こんにちは、齋藤です(プロフィールはこちら)
前の記事で実践型記事のことを書いたのでこの記事ではノウハウ型記事についてです
今日はノウハウ型記事のことと、実践型記事とノウハウ型記事をどれくらいのバランスで書いていけばいいのか?ということまで話そうと思います
前回と今回の記事を読めば、クソおもんない記事を量産するという無駄な時間を避けることができます
記事の更新ばかりに気を取られる人って多いですが、クソ記事量産してもアクセスはふえませんから。むしろクソ記事があると邪魔なだけです(苦笑)
ノウハウ型記事について詳しく解説
ノウハウ型記事とは、
・上手くいった方法、自分が持っているテクニックを書いた記事
・読者の問題を解決する記事
という特徴を持ち、さらに
・教育の視点
を加えると、他人の人生を変えるパワーと読者にパラダイムシフトを起こしてもらう事ができます。
読者にパラダイムシフト(価値観の変化)を起こすために、実践型記事では「共感」が重要で、ノウハウ型記事では「教育」が重要な要素になるという話を前回の記事でしました
この視点は情報発信する上で特に重要で、これができるかどうかでファンになってもらえるか?おもしろいブログか?の明暗が別れます
実践型記事でも教育の視点を入れるべきですが、ノウハウ型記事では特に表現しやすいので必ず入れるようにしましょう。
上手くいった方法、自分が持っているテクニックを書く
ノウハウというだけあって、書く内容はそのまんまです
自分が目的を達成する時に上手くいった方法や、人に教えれる情報やテクニックを書くのがノウハウ型記事です
例えば、
「デブにならない食事はこれだ!細マッチョ食事マニュアル大全」
「月100万稼ぐ俺の自論。アフィリエイトで成功する方法とは?」
「機械音痴必見!ワードプレスでナウいブログを作る方法」
こーいうわかりやすい感じになります
このブログでも「ワードプレスの設置方法」や「アフィリエイトで月3万円を達成するための方法」など書いてますね
ノウハウ型記事はGoogleで検索するとよくでてくる記事達です。
ノウハウ型記事を書く時の注意点として「ノウハウだけを書く」のは極力避けたほうがいいです
これするとまじでツマラナイ内容になります
学校の教科書とかだからつまらないわけでして、ダラダラとノウハウだけ書いてても読む気しないんですよ
そもそもノウハウなんて極論、調べりゃGoogle様が教えてくれるわけですから、わざわざあなたのブログを読む理由はないんですよね
ノウハウ型記事を書く場合は、実体験ベースもしくは実体験ぽく見えるノウハウを書きましょう。
先程例にあげたブログタイトルとかそうですよね
「クソデブにならない食事はこれだ!細マッチョ食事マニュアル大全」
「月100万稼ぐ俺の自論。アフィリエイトで成功する方法とは?」
「機械音痴必見!ワードプレスでナウいブログを作る方法」
これらの内容は、
元クソデブ、もしくは細マッチョを維持している人の食事マニュアルのノウハウ記事
月100万稼ぐアフィリエイターのアフィリノウハウ
機械音痴だったけどワードプレスでいい感じのブログを作ったノウハウ
という体験ベースのノウハウである雰囲気がありますよね。
前回に実践型記事のことを書き、今回はノウハウ型記事というふうにわけていますが、実際は完全に分かれるわけではありません
記事のテーマ次第では完全にわかれてしまうこともありますが、基本的に「いい記事」というのは1つの記事で、実践(共感)もノウハウ(教育)もバランスよく配合されている記事のことです
なのでノウハウを書くには書くんですが、基本は体験ベース、共感もすこし入れておき、なおかつノウハウを紹介するという形式が読まれるノウハウ型記事となります
体験と共感がないノウハウ記事は学校の教科書と化し、どこにでも書いてあるクソみたいな内容になります。
あくまで便利であれ
ノウハウばっか書いてもクソつまんねえぞ。って言っておきながら、ここからはノウハウ書けという話をします
バランスって重要ですからね。そういう意味でもノウハウ型記事も書かないとダメです
なぜならネットで何かを検索し、個人が運営するサイトに来る理由は「悩みや問題を解決するため」だからです
アクセスにも繋がりますし、それをキッカケにファン化することだってあります。
