こんにちは、齋藤です(プロフィールはこちら)
「起業してみてどう?」「独立してよかったと思う?」
このような事は起業している人につい聞いてみたくなるものであり、起業してるとよく聞かれることでもあります
僕は友達がろくすっぽいないし、飯会や酒を飲むことも嫌いな陰キャラなのでこういった事を聞かれた事は記憶上は皆無ですが、今日はそういった事を聞かれた気持ちで書いてみたいなと思います
実際、起業したことがない人は気になるところではないでしょうか?起業を考えているのならなおの事でしょう。
そもそも起業は良いものなのか?
ちなみに僕は手放しで起業が良いとは別に思っていません
むしろダルイものという認識です(苦笑)
だって自分の責任ですべてをやっていかないといけないわけで、できればなーんも考えずに幸せな方がそりゃ楽じゃないですか
そういった受動的な幸せを良しとしない人もいるでしょうけど(特に自分の人生は自分で掴みとれ系のハッスルパワータイプの人)勝手に降ってくる幸せがあれば最低限の幸せは担保される
自分で人生を動かしたいのであれば、その上でなにか自分ですればいいじゃない
というベーシックインカム的な結論に僕はなるのです。
受動的な幸せの上に主体的な幸せがある
これこそが人間の可能性を広げる最低限の土台な気がしています
例えばですが筋トレがしたいとします。その場合、その人の主体的な幸福とは筋トレになります
これで勝手に降ってくる受動的な幸福があれば(例えば衣食住の保証)もうそれはハッピーだし、その人は筋トレでなんらかの卓越性を発揮するようになるでしょう
だって筋トレ以外の事を考えたり、時間を使ったりしなくていいのだから。
しかし現代では金がないと生活できないし、ジムやダンベルがなければ筋トレもできませんから経済活動をしなればいけません。そこで金を稼ぐ方法は基本的には2択になります
雇用か起業ですね
しかし中身の差こそあれ、この2つはどちらも受動的な幸福からは遠いものです
起業は自分の力でやっていかないといけないし、労働はある程度ボーッとしてても金もらえるけどそれまでの過程(進学、就職など)もある上に、昨今ではもらえる金は割に合わないし、なんだったら生活できねーよレベルです。
僕個人の考えですが、月収50万以下で生活ができるというのは嘘です
無理やり生活できる状態にしているだけであって、人間の可能性を極限まで小さくする生活なのです。要は人間として成長できない環境なわけ。
なので僕は資本主義が嫌いであり「よくもこんなシステムにしやがったものだ」と憤慨するのですが、紀元前670年にリュディアでエレクトロンと呼ばれる貨幣が発明された時からそうなってるのだから、なんとかするしかない
そうなるともう起業するしかないじゃない、というわけです。
フランスの哲学者にアランという人がいるんですが、こう言っています
「人間は幸福になる義務がある」
僕はまさにだな。と思っていてそれを人生の目的の1つにしていますが、人間の成長と幸福は密接な関係があるという立場です
それはなぜかと言うと「真に幸福な人は総じてなにかの能力が高く、いつでもなにかを始め、一定の実績を出すことができる」という最低限の条件が共通してあるからです。
こう言うと「そうじゃない人で幸せそうな人もいるじゃないですか!」と言われそうですが、僕からするとそれは「これでいいや。私はこれで幸せなの」という一種の思い込みだと思っています
要はあるがままを受け入れて、それで幸福だと言い聞かせちゃってる人ということです
それも一種の幸福だと思うし、その人は順応性の高い人だと思うのですが、僕の定義する幸福ではありません
僕の言う幸福は割とマッチョイズム溢れるものなのかもしれませんが、でもそー思っちゃうんだから仕方ない
「幸福とは主体的な態度からしか生まれない」という立場なのです。
主体的な幸福を目指すためには色々なものにチャレンジしなければいけません
ここに問題があって、現代社会ではそんな時間も機会もお金もなかなかにないわけです
衣食住が完璧に保証され、好きなものは何でも手に入り、病気の心配は一切ない。そんな夢物語な世界にならない限り不可能です。
しかし近づけることはできるわけで、その1つとして「お金と時間をどれだけ得れるか?」という資本主義レースが世界で行われているわけですね
その代表的な手段が労働か起業か?というわけですが、労働で得れる収入なんてまあクソなわけですよ(苦笑)
平均収入が3000万とかになれば別ですが、そうならない限りは労働で幸福になれるってのはまあないと思うわけです。
なので、「じゃあ起業っていうか自分で稼げるようになるしかないよね」という結論に僕はいたっているのです
というわけで幸福になりたければ起業しましょう。
起業してみて後悔はないのか?
