こんにちは、齋藤です(プロフィールはこちら)
前回の続き、記事タイトルのつけ方の話です
2018.11.28
10分でできる!アクセスが7倍アップするブログタイトルのつけ方マニュアル
この記事では「ブログ記事のタイトルの付け方」について話します 調べれば色んなサイトで解説されているくらい、ブログをやる上では当たり前のノウ...
「記事タイトルの重要性」はもう説明したので、この記事では「タイトルのつけ方」の実践です。
流れでいうと、
記事のテーマを決め、記事を書き、ツールを使って使うキーワードを決め、タイトル案をいくつか出し、アイキャッチ画像を作成し完成
となります
今から説明しますが、めんどくさい&難しくかんじるかもしれません。でもやってみるとすぐ終わるし簡単ですよ。
記事のテーマを決める
まずはどんな記事を書くのか?を決めましょう、記事がないと記事タイトルもクソもありません
僕は記事のテーマというのは「思いつきでいい」と思っています
ブログ作成初期の段階では、ある程度は戦略にそった記事内容になりますが、基本は思いつきの書きたいことを書けばいいんですよ
思いついた事をブログのコンセプトにそった内容にしましょう
この記事も「あ、そういやほとんどのブログって記事タイトルめちゃ適当だな。たぶんつけ方わかんねーんだろうな。それについて書くか」って感じで決めました。
記事を書く
テーマが決まった後は記事を書きましょう。この時はタイトルを意識することはありません
思う存分に書きたいことを書きましょう。記事の書き方は下記の記事を参考にしてください
2021.06.10
ブログ記事の書き方は「勢い」か「穴埋め」で。
この記事は「情報発信者のためのブランドブログの作り方」の続きです 前回の記事はこちら こちらの記事では「文章の概念的な書き方とその例...
2018.11.22
ブログの文字数を気にするほどクソブログになる理由
僕は以前に、美容室経営者を対象としたブログ運営のコンサルをしたことがあるのですが、文字数に関してはよく出る質問でした 「どれくらい書けばい...
キーワードツールで使えそうなキーワードをピックアップする
ここからが本番です
前回の記事で「記事タイトルとはSEOの要で、上位表示できてさらにクリックされるタイトルをつけないといけない」と言いましたね
と、いうことは「よく検索されているキーワード」がわからなければいけません
しかし実際にGoogleでどんなキーワードで検索されているのか?おおよその想像はできても自分の頭でわかるわけありません。
そこで使うのが無料で使える「キーワードツール」というのを使います
似たようなものは色んなのがありますが、これを使うとGoogleやYahooで実際に検索されているキーワードがわかります。有名なのはGoogleサジェストやGoogleキーワードプランナーですね
Googleの検索窓に単語打ちこむと、自動で色々と関連する単語がでてきますが、これがGoogleサジェスとです
こんなの。
こういったキーワードツールを使うと検索されている単語がわかります。
オススメはアラマキジャケ
使うのはなんでもいいのですが、僕は「アラマキジャケ」を使ってます
まあなんでもいいんですが、これは使いやすいので。
アラマキジャケの使い方
アラマキジャケの使い方を見ていきましょう
大まかな流れを先に言っておくと、こんな感じです
1:記事テーマをキーワードにする
2:月間推定検索数と関連語をチェック
3:関連語をクリックし、検索されているものをピックアップ
4:ピックアップしたキーワードで検索し、ライバルチェック
記事テーマをキーワードにする
まずは思いついた記事テーマをキーワードにします
例えばこの記事のテーマは「ブログ記事のタイトルのつけ方」ですが、それをキーワード(単語)にすると「ブログ タイトル」となります
別に「ブログ 記事」とか「ブログ タイトルのつけ方」とかでも構いません。とりあえず単語にしてしまいましょう。
月間推定検索数と関連語をチェック
キーワードをアラマキジャケの検索ボックスに打ちこむと、結果が出てきます
ここでチェックするのは「月間推定検索数」と「関連語」です
「ブログ タイトル」の月間検索数は2880件ある、ということがわかりますね。検索結果で1位に表示されれば、月1117件のアクセスが見込める可能性があるということ
