情報発信におけるブログのコンセプトは「アート」であるべき

メディア作成

こんにちは、齋藤です(プロフィールはこちら)

この記事は「情報発信者のためのブランドブログの作り方」の続きです

前回の記事はこちら

 

WordPressブログの設置、初期設定、テーマの選定、ブログを運営する前のリサーチ

前回までの記事でここまで完了していますので、次のステップへと移りましょう

この記事のテーマとなるのは「ブログのコンセプト」についてです。

 

なんらかの形で情報発信をしていくなら、ブログというのはあなたの顔であり、名刺であり、歴史館であり、ブログを見さえすれば「あなたというブランドが何者であるか?」が伝わらなければいけません

そのブランドがブランドたるゆえんが「コンセプト」

コンセプトがないブランドなんてこの世に存在しませんし、コンセプトがないものに人は惹かれません。人は商品を買ったり集まったりするのではなく、「その人やコンセプト」が欲しいし、関わっていたいのです。

 

というわけでブログをやるにしても、コンセプトというのはヒジョーに大切になります

ググってもらえばそういった話はいくらでもでますし、考え方やコンセプトを見つける100の質問!みたいなノウハウチックなものも、書籍やセミナーなどで見聞きします

情報はいくらでもある、ノウハウだってある

しかしネットを見てみるとコンセプトを感じないおもしろくない発信やメディアが大量にありますし、リアルビジネスですらコンセプトを感じるビジネスというのは非常に少ないのが実状です

圧がないんですよ、圧が。

 

情報やノウハウはいくらでもあるのに結果が伴わない

こういう時は「情報そのものが間違っている」「情報の受け取り方が間違っている」わけですが、個人的に思うのがコンテンツについての考え方をアップデートする必要があるんじゃないかなと。

ぶっちゃけ「世間で言われているコンセプトについての考え方は古すぎる」んですよね。

コンセプトは絞り出す、作るものではない

僕は「コンセプトを作りましょう!」で惹かれるコンセプトを作れる人を見たことがありません

どうも「コンセプトを作る」というと言葉の通り、「0から作る、絞り出す」というイメージを持ってる人が多いなという印象です

もちろん「0から作る、絞り出す」的な作り方もできなくはないし、必要な時もあるでしょう。しかし「作る」というとアートよりサイエンス的なイメージですが、そういうのはもう古いんです

サイエンス=科学的な考え方は、

・コンセプトを見える化する時のツール
・ほしい利益から逆算してビジネスを作る時
・リアルビジネスで従業員雇って大きくしたい時

などでは使えますが、個人ビジネスや情報発信においてそこまで必要なことではありません

今の時代ってサイエンスはいらないわけじゃないけれど、比率でいうとそんなに重要ではなくなってきています。

 

こういう話ってビジネスに明るくない人は「いや、そんな分析みたいなのちょっとよくわかんないです」ってなると思うんですが、別に難しい話ではないんですよ

人気のあるインフルエンサーやyoutuberがサイエンス的な発想でコンセプトを考えたり、自分の活動を決めていたりしているような感じはするでしょうか?

と言えば感覚的にわかるのではないでしょうか?

そんな感じはしないなあ・・・と、感覚的に納得できると思います。

コンセプトとは「姿勢」である

コンセプトが作るものでないのなら、一体どう捉えればいいか?

一言で言ってしまうと、コンセプトとは「姿勢」です

ブログで情報発信をするのであればなんらかのテーマやジャンルがあるわけですが、それにたいする自分の取り組み、姿勢がコンセプトです

筋トレの発信であれば筋トレにたいする姿勢、美容室の集客でブログやるなら美容師という仕事にたいする姿勢がコンセプトになる。ということですね

全力で取り組んでいればそれが自ずとコンセプトになり、それを言語化したり企画に反映させたりして見える化していくのがアート的視点のコンセプトです

まだビジネス知識や表現力、発信テーマにたいする実績や実力などが浅いうちは、アート的視点のコンセプトを重視するほうが圧の高いものが生まれます。

 

