こんにちは、齋藤です(プロフィールはこちら)
この記事では「このまんまやれば最短最速、リスク0で年収1000万美容師になれる方法」について話します
色々考えるのがめんどくさい人はこのままやってもらえれば良いですし、知識と考え方がしっかり頭に入っているのなら多少のアレンジを加えてもよし
というようなアクションプランとなっています
ぶっちゃけ年収1000万程度の美容師であれば、やることさえやれれば誰でもなれるんですよ
パターン化してまとめれるくらいの難易度です。
美容師向けのセミナーをやっていた時から数えると起業する美容師の相談には結構のってきましたし、実際に独立した人もいますが、割とみなさん「ちょっと危ない独立の仕方」をしています
まあ上手くいけばなんでもいいんですが、効率悪いですし、なにより上手くいかなかった時のリスクがデカイ
借金1000万近く背負っちゃうことになりますからね
美容室のようなコストのかかる店舗が必要な起業はリスクを0にするのはムリですが、限りなく近づけることは可能です
そしてコストがかかる起業の場合、スタートアップの時は小さくはじめるのがセオリー
時代的にも美容室は小さい方が有利ですから「時代にあっていてリスクが最小」、そんな起業の仕方をするべきだと僕は思います。
というわけでそんな美容師の独立方法をまとめておきますので、これから独立したい人はこの記事の通りススメてください
年収1000万以上を狙う場合は、
・この通りにやって次のステップへ進む
・最初から年収1000万以上を狙って店舗を作る
このどちらかですが、リスクがふえるので「この記事の通りにやって次のステップへ進む」ことをオススメします
この記事の内容は年収1000万美容師になるための最短ルートですが、すべての起業美容師がこの道を通るべきだと僕は思っています
それくらいローリスクで確実です。
自信がある人は下記の記事で開業に必要な考え方を学んで、お好きな方法で起業すると良いでしょう
2021.07.20
年収1000万美容師になるための準備~独立の方法
この記事では「年収200万円代の美容師が年収1000万になる方法」をまとめています 僕は27歳で個人美容師として独立して1年で年収800万...
最短最速リスク0になる7つの要素
話がわかりやすいようにまずは要点をネタバレしておきます
最短最速リスク0で年収1000万美容師になるためには下記の要素を揃えましょう
1:まずは1人で成功することを考える
2:美容師レベルがそれなりに高い
3:フリーランスでの起業を第一に。借金して店を作るのはそれができない場合の選択
4:高単価でやる
5:駅が近い場所で家賃は10万まで
6:独立する前に集客力をつけておく
7:独立する前にビジネス知識を最低限レベルでつけておく
この7つの要素を満たしておけばリスク0に近くなれます
これらの要素がちゃんと揃っていれば、お金借りるなら借金してテナント契約して工事すれば終わりですし、フリーランスなら店と契約するだけの作業です。
まずは1人で成功することを考える
将来的に人を雇いたい、店を大きくしたい、という場合でもまずは1人で成功することを考えましょう
成功すれば後はどうとでもなりますし、1人だと失敗してもすぐに逃げれますよね。それに1人で成功するのが最も簡単です
給料やムダな店の広さもいらないので費用も抑えれることができ、他人を気にしないでいいのでブレることなく全速力で走ることだってできます
他人って所詮他人ですからね。あなたが成功しようがしまいが知ったこっちゃない、他人事なんです
そこまでこちらの思いやビジネスにコミットしてくれる人材というのは、まあいないと思って良くて、そういうコミットが得られるのは「店にいることによって超絶な利益が得られる場合のみ」なんです
有名店がリクルート強いのはその美容室に入れば「超絶な利益が得られる」からですよね
その利益は人それぞれ見出してるものが違いますが。
良い人材を得たいのならば「超高待遇」か「意識高い美容師が集まる組織」にするかのどちらか
「意識高い美容師が集まる組織」というのは地域性も関係しますし、歴史や実績も必要になりますから、これから起業するのであれば「超高待遇」しかありえません
しかしスタートの時点でこんなのやっちゃうとリスクが高まるだけです
