【ドリームキラー撃退法】何かを始める時に誰にも相談してはいけない理由

思考・哲学

こんにちは、齋藤です(プロフィールはこちら)

人生で大きな決断をする時は人に相談しがちですが、大きな決断こそ誰にも相談したり、こんなことしようと思うんだ!と話さないほうがいい、と僕は思っています

すでに何らかの活動をしていて、そこそこの結果を出している状態であれば、自分が「この人!」と思える人に相談するのはアリです。というかしたほうが新たな視点を得れるでしょう

しかし、これから何かを始めようというスタートアップ段階や、たいして結果が出ていない時は人に相談するべきではありません

この段階ではまだ自分の方向性が定まっていないし「この人!」という人に巡り合っている可能性も低いです。

 

よくやってしまうのが身近な人に相談することですが、これは意外かもしれませんが最悪です

親、友達、同僚に「俺、こんなことやってみようと思うんだ」と相談するのはよくあることだと思います

しかし、これはもう一度言いますが最悪なのです。

 

あくまで僕の意見ですが、なんで最悪なのか?ちょっと考えてみてください

と、いうわけで今日は「身近な人に相談するな、話すな」というテーマです。これは僕が思う「起業前にやっておいたほうがいいこと3選」のうちの1つでもあります

他の2選はこちら

・成功したいなら「今より過去」が重要だという話【僕が美容室開業前に準備したこと】

・結果を出したいなら生活費を下げろという話【起業、副業、ブログ初心者必見】

身近な人のアドバイスは役に立たない

僕は美容師を10年以上やっているのですが、客がよく言うセリフにこんなものがあります

「友達に短いほうが似合うと思うって言われたんでショートカットにしようかと思うんです!」

こんなセリフです。友達の部分が親になっても構いません。

 

要は身近な人に髪型の問題点や改善案を提案されたということであり「身近な人にこんな案を出されたのでそれを採用してみようと思います。きっと良くなるはずだから」というピュアな気持ちがにじみ出たセリフです

で、さっきの話に戻りますが「身近な人に相談するのは最悪」というわけなので、この例も最悪なのです。

 

「身近な人のアドバイスはクソである」というのが僕が主張したいことです

これは「あなたの身近な人はきっとアホだろうから、そんな人の言うことは聞いちゃいけない」ということでは決してありません

しかしおそらく、多くの人は身近な人のアドバイスにこんな思いを持っていると思うのです

・自分より客観的な判断ができる
・自分より年上、もしくは経験豊富、能力が高いので的確な判断をしてくれる
・自分では自分をよく見れない
・人は人のことをよく見ている

このような事を思っていないでしょうか?これらは全て間違いです

なぜそういい切れるか?というと「友達に短いほうが似合うと思うって言われたんでショートカットにしようかと思うんです!」これは見事に的を外しているからです

この希望通りにショートカットなんぞしようものなら、クレーム間違いなしなのです。というかこれでクレームになってる例をいっぱい見てきました。

 

「なるほど、友達にそういわれたんですね。しかしそれを鵜呑みにしてショートにしてもロクなことになりません。なぜなら・・・」と説明すると、多くの人は僕のアドバイスに納得します

身近な人のアドバイスが的を射ていたとするならば、僕のアドバイスには決して納得しないだろうと思います。僕のアドバイスの方が納得感があるわけです

仮にショートにしたとして、もし気に入ったとしても、それはタダのバクチでただ運が良かっただけの話であり、プロの仕事ではありません

バクチを打つのがプロの仕事だという人は、過激な人以外は同意しないでしょう。

身近な人はタダのおっさん、おばはんである

「友達に短いほうが似合うと思うって言われたんでショートカットにしようかと思うんです!」というセリフをもとにして、身近な人のアドバイスはなぜ役に立たないのか?を話していきましょう

このセリフを言われたら、僕は必ずこう聞き返すことにしています

「なるほど、しかし1つ聞きたいです。その人はプロの美容師だったりパリコレモデルを手掛けるスタイリストとかしてるんですか?もしくはタダの一般人だけど、超絶におしゃれとかですか?」

こう聞くと当たり前ですが「いえ・・・違いますけど」とかえってきます。さらに続けます。

 