ある種、仕方なく起業したという立場っぽい僕ですが、起業して後悔はないのか?というとそれはありません
自分の責任ですべてをやらないといけないのが起業ですが、自分の責任ですべて行えるのでそういう意味では大変に気楽です
僕は人を雇うこともしていないのでなおのことですね
雇用されるよりかは、理不尽なことに付き合う必要もないし、うざい人間と関わる必要もないし、収入は800万あるしでめんどくさい事や責任は常につきまといますが、起業して後悔というのはホントにないです。
ネットで検索すると「起業しなきゃよかった」みたいな話あると思いますが、それっていうのは根本的に向いていないか、うまく経営できていないかのどちらかで、ほとんどは後者だと思います
そりゃ、売上でてないと起業なんて地獄ですよ(苦笑)
「起業に根本的に向いてない人」っていないと僕は思っていて、これは自分に向いているようにビジネスを設計すればいいだけの話です
僕自身も接客業には死ぬほど向いていないと思いますが、それでもストレスのないように設計できてますし、やりようはあります。
で、この「売上がでていない」というのは起業の失敗であり「起業はリスクがある」と言われるわけですが、それもアホな話です
売上が出ていないのはリスクでもなんでもありません。ただの勉強不足です
スノボ初心者がなんの知識もなくウェーーイwwwして上級者コースに行って足折った。みたいなものです
ちゃんと歩く所から入念に練習&準備をしてから上級コースに行けば、よっぽどのことがない限りは足折れないでしょう。
起業というのは「どうなるかわからない」状態でやるものではなく、「これでいけるわ!」と思った時にするものです
潰れる美容室は大変に多いですが、あれは「美容師ができるだけ」で起業するからです
美容室は「経営と美容師ができる」状態でなければいけません。
最近流行りの情報発信も同じです
とりあえず始める人が多いですが、とりあえずだから挫折するわけです
「目的にたいして、何を発信し、どうアクセスを集めて、どう収益化するのか?」というビジネスの設計ができていれば、後はその通りに動くだけ
最後はどれぐらい行動できるか?の問題になります
まあ情報発信は始めるのにほぼお金がかからないのでリスクは0ですけど。(だからネット起業って超良いです)
なので「起業して後悔する」っていうのはうまくいっている限り、どんな人でも基本はないと思います
起業して後悔してる人は「失敗して後悔してる」だけであって「起業に後悔してる」のではありません。言葉の使い方を間違えないように(笑)
「起業してみたけど今のビジネスに不満」というのは当然おこりえることですが、その時は僕のようにそのおもんないビジネスやめて、また次のビジネス作ればいいんです。
まあ、それもビジネスの設計が甘いから起きることなんですけど(苦笑)
ちゃんと学んで周到に準備すれば、幸せな生活&人間的な成長が待っているのが起業というものだと僕は思っています
大量に行動しないといけないのでハードルはそこですが、世間一般でよく聞く「起業にはリスクがある」というハードルはありません
てゆうかくりかえしますが、リスクある状態で起業なんかしちゃダメだから(苦笑)
リアルビジネスあがりの雑感
この記事では起業に関する雑感を書きたいんですが、
・起業ってなんのためにするの?
・起業ってどうなの?
・起業ってリスクあんの?
というメインどころはもう書いたとおりです
なんのためか?というと自身の幸福のためだし、ちゃんと用意して起業すればリスクも0に近くできるし、起業って基本的には良いもんですよと。
ここからは更なる雑感を書いてみたいと思います
僕はリアルビジネス(美容室経営)でひとまず成功したので、そっちよりの雑感となります.
年収3000万以下のビジネスはしんどい
年収なんて人それぞれ適正値があるんで好きにしてもらえばいいんですけど、僕的には年収3000万以下ってしんどいなぁと思います
なので3000万超えるようなビジネスを作ることをオススメしますね。
個人的にはどんなけ少なくても人間1人につき月収50万くらいはないと、人生に制限とリスクがつきまとうと感じます
病気や災害などのリスクもありますし、僕の体験(開業してすぐの時トラックに轢かれた&父親が半年くらい入院した)からもお金なんて必要額の3倍くらいは最低でもあったほうが良いです
稼ぐ必要性は冒頭の方でも書きましたが、この記事でも書いたので読んでみてください
2019.02.28
起業後の収入は最低どれくらい必要か?誰も言わないタブーに触れてみた
生々しく、お金の話をします どれくらい稼いでいるか?こんな使い方してます!などは聞いたりしますが「最低でもこれくらいは必要だ」という話はま...