とはいえ、ダラダラとノウハウ書いてもダメなのはこれまで言ってきたとおりです
ではどうすればいいかというと「ノウハウはしっかり提供するが、体験ベースで共感ができ、パラダイムシフトがおきる」内容を書きましょうということになります
ちゃんとしたノウハウ型記事というのは実は難易度の高い記事で、相応の文章力、実体験、抽象化能力が必要です
これを理解していない人がノウハウ型記事を書くと、学校の教科書みたいなウンコなノウハウ型記事になるわけですね。
ノウハウはみっちりたっぷり書きましょう
検索エンジンからのアクセスを狙うためには必須の記事です。まず「便利さ」がなければお話になりません
便利というのは問題が解決するということです。問題が解決するとはノウハウがしっかりとあるということ。
でも教科書になってはいけないのが難しいところ。
あと「便利さ」ついでに「記事が見やすい」というのには常に気を配りましょう
改行とか文字装飾とか、スマホからどう見えるかとはもちろん、どこにどんな記事があるかわかるようになっているか?どの記事から読んでいけば理解しやすいか?
カテゴリーをしっかり分けたり、まとめページやサイトマップなどもあるといいですね
訪問者に気持ちよく、ブログを隅から隅まで読んでもらえる工夫をしているか?常に忘れないでください
ブログのテンプレートなんかモロにこれに関係するので、テンプレート選びはしっかりしましょう
無料のテンプレートとか論外です
テンプレートについてはこちら記事で解説しています
教育の視点がないとつまらない
読者の問題を解決するためにノウハウ記事は必要。しかし体験ベースで共感を呼びながらもノウハウを説明し、学校の教科書みたいになってはいけない
という話をここまででしました。
十分に難易度が高く感じるかもしれませんが、さらに難易度を高くする話をします
ここまでしないと読まれないし、ファンにもできないんですよ。これができないからブログで集客できない人がほとんどなのです
ノウハウ型記事を書くならここまでできないと話になりません。
体験ベースで共感を呼びながらもノウハウを説明し、学校の教科書になっておらず、読者の価値観がガラリと変わるような内容
これが良いノウハウ型記事なわけです。体験ベース+共感+ノウハウ+パラダイムシフト
このパラダイムシフトをおこすカギが「教育という視点」です。教育ではなく「教育という視点」というのがミソ
体験ベース+共感+ノウハウだけでは良い記事にはなりますが、おもしろさが足りません
ファン化させるにはパワー不足です。
パラダイムシフトがわかりにくければ「目からうろこ」とでも言いましょうか
この要素があると、おもしろさが爆発的に高まります
目からうろこ的なるものが要素にあれば、「あ、そうか!そういうことか!」という、今まで脳の中にあったバラバラの情報が一瞬ですべてリンクされ、今までわからなかった事が理解できたり、「こうしたらうまくいくんじゃね!?」というひらめきを感じるアハ体験が起こります
ひな鳥が初めてみたものを親と思うのと同じで、人間も「アハ体験」させてくれた人間のファンになります
このアハ体験はただノウハウを提供してるだけでは起こりません。「教育しよう」ではノウハウを提供して終わりです。
「こいつの人生をより良くしてやりたい!」「俺が目指す理想の世界にお前も来いよ!」という熱い気持ちがなければ「学校的な教育」で終わってしまいます
僕が教育ではなく「教育という視点」という言葉を使ったのは、教育には学校的教育の意味合いが強いと感じるからです
「お前もこいよ!」という暑苦しい気持ちは、教育ではなく「教育するという視点」が源泉になっていると僕は思うのです
まあこのへんは個人的な言葉のニュアンスなんですけどね
「共育」と言ったほうがわかりやすいですか。僕的にはちょっとニュアンス違うんですが。
暑苦しくないと基本的にはファンなんてつかないと思うんですよね
冷静、静かな人でも、内に秘めた暑苦しさってありますから。ぜひあなたも暑苦しい奴になってください。
抽象度がファン獲得のカギ
体験ベース+共感+ノウハウ+パラダイムシフト
これが良いノウハウ記事の要素である。というのはわかりましたが、1つの記事にこの5つの要素をどうやって入れていくのか?
