こんにちは、齋藤です(プロフィールはこちら)
先日は「ブログから自分のビジネスを作っていくロードマップ」という記事を書きました
今日はこれに付随して「これからの起業のパターン、ロードマップ」的なものを書こうかなと思います。
僕は今の日本の働き方では人生よくなるのは非常に難しいし、クソおもんないと思っています
労働に対する価値観がもう終わってんなと。資本主義のブタ(苦笑)
それならば起業して自分のビジネスを作ってしまえばいいじゃない。というのが僕の今の結論でして、一言で言えば起業・独立推奨派であります。
実際に僕は店舗経営で起業してさらに情報発信で起業しようとしており、色々めんどくさい事もありますが起業してよかったな。と思っています
なにより、労働に対する価値観が変わったし自分の生き方もガラリと変わりました
起業する前は自分で生きておらず、日本の世界の歴史が作った「こう生きるものだ」というレールにそって生きていただけで、今思うとまあゾンビみたいなもんです
頭も相当に悪く、周りの情報に振り回されていただけでしたね。
起業して、僕は初めて自分で自分の生き方を決めれるようになったと言えます
もちろん、資本主義というルールがこの世にある限りは無人島に行ったりバイクで世界を回りながら生きるみたいな人生を選ばない限り、お金を稼ぐ事が必要です
そういう意味ではまだ完全に自分の生き方を決めれないわけですが、それでも見える景色は相当に変わりました。(このへんの問題はAIの進化を期待しましょう)
というわけで僕は起業の大変さを知りつつも「YOU起業しちゃいなよ」と軽く言っちゃうタイプなのですが、ちょっと待てよと。
「YOU来ちゃいなよ」であれば行っちゃえばいいだけなので簡単ですが、「起業しちゃいなよ」と言われてもそうはいかない
歌って踊ればいいだけとは違い、起業って何すればいいんですか?そもそも何があるんですか?という疑問が湧くのは至極もっともでしょう
そこで「これからの起業のパターン、ロードマップ」的なるものを書いちゃおうというわけなのです。
細かい部分は書いてたらキリがないので大まかな道筋をまとめておきたいと思います
医者になる場合、賢い幼稚園→賢い小学校→中学校→高校→大学受験、医学部に入る→卒業して大学病院に入る→キャリアを積み開業するか務めるか→これで年収1000万確定
みたいな道筋が僕みたいな医者と関係ない人間でも知っているわけですが、こういう大まかな道筋を書きます
起業の道筋知ってますか?と言われて答えれます?
多分ほとんどの人が知らないし、だからブログを延々とシコシコ書き続けたり、Twitterで活動し続けたりする人が多いのだと思います
そういう職業訓練的な内職みたいなものや一発屋芸人みたいなのは、起業・ビジネスとはいいません
ブログで稼ぎましょう!Twitterで発信しましょう!とか良く見ますけど、あれって「バイトして小遣い稼ぎしましょう」と言ってること大して変わりないんですよ
(副業という言葉ももう終わってるんですけどいまだによく目にしますね。もう本業も副業もないです今の時代)
もちろんそこが目指す場所であればそれでいいんですが「サラリーマンやめて自由になりたい!」って人がブログやツイッタでーシコシコやってるわけです
そんなシコり方では人生良くなりません。エロビデオを見ながらか、起業して自分のビジネスを作るためにシコッてるほうがよっぽど人生に良いことがあります
起業の正しい道筋を知って、正しくシコれるようになりましょう。
個人で起業できるビジネスとは?
