こんにちは、齋藤です(プロフィールはこちら)
先日、このブログで紹介している次世代起業家セミナーの紹介ページを書き直しました
ブログ開設してすぐに書いたものなので、今見るとかなり粗がありまして・・・
その時はよくできたと思っても、運営していると問題点が見えてくるものです。
ブログのマネタイズはざっくり言うと、アクセス→記事を読む→商品紹介ページを読む→成約なのですが、その中でのキモはこの2つ
1:いかに商品紹介ページに誘導するか
2:誘導した後、いかに成約させるか
商品紹介ページを書き直すというのは2を狙った対策で、ここで登録率やクリック率などを見て問題点を洗い出して修正していくわけです
修正箇所は商品紹介ページからLPへのクリック率、LPからの登録率や購入率、登録した後の承認率などを改善していくのがセオリーでしょう。
承認率っていうのはちょっとわかりにくいですが、アフィリエイトでは不正防止のためによくあります
簡単に言うと登録があっても、登録者が商品を使ったり行動しない場合は承認されないということで、要は質の良い客を紹介しないといけないわけです
LPのクリック率、登録率は記事のクオリティを上げればよく、承認率は登録した後の行動を記事で促すと良いですね。
ここで今日のテーマになりますが、記事の書き直しにあたって僕が悩んだのが記事のボリュームです
丁寧に解説するか、短くコンパクトにするか悩みました
1:記事内で登録とその後の行動を決意させる→長くなる
2:登録やその後の行動はLPにまかせてLPクリック率を上げる→短くできる
こういうことですね
今日はこれをキッカケに、いくつか話しができればと思います。
記事のボリュームを気にする理由
記事のボリュームを気にする理由ですが、基本的に読者は文章を読まないからです
特にスマホで見る人はその傾向が強く、今はパソコンよりスマホ派の人のほうが圧倒的多い
このブログもほとんどがスマホでの観覧ですし、僕の美容室のブログも同じくです
僕自身もそうですが、スマホからだとやはり文字が読みにくい。そもそもとして人は文字を読みたくないのです(音声や動画でも同じ。ちゃんと見ません)
それでもちゃんと見てもらわないといけないのでマーケティング、コピーライティングとか心理学を使って色々と工夫がされるわけですね。
こういうとコンパクトなほうが良さそうですが、そういうわけでもありません
ボリュームのある記事のほうが単純に登録率は高くなりやすいし、自分のストーリーや考えも描けます
コンパクトにしたい場合はその辺省かないと短くしにくいですからね。
「○○さんに教えてもらった」という価値を付加することができるのです
これはビジネスをやっていく上で非常に重要で、要はファン化ですね。ファンになってもらえば、他に紹介したいものがあったり自分の企画があればまた手にとってくれます
今回の場合で言えば、
・文章が短いと商品にフォーカスしたほうが良い
・長い商品だけでなくと僕にもフォーカスできる
ということです
商品を手にとってほしいなら短いほうが有利だし、ファンになってほしいなら長いほうが有利です
商品が売ることが目的のサイトアフィリなら短いほうが良いし、自分を売ることが目的の情報発信なら長いほうが良いとも言えますね。
ちなみにコアなファンになれば、短くても手にとってもらえるようになります
これは権威性がついた状態、ブランド化です
ビジネスをするのであればここを目指したいところ。指名される存在を目指しましょう、ということです
この段階になると長い短いは結果論でどうでもよく、伝えたい情報を伝えればいいだけになります
伝えたい情報が多いなら長くなるし、逆なら短くなる。それだけの話しです。
とはいえ、僕もそうですがブランド化できてれば苦労はしないですし、ブランド化できていない時期を誰しもが通るわけです
ブランド化できた後なんて、もう好きにしてくれって感じなんですよ(笑)
実力あるってことなんで、変なことしない限り困ることはありません。
ブランド化できていない段階では、ボリューム感は気にしたほうが結果につながりやすいでしょう
やっぱり長いだけで結構な人は脱落して見てくれません
Twitterやインスタが主流なのはそういった背景もあるのです。
人に何かを伝える時は「情報の圧縮化」を意識する
というわけで悩みましたが新しい紹介ページは、ボリュームある記事にしました
まあ書き直す前から元々そうだったのですが、しかし以前よりかはコンパクトにしたいなと。
記事自体の内容は定番で、
・商品の内容
・商品を手に取ればどうなるか
・登録から商品を手にするまでの流れ
・手にしたあとの行動
これらを自分の考えやストーリを交えながら書くだけなので、ここは特に話すことはないです。
重要なのは「ボリュームがありつつも、いかにコンパクトにするか」
1万字必要な記事を2万字で書くのはいけないわけです。1万なら1万で書ききる
1万字のものを5000字にするのもいけません
最初からボリュームを削っていく。と決めたのであればそれでいいですが、1万字いると思うなら1万字書くべきです。
まあ文字数を最初から決めて書くとかムリなんで、あくまでイメージですけどね。
前の記事は今見返すと、1万字のものを2万字で書いてるな。と感じたので書き直したわけです
で、書き直している時にふと「情報の圧縮ってやっぱ超大事だよなぁ」と思いましたので次はその話。
情報の圧縮とは?
