「文章が書けない!」スランプを脱出するためのヒントと対策

メディア作成

こんにちは、齋藤です(プロフィールはこちら)

このブログは4月から記事を入れだしたので、開始してはや4ヶ月

毎朝2時間早起きして記事を書き、結果的に毎月10記事くらい書いてます。しかし今月はすでに29日なんですが、まだ5記事しか書けていないという始末・・・

朝起きるのがめんどくさくて寝てしまったとかもなく、作業時間はいつもと同じ。それでいて記事数はいつもの半分・・・これはスランプというやつではありませんか。

今月「なんか筆がのらねえなぁ~」と思っていましたが、記事数という結果がでると僕も認めざるをえません

そんなわけでこの機会にスランプについて考察してみたいと思います。

文章が出てこない

「記事が書けない」というのは情報発信をするうえでよくある事ですが、これにはいくつか原因があります

代表的なのが、そもそも文章を書き慣れていないというもの

しかし僕は美容室のブログやHPがあり、もう6年くらい文章を書いていますし、マーケティングを勉強すると必ずでてくるコピーライティングもある程度は勉強しました。

 

美容室のブログやHPってあんまり内容のある文章はなくて写真ばっかりってイメージがあるかもしれませんが、僕のはコッテリ文字だらで写真はあんまりありません

ヘアスタイルで客を集めるという発想がないからです

詳しく話すと長くなるので省略しますが、写真で集客すると質の低い客がくるからです。あと味がでない。

ヘアスタイルの写真で「客側が感じる事ができる」個性なんか出ませんからね

結局モデルがかわいいかどうかだけですから、そんなところで勝負してもおもしろくない

そもそも僕はヘアスタイルなんぞに興味ないんです。

 

なので写真はあんまりなく文字だらけなのです。文字数にすると5000文字とかザラ

普通の美容室だとビフォーアフターの写真があって文字は300文字程度とかですが、それと比べるとずいぶんと僕のブログはしつこい味わいなわけです

書いた記事で覚えてるもので言うと、

・悪魔の契約
・うんこが食える調理法
・カレーライスの味について
・笑顔は気持ち悪いという話
・水掛け論について
・エロ本と子供の教育
・根性論
・ロジカルシンキング
・一発逆転とテロリスト
・ジェットコースターに乗りながらタイタニックの話をしても感動できない話

このような内容を書きました

もはやなんのブログなんだという話なのですが、すべて美容室の集客に繋がっています。

 

実際うちの店の集客の柱はブログであり、

・詩を教えている言葉のプロがブログに興味を持って来店
・3年間読み続け、ついには遠くから来店してしまう人
・160記事近くあるブログをすべて読んでから来店する人
・接客しなくてもリピートする

などという事もできています。

 

何が言いたいかと言うと「僕は決して文章を書き慣れていないのではない」ということです(書き慣れていないうちはスランプもクソもないので、とりあえず書けばいいです)

しかし筆がのらないのはなぜなのでしょうか?

美容室のブログであればどんな内容でも1時間あればスラスラ書けてしまうのに、このブログではそうはいかないのです

今日の話の主役はこの部分。

うんこと美容室

先程、僕が美容室のブログでうんこが食える調理法について書いたと言いましたね

「美容室とうんこ」なんて相反どころではないレベルであるのは誰でもわかると思いますがこのように、

「一見全く関係のないものをうまくつなぎ合わせて目的に沿った内容にする」

僕は文章を書く上でこれを非常に重視しています。なぜかというと単純に「おもしろくなる」からです。

 

読まれる文章というのは、

・読みやすい
・おもしろい
・興味深い
・学びになる

この4つの要素が必須であり、このすべてに「個人の解釈」がなければいけないと僕は考えています

文章っていうのは背景に描いた人が見えないとおもしろくありません

個人の解釈が入れば、背景に人となりがでるものです。

 

読みやすくておもしろくて興味深くて学びになっても、人となりが見えなければ一度読んで終わりです

グーグルで検索してるときなんかそうですよね

目的の情報が見つかれば読んで「参考になったなぁ」とは思いますが、もう一度そのサイトに行くことってないでしょう。これではファンになってもらえない

個人の解釈が入っていない文章なんて、グーグルに聞けばいいわけですから。

個人の解釈

この個人の解釈の1要素として「関係ないものをうまくつなぎ合わる」ということが重要になってくるのです

うまくつなぎ合わせるってどういうことかというと、例を上げればキリがありませんが1つあげると「例え話」を出す時です

僕が美容室のブログでうんこが食える調理法を書いたのは、まさに例え話をしたかったからです。

 

この記事では「髪のことやヘアスタイルのこと勘違いしてると、意味不明な注文を美容師にしてしまって変な頭にされますよ」という話がしたかったのですが、素直にこう書いてしまうとなーんのおもしろさもありません

そらそうですよねウンウンで終わりです。てゆうか読みもされないんじゃないですかね?