時代的にも好まれますし、ブログをはじめるのであればそういった視点からコンセプトを探っていくべきです

もちろん、発信テーマへの愛着やこだわりがないとアート的視点のコンセプトは生まれません

しかしだからこそ、日々の発信やコンテンツを生み出すことができるわけです

「発信するネタがありません」「企画が思いつきません」「お金をとるのが怖いです」とかってぶっちゃけそこまでそのテーマの事好きじゃないでしょ?って話なんですよ

ビジネス初心者、情報発信初心者がサイエンス的視点でコンセプトを作るとこうなるのは当たり前なんです。

 

「姿勢」でコンセプトをよく表現できてる人の例だと、キングコング西野さんとか上手いなあって思いますね

彼のテーマは「エンタメで世界を騒がせる」ですがまさにそのまんまの活動をしていますよね

僕は彼のファンでもないし、彼のコンテンツは本2冊くらいしかしりませんけど、そんな僕でも彼のコンセプトを言葉以外でも実感できているわけです

興味のない人間にも熱を感じさせるって相当だなって思いますね。これは彼のエンタメにたいする姿勢ゆえなんですよ。

西野さんについてはこちらの記事でも書いていますので参考までに。

情報発信とは「言語化と見える化」をしていくもの

自分の何かにたいする姿勢がコンセプトであり、それを言語化、見える化して表現していくのが情報発信です

ブログをやるっていうのは「見える化」の1つの営みです

見える化の過程で人が集まってきたり、お金を落としてくれたりしてくれるわけですね。

全力で取り組んでいれば、

・言いたいこと
・もっとこうなればいいのにという思い
・理想のゴールや世界
・こだわり

などが自分の中で溢れてくるわけですよ。情報発信というものはそれをただただ発信していくだけのことなんです。

 

最初の頃はうまく表現できないものですが、それも取り組むことによって磨かれていきます

コンセプトもより明確になっていくものですから、別に発展途上でもいいんですよ

むしろそれが当たり前であり、あなたの発信を見ている人と一緒にステージを上げていけばいいわけです

これはAKBが人気になった秘訣でもありますよね。人は応援したい生き物ですから。

コンセプトは作るのではなく、リアルタイムで表現していくものなんです。

「ブログで稼ぐ」「情報発信で起業したい!」の寒さ

情報発信であれば文章、音声、動画、なんらかのサービスや企画でコンセプトの見える化をしていくことになります

そこにビジネス知識をブチこんで効率化し、収益の構造を作り上げ、活動を行うためのライフラインを確保する(日本は資本主義でお金ないとなんもできない社会なので)のがビジネスであり「起業」というものです

こういう視点からいうと「ブログで稼ぐ」「情報発信で起業したいです!」というのは的外れもいい所なんですよ

起業とは結果的にそうなるだけで、目指すものではありません。

 

Twitterでよく見ますが「発信して稼ぎます」系アカウントが超寒いです(苦笑)

コンセプトが皆無であり、ゆえに発信になんの圧もありません

自己啓発本に書いてあることをつぶやいてるだけだったり、無理におもしろいこと言おうとしてバズ狙ってるだけだったり、自分の日々の作業をツイートしてるだけ

いや、誰が見るの?そもそもそれでどうやって収益化するの?って話なんですよ

コンセプトもない、ビジネス知識もない、ユニークさもない。それでは結果的に稼ぐことができるわけがありません。

 

「ブログで稼ぎたいから発信する」のではなく「発信したいことがあるから発信する。それで稼げるようにもなる」というのが正しい順序です

ビジネスライクに稼ぐことを第一に考えたゴリゴリの方法もありますけど、よっぽどビジネスに精通していてドライな考え方ができる人でないとそれで稼ぐことはできません

こういう人ってサイコパスですよ(苦笑)

