こんにちは、齋藤です(プロフィールはこちら)
最近は美容室の開業や経営に関することを書いていますが、どんなビジネスにも転用できるように書いているつもりです
売れるビジネス、人が集まるビジネス、人に憧れられるビジネスって抽象化してしまえば、言ってることやってることって実は同じだったりします
僕は美容室やってるので美容師目線で書くと書きやすいからそうしてるわけですが、ブログなどで情報発信する場合って自分がよく知っている分野を軸にして書くと書きやすくなります
筆も進むし、勢いもでるし深みも出る。
前回の記事で書きましたが、精通しているとやはり書きやすいし、説得力が増すんですよね
2018.08.31
「文章が書けない!」スランプを脱出するためのヒントと対策
このブログは4月から記事を入れだしたので、開始してはや4ヶ月 毎朝2時間早起きして記事を書き、結果的に毎月10記事くらい書いてます。しかし...
精通しているとは「専門性がある」ということです
自分よく知っている業界、好きなこと=その分野の専門性をもっていると言っていいでしょう。
この専門性というものはブログを書く上で必須のもので、これがなければ書くことがありません
実際に「自分が詳しい事をテーマにしたブログをかくといいよ」とよく言われますよね
自分が興味を持てる分野で勝負しろ的なやつですが、これは間違いではありませんし、そうでないとそもそもブログが作れません
しかしここにはでかい落とし穴が潜んでいます。多くの人はそれを知らないので結果がでないんですね
今日はその落とし穴についての話です。
1つの専門性だけでは勝負にならない
僕が色んなブログを見て「もったいないなあ」と思うのが、専門性が1つしか使われていない場合です
例えば「アフィリエイトについてのブログ」的なるものがあったとしましょう。そしてクオリティも非常に高いと仮定します
しかし、その内容がひたすらアフィリエイトのことしか書いていないと、僕は非常にもったいなさを感じてしまいます。
そのブログは圧倒的な情報量がない限りは、おそらく読まれていないはずです
読まれた場合でもへぇーと思われることはあっても、ファンにはなってもらえません
アフィリエイトについて精通している、専門性があるのになぜそうなってしまうのか?
この原因が「専門性が1つしか使われていない」ということなのです。
1つの専門性だけでは天才とグーグルに勝てない
「アフィリエイトのブログなんだから、それについて書くことの何が問題なんだ?」という話になるわけですが、これが問題大アリなわけです
実際に色んなキーワードで検索してほしいのですが、どんな分野でも「情報量のあるサイト」って出てきます(出てこない場合は需要がない分野なので、趣味ならいいけどビジネスにはならない)
1つの専門性で勝負すると、最後は情報量とそのクオリティの物量合戦になります
これって結局、早いもの勝ちというかイス取りゲームなんですよ。そんな勝負したいのか?という話です絶対疲れますし、ほとんどの人が嫌でしょう
それに上には上がいるものですから、1つの専門性で勝負すると過酷な競争に巻き込まれることになります。
ブログでいうとその道のプロみたいな人だったり、人雇って記事を外注して情報量ふやしまくってたりするわけですよ
そんなのに勝とうとするとそれより上に行くしかありませんが、それできんのか?って話です
強い敵たおしたらまたなんかでてきた。みたいな、少年漫画のようなことになります
で、仮にそれができたとしてもグーグルに聞けば量と質の高い情報って得れますよね?
たった1つの専門性というのは実のところたいした価値ないんですよ。
1つの専門性だけで発信するから読まれないし、続かない
ブログなどを使ってネットで発信していく上で壁として存在するのが、
読まれない
続かない
という問題がありますね
この問題の原因は「1つの専門性だけ」でやろうとするからです。
たとえばアフィリエイトのブログだとして、ひたすら「アフィリエイトの方法」的なるものを書き続けるのはなかなかしんどいでしょう
アフィリエイトが死ぬほど好きならできるかもしれませんが、アフィリエイトの専門性を持ってるからといっても、別に死ぬほど好きなわけではないことがほとんどです
そもそも「死ぬほど好き」なものがある人って滅多にいませんからね
死ぬほど好きなものがあって、それがたまたまビジネスに。なんてなかなかない。
美容師だって記事が書けないとか言いますからね
「好きなこと、興味のある分野で発信すればブログは成功する」と言われてますが、1つの専門性だけに頼っても実は成功しません
先程言ったように、そもそも専門性で勝負するとキリもないですし。
他の専門性をもってくる
1つの専門性に頼った発信は、天才に負ける、グーグルに負ける、読まれない、続かないという絶望的な事実が判明したわけですが、これはどうしたものか?