そこで僕は「うんこが食える調理法があると言って聞かない人がいます。これが勘違いというものですが、勘違いしてると変な髪型にされるので正しい知識を身に着けましょう。だってうんこなんか食いたくないじゃないですか」というふうに例え話にして、うんこと美容室をつなぎ合わせました

品の問題はともかく、こっちのほうが読んでみたくありませんか?記憶にも残りそうですよね。

 

もう1つ例を出しましょう

「つなぎ合わせる」という考え方は「話の前後をつなぎ合わせる」時にも使えます

要は文章の表現方法ですね

小説好きな人はわかるかもしれませんが、小説ってストーリーよりも文章で作者の作風でませんか?

僕は小説って読まないのですが、小説の面白さって文章の表現でおもしろさのすべてが決まるんじゃないかって思ってます

例えば「アイス」と「友達」の話をどうつなげるか?です

アイスを食べながら友達の家に向かった

これだけではただの文章でおもしろくもありません。

 

しかし、汗とアイスを滴らせながら今日もあいつの家に走った。だとどうでしょう?

その時の風景が浮かびますし、ストーリー性もあって先が気になるかもしれませんね

あいつと呼ぶあたり、友達だけどただの友達ではないような気もします

同じ「アイス」と「友達」をつなげた文章ですが、つなげ方で印象が変わりますよね

このつなげ方にも人となりがでてきます。

 

僕の稚拙な文章ではあまり伝わらないかもしれませんが(苦笑)なんとなくイメージできましたでしょうか?

伝えたいことをどんな例え話に変換するか?そしてそれをどうつなげて表現するか?

これには個人の解釈が入ってきますよね

読めば誰が書いたかがわかる文章がおもしろい文章の条件ですが、それには個人の解釈という要素がなければいけません。

精通してなければ味が出せない

さてさて、ずいぶんと話が長くなってきましたが、ここでやっと今日の主役の部分に戻ってきます

筆がのらないのはなぜなのか?

美容室のブログであればどんな内容でも1時間あればスラスラ書けてしまうのに、このブログではそうはいかないのはどーいうわけか?

これは「個人の解釈をうまくいれることができない」から、そしてそれはなぜなのか?という話になるわけですが、これは単純な話でして「精通していないから」です

「精通」というのは知識と経験ですね。

 

美容室のブログであればスラスラ書けてしまうのは僕が美容師に精通しているからです

しかしこのブログのテーマである、起業とか情報発信は美容師ほど精通していません

人に伝えたりそれを文章として表現するのに慣れていないわけです。

それと比べると美容師は10年以上やってますからね。美容師という仕事を知り尽くしているから、僕の知識、雑学や性格をフル動員して文章がかけるのです

個人の解釈は結局のところ、個人の「知識、性格、好み」などによって表現されるものです。

 

「個人の解釈」と「伝えたいこと」を自由自在に混ぜ合わせ表現していくには、その伝えたいことに精通していないとお話にならないわけですね

ちなみに精通する方法は「正しく学んで正しく行動する」だけです。身もフタもないけど。

そのあたりの話はこちらに書きました

知識、経験、実績がないのに情報発信してもイタイことになる

読まれる文章というのは知識、経験、そして実績がバックボーンにあります

僕は仕事柄、ビジネス系や美容師の情報発信をよく見ますが「この人の文章、つまんねえなぁー誰も読まんだろう」と思ってしまう発信をよく目にします。言っちゃ悪いんだけど(笑)

これの原因はまさに「精通していない」「個人の解釈がない」ことです

精通していないとうさんくささ100%なうえに、内容スッカスカなんですよね

文章読みやすくするのは誰にでもすぐできるのでそこは置いておいて、つまんなくて、学びにならなくて、興味がわきません

その上で個人の解釈もないのでまるでグーグルの自動翻訳のような文章です。いやぁ、そんなもん誰が読むのでしょうか?

