美容室開業を成功させるファミコン理論【プレイヤー編】

美容師・美容室経営

こんにちは、齋藤です(プロフィールはこちら)

美容室開業を成功させるファミコン理論という記事を書いたんですが、この記事はそのうちの1つ「プレイヤー」について話します。

みんながまっさきに忘れるプレイヤー

まずはプレイヤーとはなにか?から説明していきます

ちなみに開業する時に必ずみんな忘れるのが「プレイヤー」です、一番忘れちゃダメなのに。

ファミコンでいうとプレイヤーいないのにどうやってゲームするんだよって話です(苦笑)

 

開業する時って「どんな店にしようか?」というファミコンで言うとソフトの部分と「どこにどんな店舗を用意しようか?」というハードの部分しか考えない人が多いです

しかし実際に仕事するのは人間であるプレイヤーなんですから、一番に考えなければいけません

気持ちよくプレイできないゲームなんてクリアできます?無理ですよね、それをいわゆる「クソゲー」というのです(苦笑)

プレイヤーの事を考えていないビジネスなんてクソゲーに決まってるじゃないですか。それって現実的に言うとブラック企業なわけですよ。

プレイヤーの物質的側面

プレイヤーのことを考えるにあたって絶対に押さえておいてほしいのは、

「あなた(家族がいるなら家族の分も)」が生きていくのにいくらのお金が必要ですか?

ということです。なにせお金がないと生活できないわけですし、仕事の第一目標は稼ぐことですから。

物質的に必要なものはなにか?ということでもあります。

 

これを算出するのに必要なものはこんなところでしょうか

・家の家賃
・光熱費
・通信費
・交際費
・消耗品代
・服飾
・美容代
・税金や年金、保険代
・奨学金や車のローンの返済代
・病院代
・家族の病気、天災などの突発的な支払いの為の金
・貯金に回す金

なんか家計簿みたいですけど、「生きていくのにいくらのお金が必要か」というのは生活費の事なので当たり前ですね

このあたりは誰しもが必要な項目になるのではないでしょうか?家族がふえればその分、掛け算になる項目もあるでしょう。

 

例えば生活に月に50万円かかっているのであれば、毎月50万の利益が必要になります

ここで忘れてはいけないのが、月に60万円必要になった場合、利益を10万円すぐにあげれるのか?ということです

利益をふやすためにビジネスモデルにかなりのテコ入れが必要になる場合は、結構めんどくさいことになりますよね。

 

なので「自分がどれくらいお金がほしいのか」を考え、そこから逆算してビジネスを作るのが重要になります

だからプレイヤーが最も重要で忘れていはいけないんですね

でもみんな忘れちゃうというか考えもしないのです。で、やってみて「全然儲からんやんけ!」という事態になるわけですね。

プレイヤーの精神的側面

物質的に必要なことを考えたら次は精神的な部分も考えましょう

精神的側面は「自分がやってて楽しいことをしましょう」としか言えません(笑)

例えば月収200万円になっても、毎日深夜12時に帰宅して超しんどい。とか嫌じゃないですか

ホントは人雇いたくないのに雇用しているとか、逆にスタッフ入れたいのに店の構造的に入れれないとかそんな場合もあるでしょう。

 

僕のケースで言うと接客したくないんですよ、客と話すのも嫌でセールストークすらしません。毎回新規客に同じこと言うのダルイから(笑)

だって定型文しゃべるってバカみたいじゃないですか。接客したほうがリピート率もあがりますし、客単価もあがります

でもしたくないんだから仕方がない。しなくても売上の上がる店を作ればいいんです

もちろんそうすることで「できなくなること」もでてきますが(うちの店は雇用&拡大という可能性を捨ててます)、人間なんてモチベがなくなったら終わりなので気分優先するべきです。

 

物質的側面を満たすために、精神的側面を犠牲にしてはいつか終わりが来ます

やってて楽しくないことで結果が出続けるなんてそんな甘くないですよ。そもそもそんな人生送りたいですかって話です

世間は僕を自分勝手とかわがままとか言うかもですが、別にいいんですよ。だって誰にも迷惑かけてないし。

自分の責任と自分のリソースでやっているのだから、仮定と結果に自分が納得できるのならそれで問題ないはずです

世間体とか倫理とか常識を捨てろって話ではなくて、自分なりの価値観をしっかり持っておこうぜって話です。

 

自分が納得できるものであればそれはきっと美しいし、誰かの役に立つものですよ

せっかく開業するんだからとことん自分にobey(従う、服従する、遵奉する、従って行動する、ままに動く)しましょうよ

obeyするべき自分がいないのであれば、そもそも独立開業を僕は勧めません。自分にobeyしないとコンセプトもでてこないんですよね

人気のあるビジネスって独善的な部分ってありますから。

コンセプトはプレイヤーから生まれるもの

美容室にかぎらず「売れてるビジネス」「人が集まるビジネス」って開設者の信念があるんですよ

特に小規模のビジネスだとなおさら信念が強く出ます。美容室なんてめちゃくちゃでる分野だと思いますよ

信念はプレイヤーからにじみ出てくるもので、ソフトやハードからコンセプトなんて生まれないんですよ

コンセプト考える時って「どんな美容室にしよう」「どんなビジネスにしよう」とかって考えますが、自分がどう生きたいか?をわかりやすくしてソフトとハードに搭載できる形にするだけの話なんですよね。

 

コンセプトがでてこない場合は、

「その仕事が好きではない」
「何も見ておらずボーッと生きている」
「十分に満たされている(満たされても飽きるので不満は感じますが)」
「ビジネスの知識がない」

このどれかです

仕事が嫌いなら変えればいいし、ボーッとしてるならしなければいいし、満たされているならそのままでいいかさらに違う場所に行けばいいし、ビジネスは勉強すればいいだけです

僕らは大企業ではないし、作りたいわけでもないので(むしろこれからの時代は大企業は移動力がなさすぎてしんどくなります)とことん自分の事を考えてればいいんです

コンセプトは「行動原理」ともいえます、行動原理なんて自分勝手なものですよ。自分勝手なものでも賛同者は絶対いますから、かっこつけずにむき出しの欲望を出していけばいいんです

そのほうが良い美容室ができますよ。起業するときはまずプレイヤーの事を全力で考えてください

日本人は自分のことを考えなさすぎる。そらゾンビみたいにもなりますよ(苦笑)

 

今回はプレイヤーについての話でしたが、ハードやソフトについてはこちらで書いてます

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齋藤慶太

齋藤慶太

27歳で美容室で起業し、年収200万から1000万へ。しかし美容師がおもんない&自分の思っていた人生ではないと感じ、情報発信で起業し直すことに。美容室経営、情報発信ビジネス、メディア構築など、「個人で稼ぐ」ためのスキルやマインドセットを発信しています。

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齋藤慶太

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27歳で美容室で起業し、年収200万から1000万へ。しかし美容師がおもんない&自分の思っていた人生ではないと感じ、情報発信で起業し直すことに。美容室経営・情報発信ビジネス・メディア構築など「個人で稼ぐ」ためのスキルやマインドセットを発信しています。

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