こんにちは、齋藤です(プロフィールはこちら)
この記事では「情報発信ビジネスとは一体どういうものか?」ということを書いていきます
色々と記事にはしてるんですが、もうどの記事に何を書いたのかがわかんないし、今さら記事をまとめるのもめんどくさいので(笑)1から書き直してみようかなと。
情報発信とはどんなビジネスか?メリットは?将来性は?誰でも稼げるのか?どう始めればいいのか?
などをこれから書く数記事でまとめていこうかと思います。
僕は美容室経営をやめて情報発信で起業し直そうとしていますが、情報発信というビジネスがショボいもの、つまんないものであればそんなこともちろん考えません
ビジネスとして素晴らしいモデルだと思うし、やる意義のあることだと思っています
最近はYouTuber、インフルエンサー、ブロガー、アフィリエイター、アドセンスなどで稼ごうとしている人も多いですし、自己啓発本などでも「ネットを使って個人起業しましょう」というのがよくあります
Fireして自由になりましょう。という言葉もありますよね
こういうのを見て「自分もそうなりたい!」と行動する人が多いのが今ですが、実際は99%がうだつの上がらない人になっちゃうわけです。
これはなぜか?というと、ビジネスとしてやってないからなんですよね
「起業する」という意識なく、ただYouTuberは稼げるらしいと飛びついてショボい情報を発信して、成功してる人のセミナーや講座を買ってお布施しているだけに過ぎないからです
YouTuber、インフルエンサー、ブロガー、アフィリエイター、アドセンスなど、これらはすべて「情報発信というビジネス」に分類されますが、ビジネスなんだからちゃんと起業する意識でやらないとうまくいくはずもありません。
情報発信で成功している人というのはすべからく、なにかに特化した知識や実績があり、ビジネス知識があり、メディアを使いこなし、自分だけの独壇場を作れるユニークさのある人たちです
SNSでキラキラしたり、他人を攻撃したり、なんかちょっと良さげなことを言うだけで稼げるのではないんですよ。賢く、魅力的な人で、情報に価値があり、なおかつ戦略があるから稼げるわけです。
アホで、一般人Aで、情報が無価値で、戦略もない人が99%側の人間なんですよ(苦笑)
よくよく考えるとこれって当たり前のことで、例えば僕は美容師ですが売れない美容師もそうなんです
技術と知識がなく、どこにでもいそうな美容師で、オーラがなく、戦略もないまま仕事やってるヤツが売れない美容師です。
「情報発信で稼ぎたい!」というのは今やアメリカンドリームになっていますが、こういう当たり前の話がわかってないと稼ぐことなんてまあ無理です
なんにでも作法というものはあって、情報発信で稼ぎたい、何かを成し遂げたいのであればまずは基礎からなんですよ。まず「情報発信ってなんやねん?」というのが理解できていないとお話にならんわけです。
というわけでこの記事で、まずはそこのところを話したいと思います。
「情報発信で稼ぐ」とはどういうことか?
情報発信で稼ぐとは「自分独自のコンテンツを発信して収益化できている状態」のことです
例えば美容師が集客のために発信しているのはただの情報発信であり、情報発信ビジネスではありません。あくまで美容師という仕事の一部分です
アフィリエイターやアドセンスで収益化するブロガーも情報発信ビジネスではないです
アフィリエイターっていうのは特定の商品を売るために情報をまとめている存在ですし、アドセンスはただの広告です。どちらも「自分の情報」を買ってもらってるわけではないですからね
そもそもアフィリやアドセンスはもう小遣い稼ぎ程度しかできませんから、起業というにはショボすぎます。
2021.06.15
ブログの収益化は「アフィリエイトからはじめて独自商品」へ
この記事ではブログを使って情報発信ビジネスをする場合の「収益化」について話していきたいなと思います 方法は3つでして、 ・グーグルアドセ...
