こんにちは、齋藤です(プロフィールはこちら)
このブログでは「起業しようぜ!」とか「情報発信が最強!」的なることをよく言いますが、今日はその情報発信について詳しく話したいと思います
情報発信とはなにか?を、ちゃんと共有しておかないと話が食い違うし、あなたも情報発信がしたい!となって実践しても、結果の出ないやり方をしてしまうかもしれないですからね。
ブログ、メルマガ、SNSでビジネスをすることであったり、ネットビジネス=情報発信みたいな言い方をされることが多いですが、実はそうではありません
ついでに始め方やメリットなども解説していきます。
情報発信とはなにか?
情報発信とはネット上でなにかをすることではなく「自分の活動を世に広める」ことです
今の時代、自分の活動を世に広めるためにはネットが必要なのでネットを使うだけの話で、ブログやSNSでビジネスをすれば情報発信というわけではないのです
情報発信といっても、ネットで起業したい、本業の集客をしたい、ただの趣味、仲間を集めたい、自分の作品を世に出したい(わかりやすいもので言えば音楽とか漫画など。起業もここに入るといえば入る)などなどいろんな目的があります
しかしやっていくことはすべて同じで、抽象的に言えば情報発信とは「自分が理想とするものや世界を世に提示し、それに賛同する人たちを集めて共に歩んで行く」ということです。
これではちょっとヤバイ人に見えるので、もう少し補足しましょう
例えば僕の美容室を例にすると、
・コンセプト(理想)=美は哲学なり
・集客(賛同する人を集める方法)=ブログ、ネット広告
・どう共に歩むか?(提供するサービス)=髪を切る、染めるなどの美容室的な業務
具体例は何をするか?によって、方法や使う言葉が変わりますが一例を上げるとこんな感じです
ビジネスでも趣味ブログでもアイドル活動でも、すべて同じ
「自分が理想とするものや世界を世に提示し、それに賛同する人たちを集めて共に歩んで行く」ということをするのが情報発信の正体なのです。
これができていない人や活動には誰もついてきません
趣味ブログ、漫画、アイドル、iPhoneなど、世間で人気のあるもの、売れているものはこれができてます。ビジネスも当然同じです
勘違いされがちですが「情報発信というビジネスがある」のではありません
自分の活動を世に広めようとした時点で情報発信なのです。
情報発信のパターン
情報発信とはなにか?がわかったところで、実際にどんなパターンでやられているのか?を見ていきましょう
大きく分けると3パターンの方向性があります
A:リアルで活動し、ネットはリアルのサポート
B:時にはリアル、時にはネット上で活動する
C:ネットでのみ活動する
ABCをそれぞれ解説します。
A:リアルで活動し、ネットはリアルのサポート
Aの例は美容室やエステ、パーソナルトレーニングとかなんでもいいですがそんな感じのもので、客に実際に足を運んでもらわないと目的が達成できないものです(美容室の場合は髪を切る)
収益化をネットでコンテンツ化しにくい場合はAパターンになります
Aパターンは美容室の場合がわかりやすいですね、ネットで発信し、集客し、店に来店してもらってサービス提供という流れです。
しかし、ただ単に集客のためにネットを使ってる美容室は全く集客できません
そうではなく「自分が理想とするものや世界を世に提示し、それに賛同する人たちを集めて共に歩んで行く」という意識のもと情報発信をしていれば、言葉に魂がやどるしコンセプトもギンギンに尖りまくるので共感する人は来ます
僕の美容室は態度悪いし東京の有名地でもない、しょーもない街ですが新幹線乗ってくるわけですよ。
B:時にはリアル、時にはネット上で活動する
僕が一番良いと思うのがこのパターン。実際に会ったりもした方がコアな繋がりもできるし、新たなビジネスチャンスもあります
人と会うのがめんどくさい人はCパターンに行けば良いですね。
Bパターンのわかりやすい例は、最近でいうとキングコングの西野さんでしょうか
彼はネット上でコンテンツを発表し、オンラインサロンもやってます
しかしオンラインサロンの特権で実際に会えたり、彼自身の企画として展覧会などもやってます
まさにリアルとネットで活動しているわけです。
ちなみにサロンメンバーと会ったり展覧会しなくても収益化はできますが、なぜリアルでも活動するのか?