「と、いうことはタダの一般人ですよね?なんでその人がショートカットがあなたに似合うってわかるんですか?根拠なくないですか?根拠ないんだったら気分で物言ってるじゃないですか。電車でたまたま隣りに座ったおっさんに私に似合う髪型なんですか?って聞くのと同じだと思うんですけどどう思いますか?」

「そもそもそのアドバイスくれた人があなたのことをよく見てる保証ってあるんですか?僕の経験上、髪の毛切ってもほとんどの人が気づかないんですよ。その人に隠し事しても全部バレるとかあるんですか?漫画に出てくる観察眼がすごい人みたいな感じなんですか?その人ってあなたのことを本当によく見てるって思えますか?」

「逆に言うとあなたはその人の事どれくらい見てますか?そもそもあなたが他人にアドバイスする時って気分で言ったり、なんとなくじゃないですか?本当にその人のことをよく見て考えてアドバイスしますか?」

「僕はショートカットが似合うって別に思わないです。以上を踏まえて、10年以上美容師やってる僕とあなたにアドバイスした人。どっちの意見が的確そうですか?その人って本当にあなたのことを的確に見てアドバイスしたって言えますか?そのアドバイスって聞く価値あるんですか?ちなみに僕はあなたのように他人のアドバイスに流されてウケル頭になった人を万と見ていますよ」

「人の意見を聞くのは楽ですけど、髪型くらいは自分で決めたほうがいいです。自分で決めないと後悔するんで。自分のことって自分でしか納得させられませんよ。僕そーいう人いっぱい見てますからわかるんですよ、髪に不満ある人って他力本願なんですよね。だから僕は美しい髪は知性を鍛えることから。って言ってるんです」

 

うわ~すげえ嫌な奴!でも僕はこんなこと言っちゃう美容師なんですよ(笑)

しかし、こう言うとみんな「確かに・・・」っていうんです

そして実際にそうなんですよ。あなたの身近な人にアドバイスできる能力ありますか?という話です

ほとんどの場合、専門家でもないし、あなたがやりたいこをやったこともないし、やってたとしてもたいした結果を出していなかったりするわけです

そんな人の意見を聞く必要はあるのでしょうか?

 

周りの人なんて「ショートカットの方が絶対似合う」とか気分で言ってるだけなんですよ。1週間くらいしたら言ったことも忘れてますよ

ゴジラとウルトラマンどっちが強いか?みたいなのと同じレベルで、今日は天気いいですね。みたいな、なんとなく会話なんですよ

アドバイスではなく、ただの日常会話をあなたがアドバイスと勘違いしているだけなのです。

 

てゆうか人にこういうノリでアドバイスしたことないですか?誰しも絶対あるんですよね

それに親とか友達とか、距離が近すぎて先入観がありまくりなんで正しく見れてないですよ

身近な人に聞くくらいなら全く知らん人に聞くほうがよっぽどマシで、2つの意味で身近な人のアドバイスって役に立ちません

・そもそも根拠も知識もない素人のアドバイスである
・先入観バリバリのアドバイスである

だから僕は身近な人に相談するなと言うわけです。

人は変化を恐れるもの

あなたが相談、話をする人が一般的な人でなければ話をしてみてもいいと思います。なんらかのヒントが得られるかもしれません

しかしそうでない場合は絶対にやめたほうが良い

運よくアドバイスをもらったとしても的外れなことがほとんどだし、多くは否定されるか止められるかバカにされるかのどれかです

しかもそれが表面上は「あなたのためを思って言うんだよ」という風なのがタチが悪い

特に親だとそうなりやすいですね、まあこれは仕方ないとは思いますが、親だし。

 

人は変化を恐れるものです

だから一般的な人生、舗装された人生を歩むほうが安全に見えるし、深層心理でそこからハズレるとアラートが鳴るようになってるわけ。

ただ、もうこれまでの日本人的な生き方じゃきつくなってるわけですよ

終身雇用はオワコンだし、国としてもオワコン、世界的にも新しい価値観や生き方の流れが生まれ始めてる。そんな時にこれまでと同じように、っていうのはすごく危険

なのでそういったマトモなアドバイスをする一般的な人達のほうが、実は危ないってことを知っておいてください。

 