情報の圧縮とは、
・1万字必要なものを1万字で書ききる
・1万字を100文字でまとめる
ということです
長文も短文もどちらも書けて、その中に情報を自由に圧縮できる能力ですね
この力はネット上で人なにかを伝える時には非常に重要になります。
長文と短文はどちらもメリット・デメリットがあり、アプローチできる層も変わってきます
これは文章に限ったことではなくて、音声や動画でも同じです
短文・コンパクトなものはさっと見れるし理解もしやすいので入り口に向いており、興味を持ってもらったり気になる存在になるので集客とか拡散に向いてます
代表的なメディアはTwitterで、1万字を140文字にする能力はインフルエンサーには必須でしょう。
長文・ボリューミーなものは見るのは大変ですが学びが多く、コアなファン化が可能になります
入り口ではなく内部という感じで集客・拡散には向きませんが、ブランドになることができます
ブランドになればなんでもありになります。単価の高い収益化ができるしリピートもする
よく使われる代表的なメディアはメルマガやオンラインサロンなど。
「入り口」と「内部」この2つの視点を持つと的確な情報発信ができるようになります
結構頑張ってるのに結果につながらない人って、ここがズレてることがありますね
見込み客のステージ、レベルにあった発信ができていないのです。
オープンコミュニティとコアコミュニティ
入り口は「オープンコミュニティ」で、内部は「コアコミュニティ」という感覚を持ちましょう
コミュニティという単語がつくのは今のビジネスは「理想世界を提示してそれに共感する人と一緒に向かう」ということが重要だからです
理想世界を提示するとはリーダーになるということ。一緒に向かうとは共同体、コミュニティになるということで、売れているビジネスは理想世界を提示し、リーダーになっています。実はiPhoneとかもそうなんですよ
理想世界とリーダー化についてはこちらで話しています
2018.11.18
ブログアフィリエイトの収入が2倍以上にアップする「理想世界の提示」とは?
ちょっと遅れましたが、実は先月の時点でこのブログで紹介している「次世代起業家セミナー」のLP登録数が50%を超えました このブログから次世...