あと年収3000万のビジネスって実はショボいんですよ
割と吹けば飛ぶビジネスだったりしますし、リアルビジネスでこれくらいの規模で頭打ちしてるのは結構不安定です
このラインを越えようと思うと、自分がいなくても回るようにしないとまあキツイですね
システム化や自動化しないと達成困難でしょう。
美容室経営で3000万こえようと思うと雇用は必須となります。美容室というか店舗系のビジネス全般ですね
雇用する場合は社員の管理をちゃんとしないとグダグダな組織になって、退職→売上低下+おまけに経営者はいつまでも肉体労働で時間ないのコンボで詰みます(美容室ってそんなんばっか)
なのでシステム化と仕組み化が必要なわけです。で、システム化しちゃうと割と3000万って簡単に超えちゃうものなんです
それならYOU最初から億くらい目指しちゃいなよ、って話ではないでしょうか。
まあ億はともかく、3~5000万くらいなら結構狙えるもんですよ(特に情報発信ビジネス)
僕もよく聞く話ですから。まあ僕はまだなんだけど(苦笑)
金額は人それぞれだと思いますが、参考にしてください
年収1000万くらいでも超暇で、時間いっぱいあるなら全然アリだと思います。時間あるなら色々できますしビジネス力もあると思うんで、まあ好きに生きれるでしょう
僕は本物を見たり、勉強して知識をつけたり、体験したりしたいので割と稼ぎたい派です
お金ないとそういうのできないですからね。
肉体労働オワコン
なんも考えんと労働してる限りは稼げません
もちろん、どんなビジネスも価値を生むために作業したり、頭使ったり、時には体を使ったりしますから肉体労働がゼロになるってことはありません
なので1労働あたりの時間単価を上げていく必要があるわけです。1時間労働してそれがどれくらいの価値になるのか?その価値をできる限り上げておくのです。
時間単価はビジネスによってある程度、決定されてしまうことでもあります
美容師を例にしますが、客単価数千円~1万円くらいで、1日8時間労働だとして最大8万円くらいが関の山なわけです
8時間肉体労働して8万円しか得られない。これではきつい
そもそも8時間も労働したいのか?という話です。よっぽど好きなら良いんでしょうけど、そうでないのならまあ嫌ですよね
1労働あたりの時間単価は高いにこしたことはないわけです。
効率の悪い肉体労働から逃げ出すには、
・情報化
・雇用とシステム化
この2つのどちらかが必要で、情報化とは情報発信ビジネスの事になります
美容師であればカットや経営などの知識を情報化し売ってしまえばいいわけです。美容師でもセミナーや書籍、オンラインサロンなど実際にやっている人もいます
もちろん、実力とビジネス知識がないと情報化なんてできませんから、美容師が超絶に好きでかつ技術と実績があり、情報発信もできるという条件は必須ですが、これをクリアすれば1労働あたりの時間単価を上げることができます。
次に雇用とシステム化です。情報化が難しいのであれば、こちらのほうが現実的になります
ビジネスの定番の売上拡大法でもありますね
ただここがうまくできていない人がほとんどなので、いつまでたっても組織が成長しなかったり、潰れたりしてます
雇用は言うまでもありませんが人を雇うということであり、人を増やせば労働力が増えますから単純に単価が上がります。
そして重要なのがシステム化です。システム化とは「自動化+結果が保証されている状態」のことです
自動化とは、自分が何もしなくてもビジネスが回るっていう状態
結果が保証されている状態とは、客を100人店に入れれば○○円の売上が必ず出る状態です
雇用とシステム化をしておけば場所を増やせば単価も増えていくわけです。
ちなみに情報発信ビジネスでシステム化してしまえばかなり儲かります
1労働あたりの時間単価もかなり高いのがネットビジネスの特徴ですね
個人で1億稼ぐとか情報発信じゃないと無理ですし、情報発信が今これだけ言われているのも効率が圧倒的にいいからです
店とか雇用とかいらないですからね。リスクもありません
ネットでビジネス作った人が全員言うのが「情報発信は効率よすぎ。飲食店とかのリアルビジネスなんてやる気しねー」です(笑)
もちろん料理が好きとか美容師が超楽しいとかなら、そういったビジネスやったらいいんですよ
そのビジネスでできる範囲の時間単価を上げていけば良いのです
しかし好きでもないなら情報化も難しいし、雇用とかダルイだけです。さっさとやめたほうがいいと思うんですよね
僕は美容師全然楽しくないし興味もありません。不毛な肉体労働はしたくないのです。
起業するのであれば儲からない肉体労働なんてしてはいけません
システム化についてはこの記事でも書いたので読んでみてください
2018.07.24
「仕事の奴隷」になる「時給型ビジネス」から脱出するたった1つの方法
今日は僕が美容室経営をやめる事を決意したキッカケとなった「ビジネスにおいて非常に重要な考え方」を書いていきます この考え方を知る前はぼんや...