なので1人で成功することを考える、そして人を雇うのであれば成功してから。というわけなんです。
雇用には法的な準備も必要ですし、揉め事でもあったり、そいつが使えない人材だったりしたら超めんどくさいしコストもかかります
売上を上げてくれる保証もありませんから、人なんて最初から雇うもんじゃありません(苦笑)
集客も単純計算で2倍しないといけなくなりますからね
もちろん、知り合いだとか、お客さんをほとんど連れていけるとか、有能なスタッフであることがわかっているなど、色々パーソナルな事情はあるでしょうけども僕の経験上「最初から人を雇用していいほどの条件で独立できる人」というのは少ないです
なのでこの記事では「まずは1人で成功しろ」を鉄則の1つとします
ビジネス知識があって雇用してもリスクが上がらない条件を満たしているならば、人つきで始めてもいいと思いますけども、そういう人って他人の助言いらないレベルで優秀なんで。
美容師レベルがそれなりに高い
美容師としてのレベルがある程度高いことも重要な要素です
まあ言うまでもないですよね。ショボイ美容師が独立したってショボイ店しか作れません
きついこと言いますけど、実力ないのに独立したがる人って結構いるんですが、そういう人の店って総じてビミョーです
てゆうか潰れる店も多くて、開業して1年もたないとか、月の売上50万くらいとか、そんな状態になっちゃう人はそもそも「美容師としてのレベルが低い」んです。
レベルというと抽象的なんですが、だから余計に自体をややこしくしちゃうんですよね
基準をいうなれば、
・個人売上が「安定して」100万ない
・人に教えれるレベルで得意、好きなことがない
この2つがない場合は僕の経験上、残念ながら「美容師としてのレベルが低い」人にカテゴライズされてもいいと思ってます
美容師としてのレベルが低い場合、まず美容師としてのレベルを上げるところからですが、現実問題それって難しいことでもあります
あげた2つの要素って実は別に難しくないんですよね
美容師に興味があるとか、ちょっと頭を使って積み上げてきた人ならば知らない間に超えてる壁なんです
なのにその壁を越えれていないってなると「美容師に興味がない」か「頭を使って積み上げることが苦手」な人の可能性が高いわけで、そういう人は独立にそもそも向いていません。
なのでレベルを上げる努力をすることを止めはしませんが、独立はどうだろうなっていうのが正直なところ
身も蓋もないですけど、独立しちゃだめな人っているんですよ。雇われのほうが幸せな人
どうしてもしたいのであればまずレベルを上げて、必ずフリーランスで独立しましょう
フリーランスなら店を作る必要がないので借金しないですみますから。
フリーランスでの起業を第一に
今ってもう自分で店を出さなくても独立できます
僕が独立した2013年当時はまだ面貸しはあれど、フリーランスって言葉すらなかったですが、今はフリーランスで独立できる場所が結構あります
大阪、名古屋、東京だとこの形式で独立してる人も多くて、特に東京なんてSNSを見てみるとここ1,2年で独立した人はほとんどこの形式なような気さえします
僕も1人知り合いの美容師がフリーランスしてますが、銀座、梅田、名古屋の3拠点を週替りで移動しながらやってますね。
フリーランスは自分で店を出さなくていいので借金しなくていいのが最大のメリットです
次に内装が結構良かったり、場所も良い場合が多い
周りに他の美容師がいるので閉塞感もありませんし(逆に言えばプライベート空間的な感じはないが)、情報交換だってできるでしょう
集客、確定申告のサポートや代行もしてくれる場合もあります
収益の分配は会社によって%が違いますが、最近はこちらの取り分が多く設定されている事が多いですね
ある程度フリーランス美容師が増えてくれば%の比率も今より悪くなることもありえますが(PayPayの手数料みたいに)30~40%ほどとられる契約であればいい会社でしょう。50%近くなるとボッタクリ
自分で店を出すと30%くらいは経費で飛ぶのでフリーランスでも同じくらいは稼げるわけでして正直、今どき自分で借金して店をやるメリットがないよなあ~って思います
自分で店を出すのはフリーランスでやれる会社がない場合のみですね
田舎とかだと仕方ありません。
デメリットは基本的に個人を想定しているので拡大ができないこと