応援されないと「なんか間違ってんのかな?俺」とか思っちゃうけど、身近な人になんか言われても気にしない

あ、もちろんあなたがしっかりしている前提ですよ。未熟すぎたり、無謀だったら周りの意見はもっともかもしれません

でもこのへんはどうやって計るかというのは難しい部分でもあります

僕がビジネス学べ!っていうのは、ビジネス学んでおいたら未熟すぎたり、無謀ってことはなくなるからなのです。

まずは孤独に始めよう

もしあなたが(このブログ読んでる時点でそうだと思うけど)自分なりの活動を始めたい、ひとまず稼いでみたいというのなら身近な人には決して相談したり、これからやろうとしていることを話さないほうがいいです

孤独に始めましょう

でないと、舗装された道を行く一般人的な人生も戻されちゃいますよ。

 

もちろん、それが不幸だとは思わないけど、疑問に感じたから行動してみようって思ったわけじゃないですか。そしてその舗装された道がなんかもうオワコンじゃね?って思いもあるわけです

旧来的な日本人的生き方がヤバイってのはもう色んな所で言われているし、まったく幸せそうには見えないですよね。インフルエンサーなんか日本クソくらえみたいなところもあるし。

 

旧来的日本人はレールに乗りたがりで、みんなで苦しもうぜ精神、苦労は美徳、個性は悪、歯車バンザイの「自分の人生を自分で生きない生き方」を推奨しているわけです

残念ながら自分の周りの人っていうのは、こーいう生き方に縛られちゃってる人達だと思ったほうがいい

もし、そうじゃない人がいるのであればあなたはラッキーです

でもほとんどの人の身近な人は、一般的日本人思考で生きてるんじゃないでしょうか?

僕の周りの人もそうです、そうじゃない人は僕がそういう人を求めたから知ることができた人達です。たまたまいたわけじゃないんですよ。

 

自分なりの活動でも、起業・副業でも、最初のうちは1人です。応援してくれる人も仲間もいません。なんだったら客もいません(笑)

この孤独な期間にどれくらい耐えられるかが、スタートアップ時の一番の壁かもしれません

この期間ってのは自分を一新する時です

知識、時間とお金の使い方、マインドセット、自分が何をしたいのかを考える時です

ドラゴンボールのセルのように第一形態になる期間であり、第二形態以降になるのはまだ先の話です。第二形態になるためには人に話したり、相談したりという事が必要かもしれません

でも今じゃないのです。

 

最初は「これだ!」っていう生き方をしてる人を見つけましょう。その人から学ぶだけで十分です

ネットがない時代は身近にこーいう人がいないと詰んでたわけなので良い時代になったものです。ネットが整ってからの社会変化の大きさはこーいう所からも来ているわけですね。

 

僕としてはまず「ビジネス学んでできるようになっておけ」と言いたいところ

お金がないとなんともできないし、なんだかんだノウハウやテクニック、参考になるものっていりますから。まったく0から我流ってのも間違いってか無理です

ビジネス学んだらそのへん全部カバーできます。ビジネスできるようになったら、そもそも身近な人なんかに相談しなくていいんですよ

自分のほうが圧倒的に能力高くなりますから。

ぜひぜひ学びましょう。そしてまずは孤独に始めましょう

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齋藤慶太

齋藤慶太

27歳で美容室で起業し、年収200万から1000万へ。しかし美容師がおもんない&自分の思っていた人生ではないと感じ、情報発信で起業し直すことに。美容室経営、情報発信ビジネス、メディア構築など、「個人で稼ぐ」ためのスキルやマインドセットを発信しています。

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コメント

  1. こんばんは。
    ブログランキングから来ました。
    参考になりました。
    ありがとうございます。

  2. こんにちは。
    ランキングから来ました。
    自分も周りから相談を受けると否定的なことを言って、
    自分が相談をするときは逆に肯定的な意見しか聞かないかもしれないです。
    なので、自分で決めて、自分でやる。それしかないですね。

齋藤慶太

齋藤慶太

27歳で美容室で起業し、年収200万から1000万へ。しかし美容師がおもんない&自分の思っていた人生ではないと感じ、情報発信で起業し直すことに。美容室経営・情報発信ビジネス・メディア構築など「個人で稼ぐ」ためのスキルやマインドセットを発信しています。

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