こんにちは、齋藤です(プロフィールはこちら)
今月はブログを更新してないように見えますが、シコシコと「まとめページ」を作ってました
ブログ運営でよく言われるのは「ひたすら記事更新!」であり、そしてそれは間違いではないですが、ただ闇雲に更新しても大した成果は上がらないものです
まずは100記事!と言いますがそこに戦略と質、そしてある視点がなければただ100記事書いただけ。ただ100記事書くだけでは読まれるブログにはならないし、成果もでません
今日はその辺の話と、まとめページを作った理由を話していこうかと思います。
まとめページの目的
ブログの使い方は人それぞれです
よく見るものでいうと情報がキレイに並べられたパンフレットっぽい企業のHPのような感じや、まさにブログらしい日記的な感じ、あとはその中間みたいなものでしょうか
僕は現状では「その中間」を目指してます
理由は企業HPみたいなものだと人間味が出にくいし、日記的になると情報がごちゃつくからです
「ちゃんと日々更新もしてるけど、何やってる人なのかは詳細にまとめられてる」みたいな感じにしていきたいと思っています。
企業HPでもなく、日記的な感じでもないブログは最近のトレンドというかよくある形です
すでに実績があったり、個人ではなく店や会社を前に出したい時は企業っぽいブログになりやすく、個人にフォーカスすると日記的な感じになりやすいですが「その中間」にしておけば一挙両得というわけですね
どれがいい悪いではなく、自分のビジネススタイルや状況に合わせてこの3つのスタイルを選択していくと良いでしょう
僕はブログというものは日記から始めてやがて「その中間」になり、そして成功すると忙しくなるのでその頃にはブログもたまにしか更新しなくなり、人となりや活動、コンテンツがまとめられた企業HPっぽいブログに移行していくというイメージを持っていて、実際にそうしていくつもりです。
話を戻して、この「中間みたいなブログ」にするためには情報をキレイにまとめておく必要があります
ブログ記事をただ書くだけ、ではキレイにまとめておくことはできません
更新すれば記事は流れていってしまうし、ブログ記事は日記、コラム、つぶやきと同じような認識で見られることもあります。
記事をただ更新するだけで「このブログを読めば何をしているのか?何が書かれたブログなのかがわかる」というのはちょっとつらい
そこまで記事を読み込んでくれる人はなかなかいないですからね
というわけで、情報がキレイに整理された状態にするには「数記事読んだだけでだいたいわかる」ということが必要になります
さらに付け加えると「数記事読んだだけでだいたいわかり、他の記事を読んでみたいと思う」のが理想です。
まとめページとはこのために作るわけです
まとめページをわかりやすい位置に設置しておき、ブログにアクセスした人をそこに誘導すればPVや収益も上がります
ブログの動線は「ブログにアクセス→まとめページ→その他の記事→マネタイズするためのページや広告、メルマガに誘導」というのが効率が良い
この導線が設計されていないブログは非常に多いです。てゆうか収益化の動線が設計されていないビジネスって超多い。
YouTuberなんかは特にそうで、収益化をあまり考えていない人が多いですね
月間PV100万とかの有名ブロガーでも、収益化はアドセンスのバナーやオンラインサロンの案内をブログに貼りつけるだけで終わってたりします
ネット上の導線設計やセールスシナリオ、独自サービスや企画などを用意しておけばもっと収益化できます
稼ぐというと嫌がられる言い方なんですが「稼ぐ=活動が多くの人に広がっていく」ということなので稼ぐのは超重要です
影響力をお金に換算しているだけで、資本主義では目に見えるものに換算するとお金になるだけの話。
収益化をちゃんと考えておくだけで月収10倍とかもフツーにありえるので、早い段階でしっかり考えておきましょう。考えてればアイディア力もつきます
ブログで収益化ができれば他のメディアでも同じくできるようになります。ブログはビジネスの練習に最適だなと思いますね。
まとめページの作り方
まとめページとは「ブログに何が書いてあるかがすぐわかり、読んでみたくなる」これができればOKです
まとめページの作り方は僕的には2種類あり、
・いきなりまとめページを作り、それにそう記事を書いていく
・とりあえず記事を書いてからそれらをまとめる
ブログ開設してすぐにまとめページを作るほうがまとまりは出てスマートになりますが、これは難しいです。
ブログっていうのは書いていきながらコンセプトや記事の書き方が明確になっていくもの
特定の商品やノウハウだけを紹介するサイトアフィリ系のブログなどでは、設計の段階でブログをしっかり作っていくのでこれができますが、情報発信で個人の活動をブログにしていく場合は難しいですね
そんな計画通りにいかないし、やりながら磨かれていき、自分の言葉やコンセプトが明確になるものです。
このブログも作った時と比べると、記事の書き方や言いたいことも変わってます
というわけで、情報発信系のブログのまとめページは「とりあえず記事を書いて後からそれらをまとめる」のがオススメです。
ブログで100記事書け!とはよく言われますが、これは「自分のコンセプトを明確にするため」でもあります
100記事書いたらアクセスが来るから頑張ろう!ということではありません
ゴミ記事量産してもなんの意味もないし、書けばアクセスが増えるというわけでもないのです。
作ったまとめページたち
僕が今回作ったまとめページを見てみましょう
この6記事ですが、1つは「まとめページを格納するためのページ」なので実質5記事です
リンク先を読まなくても、導入の部分でまとめページ単体でもコンテンツになるように意識しています。
このブログはざっくりわけると、情報発信、起業、ブログ、美容室経営、僕の実践記という5つのコンテンツを書いてます
なので単純にそれぞれのまとめページを作りました