リアルビジネスは安定しやすし読みやすい
ここまで読むとリアルビジネスをディスり気味に見えますが、気持ちとしてはそうでもありません
美容室で起業し、今は情報発信で起業しようとしている僕ですが、リアルビジネスって超読みやすいしちゃんと設計すれば安定感あります
美容室なんて特にそうだと思います
髪の毛は必ず切るし、そんなに色んな店に行きたいという欲求もないでしょう(始めていく美容室って緊張するし、探すのめんどくさいですよね)
集客するのも目的が明確なので割と簡単
なので軌道に乗せてしまえば安定するし、軌道に乗せるまでのルート整備も複雑ではありません。
美容室経営で苦労してる人って多いですが、何も考えてないというだけです(苦笑)
1つの成功パターンで何度も成功できるのがリアルビジネスのいいところです
収益も恐ろしく一定値に収まります。僕の店なんて7年間ずっと月の売上はプラスマイナス10万以内ですからね
売上どころかすべての数字が毎月10%以内の誤差に収まってます。これはリアルビジネスが非常に読みやすいからです。
・開業までに時間とコストがかかる
・運営費が高い
・雇用しないと売上の上限値が低い
・環境リスクがある(災害、立ち退きなど)
・肉体労働である
というデメリットはありますが、安定感と読みやすさの高さはリアルビジネスの良いところです
社会的信用もありますしね。情報発信なんて胡散臭いって言われますから(笑)
情報発信って超いい
ビジネスをするのであれば、
・リアルビジネス
・ネットビジネス
のどちらかになります
まあこれは自分がやりたい事に合わせて選べばいいんですが、どちらであっても片方に偏ることなく、両方を取り入れる視点を持っておくといいです。
例えば美容室だとリアルビジネスなわけですが、なんらかの形でネットビジネスの要素も入れる
今流行のSNSやブログでの情報発信なら、リアルで会う機会を作ったりです
そうするとビジネスがでかくなるし、成長のチャンスもふえます。
ネットビジネスで成功してる人って今はリアルを結構取り入れてるんですが、リアルビジネスの人ってネットを全然取り入れてなかったりします
せいぜい集客に使うくらいのものです
それって非常にもったいないことで、これからの時代はもっと情報発信していくべきです
ビジネスも大きくなるし、自分のやりたいことを突き詰めれるし、仲間もできるしで良いことばっかりだと思うんですよね。
僕はリアルビジネスで起業してみて、ネットよりの方が自分には合ってるな。と感じたんで情報発信ビジネスに移行中ですが、情報発信って超良いなと思います
まずコストがかからないし、個人で億が狙えるビジネスなんてそうないです
「ブログアフィリで放ったらかしで不労所得」とかには全然憧れませんが(そもそも時代遅れだし)、自分が発信したい事を発信して、企画やサービスを作って、それで稼げるって超いいなと。
もちろん、そんな事が簡単にできるわけはないんですが、情報発信で骨太なビジネスを作ってみたい!って思えます
ちょっと前にYouTubeで「好きなことで生きていく」というフレーズがありましたが、情報発信って好きなことやりやすいと思うんですよね。
冒頭の方でアランの言葉である「人間は幸福になる義務がある」というのを紹介しましたが、情報発信ってそれを実現しやすいビジネスモデルだと思ってます
情報発信については僕は色々と思いがありますがそれを差し引いても、
コストもかからないし、リスクもない。でも個人で億を稼げる可能性がある
それだけでフツーにやる価値のあるものではないでしょうか。
雑感終わり
というわけで僕が起業して感じた雑感でした
まとまりがないですが、まあまとめる気はなかったんでザーッと読んでもらって参考になればなあ。という思いで書きました
でも割と重要な事を書いたつもりです。
最後に、
起業したいとか個人で稼ぎたいっていうのが最近は流行りですが、ビジネス知識とそれに見合ったマインドセットがないとまあ何しても上手くいかないんですね
起業したい、稼ぎたい。けど何していいかわかんないって人は、大人しくビジネス学んでおきましょう
僕は次世代起業家セミナーをオススメしてるんで、それで学んでもらえたらと思います。無料で見れるんで登録して見てください
これぐらいのをめんどくさがって学べないようでは、まあ起業とか個人で稼ぐとかは向いてないんで、大人しく雇われる人生を選ぶ事をオススメします。その方が幸せになれます
学びたい人はぜひどうぞ
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