この記事のとおり「情報発信で稼ぎたい」人が参入するようなものではありません。稼ぎたいのにこれらを選ぶのはセンス、ビジネス知識共に足りなすぎです
独自商品、サービス、企画などの「自分独自のコンテンツ」で稼いでこそ、情報発信ビジネスとよべるんです。
情報発信ビジネスの形式
「自分独自のコンテンツ」で稼くといってもその形式は色々です
世間ではYouTubeで稼ぐとか、インスタグラマーになって稼ぐとか、メルマガで稼ぐとか言われますが、それは活動するメディアの話であり、稼ぎ方の形式の話ではありません
そんなこと言ってると、センスないヤツ認定されます(苦笑)
・広告収入
・情報商材
・コンサル
・オンラインサロン
形式は大別するとこの4つです。
広告収入
YouTuberは広告収入で稼いでますね。ただいGoogleの気分1つで収入が変わってしまうのでかなり危険です
実際に広告がつけれなくなったりとか、収益発生の条件が変わったり、最悪アカウントが消されたりもします
これもゆくゆくはアフィリエイトと同じ道をたどるでしょう。いずれオワコン化しますから、個人的には起業とは言えないですね
賢い人はYouTubeで人気になったら自分のメルマガやオンラインサロンに流して、自分のリストにしちゃいます(これをリスト化といいます)
そうすると後で情報商材やコンサル、オンラインサロンで収益化できます。
情報商材
昔からあるネットビジネスと言えば?の代名詞です
昔は詐欺みたいな物が多くて、情報商材というと今も嫌なイメージがついてますが、それは本質ではなくただのイメージです
今はnoteで収益化するのがよくありますが、これだって情報商材ですからね
有名人などは書籍も出してますが、あれも本にしてるだけで情報商材です。ホリエモンなんかは「情報商材屋」といってバカにしてますけどやってることは同じなんですよ
有料のマガジン、メルマガ、セミナー映像の販売などもここに含まれます。
情報商材というのは「自分のコンテンツをデジタル化して売る」ということです
情報発信の醍醐味の1つであり、必須事項とも言えます
自分のコンテンツを売らないと情報発信ビジネスはお話になりません。こういう発想がない人がアフィリエイトやアドセンスで稼ごうとするわけです。
情報発信ビジネスで大きく稼ぐ人や、暇になれる人は情報商材でうまく収益化していますね
一度商品を作ってしまえば「自動化」することができるからです
例えば「ブログにアクセス→メルマガに登録→メルマガで商品を売る」という流れを作っておけば、放ったらかしで収益が発生します
ネットビジネスが一時期に(今も言われてはいるけど)不労所得やノマド、自由というキーワードでもてはやされた時がありましたが、そういう理由からですね
実際にこれで個人で億を稼ぐ人もいますし、億とまでいかなくても年収数千万とかは十分に射程距離です。まさに現代のアメリカンドリーム。
「暇になれる経営をする」っていうのはかなり重要でして、暇になれない経営者はいつかオワコン化します
自分のレベルを上げる時間があまり作れないし、ビジネスを成長させる時間もないからです
情報発信ビジネスは「個人でも暇になれるモデル」なのが、個人的には超いいなと思うんですよね。人雇うとかめんどくさいですから(苦笑)
コンサル
これも定番の収益化で、形式は対面であったりオンラインだったり期間や価格も様々です
収益化できるのはもちろんのこと、ビジネスを構築することもできるのでうまく使っていきたいものです
スタートアップの時期に無料で数名ほどコンサル募集して、その内容をコンテンツ化して販売とかもできますし、高額で募集すればコミットレベルの高い人やすでに大きく成功してる人が来てくれますから、後のビジネスパートナー発掘にもなります
情報発信で稼いでる人はこれ結構やってますね。
情報商材売るだけだとオンラインで完結できますが、人対人の触れ合いがないので寂しくも感じますし刺激がないものです
コンサルはその逆なので、ビジネスに取り入れてバランスをとっていくといいですね
僕も年一度、3~5人くらいの少人数でやりたいなと考えていて、僕の中ではコンサルというのは収益化というよりライフイベント的なものだと思ってます。
オンラインサロン
さて、説明は不要かと思いますけどもご存知オンラインサロンです
情報発信では今もっとも代表的な収益化の方法ではないでしょうか。月額会費制で自分の活動を見せつつ、コンテンツを出していくというやり方が多いですね
ライブ感もありますし、なんらかの活動をしているのであれば日頃からコンテンツの種がありますから「仕事をしつつ、自分のコミュニティを盛り上げる」事が可能です
何かを売らなくてもサロンを継続してもらえれば収益化もできるので、気が楽とも言えるかもしれません。
しかし注意点が1つ
それは「サロンを盛り上げるために動き続けないといけない」という点です
日頃からサロンに投下するコンテンツが作成できるなら問題ありませんが、そうでないなら「オンラインサロンの運営のためにコンテンツを絞り出す」という事態になります
この場合はネタ切れになりやすく、
ネタ切れ=サロンにコンテンツが投下されない=盛り上がらない=サロンの離脱者がふえる
ということになってしまいます。
常日頃、動き回ったり人と会いまくってる起業家であれば問題はないですが、ネットメインの活動で暇な起業家の場合はあまり向いていないと言えますね
オンラインサロン運営者で最も有名なのはキングコング西野さんかと思いますが、彼なんかはまさにそうで、忙しない生活をしています。
僕のようなあまり人と接したくない、コンテンツは小出しにせずじっくり作りたいタイプの人には向いていないですね。リアルイベントがないと飽きられる傾向にもありますし。
もちろん、オンラインサロンの形式にもよりますから一概には言えませんけども。
情報発信ビジネスのメリット
次に情報発信ビジネスのメリットについてです
情報発信ビジネスの構造は簡単に言ってしまうと「なんらかのメディアで自分独自のコンテンツを発信して、商品を販売する」わけです。で、収益化の方法が色々あると。
もう少し詳しく書くと、
1:メディアで自分独自のコンテンツを発信する
2:特定の領域でブランドになる
3:商品を販売し収益化する
4:ブランド化すれば自分のコミュニティができるので、彼らと関係性を維持する
5:新規客を集めつつ、3と4をループさせる
という感じですが、このビジネスモデルにはどういったメリットがあるのか?