ここで重要なのが「抽象度」です。
抽象度というのは例えば車であれば、プリウスとするのか、4輪車とするのか、工業製品とするのか、金属とするのか、なんでもいいんですが、とにかくこういうことです
「状況に合わせた最適な形にすること」これが抽象度のコントロール
何かを組み合わせるとき、再定義するときは必ず抽象度の上げたり下げたりのコントロールが必要です
1つの記事に「体験ベース+共感+ノウハウ+パラダイムシフト」これだけの要素を入れるわけですから、ある程度抽象度はあげないといけません。
抽象度が低いままだと話がつながらず「あれ?さっきの話なんでしたの?」ということになります
いわゆる文章力が低いというやつです。文章が書けない人って抽象度のコントロールが下手くそなんですね
言語を使ったなにがしかで、おもしろいと言われるものは総じて抽象度のコントロールが上手いものです
芸人の漫才やトークなんて顕著ですね、おもんない人は抽象度が低いのです
若手芸人が大声で叫ぶのは抽象度のコントロールができないから、具体的なビジュアル芸に逃げるしかないからです。
抽象度は上げすぎると難解に、低すぎると具体的すぎてつまんなくなります
例えば哲学という分野
哲学の抽象度を下げると、毎月出版されるクソつまんない自己啓発書やビジネス書みたいな内容になります。上げた場合は何言ってるかわかんなくなります
本屋で一度、哲学書を手にとって見てください。日本語なんですが、読めないですよ(苦笑)
抽象度については過去に書いた記事もあるので読んでみてください
記事の書き方実例
では実際に記事の書き方をお見せしましょう
体験ベース+共感+ノウハウ+パラダイムシフトこの要素を取り入れると、どのように文章に変化が生じるか実際に見てみます
と、思ったんですが書いてみるとこれだけで1記事分の分量になってしまったので、記事の書き方実例は別記事で解説します
実践型とノウハウ型のバランス
結論から言うと、どちらが大事なのか?という話ではなく、バランスよくどちらもある方が良いです
しかし「文章力に自信がない」「実績がない」「特殊なノウハウを持っていない」などの場合は、実践型コンテンツをメインとしたほうがいいと思います。
実践型はその人が体験したこと(もしくは体験していく事)になるのでエンタメ性が高くなりやすいし、記事も書きやすいです
同じ体験をしたとしても、感じ方って人それぞれですから「俺の人生はふつーだしツマラナイ」と思う必要はないです
自分の体験を自分の文章で書けば、読まれますよ。
このブログであれば「アフィリエイトを実践し成功する過程」を実践し、それを記事化していけばよいわけです
コンセプトでもあるので、非常に書きやすいし、同じような立場の人は多くいそうですよね
同じような立場の人が読めば、実践型記事でも十分にファン化は可能です
さらなる個性、ファン化がほしいのであれば「教育という視点」が必要ですが、実践型記事を書いてるうちに文章力もついて自然と書けるようになります。
ブログ初心者や稼いでいないブログ運営者は「体験ベース+共感+ノウハウ+パラダイムシフト」の要素がない、ノウハウ型記事を連発しますがそれ一番寒いので絶対にやめましょう
ノウハウだけとかホント意味ありません、ググればでるんですから。
ノウハウ型記事まとめ
最後にノウハウ型記事についてまとめておきます
ノウハウ型記事とは「上手くいった方法、自分が持っているテクニックを書いた記事」であるが、それだけではクソつまんないので「教育という視点」をつけ加えると読者にパラダイムシフトがおき、アハ体験させることができる