ネットで「情報発信 稼ぐ」とか「ブログ 稼ぐ」とかで調べるとサイコパス系な稼ぎ方の方法論でてくるので気をつけましょう。そっちを目指してる人は問題ないですけど。

 

そもそもそれならビジネスをしっかり学んだほうが早いんですよ

そういうので出てくる知識や塾、セミナーは「ブログで稼ぐ方法」しか身につきません

ブログオワコンになったら死ぬわけでして、数年前に実際にブログで有名だったインフルエンサーもそういう感じになっちゃいましたね。

儲かるかどうかではなく、とにかく自分のコンセプトを発信する

情報発信で大切なのは「とにかく自分が発信したいことを発信する」ことです

極論言っちゃえば「別に稼げなくてもいいや。これやってるのが好きだし、俺の生き方なんだよ」くらい思えなければいけません

まあ情報発信というビジネスは基本的に稼げるんですけどね。超絶に効率いいし、リーチできる人数がネットにつながってる人達なので。

俳句とかは無理な気がしますけど、よっぽどマニアックなジャンルでなければフツーに稼げますよ

仮に稼げないジャンルで発信したいとしても、発信してる事自体が楽しいはずなのでそれはそれでやれば良いんですよ

どうしても情報発信で起業したいのなら「稼げそうなジャンルで没頭できること」でやればいいわけです

好きなものが1しかありません。なんて人、そうはいないですから。

 

例えば僕の場合、美容師、情報発信、ビジネス、自己啓発のジャンルで没頭経験がありますから、美容師が情報発信で稼げないテーマだとしても他の3つでやればいいわけです

幸いにもこれらのテーマはどれも稼げるので、全部やってますけども。(美容師というテーマは嫌いだがw)

 

僕はみんなが結果的に起業すればもっとおもしろいサービスとか、エンタメとか生まれるのになあって思います

仕事を生きがいにするというと悲しい人種かのように見えますが、こういった起業や働き方であれば誰も反対しないんじゃないでしょうか?

好きなことで世界に貢献するわけですからね、超楽しいわけです

むしろ資本主義である限りは仕事してお金稼がないといけないので、それなら起業して仕事楽しいというフィーバー状態にならないと人生がおもんないことになりますよね。

 

今って色んな場所でや人から学ぶことができますから、それを生かさない手はありません

起業したいのなら、ビジネス学んでなにか突き詰めたい1つのテーマを見つけて発信すれば起業できてしまう時代です

・ビジネスを学ぶ
・なにかに没頭する
・情報発信する

この3つをやりさえすれば起業できてしまうわけです

情報発信(ネットビジネス)という起業の仕方が世に出てきてからは、生き方の選択肢が変わったなあと思います

若い起業家って情報発信上がりの人ばっかりですしね。今起業するなら情報発信以外ありえないです

というわけで手始めにブログからやってみることをオススメします。

 

今回の記事ではアート的視点のコンセプトの考え方についてでしたが、サイエンスよりな考え方も身につけておくべきです

何事もバランスですし、状況によってはサイエンス的な発送が必要になることもあります

サイエンス的なコンセプトメイキングについての記事は下記の記事を参考にしてみてください

 

次の記事では「情報発信するブログはどんなブログにすればいいのか?」についてです

情報発信していくのならぜひ用意しておきたい「ブランドブログ」の作り方はこちらでまとめています

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齋藤慶太

齋藤慶太

27歳で美容室で起業し、年収200万から1000万へ。しかし美容師がおもんない&自分の思っていた人生ではないと感じ、情報発信で起業し直すことに。美容室経営、情報発信ビジネス、メディア構築など、「個人で稼ぐ」ためのスキルやマインドセットを発信しています。

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齋藤慶太

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27歳で美容室で起業し、年収200万から1000万へ。しかし美容師がおもんない&自分の思っていた人生ではないと感じ、情報発信で起業し直すことに。美容室経営・情報発信ビジネス・メディア構築など「個人で稼ぐ」ためのスキルやマインドセットを発信しています。

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