ブログやSNSで情報発信をしていくなら、理想世界を提示することは非常に重要です。
オープンコミュニティとはその名の通り、常に開かれているもの
常に開かれているとはわかりやすいということでもあります
集客力や拡散力もつけやすいですが、その反面、繋がりとしては弱いです
ファンではなく興味がある、ちょっと好きみたいな感じで音楽アーティストでいうとCDは買うけどファンクラブやライブに行くほどではない
広告やSNSはオープンコミュニティに参加してもらうのに向いています。
コアコミュニティとはオープンの逆でクローズドで外からは見えない、いつでも開かれているものではなかったりもします
繋がりとしてはとても強く、熱狂的なファンやリーダーが信頼されている状態
一般的には信者と呼ばれる人達で、リーダーと価値観を共有している人達はコアコミュニティ層にいます
音楽でいうとCDはかならず買うし、ライブにも行く。ファンクラブは当然です
有料メルマガに参加もしたり、なんらかの企画で実際に会ったりすることも多くなります。
オープンとコアで発信していく情報は分けるべきです
オープンにコア向きの情報を出しても読まれませんし、オープン向きのメディアでコアな情報を出してもダメなのです
逆も同じでコアな情報をオープンでだしてもいけません
特にビジネスやブログの立ち上げ段階ではコアコミュニティの人達はいないので、オープン向きの情報を出していく必要があります
オープン向きの情報とはノウハウや自社サービスのことであったり、ようはこちらに興味をもってもらう情報です。
例えばAppleだとmacの機能性や見た目の美しさを語るのがオープン的で「macじゃないとクリエイティブな仕事ができない!」みたいな事を言い出すとコア的になります
言いますよね?mac信者の人ってこういうこと(笑)
利便性、内容、見た目的なものはオープン的な情報で、価値観や理念などはコア的な情報なのです
始めはオープンから入ってもらはないとコアには繋がりません。
美容室でも同じなんで、自分の理念やこだわりを言ったところで客は興味ないんですよ
それよりも自分の髪の毛がどうなるのか?のほうが重要なのです。だから「髪の毛つるつるなりまっせ」といったほうが集客できるのです
「髪が美しいと人生も美しくなります」とか言ってもハア?なんですよ(笑)
長文短文は別にどちらでも良いですが、内容はオープン向きでなければいけません
オープン向きにするなら短文であったり、コンパクトな方が時代的には合っているでしょう
オープンコミュニティに参加してもらってからコアコミュニティ向きの情報も発信し、共感する人にはコアコミュニティに来てもらうのです
このオープンとコアという考え方は色んな分野で使えます
美容室経営でももちろん使えるし、ブログの読者や収益をふやしたいという場合でもこの考え方が使えます。
世界中で最も長い歴史でオープンとコアを使っている代表例がキリスト教などの宗教ではないでしょうか
聖書を配りまくってオープンコミュニティに入ってもらい、神を信じてもらってコアコミュニティに入ってもらうわけです
人によっては聖書を毎日読むだけのオープンコミュニティで留まったり、教会に行って十字架を常につけてガチで神を信じるコアコミュニティまでいったりするのです。
この辺はその人がどれだけコミットするか、リーダーがどれだけコミットさせれるかですね
コアまでいけば宗教のために人殺しもできるようになるので、悪用するととんでもないことになります。詐欺セミナーとかそうです(苦笑)
まずはオープンコミュニティを作ろう
再三いいますが、ブログをやる場合もオープンとコアを意識するべきです
オープンすぎたらただのノウハウブログになったり薄い話しかできなくなって、薄い読者ばかりになったりします
そうなると収益があがらなかったり、コミュニティが作れないということになる。
コミュニティが作れないと副業ブログ程度で終わってしまいます
ブログが飛ばされたら終わりという、なんとも脆弱なビジネスの出来上がり
コアすぎたら一部の人しか読まない、なんかマニアックなやべえブログになります。数が集まらないのでこれまたビジネスになりません。
そして、そもそも最初からコアコミュニティを作るのは難しいのです
オープンコミュニティを作らないとコミュニティの人達が何を求めているのか?何が必要なのかがわかりません
必要なものがわからないと、なにも提供できない=コアコミュニティは作れないということ
オープンとコアのバランスが大事になります。
僕はオープン向けの情報を出すのがあまり得意ではなく、オープン全開のツイッターなんかも苦手だし見てて面白いと思いません。薄っぺらいなあと思います
今回、次世代の紹介記事を書き直した時にコンパクトさを心がけたのもオープンを意識したからです
リアルビジネス、ブログ、情報発信なんでもいいですが、自分の活動に当てはめてオープンとコアコミュニティという概念を使ってみてください
ちょっとやりやすくなると思いますよ。
はじめまして
ランキングから来ました。
今回は勉強させてもらいました。
記事は長すぎず短すぎずですよね
私には丁度良い長さを見極めるのも難しいです。
参考にさせていただいて頑張ります
ありがとうございました。
すごいわかりやすくて大変参考になりました。
また訪問させてもらいます。