まず起業のパターンを知りましょう。世間のビジネスは分類分けするとどうなるか?です
何があるかを知らないと選びようがありません。
・高度専門職(医者、弁護士、マーケター)
・サービス業(美容師、飲食店)
・コーチ業(塾、教室)
・小売(物販、せどり)
・インターネット系(ITシステムやサービス、情報発信)
・製造・流通・土木(現場系)
・金融(投資)
世の中にあるビジネスを分類分けすると上記になります
この中から自分が起業したい領域を選ぶことになりますが、個人で起業できる領域は高度専門職~インターネット系までです
製造・流通は工場とかがいるためかなり大規模になり個人では難しい領域で、金融はビジネスではなく投資なので省きます。
年収は職業選択の時点で決まる
起業する、就職する際に年収の事や働き方が気になると思います
実は選択するビジネスでこれはほとんど決定されてしまいます。選んだビジネスの年収や働き方は一定の幅で決まっているからです。
例えば美容師になったとしましょう
技術単価、店舗維持費、材料費、店舗の規模などの相場は好き勝手にコントロールできないことがほとんどで、市場構造やビジネスモデルで決まっています
ということは年商から経費を引いた利益(年収)も、最初からだいたい決まっているわけです。
決まっていないのは「どの程度、成功できるか失敗するか」という上下の幅です
成功した美容室の売上はある程度想定できますから、美容室経営者の年収の上限も簡単に計算できますし、失敗した場合の年収も同じくです
その上下幅のどこに着地するか?というのは、経営者の能力とビジネスをどう展開するかで決まるというわけです
これはどのビジネスでも同じで、市場構造やビジネスモデルが何らかの事情で変わらない限りは
そのビジネスの年収の幅は最初から決まっています。
そして年収と同じように「働き方」にも一定の幅があります
美容師であれば現場に立ち、接客をする必要があります。これをオンラインで完結させたりすることはできないし、施術時間も大きく変えることはできません
美容師は「1日中立ちっぱなしで帰るのも遅い」というのは一定の幅があれど、決まっているのです。
そしてこの年収と働き方の「一定の幅」はビジネスによってかなりの差があります
同じ500万円稼ぐのでもビジネスによって難易度が変わってくるのです
美容師で500万稼ぐには「一定の幅の平均より上」に行く必要があります。要は努力と戦略が必要ということです
しかし医者であれば医者になった時点で年収500万以上が確定します。
ビジネスモデルごとに稼ぎやすさや働き方があるのです
起業する場合でも就職する場合でも「収入と働き方の一定の幅」を知ってから参入することをオススメします
でないと僕のようにやってみたけど理想の状態にどう考えてもなれない事がわかった時、絶望します(苦笑)
僕は起業する時、こういうことが頭にありませんでした。自分のキャリアプランを変える時は必ず頭に入れておきたい事です。
起業のロードマップ
ここまでであなたは、
・起業できるビジネスの種類
・ビジネスを選んだ時点で決まる年収と働き方の一定の幅
の2つを知りました。あとはどの領域で起業するかを決めるだけです
細かい部分は人それぞれなので、ここではロードマップとして大まかな道筋を記しておきます。
先程、個人で起業するのなら以下の領域になると書きました。覚えてますか?
・高度専門職(医者、弁護士、マーケター)
・サービス業(美容師、飲食店)
・コーチ業(塾、教室)
・小売(物販、せどり)
・インターネット系(ITシステムやサービス、情報発信)
この5つですね。
これらをさらに分類すると3つに分けることができます
・専門知識・技能で起業する(高度専門職、サービス、コーチ業)
・小売で起業する(輸入ビジネス、転売)
・インターネット系(ITシステムやサービス、情報発信)
SNSを見ればよくわかりますが、ほとんどの人がこの3つで起業しています
今最も過熱しているのがインターネット系の情報発信で、ITシステムやサービスというのは例えばワードプレスのテンプレート販売とかメルマガシステムとかです
ベンチャー企業とかはITシステムやサービスの領域でやってる所も多いんじゃないでしょうか。
専門知識で起業というのは昔からの鉄板ですね。もはや言うまでもないでしょう
小売に関してはせどりや輸入ビジネスですがここでは話しません。これ以上は細かい話になるし、あんま興味ないかなとも思いますので(笑)
小売に関してはどこかで安く買い付けて売るだけなので、あまり人によってやり方が変わるようなビジネスでもありません
数字の管理と何が売れるかを見抜く嗅覚がキモになります
次世代起業家セミナーを見てもられば詳しく解説されていますので、ぜひ視聴してみてください(無料で見れます)