ということは「ブログ タイトル」をキーワードにして記事を書くのは戦略上、間違いではないわけです
しかし、月2880件も検索されているということは「人気のキーワード」ですから自分のブログが上位に表示されるかは怪しいものです
そこで使うのが「関連語」です。「ブログ タイトル」に近いキーワードで、もう少しライバルが少ないものを探してみます。
関連語をクリックし検索されているものをピックアップ
関連語の中からテーマに近いものを選んでクリックしてみましょう
「ブログ タイトル つけ方」
「ブログ タイトル 決め方」
「ブログ タイトル アフィリエイト」
今回はこの3つを見てみました。
先程と同じように月間推定検索数と関連語がでてきます。検索数が2880から624になりましたね
これぐらいであれば上位表示されるかもしれませんので、このキーワードはメモしておき、タイトル候補にしておきます。
他のキーワードも見てみます。こちらはかなり減りました
数は少ないですが、これなら確実に上位表示できそうです
月12件のアクセスでも「チリも積もれば」ですから、このキーワードをタイトルに使うのはアリだと思います。
さらに他のキーワードを見てみます、こちらもなかなかの数字
これもタイトル候補にしておきます。
このように検索数が出てこない場合は、そのキーワードは検索されていないということなので使用は控えましょう。使ってもアクセスされません
こんな感じで検索数と関連語をチェックしていき、都合のよいものをピックアップしていきます
もしなければキーワードを改めましょう。
ピックアップしたキーワードで検索しライバルチェック
タイトル候補のキーワードが集まったら、実際にその単語で検索してみましょう
実際の検索結果を見て、ライバルがどんなタイトルや記事内容を書いてるかチェックします
同じようなタイトルになってしまうと、クリックされる率が下がります。誰よりもキャッチーなものを考えるためには、ライバルチェックはかかせません
ここでタイトルが思い浮かぶこともあります
ひとまずはここでキーワード選定は終わりで、次はタイトルを考えていきます。
いくつかタイトル案を出す
アラマキジャケで候補にしたキーワードを使い、タイトル案をいくつか出していきましょう
個人的にはウンウン唸るよりも勢いでズバズバ出していき、よさそうなものをピックアップして調整していくほうがいいタイトルができると思います。
タイトルは記事が書き終ってから考える
タイトルを考えるタイミングは個人の好きにしたらいいと思いますが、僕としては書き終わった後をオススメします
内容が出来上がってからのほうが、頭の中が整理されているのでいいタイトルができます
内容からタイトルが思い浮かぶこともありますしね
ピックアップしたキーワードを使ってタイトル案を出す
タイトルはキーワードさえ含まれていれば、思いつきでドンドン出せばいいのですが、最初はまったくでないでしょう
出たとしても、しょーもないものは使えません
と、いうわけで最低限ココは気にしましょう。というポイントを書いておきます
タイトルをつける時の3つのポイント
・ユーティリティ
・恩恵
・感情的な言葉
この3つがポイントです。
ユーティリティ
ユーティリティとは「その記事に何が書いてあるかひと目でわかる」ということです
この記事のタイトルは「10分でできる!アクセスを7倍にするブログタイトルのつけ方マニュアル」ですが「アクセスされるタイトルのつけ方が10分で作れるようになる」というのがわかりますよね。
恩恵
その記事を読むとどんなメリットがあるのか?ということです
この記事でいうと毎回悩んでた記事タイトルのつけ方がわかり、今後は10分でいいものが作れるようになるというのがメリットになります。
感情的な言葉
人間は理屈よりも感情的なものに反応します。言葉の裏に色んなメッセージが込めれるし、日本人はそれを読むのが得意です
使わない手はありません
この記事で言うと「10分でできる!」というのが感情的な言葉になります。「え?10分?マジかよ!?」感や「俺にもできる!?」感を感じ取ってくれるかもしれません
この3つのポイントを考えながらタイトル案を出すと、良いモノがでると思います
タイトルのつけ方10パターン
さらにタイトルのつけ方のパターンも紹介しておきます
先程の3つのポイントだけでは数が出せませんからね。
パターン1:自分事化
読み手のターゲットを絞る
パターン2:「自分の周り事」化