 

人に読まれる文章、ファンができる文章を書くためには知識、経験、実績すなわち「精通」が絶対条件なわけです

ここで勘のいい方は1つの真実に気づくと思います

その真実とは「精通と個人の解釈がないとビジネスができない」という事です

ビジネスっていうのは人に興味を持たれる、ファンになってもらってなんぼですからね

1つ例を上げてみましょう。

流行らない美容室のよくあるパターン

またかよって感じですが、お馴染みの美容室の例です

まあ僕が美容師なため、例に出しやすいのでご容赦ください。それに美容室ってビジネスモデルとしてわかりやすいんですよね

みんな行ったことあるので想像しやすいじゃないですか。

 

美容室経営は自社メディアの存在がカギとなります

年々、集客が難しくなっており費用も上がっているので「いかに多くの人を安く集めるか?」これが重要になります

自社メディアであれば基本的に費用はかかりませんからカギとなるわけです。

 

潰れる美容室っていうのはこの部分ができていません。集客力が皆無なのです

これはビジネスを学ばず、美容師に終始しているからおこることです

そもそもとして技術で人は来ないんですよ。だって、100万円の着物と1億の着物の違いなんて、ほとんどの人がわからないじゃないですか(芸能人格付けチェックとかだいたい外しますよね)

 

で、そーいう美容室に集客の相談とかされるわけですが、軒並み自社メディアが終わってるわけですよ

問題外なところだとホットペッパーなどの外部媒体に集客を任せっきりで、自社メディアを持っていないとこも多いです

インスタとかブログとかHPとか色々あるだろって話なんですよ。

やってたとしても、もうホントに内容がつまらない。美容師ちゃんとしてますかあなた?という話なのです、精通してないんですよね

結局、そんなに美容師を真面目にやってないんですよ。

 

その上、個人の解釈がまったくありません

美容師とかの専門職やってれば「こうしたい、こうするべきだ」などの思いって出るもんじゃないですか

それがないんですよね

美容師ってどこかクリエイター気質、オタク気質な部分って絶対必要だと思いますがそれがない。サラリーマン気質なのです

まあ日本人は個人性が低いので、これを求めるのは酷な話なのかもしれませんが(てゆうか一般的な日本人は起業に向いてないんですよ)

 

精通もしてない、個人の解釈もない

こんな状態でブログやインスタやったって誰も見ないですよ。つまんねーですから。

仕事だってたいしていい仕事できないわけです、だって精通も個人の解釈もないんですよ?レベル低いに決まってます

そんな美容師のところにもう一度、行きたくなるわけないじゃないですか。

 

こーいう人はそもそも起業なんてするもんではありません、おとなしく雇われておいた方が幸せなのですよ

と、いってコンサルが始まるわけですね。ここで変わらなければもうホントにどーしようもありません

学べば変わりますから。

 

精通と個人の解釈がないとビジネスができない

1例としてダメ美容室の例をだしてみましたが、おわかりいただけたでしょうか?

スランプは脱皮の直前

まとめると僕の記事更新の遅さは「慣れていない」ということです

やはり書くからにはおもしろいものにしたいわけで、いかに個人の解釈をいれていくか?で悩んでしまうのです

美容師のブログであれば慣れてるのでテキトーに書いても個人の解釈が入るのですが。

 

こーいう「うーんうーん」としてる時って僕は成長の寸前だといつも思います

スランプってネガティブイメージですが、僕はわりとポジティブにとらえています

僕は人にはよく「バカなんだから考えずにとりあえずやれ」とよく言いますがまさにそれです

頑張って記事更新したいと思います(笑)

 

大雑把にまとめると例える力、つなげる力、情報発信とビジネスで成功するための必須条件の話でした

スランプの話からずいぶんと移動してしまいましたが、割と重要な話ができたのではないかなと。

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齋藤慶太

齋藤慶太

27歳で美容室で起業し、年収200万から1000万へ。しかし美容師がおもんない&自分の思っていた人生ではないと感じ、情報発信で起業し直すことに。美容室経営、情報発信ビジネス、メディア構築など、「個人で稼ぐ」ためのスキルやマインドセットを発信しています。

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齋藤慶太

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27歳で美容室で起業し、年収200万から1000万へ。しかし美容師がおもんない&自分の思っていた人生ではないと感じ、情報発信で起業し直すことに。美容室経営・情報発信ビジネス・メディア構築など「個人で稼ぐ」ためのスキルやマインドセットを発信しています。

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