専門知識・技能で起業する
ここからは起業の2大人気の「専門知識で起業」と「情報発信で起業」の2つについてロードマップを記していきたいと思います
この領域では、
・高度専門職(医者、弁護士、マーケター)
・サービス業(美容師、飲食店)
・コーチ業(塾、教室)
が含まれ、基本的には店舗や拠点を持つことになります
客を店舗に呼んで、そこでサービスを行ってお金が発生するビジネスです
サービスを店舗ではなくネット上で行えるなら情報発信の領域で起業したほうが良いです。効率が断然いいので。
たとえばナンパ師などはそうですね
ナンパ師は専門知識なのでコーチ業の領域ですが、ナンパノウハウは情報化できるので情報発信で起業したほうがコストもかかりませんし、売上規模も大きくなります
店舗を作ってナンパの塾みたいなことをしても別に構いませんが、ビジネスモデル的にはやる意味あんまないですね
情報発信して、コンサル生などに直接会える場所を作るのはありですが、その場合は事務所で会ったりとかどこかで待ち合わせすればいいんで。
なのでネット上でサービスが完結できない専門知識・技能で起業する場合はこの領域になると思ってください
美容師や医者なんかは来てもらわないとサービス提供できないですよね。空手や陶芸教室なども直接教える必要があります。
サラリーマンが起業したいとなると、専門知識がないためアフィリエイトやブロガーなどのインターネット系しかありません(小売は即金性は高いけど仕入れリスクがあるので敬遠されがち)
なのでもはや脱サラ・副業=情報発信みたいになっており、Twitterで猫も杓子も発信しましょう!になっているわけです
情報発信がブーム的な感じになってるのはネットが発達したというのもありますが、それしかないからみんなそうしてるだけっていうのもあるわけです。
専門知識・技能で起業するロードマップ
さて、専門知識を使って起業する場合のロードマップ、おさえておきたいポイントや成功の秘訣です
これは僕が実際にこの領域で起業して実感していることでもあります。
まず必要なものは5点です
・十分な専門知識・技能
・資金
・明確なコンセプトにユニークさ+信念
・マーケティング力
・ビジネス知識
十分な専門知識・技能
十分な専門知識が必要なのは言うまでもないでしょう。しかしないのに起業しようとする人の多いこと。美容師とかヘッタクソばかりだから(苦笑)
飲食店とか思いつきでやる人もいますが、まともな飯作れないのにやるもんじゃないです。タピオカ屋みたいに流行りにのって1年で退散するというビジネスモデルならそれでいいですけど。
資金
店舗を持つわけですから資金がいるのも当たり前ですが、貯金していない人も多いですね
高度専門職の人はそうでもないんですが、サービス業とコーチ業は収入も低いもんだからなかなか貯金して開業資金を貯めることが難しいというのもあります
開業資金もビジネスモデルにより一定の幅があらかじめ決まります。エステサロンや整体などはあまり設備がいらないので安くできますが、飲食店や美容室は設備や機材がいるので高くなりがちです。
明確なコンセプト、ユニークさ+信念
コンセプトも必要です
美容室でいうと、このコンセプトがないために売れない美容室が大量発生中です
ライバルが増えれば増えるほどこのコンセプトが重要になります
なぜなら「選ばれる存在」にならないといけないからです。そしてコンセプトがあるということは自動的に狙うターゲットも決まります
コンセプトがなければ選ばれる理由がないし、ターゲットも決められないのです(30代の子供がいる女性とかターゲットじゃないです)
コンセプトがあってもわかりにくくてはいけません。明確でユニークでなければ選ばれませんし、それプラス信念を感じればここしかないと思ってもらえるのです。
マーケティング力
そしてそのコンセプトをいかに世間、ターゲット層に広めていくか?これがマーケティングです
見つけてもらなければないのと同じですから、なんとかして人々の目に触れなければいけません
ネット、チラシ、天外看板、営業などなど。一番よくやられているのがネットですね
ホットペッパーやブログ、SNSなどです。ホットペッパーは有料ですがあとは無料でできますし、今の主流です。僕の美容室もメインの集客経路は自社メディアです
美容室の場合、「ネットとかよくわかんないし、ブログ書くのメンドクサイです」みたいな人いるんですがそんな人の店はすぐに潰れます。IT知識ないとかもう終わってて、そんな人は起業する資格がありません
マーケティング知識がないとホントに終わりなので必ず身につけましょう。
ビジネス知識
最後にビジネス知識です
ビジネス知識というと範囲が広いんですが、経営するのであれば必須の知識です。数字の管理、人の管理、マーケティングなどなどビジネスに必要な知識全般が必要です
