こんにちは、齋藤です(プロフィールはこちら)
2018.12.29
「理想世界とフィルター」で強いコンセプトを作る方法
ビジネスを勉強している人であれば耳にタコであろうコンセプト ブログの場合であれば「どんなコンセプトでブログを運営するか?」 リアルビジネ...
この記事で「コンセプトとはなにか?」を解説したので、補足的な内容を話していきたいと思います
MSP(理想世界)さえ設定できれば、あとはそれを何を使ってどう表現していくか?の問題だけ。というのは前回の記事のとおりでして、ブログを使って発信していくなら、MSPがあればコンセプトのあるおもしろいブログになるというわけです
あとはビジネスを学べば、効率よくできます。
ブロガーやYouTubeで有名な人って、ビジネスを学んでいるわけではありません
しかし、あれだけ認知されファンがいるのはなぜか?というと、強いMSPがあるからです
情報発信で失敗する理由はMSPがないのになんとなく始めたり、MSPがないまま無理やりコンセプトを作ったりするからです
MSPがあれば後は効率の問題だけで、情報発信なんて失敗しようがないのです。
「コンセプトの作り方は?」と聞かれれば、世間で言われているコンセプトの作り方は全部無視して「あなたのMSPを見つけてください」の一言なのですが、ここで1つ問題があります
「MSPはすぐに見つかるものでもないし、抽象的」なのです
色々やっていく中で見つかるものなので、例えばむりやりコンセプトを作ってブログを運営する。みたいな経験もするべきです(笑)
と、いうわけで今日は具体的なコンセプトの作り方を話していきたいと思います
前回話したコンセプトの作り方は抽象的な側面、今日話すのは具体的な側面です
同じコンセプトメイキングというテーマで2方向から語ってみるわけですね
世間でいわれているコンセプトの作り方は具体的なものが多いですが、具体的な事しか理解していないとバランスが悪く、無理やりなコンセプトの作り方しかできなくなるのです
抽象と具体、この2つの側面が理解できていないと本当に理解しているとは言えません
知識というのはちゃんと理解していない状態で使うと毒になります。
ここまでの話を理解すれば「コンセプトメイキング」に関して悩むことはなくなりますよ
どんな分野でも使えますが、今日は「ブログのコンセプトの作り方」の例を書きます
後日、今日話す内容を使って「美容室のコンセプトの作り方」の例もやります
例が多ければ理解度も増すので、他業種の例もちゃんと見ておきましょう。
ニーズやウォンツよりリーダーになる
マーケティングの勉強などをしてる方は知ってると思いますが、コンセプトの見つけ方というのは大きく分けると2つのアプローチがあります
・参入する市場にたりないものを見つける
・自分に何ができるのか?を考え、それを行う
このどちらか、最高なのはどちらも満たすことである。と本などではよくあります
間違いではないのですがこれはもうおじいちゃんの常識で、僕は「参入する市場にたりないものを見つける」のは愚策というかやってはいけないものと思っています。
理由は単純で「もう足りないものなんてない」ということです
だいたいなんでもあるんですよ、先進国だし。そして足りないものがあったとしても、時間が経てばみんなが参入してきてすぐに飽和します
「足りないものを補う」というのはニーズに答えるということですが、もう世間にニーズはないし答えてはいけません
ニーズの次は「ニーズはもう時代遅れ、ウォンツ(ほしいと思われるものを作る)だ」と言われましたが、それも僕からするともうおじいちゃんです
需要も欲求も、もう今の時代ないのです。若者の○○離れとか言ってますよね。
今の時代に求められているのは「ユニークさ」と「自分が変化する予感」です
そしてこの2つを満たそうとすると「MSP(理想世界)を世界に提示し、賛同する人たちとそこを目指すリーダーになる」ということに勝手になってしまいます
MSPに賛同するというのは「おもしろいから」ですよね、そして理想世界にいけば変化するのは必然です
リーダーになり、理想世界にみんなを連れていけばこの2つが可能なわけです。
今、売れているものって全部この2つの要素を満たしています
iPhoneとかヴィトンなどのブランド物とか。人気のある芸人とかYouTuberやブロガーもそうです
この話はしようと思えばいくらでも長くなるので、とりあえず今回は本やマーケティングセミナーで言われている