美容師でビジネスの規模拡大する方法は単価を上げるか、人をふやすかですが、単価には限界があるのでやはり拡大と言えば雇用です
しかしフリーランスの場合はそれができません。アシスタント1人雇う程度がせいぜいでしょう
場所も今はまだ限定的なのでそこもネックですね
後は周りに他の美容師がいるのもデメリットになる場合もあります。これは人によりけりですが。
とまあ、メリット・デメリットを比較すると自分で借金して開業する意味ってほぼないと思います
田舎でやりたい場合を除き、基本はフリーランスではじめましょう。これだけでもうリスク0ですから(笑)
フリーランスができない人はあきらめて借金して店を作りましょう。地域格差ドイヒー
高単価でやる
大手以外は低単価でやったら死にますので高単価路線しかありまえません
それに高単価の方が色々と楽です。低単価って「安く高回転で売る」以外になにもできませんからウリも差別化もクソもありません
美容室の高単価の基準は最低1万円。そして単価1万円にする方法でもっとも簡単なのが一番安いメニューを1万円にすることです
なのでカット1万円にして後のメニューは1万円以上にしておけばいいわけです
カット1万、カットカラー1万5千円とかが目安でしょうか。最低価格がこのくらいのイメージです
価格はもうほとんど固定といってもいいくらいなので後はどうやって、
・価格に見合う内容にするか?
・それをどうやって伝えるか?
を考えましょう。これがメニューやコンセプトを作るということです。
実は美容師としてのレベルが高く、価格が決まれば美容室の方向性=コンセプトも自ずと導かれてくるんですよ
勘違いしてる人多いんですが、メニューやコンセプトってウンウン考えるもんじゃありません
メニューは儲けたい金額から逆算すれば勝手に決まるし、コンセプトは自分のウリを最大限に魅力的にかつわかりやすく伝える方法を考えれば出てきます
「美容師としてのレベルが高い必要がある」のもこういうところに関係してくるんです
レベルが高くないと高単価も取れないし、内容と伝え方も決まらないですからね。
駅が近い場所で家賃は10万まで
車が当たり前な田舎はともかく、基本的に駅チカで開業しましょう
フリーランスの場合は基本的に駅チカになると思いますのであまり関係ありませんね(フリーランスで駅から遠い場所はちょっと考えましょう)
・駅から離れると良いテナントがあまりない
・電車で来る人も当然狙うから
・駅が遠いと遠方の客が迷う
・雇用した時に駅から遠いと障害となる(通勤手当でコストもアップ)
・通勤がめんどくさい(電車だとコストもアップ)
駅チカがいい主な理由はこんなところです。
家賃は月10万以内におさめるようにしましょう。それを超えると重いです
駅チカで10万のテナントはだいたい10坪くらいの広さになります
1人の場合は10坪だと少しだけ広いかなって感じですが、ちょうどよいくらい。そもそも10坪以下のテナントってあまりないですしね
将来的に雇用したい場合だと小さいんですが、それくらいの広さであれば2、3人は働くことができます
1人で成功してもう1人雇ってさらに成功して、店舗を拡大するかもう1つ箱を作る。という方法でやるのがいいと個人的には思いますね
そもそも店の大きさは20坪までかなと。小さい箱をたくさん作る方が安全な経営ができます。いらなくなったら売るか壊せばいいですから。
将来的に雇用を考えている場合、10万で15坪くらいのテナントが見つかるとラッキーです。まあ田舎でない限りはそんなことないですが。
独立する前に集客力をつけておく
これも驚くほどやっていない人が多いですが(特に30代後半~の美容師)、この情報発信当たり前な時代に美容師としての自分をネットに公開していない人がいたりします
今どきネットに情報がないって「存在していないのと同じ」ですよ。独立して慌ててはじめた所でもう遅い
発信してるライバルも多いので光るものがないと埋もれちゃいますし、単純に「発信慣れ」してるかどうかでかなりの差がついてしまいます
集客できなければ売上なんて上がりようもないんですから、情報発信力=生命線なんです
なので独立する前から発信して集客できるようになっておく必要がありますよね
独立してからやってもそんなすぐに上手くいきません。慣れがないと話になりませんし。
美容師の場合はインスタ、ブログ、ネット広告からのLP誘導、ポータルサイト(今だとホットペッパー)の4つが主な情報発信になります