それは単純に「自分が理想とするものや世界を世に提示し、それに賛同する人たちを集めて共に歩んで行く」ために、リアルでの活動も必要だと判断しているからでしょう。
ネットビジネス界隈で有名な方達も、このパターンでやっていることが多いです
有名な人でいうと和佐大輔さん、木坂健宣さん、みんてぃあこと新田祐士さんなど。
彼らは主にメルマガやSNSで活動し、リアルではセミナーやコミュニティーメンバーと会ったりしています
情報発信するのであれば一番やりやすく、自動化もでき、収益化も大きくできるパターンがBです
時代的にも人気の出やすい形かなと思います。
C:ネットでのみ活動する
ネットビジネスという言葉が流行った時のやり方がCです
ネットでのみ完結してる状態で、アフィリエイトやアドセンスで稼いでる人はまさにそう。
Bパターンはやろうと思えばすぐにCパターンにすることができます。リアルで会う機会をまったく用意しなければすぐCにできますね
ネット起業家で有名な人だと、だいぽんさんがそうです。彼はブログに集客→電子書籍→メルマガ→独自商品という流れ
このブログで紹介している次世代起業家セミナーの加藤さんとだいぽんさんは一緒にビジネスをやったことがありますが、だいぽんさんはいつもマジで働いていないそうです(笑)
Cは少し難易度が高い印象です
アフィリやアドセンスはいうまでもないですし、だいぽんさんはネットビジネスが有名になりだす前から業界にいたので実力と地盤が違います
なにより人と会わないとシナジーやアイディアが生まれません
魅力のある発信をしてる人はリアルでアクティブです。時代的にも人間性がフォーカスされるので、人と会うことは重要になってくるでしょう
Cは小遣い稼ぎまでにしておいて、発信するならAかBが良いと思います。
情報発信の始め方
情報発信のパターンがわかったところで始め方を見ていきましょう
具体的な始め方はそれぞれで変わってくるので抽象的になりますが、大枠を理解してるかどうかで大きな差が生まれます
ちなみに情報発信で収益化していない例のほうが珍しいので収益化前提です
流れとしてはこんな感じ
1:自分の活動内容を決める
2:メディアで発信する
3:収益化する
4:拡大する
1:自分の活動内容を決める
まず自分が何をするのか、発信していくのかを決めないと話になりません
パターンは3つあり重複することもありますが、どこから始めるかは活動内容やその人の状態にもよりますね。
特定スキルとは美容師であれば美容師として発信するということです
【発信の3パターン】
・特定スキルを軸にして発信する
・理念を発信する
・商品、サービスを発信する
筋トレマニアなら筋肉の付け方を発信すればいいし、アフィリエイトやアドセンスもここに入るでしょう
2つ目の理念とはわかりやすいのが宗教ですね、ネット起業家で有名な人もここに入ることが多いです
3つ目の商品などはツール系がわかりやすいでしょう
身近なもので言うとワードプレスのテンプレート売ってるプログラマーとかはここです。アクセサリー販売などもそうですね。
大体の人が特定スキルか理念から発信していくことになるでしょう
一番多いのが特定スキルです、ブログで稼ぐ方法とか、痩せる方法とか、株で勝つ方法とか。
これから発信していくのであれば、まずは自分がなにがしたいのか、何が発信できるのか?を考えましょう。
2:メディアで発信する
発信したいことが決まったらネット上に出していきます、情報発信の始まりです
メディアというのは今でいうとSNS、ブログ、YouTubeがメインですね。自分の発信内容に最適なものを選んで発信していきましょう
ビジネスが成長していけば最適なメディアも変わってくるので、その時は変えれば良いです。
ここがもっとも根気のいる部分
発信するコンテンツを作らないといけないし、人も集めないといけないし、メディアごとのやり方も変わってくるし、数字の管理や戦略も練らないといけない
ビジネスの知識をフル動員して、最初の一歩を突破しましょう
上手く行けばここで10万前後の収益が発生します。副業がこの段階ですね。
3:収益化する
メディアが構築できて、アクセスがあり、ある程度の収益が出たら旗揚げができた段階となります
次は収益を伸ばし、ビジネスに成長させましょう
収益化のパターンや方法は、状況にもよるので書ききる事はできませんが、
・メディアへのアクセスをふやす
・メディア内の導線強化
・コンテンツ販売
・サービス販売
以上をやれば収益は大きくなります
集客し、成約率やクリック率を上げ、商品やサービスの利益率、販売数を伸ばしていくわけですね。
最初はがむしゃらに発信していたのが、この段階に来ると自分のビジネスの形が見えてきます
勝ちパターンやスタイルの確率、自分の発信したいこと、活動が明確になる段階。