読み手の「周りの人」にターゲットを絞る
パターン3:意外性
「話者」の意外性を訴求する
「情報」の意外性を訴求する
パターン4:数字の魔力
数字はどんな言葉よりも説得力をもつ
パターン5:網羅性
この記事さえ読めば大丈夫だと印象付ける
パターン6:即効性
「すぐに」「簡単に」効果が出ると印象付ける
パターン7:代弁
ユーザーの心の中にある「言いたくても言えない気持ち」を代弁する
パターン8:結果
そのノウハウを試して、どんな結果が生まれたのかを書く。人は結果を知ると、なぜその結果が出たのかの「理由」を知りたくなる
パターン9:注意喚起
そのノウハウを知らないと、どんなデメリットがあるのかを書く。人は「損失回避の法則」にそって行動しやすく、得られるものよりも、失うものに価値を大きく感じる
パターン10:行動提案
そのページの活用法を提案する
この10パターンは「沈黙のwebライティング」という本に書いてあることです
この本は初心者向けにseoに強いブログや、HPの作り方を物語形式で書いてある本で読みやすく、内容も超いいのでwebマーケティングを学びたい人は必ず読んでほしいですね
本書ではタイトルの具体例もありますので、この「読者受けしやすいタイトル10パターン」を知りたい場合は買ってみてくださいね。
アイキャッチ画像を作成する
記事が書けてタイトルをつけたら次はアイキャッチ画像を作ります
アイキャッチ画像とはこれのこと
文字だけよりもアイキャッチ画像がある方が目を引きやすいし、華やかに見えます
素人でもデザイン性のあるブログに見えますね
SNSに記事リンクした時などはアイキャッチ画像もでますので、アイキャッチ画像1つでクリック率も変わってきます
ブログ観覧中やSNSへリンクした時に目を引くものを用意しておきましょう。
最近のブログテンプレートはほとんどアイキャッチがある前提で作られています
アイキャッチを使わないと、こうなってしまいます
ちゃんとしてない感がでてしまいます
最近のテンプレートは、半ば強制的にアイキャッチを設定しないといけないわけですね(苦笑)
しかし、ブログのテーマやデザイン的にアイキャッチがいらないという場合もあると思います
その場合はアイキャッチがなくても、デザインを損なわないテンプレートを使う必要があります
アイキャッチ画像なしのテンプレートってほとんどありませんが、僕が使っているテーマのTCDであれば1つ用意されています
これであればアイキャッチ画像がなくてもかっこいいデザインになります
個人的にはZEROは使ってみたいデザインの1つですね。アイキャッチなしのブログを考えてる場合はこちらを使ってみてください。
アイキャッチの素材集めと加工
アイキャッチ画像を用意する流れはこんな感じです
画像をどこからか用意する(自分で撮ったもの、ダウンロードしたもの)→必要であれば文字などを付け足す→テーマに合わせてサイズを加工する→圧縮して容量を小さくする
画像はフリー素材をネットからダウンロードするのが楽です
画像はpixabayというサイトがオススメです。プロが撮影したフリーの画像が大量に検索できます。加工はcanvaが便利ですよ、だいたいのことはできます。
まとめ
記事タイトルのつけ方は以上です
まとめると、
・テーマを決める
・記事を書く
・テーマを単語にしアラマキジャケで検索
・キーワードの検索ボリュームを調べて候補を絞る
・タイトル案をいくつか出す
・アイキャッチ画像を作成する
このような流れでしたね
この通りやってもらえれば、アクセスが期待できる記事タイトルをつけることができますのでやってみてください
最初は時間かかるかもしれませんが、慣れたらタイトル決定まで5~10分くらいでできるようになります
記事タイトルは悩んで決める人もいますが、個人的には上位表示されるかどうかなんて最終的にはGoogle様が決めることだから、サクっと決めちゃっていいと思うんですよね
要点おさえておいたら、そんな悩む必要もないのかなと。
テーマも考えないといけない、記事も書かないといけない、タイトルも考えないといけない、画像も作らないといけない
これ全部完璧にやってたら疲れるでしょ。完璧主義はダメですよ。
【あわせて読みたい記事】
・ブログの記事タイトルの決め方は「世界観とデザイン」を最優先に。
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