インスタとブログなんて気軽にはじめれる上に無料ですから、美容師なのにこれらをやってないって意味がわかりません。やる気ねーだろレベル
その上、1人で成功するレベルならこの2つで十分なくらいです
ネット広告からのLP誘導、ポータルサイトの有効活用はビジネス知識が必要ですが、大手になる気がないならそれらも高度な知識はいりません。
独立したいのであれば、雇われの時からインスタとブログで集客できるようになっておきましょう
すでに顧客が多い場合は実質5~10人くらいしか予約を取れないですが、目安としては月15~20人くらいの新規客を自分のメディアから獲得できるようになる必要があります
これくらいとれれば、顧客0からでもまず売上が上がらないってことはありません
3ヶ月もすれば黒字になりますし、1年あれば予約は常にマックス状態になります。
独立する前にビジネス知識を最低限レベルでつけておく
美容師で1人で成功するレベルならぶっちゃけビジネス知識ってそこまで重要ではありません
美容師としてレベルが高くて、維持コストが低くて、発信力があるなら健康である限りは飯食えるでしょう
しかし失敗が減りますし、効率もアップ、問題があった時の解決力はビジネス知識があるとないとでは大違い
今上手くいってるとしてもそれは「流れに乗れてるだけ」かもしれませんよね。流れが変わった時にそれに合わせれないとだんだんとショボくれていきます
「あの時はよかったな・・・」という(苦笑)
雇用して拡大する場合は言うまでもなく必須です。ビジネス知識がないとはじまりません
どちらにせよビジネス知識があるにこしたことはないし、人生の教養とすら言えるので、「独立して生きていく」のであれば、まずはこの2つの無料動画を学んでおきましょう
こういったものを真剣に学べない人は、雇われてたほうが幸せだと思います。
2021.07.19
超儲かる美容室の作り方が3時間の無料動画で学べる【超高利益率サロン経営セミナー】
この記事では独立開業したい美容師、フリーランスで稼ぎたい美容師など、要は「美容師としてもっと売れたい、稼ぎたい」人に2つの無料セミナーを紹介...
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こんにちは、美容室経営&美容師引退を目指してる齋藤です この記事では当ブログで紹介している「次世代起業家セミナー」を詳しく紹介します 次...
具体的アクションプラン
1:まずは1人で成功することを考える
2:美容師レベルがそれなりに高い
3:フリーランスでの起業を第一に。借金して店を作るのはそれができない場合の選択
4:高単価でやる
5:駅が近い場所で家賃は10万まで
6:独立する前に集客力をつけておく
7:独立する前にビジネス知識を最低限レベルでつけておく
これらの要素をおさえておけば自動的に具体的なアクションプランも決まってきます
1:美容師としてレベルを上げる。ウリを作る
2:ビジネス知識、発信力を高める
3:雇われで売上100万安定して出す
4a:フリーランスで働ける場所を探し、そこで高単価に設定し年収1000万を目指す
4b:開業するなら駅チカで家賃10万ほど、10坪程度の大きさのテナントを探し高単価に設定し年収1000万を目指す
5:達成したら次のステージへ行くか、現状を維持し続ける
細かいことは人ぞれぞれの状況で変わってきますが、大枠はこれでok。てゆうか理屈上こうなります
2021.07.16
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さらに詳しく知りたい場合はこちらの記事をどうぞ。
ではでは「このまんまやれば最短最速、リスク0で年収1000万美容師になる方法」でした
この通りやれば1人で成功するのは難しくありませんが、真剣に独立を考えているのならこちらの記事を読んでおいてくださいね
2021.07.20
年収1000万美容師になるための準備~独立の方法
この記事では「年収200万円代の美容師が年収1000万になる方法」をまとめています 僕は27歳で個人美容師として独立して1年で年収800万...
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