やりながら覚えていく人が多い上に、感覚であったり根拠がないケースが多いものです
そういう人のビジネスは大きくなりませんし、そもそも成功確率が超低いです。自分1人であれば問題も少ないですが、規模拡大を狙うならもう致命的
ビジネスというのは1つの学問なので網羅的に覚えるのは難しいのが実情ですが、(学校や教材がない)僕のプロフィールにも書きましたけど次世代起業家セミナーなら使える知識が学べます
自分のビジネスを始めるのであればマストな知識であり、教材なのでぜひ学んでおいてください。
専門職での起業の流れ
ここまでであなたは専門職での起業に必要な5つの知識を知りました
・起業できるビジネスの種類
・ビジネスを選んだ時点で決まる年収と働き方の一定の幅
・専門職での起業に必要な5つの知識
ここまで理解したら後は実際に起業していくだけです
ここから先は人それぞれなのと、細かい話のオンパレードなので大まかな流れを書いておきます。
専門職で起業する順序はこうです
1:その分野の十分な専門知識・技能を身につける
2:ビジネス&マーケティング知識を身につける
3:コンセプトを考える
4:それを実現できる店舗を作るための資金を用意し、実際に作る
ビジネスの基礎知識を身に着け、十分な専門知識・技能があり、体現したいコンセプトを考えたら後はそのコンセプトを実現する店舗を作れば、あなたのビジネスがこの世に産声をあげます
資金は貯金だけでは足りないのが普通なので融資を受けることになります(銀行か国金)
融資を受けるためには信用が必要なので貯金をコツコツしておくことが重要です(開業したいのに金がないとか信用されません)
ここで絶対にやってはいけないのが「コンセプトを後回し」にすることです
よくある売れない美容室の特徴はコンセプトがない、コンセプトが後付け(しかも超弱い)であることです
コンセプトがなければどんな店を作ればいいのかわかりません
だから自分が作りたい思いつきの店になります。内装や立地、金額から考えた、よくわからない普通の美容室の出来上がりです。
そうではなく、コンセプトから逆算して作りましょう
コンセプトがあるから立地も決まり、内装、価格、何を売るのか?が決めれるのです(それらが決まれば残る利益も計算できます)
コンセプトを体現する店を作るとはこういうことです。
後は市場調査や業者の手配、雇用するなら雇用テクニックもありますし、集客経路の整備、リピート率の安定化、税金対策、などなどやることが山程あります
それはビジネス知識を駆使して片付けていきましょう。ここから先は細かくなってくるので今回は書きません。
専門知識・技能で起業する場合の「自動化」
最後に重要な自動化についてです
自動化とはこのブログで紹介している次世代起業家セミナーでも重要な概念です。ビジネスをよく勉強している人は聞いたことがあるかもしれませんね
セミナー内ではシステム化と呼ばれていますが、それは「自動化+結果が保証されている状態」のことです
わかりやすく言えば「自分が働かなくても必ず目標の結果が出る状態になっている」ことで、不労所得みたいなもんですね。
ビジネスは基本的にシステム化しておくべきです
自分が働けなくなっても収入がありますし、システム化しておけば規模拡大ができる状態なのでビジネスも大きくできます
新しい事がしたくなってもそっちに時間を使うこともできます。もちろん仕事せずに遊んでも構いません(笑)
専門知識・技能でシステム化する場合は人の雇用が必要になります
人の雇用をしたくない場合は自動化できないし、ビジネスを拡大することもできないわけです
専門知識を使うビジネスは基本的に1日に何人も客にサービス提供できません。ということは必然的に収入は一定の幅の下側になるわけです
専門知識で起業し、人を雇用したくないがお金と時間がほしい。というのは無理があるということです
これを頭にいれておかなければいけません、これは僕の失敗例でもあります。
システム化についてはこちらの記事や次世代起業家セミナーで詳しく解説されてますので視聴してみてください
あまり長文になってもあれなので(もう十分な長いけど)次の記事で情報発信で起業するロードマップを書いていきます
・高度専門職(医者、弁護士、マーケター)
・サービス業(美容師、飲食店)
・コーチ業(塾、教室)
上記の領域で自分のビジネスを作っていきたい方は今回の記事を参考にしてみてくださいね
次の記事はこちら。「情報発信で起業したい」人はぜひ一読を。
2020.01.19
情報発信で起業するためのロードマップ【圧倒的に自分らしく稼ぐ】
前回はこんな記事を書きました 起業のパターンと店舗系ビジネスの大まかな起業のロードマップです。今回は前回の記事で書ききれなかった「イン...
コメント