段階であり、ミクシィというSNSの元祖的なものが一部の美容師の間で流行っていましたからタイミング的にも良かったです

ミクシィがなければ良いセミナーを探すのにも苦労するところでした(セミナーも良いのなんてそうないので)

 

カット、カラー、パーマ、接客の美容師に必要な技術のすべてを僕は外部のセミナーで学んだと言ってもいいくらいです

だから超生意気なやつでしたね。美容師って外部の技術を嫌うので(大したもんでもないくせに)

でも仕上がりが良いと流石に先輩も黙るしかありませんから、その点では非常に楽でした

こんな感じで7年近く、外部から技術を仕入れまくって店で試すっていうのをやってました

だから技術力は相当つきましたね。

 

美容師という仕事は技術力がビジネスを支える屋台骨です。業種関係なく、価値のない商品をどうにか売ろうとしている人いますけど、その発想はどうしようもありません

質の高い商品、サービスというのはビジネスの骨格ですよ。それなりのものを持ってない奴はビジネスをするべきではありません

それなりのものなんてちょっと努力すれば身につきますよ、「それなり」なんだから。なのになんにもないのにビジネスしようとする人多すぎ。

 

あとこれは実感がないとわからない事ですが、何かの分野で結果を出せば他の分野でも結果を出すのが早くなります

同じことを分野が違う所でやるだけですし。なので「それなりのもん」は身につけておきましょう。

金がないと話にならない。だから貯金しよう

ビジネスを自分でするのであれば金がないと始まりません。情報発信ビジネスですら金があったほうが有利です

金とはビジネスにとって、酸素やガソリンのようなものです

僕の場合は美容室を作る必要があったので、最低でも1000万くらいは用意する必要がありました(居抜き物件やフリーランスならもっと少なくてもいいけど)

 

借金するにも信用がないと借りれません

その信用の1つとして「貯金できる人間か?」というのを銀行や国金は見てきます。ということは準備の段階で安月給の中からコツコツと数年かけて貯めないといけない

1年目とかは月給14万、そっから昇給しても20万とかなのでなかなかの無理ゲーです

しかし貯めるしかありません。というわけで貯めました。

 

セミナー代、カットウィッグなどの練習に使う道具の費用、本やDVDなど、学びへの費用は減らせないので削るのは交際費と服代くらいのものです(生活費は実家だったのでかなり助かりました。寄生虫です 苦笑)

セミナーに行けば休みは全部潰れるので交際費も自然とカットできます(そもそも僕はあまり人と遊ぶのが好きでない)

服なんて美容師はかなり買うイメージがありますが、僕はほとんど買いませんでしたね

専門学校の時のものをずっと着てました。デニムは履き潰したし、シャツなんかヨレヨレだし、アウターはバイク用のレインジャケットです(笑)

買ったとしてもカジュアルショップ309という謎の店で買ってました(昔はヨドバシカメラと心斎橋にあったけど、まだあるのかな)

それで7年間で400万貯めることができました。

 

僕は国金で開業資金を借りたんですが、自己資金が400万もあるとかなり話はスムーズです

融資もすぐにおりて、400万借りて自己資金をあわせると合計800万用意することができました

実際に開業に使ったのは400万で残った400万はそのまま置いてました。これならもし駄目でも事実上の借金0です。

 

起業する時は「気持ちの余裕」をいかに持てるか?というのを僕は重視しています

「これだけ金があれば大丈夫」「これだけ技術があれば大丈夫」「これだけ学べば大丈夫」なんでもいいですが、そんな気持ちになれるように準備することをススメます

要は「勝てると思った時しかやらない」わけです

よく「どれくらい準備すればいいですか?」と聞かれますが「勝てると思うまで」でしょう。

伝えなきゃ売れない。だからマーケ

どんなビジネスでも

・どれだけ集客できるか
・どれだけリピートさせれるか

というのは基本的なことであり、重要でもあります。

 

僕が就職した当時は美容室でこういった事を、マーケティング的な視点で言ってる人はいませんでした

気合で売り上げろ!の世界です

しかし当時の時点で美容業界の衰退は起きていましたから、集客もなかなかできていないし、リピート率も接客と技術頼りというのが実情でした

そして多くのサロンが売り上げられない(月100万円売り上げるスタイリストが育たない)状態です

店長だけ200万売り上げて、後のスタッフはよくて半分しか売り上げないみたいな感じ

僕はいくつかの美容室で働きましたが、どこも集客とリピートには困っていましたね。

 

これは一体なぜなんだ?と。

この時はマーケティングどころかビジネス知識なんて全くありませんでしたが、売れている美容師や店をよく観察していました

セミナーやミクシィで人気の美容師は何が違うのか?

