アフィリ報酬が上がらない時の最善手の見つけ方

メディア作成

こんにちは、齋藤です(プロフィールはこちら)

今日は「収益に直結する話」をしようと思います

テコ入れの重要性は以前にも書きましたが、実は今月もちょっとしたテコ入れを行いました

テコ入れってなに?って人はこちらの記事をどうぞ

・ブログのアクセスとPVを倍増させる「ブログのテコ入れ」テクニック

・ブログコンセプトの「明確化」でファン倍増!コンセプトのテコ入れ実例

 

これまでも何度かこのブログは記事やデザインを修正したりなどのテコ入れをしていましたが、今回は売上に直結する部分を行いました

ビジネスにおいて、売上を効率よく上げる特定の数字をKSF(キーサクセスファクター)といいます

例えばマクドナルドのKSFは「客単価✕来店者数」です。それ以外の数字は売上に大きく貢献しません

美容院の場合であれば「リピート率✕客単価」。来店者数をKSFだと思って必死こいてあげても、売上は効率よく上昇しません

すぐ頭打ち、もしくは来店者数をふやす経費が上がり、利益は下がる可能性すらあります。

 

そしてブログにおける基本的なKSFは「報酬単価✕LPクリック率」です

ちなみにこのブログの場合は「報酬単価✕LP登録数」としています

クリック率でも登録数でもどちらでも大差はないのですが、心構え的には登録数を意識したほうがいいです。理由としては「ファン化を前提としたブログ」だからですね

最終的な購入判断をLPに丸投げするのではなく「僕が良いといったものならば登録しよう」といかに思ってもらえるか?を重視しているのです。

 

LPクリック率だと「クリックさえしてもらえればいい」となりがちです

以前のブログアフィリであれば売りっぱなしでもよかったんですが、これからはどんなビジネスでも「理想世界を提示し、ファンになってもらう」という事をしないと結果出ませんからね

KSFについてはこちらの記事で詳しく書いてますので、詳しく知りたい方はどうぞ

 

話を戻して、ある程度アクセスが集まってきて、登録数も数件でてきたら売上に直結する部分のテコ入れもやっていきましょう

ビジネスは極論、KSFを見つけてそれに関連する数字を管理すればいいだけです

サービスもテクニックもマーケティングも、数字をコントロールするためのものでしかありません

KSFとそれに関連する要素をいかに見出すか?はビジネスのキモなのです。

 

というわけで、実際にどこをどうイジればいいのか?が今日の本題です

KSFと関係ない部分をいじったり、関係してても重要度が低いところをいじったりしても非効率ですからね

このブログにしたテコ入れを例に、見ていきましょう。

KSFに関連する数字を見つける

まず最初に知っておきたいのが、KSFがわかっているだけでは不十分ということです

KSFを見つけたら、今度は「そのKSFはどのような数字をコントロールすれば最適化されるのか?」を考えなければいけません

1:KSFを見つける
2:そのKSFを支える数字を見つける
3:状況に応じてその数字をコントロールする

ということですね

僕が設定したブログアフィリのKSFは「報酬単価×LP登録数」でしたが、報酬単価は商品選んだ時点で固定されるので、LP登録数を上げていくことになるわけですが、LP登録数ってどうやってあげんの?となるわけです

KSFを把握してるだけではそれがさっぱりなわけです。

 

これでは「LP登録数をあげましょー!おー!」という日本でよく目にする、まったく結果のでない根性論スローガンになってしまうわけですよ

それでは困るので、LP登録数はどうやれば上がるのか?どの数字がLP登録数に関係してくるのか?これらを見抜かなければいけません

ビジネスの知識がないと、こーいう発想って出てきませんが、ブログやっても成功しないのはビジネスの知識がないからです。

 

今回は答えを言っちゃいますが、自分でできるようにならないと意味がないので、ちゃんとビジネス学びましょう

状況が変わると対応も変わりますし、そのたんびに都合よくネットに情報ころがってるわけじゃありませんからね。

ブログアフィリの売上プロセスを考えよう

LP登録数はどうやれば上がるのか?どの数字がLP登録数に関係してくるのか?