コンセプト作りにおいては「ニーズやウォンツを探せ!」というのはもう時代遅れである。
ということだけ覚えておいてください。
前回話したコンセプトの作り方を読んでて気づいた人もいるかもですが、ニーズとかウォンツの事なんか考えてないんですよね
まずは「自分にフォーカス」しましょう
自分になにができるのか?何がしたいのか?何が好きなのか?などを考える必要があります
ニーズやウォンツの事しか考えていないと「スマホが充電できる掃除機」みたいなクソ寒いものが誕生します(苦笑)
コンセプトを見つけるための5つの問い
コンセプトは「自分に何ができるのか?何がしたいのか?何が好きなのか」など自分に問うことで見えてきます
しかし、何を問うといいのかわかりませんよね
そこでマーケティング用語でいう「5W1H」というものを使ってみましょう
・Who(誰が)
・when(いつ)
・Where(どこで)
・What(なにを)
・Why(なぜ)
・How(どのように)
これで5W1H。
ちょっと勉強してる人はすぐこういったテクニックを使いますが、こーいうものはスパイスで使うものです
コンセプトとMSPの記事で話したような、抽象的な事が理解できてる上で使うから正しく使えるんですね。
抽象的な側面と具体的な側面、両面をバランスよく理解しておくことが重要で片面だけだと薄っぺらくなります
抽象だけだと口だけ野郎になるし、具体だけだと中身がありません。しょうもないコンセプトが生まれるメカニズムはこーいうことです
僕は抽象的な事が理解できていればあとは簡単だと思っていますが、現実的にはそれだけだと難しいことも多いです
理想は抽象をしっかり押さえておくことですが、現実的には具体的な側面をメインとしてアプローチしていくのが成功の秘訣かと思います。
今から話すテクニックを使えば、誰でもそれっぽいコンセプトが出来上がります
MSPという抽象的な側面を理解していればより完璧
前回の話だけでコンセプトをつくるのが難しい。と感じたなら5W1Hを使ってみてください。
ブログコンセプトの5W1H
例としてブログのコンセプトを作る場合とします
・Who(誰が)
・Where(どこで)
・What(なにを)
・Why(なぜ)
・How(どのように)
この質問を使って、どのように考えていくのか話していきます
Whenがなくなって4W1Hになってますが、When(いつ)は別にいらないかなと思ったので省いてます。
Who(できること、やりたいことはなにか?)
誰がブログを運営するのか?というとあなたなわけですから、あなたに魅力や実力がなければいけません
おもんないブログなんか誰も読みませんし、記事ネタもすぐになくなります
人に価値提供できないとお話になりません。
「自分はなにで人に価値提供できるのか?」それを知るためには、あなたの強みを見つける必要があります
それを見つけるヒントとして3つの質問を自分にしてみてください
・時間を使ってきたことはなにか?
・悩んできたことはなにか?
・興味があるものはなにか?
僕の場合であれば「会社に雇われないために起業する」ことに時間を使い、悩み、興味がありました
このブログも大雑把な分類では「起業」系のブログですよね。
Where(誰に向けて書くのか?)
どんな人に向けて書くのかを決めましょう。マーケティング用語でよく出てくる「ペルソナ」というものです
「具体的な1人の人を想定しろ!」というやつですね
「30代でサラリーマンだけど現状に不満があり、会社をやめたい人」というのではいけません
具体的じゃないですからね。
「公立高校を卒業し、特に目立つわけでもないが普通の学生生活を送り、会社でも平凡。営業の仕事をしており、毎日帰宅時間は11時をこえ、朝の通勤電車でげんなりしている。休日も特にすることがなく、人生つまらないが死にたいほどではない。飲みに行ったりパチンコでストレス発散しているが毎日モンモンとすごしている人」
くらいは具体化しましょう。一番簡単なのは「昔の自分」に向けて書くといいです
例えばこのブログのペルソナは「起業してみたけど現状に満足できず、色々やってる過去の自分」に向けて書いています
Whoで考えたものをベースとするといいですね
例えば筋トレに一番時間を使ってきたのであれば「筋トレを始めた自分」をペルソナにすると良いということです。
What(そのブログの目的はなにか?)