僕が初めてマーケティング的な視点に触れた時でした。

 

この時僕が気づいたのが、

・ウリは何なのかが明確でそれしか売らない
・そのウリを的確に伝えている

これが「売れる」の条件だと思いました。

 

当時、どこの美容室も(今もだけど)「なんでもします、できます、誰でも来てください、キレイになりましょう」と言ってるだけで、要は何がウリなのかよくわからなかったのです

ということは来る客も「よくわかんないけど髪がうっとしから切りに来た」だけの客しかきません。そりゃこっちのメッセージがそうなんだから当たり前の話

そんな客はリピートしなくて当然なわけです。

 

そもそもとして「伝える手段」がイケてない

ホットペッパーやクーポン券のバラマキしかしておらず、SNSなんかない時代だし、ブログやってる店もほぼありませんでした

伝えていないのと変わりないのです

「割引で集客なんてできるわけねーじゃん。店クソほどあるのに」と思ったものです。

 

どう集めて、どう売って、どうファンにするか、これがマーケティングですが、こういった事が一切考えられてないのに「客が来ない」とはお笑いです

「技術を磨け」「接客を磨け」「外でビラ配りしろ」という根拠のない体当たり経営なので結果は出ないのは当たり前

こいつらはアホなのか?と思いました(笑)

 

美容師が売れない原因っぽいものがわかったのはいいですが、実際にどうやって集客するかに悩みました

集客セミナーなんてものはなかったのでまたお得意のネットで情報を探し、そこで1つ具体的な共通点を見つけます

ミクシィ経由で「この人の店は流行ってそうだな」と思う人のサロンを探すと、だいたいのサロンがしっかりたブログやHPがあるのです。

 

「なるほど、ウリを作ってネットでこう伝えれば良いのか・・・1人経営の美容室くらいなら余裕で集客できそうだな」

と思った僕は23歳の時に初めてのブログをやってみる事にしました。もちろん店の許可なんかはとりません(笑)

「スタイリストデビューしてもなかなか入客できない」というのが業界の口癖でしたが、僕は速攻で月50人くらいは自分で客を呼ぶことに成功しました

当時はまだ全然美容師のブログがなかったので、めちゃくちゃおいしかったです。

僕はこうやって準備を完了した

貯金は継続的にしてましたし、技術は常に自分なりに磨き、同僚と比べて「俺のほうが相当うまいな」と常に確認していました(笑)

そして集客も自分でできることを確認できました、後は貯金だけです

27才までに貯めれるだけ貯めて起業しようと決めました。27の根拠は特にありません

ペース的に500万くらい貯めれそうなのと、26才をすぎてたほうが金を借りやすいと聞いたからといういい加減な理由です

あと、自分の性格的に27くらいまでが雇われで働ける限界だと思いました。僕はわりとスタッフと揉め事を起こすタイプだったので(苦笑)

 

SNSなんかでは「今はサクッと起業できる!」という声がありますが、たしかにそれは事実です

情報発信なら金銭的なリスクも0

やりながら覚えればいい面もありますが、僕はそれでもしっかり準備をするべきだと思います。なぜなら「挫折したらもう起業する気が起きないから」です

金銭的なリスクがないからといって、副業や起業にチャレンジして挫折してリタイアとか一発屋で終わったとか嫌じゃないですか

人を雇うとか美容室みたいに開業に金がかかるのであればもっとヒドイ目にあいます。

 

起業・副業、個人でも稼げる時代とか声高に言われてますけど、ビジネス知識を学びましょうとか人間力磨きましょうなどの声は全然聞かないのは問題だと思います

特にTwitterはヒドイ(苦笑)

 

というわけで僕が起業した時の話の準備編でした

次はどんな美容室を作ろうか?という構想編を書きたいと思います。次からは起業っぽい話になりそう

美容室経営してる人、店舗系のビジネス経営してる人ならドンピシャな内容だと思いますよ

ブログとかやる前のコンセプトメイキングのお手本にもなります。どんな発信をしていこうか?と考えてる人も必ず読んでください

圧倒的自分らしさをどうビジネスに付与するか?

そんな話ができればと思っています。

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