その解決策の1つとして僕は「他の専門性を持ってくる」ということをオススメしたい
例えば「アフィリエイトの方法」についてのブログを書くなら、自分がよく知っている他の業界や好きなことを軸にしていくといいです
僕は美容師の経験を元に(軸に)ネットビジネスをテーマにしたこのブログを書いていますよね。
もう1つ例を出すと、僕は哲学や脳科学を軸に美容室のブログを書いたりもしています
美容室っていっぱいあるし、ブログとかHPやってる美容師も今は多いです。そこで「美容」についての発信したって、ありきたりで面白くありません
美容という専門性だけでは、読まれないしキャラも出ませんが、哲学や脳科学を組み合わせる事で優位無二のものになり興味深さが増します。
組み合わせるものは別になんでもよくて、僕は哲学とか脳科学が好きなので知ってる範囲で組み合わせています
好きな分野であれば、ある程度の専門性はあるものなので好きと思えるものや、やってきた分野を組み合わせましょう
「他にどんな専門性を持ってくるか?」「どうやって組み合わせるか?」この部分でその人のキャラや特徴がでるわけですね。
美容師という専門性だけでは究極的に言えば、書くことなんて同じになります
そうなると文章のクオリティや情報量で勝負するしかなくなり、不毛なイス取り合戦です
クオリティや物量は結局大手が勝つわけで、他と競争してる時点でセンスがないことなのです
僕の美容室のブログは、哲学、脳科学、漫画、アニメ、下ネタ、自己啓発などの専門性を組み合わせていますが、ここまで組み合わせると僕の独壇場です
競合なんていないし、僕と同じ文章書ける人なんていなくなります。優位無二の存在になってしまうわけですよ
うちの店はわざわざ新幹線のって髪の毛切りに来る人が結構いますが、こーいうことも起きるのです。
専門性をただ組み合わせるだけではゴミ
ここまでで「1つの専門性で勝負せず、いろんな専門性を組み合わせる」ことの重要性を話しましたが、問題はこの組み合わせ方です
ブログをどう書けばいいかわからない、どんな美容室をつくるべきでしょうか?的なる質問をされた時に、僕は専門性についての話をします
そこで「わかりました!くっつけるんですね!」と意気揚々としてくれるのですが、できました!といって出てくるものは、ほとんどがゴミです(苦笑)
ただ並べたり、引用するだけでは「組み合わせた」とは言えません。
例えば「サッカーで県大会優勝、インテリアコーディネーター、カラーコーディネーター資格を持ち、有名美容室で10年勤務していました!」と言われても普通はなんの興味もわかないわけです
一瞬の興味はわくかもしれませんがあくまで一瞬でしかなく、記憶に残ることはないでしょう。
こーやってただ並べても「ふーん」で終わりなのです
この例が言いたいことは、
・サッカーはチームスポーツでコミュニケーションが重要なので鍛えられました!
・インテリアは周囲とのバランスです!バランス感覚が鍛えられました!
・カラーコーディネーターで色彩バランスも鍛えました!
・有名美容室はすごいんです!そこで鍛えました!
ということだろうな、と僕は感じるわけですが、これでは1つの専門性で競ってるという枠組みから出れていないのです
1つ1つの専門性がつながっておらず、バラバラに宙に浮いてる状態
まさに専門性を並べただけで、もはやゴミ。
さて、ここで問題の「いかに組み合わせるか?」については次の記事で話したいと思います
2018.09.15
「再定義」で読まれるブログを書くためのライティング術2
「専門性を組み合わせて自分だけの独壇場を作れ」それが目にとまる、読んでみたいと思われる発信をする方法ですよ。という話を前回の記事でしました ...
はじめまして。こんばんは。
ランキングから来ました。
ブログ運営するためには独自性を図るために自分の得意分野を持つことは大事だと感じます。
得意分野は一つだけではだめで複数の得意分野を組み合わせた物でなければ集客は難しい事を感じました。
専門性を「いかに組み合わせるか?」のブログはどんな内容か楽しみですね。またブログ訪問させていただきます。
もう更新してありますのでぜひどうぞ~