これらを把握するためにまずは「ブログアフィリの売上プロセス」を整理しましょう

ブログアフィリはどうやって売上が発生するか?プロセスにわけると、

記事>商品紹介記事>LPクリック>LP登録

ざっくりいうとこーいう流れになります。

 

で、これらを数字化すると

・ブログのPV
・商品紹介記事のPV
・LPクリック率
・LP登録数

こうなります。これがブログアフィリのKSFを支える数字です。

ブログのPV

アクセス数ではなく、ブログ全体のPV数を見ます

理由としてはアクセスあっても全く見られてなければ、そのアクセスはなんの意味もないからですね

これは単純に多ければ多いほどよいです。分母がふえますからね

ここをふやすためにSNSに投稿したりとか、記事を書くわけです。

商品紹介記事のPV数

ブログのPV数からどれくらい商品紹介記事が見られているかを割り出します

ブログを読んでても、こちらが紹介する商品に興味を持たなければファン化できているとは言えません

たまたまブログに来たか、必要な情報だけを得て帰ったかになります。

この数字は5~10%を目指したいところ。ブログのPVが1000だとしたら50~100くらいあると良いですね

たかが5~10%と思うかもしれませんが、これはかなりいい数字です。

LPクリック率

商品紹介記事から商品ページに飛んだ割合です

商品ページに飛んだということは、あなたのブログに興味を持ち、さらにあなたがすすめる商品にも興味を持った。ということです

この数字は3~10%を狙います。3%は最低限で5,6%でれば十分と言われています。10%でれば文句なしですね

LP登録数

商品ページから購入(登録)した割合です

購入、登録してもらえれば報酬が発生するので、ひとまずは目的完了といえます

平均は20%で、3人に1人が登録すれば優秀と言われていますね。5~10%だと売上的に厳しいです。

 

商品ページは「ランディングページ(LP)」と呼ばれ、商品の販売者が書いたページになりますが、ここで販売者が書いたLPに購入判断を任せないのがキモです

LPにいった時点で「この人(あなた)が言うなら買ってみよう」と思われてなければいけません

そう思ってもらえるような記事を常に書くべきです。何度も言いますが、これがファン化ですね

この状態になっていれば、またブログにリピートするし、違う商品も買ってくれる可能性があるわけです

自分で商品を作れば、それも買ってくれるかもしれませんよね。

 

要は「あなたが目指す理想世界をともに目指してくれる」かもしれないのです

あなたがアフィリエイターから進化し、なにかの活動を始めれば参加してくれるかもしれません

アフィリエイターで終わる人と、さらに次のステージに行く人の差がここにあります

僕がLPクリック率ではなく、LP登録数をKSFとした理由がおわかりいただけたでしょうか?

テコ入れする時は仮設を立てろ

KSFに関連する数字を把握したので、実際にそれらの数字をコントロールしていきます

準備が終ったので、ここからテコ入れ本番ですね。しかし闇雲にやるのではなく、仮説を立てていきます

テコ入れしたものの結果出ませんでした。では悲しすぎますし闇雲にやって結果が出ない場合、なにがダメなのかわかりませんからね。

 

まずは結果の検証です。このブログの10月の数字です

・ブログのPV できるだけ多く
・商品紹介記事のPV 5~10%
・LPクリック率 3~10%
・LP登録率 20%

結果とこの数字を元に、テコ入れする部分を考えていきます

単純に考えるとテコ入れには、

・足りない部分を補う
・良い部分を伸ばす

ことが考えられますが、その中でも効率性と難易度があります。

 

10月の結果は分母が少ないので1,2件登録数が変わるだけで数字の上ブレ下ブレが激しくなりますが、LPのクリック率と登録数は平均以上で良い結果ですね

良い部分を伸ばすとなるとこの2つの数字をさらに上げることになりますが、それは果たして効率的か?LP登録率を80%にすることができるか?できたとして登録数はどれくらいふえるのか?

実は計算すると80%にしても登録数4から6にしかなりません、そもそも20%が平均と言われてるのに80%にできるのかと。

難易度も高いし、効果もしれてるわけです。LPクリック率を上げるのも同じこと

数字を把握していないと「紹介記事のクオリティを上げればいいんじゃないだろうか?」など、漠然と考えてムダな事をしたりしてしまうのです

数字を把握してるだけで、ムダなことをしなくてすむわけですよ。

 

十分に高いLPのクリック率と登録数は、テコ入れする必要がないことがわかったので、のこる2箇所を見ていきます

ブログのPVと紹介記事のPVですね、この2つは上げる余地が十分にあります

紹介記事は平均の3%の半分くらいしかありませんし、ブログのPVを上げれば分母がふえますから倍にすれば理論上は登録数も2倍になります。

 

しかし、ブログのPVと紹介記事のPVをあげよう!と、なる前に冷静になりましょう

ブログのPVはすぐに上げることは可能でしょうか?