あなたのブログを読んだ読者にどうなってほしいのか?ここが抜けてると、とんでもなくクソなブログになります(笑)
ここでMSPが生きるわけですね
MSP(理想世界)が自分の中で明確であれば、ブログの目的もおのずと決まりますし、いちいち考えなくても体現されます
目的地が明確でないブログが多いので、必ず明確にしておきましょう
ここを明確にするためにはMSPが重要であることを実感すると思います。
このブログの目的地は何度も書いてますが「いつでも何かを始めれる状態になる」ことです(中間地点としてアフィリで成功して美容師引退)
僕の場合は抽象的ですが、必ずそうなるわけではありません
筋トレであれば「ベンチプレス100キロあげれるようになる」でもいいわけですし、抽象的にするならば「ムキムキになってオスのオーラを身にまとい、人生を自在にコントロールする力を身につける」とかでもいいわけです
具体的にすれば読者はわかりやすいですし、抽象的であればファン化しやすく長期的な付き合いが期待できます。
最初は具体的で徐々に抽象度をあげていく。というのも1つの手ですね
達成したらブログリニューアルして次の目的地を示せば、ファンはそのままついてきます
このへんの話はコンセプトとMSPの記事で話しています
2018.12.29
「理想世界とフィルター」で強いコンセプトを作る方法
ビジネスを勉強している人であれば耳にタコであろうコンセプト ブログの場合であれば「どんなコンセプトでブログを運営するか?」 リアルビジネ...
How(理想世界にどのようにして導くか?)
Whatの目的地にどのようにして導くのか?
「ブログをやる」というのは決まってるわけですから、そのブログでどのように導くのか?ということです
記事更新して読んで学んでもらうのか?ブログに人を集めて自分のYouTubeチャンネルに流すのか?電子書籍に流すのか?ブログで悩み相談を受けつけるのか?
そもそもブログではなく、別の方法の方が良いかもしれません
このブログの場合、
・記事を読んで学んでもらう
・次世代起業家セミナーを学んでもらう
というのが現状の導き方です。
Why(なぜ自分はそれをするのか?)
なぜあなたはそのような活動をするのか?これが明確でないと続かないし記事に熱量、説得力がでません
熱量、説得力がないとおもしろくないし、ついていく気もしませんよね。ここが明確でないのにブログなんかやるから、クソブログになるわけです
これもMSPがあれば明確になります、信念と目的を常に意識して記事を書きましょう
僕の場合はこの記事で書きましたが、教育がやりたいし「いつでも何かを始めれる状態」って超自由でよくね?って思うからです
2018.12.21
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まとめ
・Who(誰が)
・Where(どこで)
・What(なにを)
・Why(なぜ)
・How(どのように)
この質問に答えていけば、おのずとコンセプトが見えてくるはずです
完璧でなくていいのでこの段階でブログの作成をしてみましょう。作成する前に似たジャンルや人気ブログのリサーチは必ずしてくださいね
コンセプトがより明確になったり、ブログのデザインの参考になりますから
2018.10.06
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ブログ作成前の準備についてはこの記事にまとめてあるので読んでみてください。
次は今回の5W1Hを使って「美容室のコンセプトメイキング」をしてみます
2019.01.15
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こんにちは!
またお邪魔させていただきました。
すごく勉強になります。
コンセプト。
ちゃんとしなきゃいけないなって改めて感じました。
こんにちは。
一つでも多くアクセスを集めるブログを作るには独自性がやはり大事なのですね。
独自性はコンセプト作りに非常に重要な要素に感じます。
凄く勉強になります。またブログ訪問させていただきます。
こんにちは。
松千代です。
いつも勉強になります。
おじいちゃんの考え方という表現良いですね。
必要なのは「ユニークさ」という部分、とても共感できます。
時代を切り開いていくためには、斬新な考え方で人を魅了しないと、差別化できませんよね。
「おもしろさ」を忘れずに、コツコツと取り組んでいきたいと思います。
そもそも「差別化しよう」っていう発想がもうおじいちゃんなんですよね
ユニークなら勝手に差別化されますから。