・店舗、在庫、人がいらないのでコストとリスクがない
・個人ででき、収入の上限値が高い
・市場が広く、変化に強い
・飽きたら発信内容を変えることができる
・自由度が高い&情報発信の知識はどんな分野でも使える
まとめるとこのようなメリットがあるかなと思います。
店舗、在庫、人がいらないのでコストとリスクがない
情報発信は「店舗も在庫も人」もいりません
これらは荷物であり、リスクです。特に人がそうですね(苦笑)
店舗は事務所がほしいなら借りればいいですが、基本自宅のパソコンがあればできます
筋トレ系やピアノなどの音楽系の情報発信するならジムや専用の部屋とかあるといいですけど、必要な時に借りればいいし、借りないと何もできないんなんてこともないでしょう。
在庫なんて発生するわけもありません
情報ですからパソコンでコピーできますし、サーバーにアップすれば多くの人に提供できますし、店舗と在庫がなければ「人」なんているはずもありませんね
一時的に手伝ってもらったり、誰かと組んだりはやること次第ではあるでしょうけど、基本情報発信ビジネスは1人でできます。
個人ででき、収入の上限値が高い
個人でできるビジネスは収入の上限も低くなります
例えば僕は美容室を1人でやってますが、月の売上なんて理論上100~150万いってせいぜいです
この範囲に収まれば、1人で営業する美容室は成功なんです
ということはこれが収入の上限なわけですよ。しかもここから1人美容室の場合は30%ほどの経費が引かれます。
しかし、情報発信は1人で3億とか稼げるポテンシャルがあります
もちろんここまで稼げばどこかの業界での第一人者的な立場になっちゃいますから、あまり現実感はありません
でも1000~3000万くらいであれば別に有名にならなくても稼げますし、実際に稼いでる人は多くいます
(起業家の集まりにいけば情報発信でこれくらいの年収はフツーで、1000万とかザコの部類)
1万円の商品を月100人が買えば年収1200万です。noteとかでやってる人いますよね
月100人にも売るなんて・・・と思うのであれば、10万円の商品を月10人に売れば同じ年収になります
次は「10万円の商品なんて・・・」でしょうか?
これも考え方は簡単で、例えば1年間の講座であれば10万円なんて別に高くなくないですか?