パラダイムシフトは実践型記事では共感、ノウハウ型記事では教育が重要な要素になり、「教育という視点」があるかどうかは情報発信する上で非常に重要である。
ノウハウ型記事を書くうえで重要なのは「学校の教科書」になってはいけないということで、それを避けるためには実体験ベース、もしくはそう見える事が必要
実体験=実践でもあるのでノウハウ型記事だからといって、実践型記事の要素がないわけではない。
実践型、ノウハウ型は便器上わけて説明してるだけで、良い記事とは実はどちらの要素もバランスよく含まれている記事である
ノウハウ型記事はノウハウの割合が高い記事のことを言い、実践型記事は実践の割合が高い記事のこと。
ノウハウは独自性が出しにくく、教科書的になりやすいので基本は体験したことベースで書き、共感しやすくし、そのうえでノウハウを語ると良い
体験+共感+ノウハウでも十分に良い記事ではあるが、さらなる独自性とファン化を促すのであればパラダイムシフトの要素が必要
パラダイムシフトは「教育という視点」によって表現できるもの。
パラダイムシフトとは価値観の変化のことであり、目からウロコ、アハ体験によって起きやすいのでパラダイムシフトという言葉がいまいちピンとこないのであれば、目からウロコかアハ体験を意識すると最初は良い。
「教育という視点」とはリーダーには必須のものであり、コンセプトを打ち立てるとき、コンセプトを表現するときには必須のものである
教育という視点がないからコンセプトのないブログや文章が出来上がり、イコール読まれないブログや発信となる
ビジネスがうまくいかない人、副業であっても稼げない人とは「教育という視点」がない人達のこと。
「体験ベース+共感+ノウハウ+パラダイムシフト」
これらを上手く1つの記事で表現するには「抽象度」が重要になり、文章力とは「抽象度のコントロール力」のことである
抽象度を上げすぎると空論に、下げすぎると無個性でありきたりの内容になるので適度なバランスを心がける。
実践型記事とノウハウ型記事はどちらも重要で、バランスよく書くべき
しかし文章力に自信がなければ、まずは実践型記事を書くと良い
実践型記事は体験+共感+パラダイムシフトを意識して書けば良いものになる。
書きなれてくればノウハウを追加し、ノウハウの比重を強くすれば自然とノウハウ型記事になる
文章がうまい人は実践やノウハウという区別なく、両方の要素をもった文章が書ける人のことであり、目指すべきはそのレベル。
・実践型記事
・ノウハウ型記事
・実践+ノウハウ記事
の3つが書けるようになると、文章力は申し分ない状態といえる
この3つをテーマや読みやすさを考えて、自由に選択できるようになると読みやすいブログが作れるようになる。ということです。
では、長くなりましたが実践型記事とノウハウ型記事についてはこれで終わりです
今回のノウハウ型記事と前回の実践型記事については、ぜひ何度も読み返して自分のものにしてください
「ノウハウ型記事の書き方」の実例はこちらの記事で実例を紹介しています
お早うございます。
今までノウハウ型ブログと実践型ブログとほとんど難易度は同じように思いましたが記事を読ませて貰うとノウハウ型ブログの方が難しいと感じます。ノウハウだけを書く記事だけなら読み手になった所で考えると実践してうまくいった方法のようにプラスアルファがないとつまらなく思いますね。情報公開有難うございます。
書くだけなら難易度は変わりませんが、ファン化となるとノウハウ型のほうが難しいですね
だって、その人から読む意味ないですから
業界で1番の人から学んだほうがいいですからね。
それをしないということはファンになっているということです
ファンにさせないと読まれないんですよ