収益が月100万近く出ていないのであれば、そのビジネスは副業向きか、2の段階で止まってるかです。この段階は個人事業主ですね。
4:拡大する
収益化が形になったら自分の活動内容や、スタイルも明確になっている頃です
そのビジネスをより大きくしたいのであれば、あとは拡大するだけ
広告を打ってアクセスをふやす、メディアを大きくする、コンテンツやサービスをふやす、価格をあげる、人を雇用する、組織化する、などなど。
3でベースを作り、それを拡大していくのがこの段階です
ここまで到達できれば成功している起業家です
後は1~4を繰り返せば、事業と仕組みがふえて億を稼ぐことができますね。そこまで目指すのであればですが。
情報発信のメリット
ここまでで情報発信の定義と始め方を解説しましたので次はメリットを話します
すでに言ったとおり、情報発信のパターンはこの3つ
A:リアルで活動しネットはリアルのサポート
B:時にはリアル、時にはネット上で活動する
C:ネットでのみ活動する
全てにおいて言えるメリットが効率化+システム化ができることです
ネット寄りになるほどその傾向は強くなります。
パターンAの美容室経営であれば、ネットで情報発信を行うことによって広告費の削減ができます
発信内容を自社の強みや理念を軸にすれば、それに賛同する人が来店するのでリピート率も高いし、単価も自由自在です
求人にも情報発信は有効で、自社の理念を発信すれば賛同する人が来てくれるので退職率も減りますね。
BとCはもっとすごくて、店舗がいらないしネット上で自分の活動を知ってもらえたり、参加してもらえます
ネット上で提供できる商品も作れますし、それらはいくらでも売ることができ、ビジネスの規模も大きくしやすい
リアルビジネスだと箱とスタッフ数の問題がありますからね。
ネットが発達したからこそできるビジネスの形で、ネットビジネスはリスクがないといわれる理由です
若い起業家がふえたのも当たり前の話でしょう
ネット上に活動拠点を持てるというのはすごいこと、情報発信はネット上に拠点を作ることなのです。
リーダーになるか、ついていくか
ネットビジネス、情報発信、ブロガー、インフルエンサーなどなど色んな呼び方がありますが、これらすべては情報発信ビジネスです
この記事では宙ぶらりんになっている「情報発信をする」ことの定義を僕なりにまとめてみました。
「自分が理想とするものや世界を世に提示し、それに賛同する人たちを集めて共に歩んで行く」という考えのもと、発信していればそれはもう情報発信です
ネットが発達したのはここ20年くらいのことなので、まだ「ネットでビジネス?」という感覚の人も多いですが、これからは当たり前、むしろ人間の活動範囲がどんどんネットの世界に移行していきます。
事実、僕らはもうネットがないと生きていけないレベルで麻薬中毒なんて目じゃありません
娯楽=ネットにすらなっているわけで、当然ビジネスだってそうなっていくわけです
自分で起業したい!やってみたいことがある!とかの場合は、情報発信をする以外に選択肢はありません
言うなればこの世の中は雇われるか情報発信するかの2択なのです
雇われることが悪いとは思わないですが、自分で何かをしたほうが自由度は高いし、企業側も人を雇うことがキツくなっています
実力をつけ、情報発信し「自分が理想とするものや世界を世に提示し、それに賛同する人たちを集めて共に歩んで行く」ということをしたほうが良い人生を送れるのではないかと。
自分には提示なんて無理だし、リーダー的なこともしたくない。というのであれば、無理にする必要はありません
ここまでの事がわかっていれば「自分が賛同できるものを提示している人についていけばいい」ということがわかるでしょう
リーダーになる必要はないが、リーダーを見つける能力は必要だし、ついていくだけの能力は磨いていくことが必要です
雇われる場合は、リーダーを探しましょう。
「大学を卒業して、サラリーマンになり受動的に生きる」という生き方はもうできない世の中です
次の時代の生き方はリーダーになるか、ついていく人を決めて共に歩むかで、これまでの人間とは違い、主体的に生きることが求められます
僕が起業しようぜ!情報発信しようぜ!というのはそのための能力を身につけるためです
ビジネスの知識が教養になると僕は思ってますが、それが鍛えられるのが起業や情報発信。ネットを使えばどちらも手軽に始めれます。
こんにちは
「自分が理想とするものや世界を世に提示し、それに賛同する人たちを集めて共に歩んで行く」
いくら情報発信をしても賛同してくれる人がいないと、ただの記録になってしまいますもんね。
きっちりコンセプトを決めて頑張りたいと思います。
参考になりました。ありがとうございます。