ブログというのは記事があるから見られるわけで、PVあげようとするなら記事を書かなければいけません

それはすでにやってるわけですよ。毎朝早起きしてシコシコ書いてるわけです。

 

記事の作成スピードを上げる方法は記事を書く時間をふやすか、記事がすばやく書けるようになるか、クオリティを下げるしかありません

時間はこれ以上ふやせないし、スピードはすぐに上がらないし、クオリティ落とすと他の数字が落ちるわけでどうしたもんかと。

ブログのPVを倍にするって難易度高いわけです。てゆうかある程度時間かかるもの

ということは、残るものは「商品紹介記事のPVを上げる」ことです

実はブログのPVを2倍にするのと、紹介記事のPVを2倍にする場合、結果的にはどちらも登録数は7になります。

 

こちらはブログのPVを2倍の6000にした場合の登録数の変化

 

こちらは紹介記事のPVを2倍の3%にした場合の登録率の変化

クリックで拡大

登録数が変わらないのであればブログのPVをイジるよりも紹介記事のPVをイジるべきなのは明白ですね

ブログのPVを倍にするのは時間と労力がかかりますが、それと比べると紹介記事のPVは簡単に上げることができます

紹介記事への動線をテコ入れすればいいだけですから、新たに記事を書く必要もありません

ブログのレイアウトをちょっとイジれば上る可能性があります

しかも3%はほしいところが1,7%しかないわけですから、ちょっとしたことで2倍になる余地は十分にあります

今回のテコいれで、もっとも効率的で簡単な部分は「紹介記事のPV修正」になりますね。

 

数字と仮説の重要性はおわかりいただけましたか?

こーいうこと考えずにテコ入れしてもムダな結果に終わるか、余計な所イジって悪化するだけです。

修正前の動線とPV数

では実際にどこをテコ入れしたかを説明します。このブログの紹介記事の動線はこんな感じでした

・サイドバー上部の画像
・サイドバー中部のおすすめ記事
・ブログ上部のヘッダー部分の「起業が学べるおすすめ無料教材」
・ブログ最下部のフッター部分
・記事下の画像

紹介記事のPVをふやすには、

・動線をふやす
・クリックされやすいようにする
・紹介記事へつなぐ記事をふやす

事が考えられます

記事をふやすのは時間がかかるので、動線をふやす、クリック率を上げるこの2つをやりました。

修正後の動線とPVの推移

まず動線をふやしますが、もうすでにそれなりにあるので闇雲にふやすわけにはいきません

ウザいだけですからね

今の時代、パソコンよりもスマホの観覧のほうが多いので、スマホを優先して考えていきます

サイドバーはスマホの場合、かなり下の方に表示されるのでここに動線をふやしてもあまり意味はなさそうです。

 

そこでトップページに紹介記事を固定表示しました

以前はブログのコンセプト記事、プロフィール記事の2つを固定表示していましたが、ここに紹介記事を加えて固定記事を3つにしました

2番目の記事が紹介記事です

1番最初に持ってこようか悩んだのですが、まずはブログのコンセプトに興味を持ってもらったほうが良いと判断し、2番目に固定表示してみました。

 

紹介記事を固定表示して、画像を変更。やったことこれだけです

まだまだ全体的にイジリたいところはありますが、今は記事作成をメインにしたいのでそれは後回し

サイドバーに画像つきリンクもほしいし、記事下の動線ももうちょっとなんとかしたいし・・・といったところですが、効率と効果を考えると紹介記事をトップに固定表示するのが最善手と判断したわけです

ここで画像作り出したりとか、紹介記事へつなぐ記事書きだしたりすると、メインの記事更新が止まってしまいますからね

で、結果出ずやる気が失せるというのが多くの人が陥る、よくあるパターンではないでしょうか?

 

変更後のPVの変化はこんな感じ

狙い通り、およそ2倍になりました

ブログにアクセスが集まりだすと報酬が発生してきますが、その段階から売上に関する数字を調整していく必要があります

ビジネスの知識がないとちょっとむずかしい部分ではありますが、知識があればただの算数です。

 

・KSFを見出す
・KSFに関連する数字を見つける
・その数字はどうすれば上がるのかを考える
・仮説&実行
・検証し修正

もう一度まとめるとこういうことをやりました。参考にしてみてください。

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齋藤慶太

齋藤慶太

27歳で美容室で起業し、年収200万から1000万へ。しかし美容師がおもんない&自分の思っていた人生ではないと感じ、情報発信で起業し直すことに。美容室経営、情報発信ビジネス、メディア構築など、「個人で稼ぐ」ためのスキルやマインドセットを発信しています。

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齋藤慶太

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27歳で美容室で起業し、年収200万から1000万へ。しかし美容師がおもんない&自分の思っていた人生ではないと感じ、情報発信で起業し直すことに。美容室経営・情報発信ビジネス・メディア構築など「個人で稼ぐ」ためのスキルやマインドセットを発信しています。

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