僕なんて美容師時代、1年間のカット講座とか通ってましたけど20万くらいでしたよ
別に高いと思いませんし、そんなもんです。塾や学校のほうがよほど高いですよ(笑)
情報商材やセミナー買ったことない人からすると10万って高いかもしれませんが、別にフツーですよ
高い人だと50万や100万とかとってますから。クソみたいなものでも。
人が集められて、自分のブランドが作れて、商品が作れるのであれば情報発信で年収1000~3000万なんて超現実的な話なんです
しかも経費がほとんどかからないですからほぼ利益ですし、さらに自動化してしまえばその商品が売れる限りは不労所得になります。
市場が広く、変化に強い
美容室などのリアルビジネスだと市場は「来店できる範囲」になりますが、情報発信の場合は物理的な距離は関係ありません
市場が広いということは見込み客の分母もふえるということですから、収入のアッパーもふえます
ネット上で販売できますから変化にも強いですね。コロナみたいな事があっても関係ありません。
僕は美容師という市場が狭く、変化に弱いビジネスやってますから実感しますが、市場は広いほうがいいし変化に強いほうがいいに決まってるんですよ
ニッチな場所でも競合っていますし、変化に弱いビジネスってブランド化しにくいです(してもしれてる)
飽きたら発信内容を変えることができる
情報発信は「情報」を扱うので飽きたりしたら発信内容を変え、ビジネスを再構築することができます
リアルビジネスだとそうはいきません、基本リアルビジネスはやること同じなんで。例えば美容室などは「髪をいじる」という枠から出ることはできませんよね
店舗を用意して客を待ち、髪をいじるという形式を変えることはできないわけです
だから変化に弱いし、飽きたら「やめたいな」と思いつつダラダラ続けるか、我慢してやり続けるかの2択になります
まさに今の僕の状態です。美容師なんて儲からないしおもしろくないし、もうやる気しません(苦笑)
しかし情報発信は飽きたり、変化があった時(自分、社会などの変化)はまた作り直すことが比較的容易です
筋トレの情報発信に飽きたら次は「かっこいい男になる方法」とかを教えればいいんですよ。筋トレする理由に関連することであれば教えれるし、興味もあるはずですから。
自分に興味があって教えれることならなんだっていいわけです
むしろ情報発信するのであれば1つのことを教え続けるのではなく、自分のレベルを上げてそれに合わせて発信内容を変えていくべきなんです
稼げなくなる人は変化のない人ですから。お客さんだって、変化のないビジネスには飽きてくるんですよ
2019.04.20
情報発信で1つのジャンルからビジネスを拡大させる方法【要塞化の実例】
先日の記事で「発信したテーマと遠い分野をくっつけて拡張していこう」という話をしました 1つの専門性で勝負すると、より詳しい人に勝てない...
そのへんの話はこの記事で書いてるので参考までに。
自由度が高い&情報発信の知識はどんな分野でも使える
変化に強く、発信内容を変えることができ、収益化の方法はいくつかあるわけですから、情報発信ビジネスは自由度が高いビジネスモデルです
もちろん自由度が高いゆえの難しさはありますが、自由度がない美容師という仕事をしている僕からすると、自由度の高さは羨ましくて仕方がありません
自由度がないビジネスはおもしろくないし、なにより詰む時があります
コロナや災害があれば詰みますし、売るものが具体的になると他者と比較もされやすいので価格競争にも巻き込まれやすくなります(家電とか悲惨ですね)
美容室も低料金化してるのでカット5000円でも高い!とか言われますが、「いや安いわ。なめんな!」って思いますよ(笑)
自由度が低いビジネスは相場や常識ができやすいのでツマランのです。
あと情報発信のスキルはどのビジネスでも超使えます
ネットマーケティングがメインになりますし、コンテンツ作成能力やコピーライティングもいりますから身につけると最強ですね
企業のコンサルに入ってるネット起業家のある人が「みんなマーケティングスキル低すぎ。ネットビジネスの知識使ってコンサルしたら超喜ばれるしめっちゃ勝てる。あと仕事の依頼が止まらん」という無敵状態になってました
これは僕も実感するところで、例えば美容師ってマーケティングどころかビジネスできないんで超勝てるんですよ
美容師向けの集客セミナーやったことあるんですが、当時はブログをちゃんと作り込むだけで月50人とか集客できましたからね
その人はその後、高くて有名なホットペッパーをやめましたが、年間にすると200万くらいの経費削減ができたと喜んでました
無料で月50人集客できたら美容室なんて潰れるはずがありません。
情報発信は誰でもできるのか?
さてさて「情報発信ビジネスとは一体どういうものか?」という話でしたが、どうでしょうか?
ツイッターなどでは「個人で稼ぎましょう」「ブログで脱社畜」とか言われて情報発信にチャレンジして爆死するのが流行っていますが、その理由は冒頭でも書いたとおり「情報発信がなにかわかってないのにやるから」なわけです
ビジネスやるなら構造を理解して、要素を満たさないと話にならんわけです。とりあえずやってみても成功できませんから(苦笑)
情報発信やネットで稼ぐ!とか言うのであれば、最低限この記事の内容くらいは理解しておきましょう。
さて、そんなステキな情報発信ビジネスですが問題は「誰でもできるのか?」ということです
次の記事ではそこのところについて書いていきます
2021.01.26
情報発信ビジネスは「誰でも」稼げるチャンスがあるのか?
先日の記事で、現在のアメリカンドリームである情報発信とはどういうものか?について書きました 今回の記事ではそんなステキな情報発信は誰で...
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