これまでに書いた記事をまとめたので少し雑多な感じにはなりますが、このブログはだいたい何が書いてあるか?どんな記事があるか?はわかるようになっていますよね
単純に親切だし「とりあえずここから読んでみるか」となるわけですよ。
「とりあえず記事を書いてからそれらをまとめる」という方法で作ったらこんな感じになります
書いた記事をまとめていくだけなので楽だし、ある程度の期間ブログ運営してると何書いたのか忘れてるので確認にもちょうどよいです。記事ネタも思いつきますしね。
雑多な感じもブログっぽくて僕はいいなと思うのですが、もしそれが嫌なら「ブログ概要やノウハウを1~数記事で説明しきったまとめページ」を作りましょう
ブログ開設初期にこーいうコンテンツを作るのは難しいですが、ある程度記事を書いた段階であれば、書くことは難しくはありません
言いたいことは今までの記事で書いてるわけですから、それらをまとめて、記事を読めば体系的に学べるようにすればいいだけです。
商品や特定のノウハウを教えるための、作りきったら放置するサイトアフィリ系のブログであれば簡単だ。といったのはこーいうことです
サイトの目的が限定的で明確ですからね、要は教科書を作ってるだけの話です
一方、自分の活動や考えを表現していくブログではそうはいきませんよね。
ブログ開設初期からまとめページを作る例
ちょっとついでなので、サイトアフィリ型ブログの例を出しておきましょう
例えば有名なひつじさんの「ひつじアフィリエイト」
これはネットビジネス初心者にサイトアフィリを教えるためのもので、典型的なサイトアフィリ系ブログです
こういったものは最初からサイトの全体像も見えてるし、記事を書ききったら基本はメンテ以外で更新することもありません
情報の体系化、まとまりという形では抜群でしょう
ひつじさんのはガチなサイトアフィリなので極端ですが、情報発信系のブログでもブログ概要や提供するノウハウがガッチリと決まっているなら、最初からまとめページを作ったほうがキレイではあります。
しかし僕のブログのようなずっと更新していく前提のものではなかなか難しいです
ブログ開設初期の段階では、コンセプトはあれど、中身の輪郭はまだハッキリしてないものですからね
ハッキリしててもやってるうちに「もっとこう・・・」とかでてきて、最初と違った形になることも多いものです。
ライブ感のあるブログの場合はある程度、記事を書いてからまとめることをオススメします
もっとまとまった感じがほしいのであれば、その段階でコンテンツを作り体系的に学べるようにして講座っぽくしておけばいいのです
僕も今の段階からもう少しまとめていく予定です。足りない記事もありますしね
まとめページとの目的と作り方の考え方はこんなところです。
ブログ100記事神話と「ある視点」
さて、ここからは冒頭で言った「ある視点」の話です。ブログでよく言われるのは記事のことですよね
「とにかく書こう!」「目指せ100記事!」「毎日更新!」「記事の質が重要なんだ!」
もちろん、どれも大事ではあります。
しかし「ブログをより情報発信の基地として盤石にする」という意識がないと、ただ記事を書いてるだけで成果にはつながりません
重要なのは「作り込まれたブログ」を作ることであり、さらにそのブログでさえも、目的のための手段にすぎないわけです
この意識は情報発信をするにあたって非常に重要なことです。
僕がまとめページを作った理由はPVアップ、観覧しやすくするための親切心(笑)だったりするわけですが、1番の理由は「ブログをより情報発信の基地として盤石にする」ためです
僕であれば、ブログを育てることは美容師&美容室経営を完全引退するための手段にすぎなく、目的は情報発信をメインとしたビジネスをすること
記事をひたすら書いてそれが達成されればいくらでも書きますが、実際はそんなことはありません。
このブログは現在100記事くらいあり、PV10000ちょい、収益は平均すると6、7万円ありますが、記事をひたすら書いてもこれ以上の進歩はなさそうです
実際、アクセスも収益もここ数ヶ月は伸びていません
と、なるとこのまま記事を書いてもゆるやかには伸びてはいくでしょうが、ブレイクスルーはこないと考えるべきでしょう。
ブログには段階があって「記事を書けばアクセスが来る」という1段階目はもう終わっており、次の段階に進めないといけないわけです
それに気づかず、記事更新しても待つのは挫折
ブログを書いてるといつのまにやら記事を書くことが目的になりますが、趣味ブログでない限りは情報発信やビジネスをやっているわけなのでそれではいけません。
「ブログをより情報発信の基地として盤石にする」ためとは、「お、このブログは本格的だな・・・」と思ってもらうためでもあります
見やすさもアクセスがありそうな雰囲気も、コンテンツの量と質もそのためです
作り込んだものを見せれば、それだけで一定の説得力を持ちますからね。
これは次の段階の用意でもあります
今は「0→1を達成」した段階なので、次は「収益とアクセスをさらに伸ばす」段階
1を10に拡大する段階であり、記事を更新するだけでは1→10にはなりません
この段階になれば副業とか小遣い稼ぎというレベルではなくなるし、更にその次の段階になればジャンルにもよりますが、安定的に月収100万とかも余裕だったりします。
どこまで目指すかは人それぞれですけど、漠然とブログをやるのとビジネスと意識してやるのでは結果は変わってきます
稼ぎたいのであれば、ビジネスとしてやらないといけないわけですよ
ツイッターとか見てるとブログやってる人いっぱいいますけど、記事更新にしかフォーカスしてない人が多い
残念ながらただ闇雲に記事更新しても結果は出ません、収益で言うとよくて10~20万円まででしょう。アドセンスなんかやってると数千円とかですよ。
僕はブログに8、その他に2くらいのパワーバランスで作業してましたが、そろそろその他8、ブログ2のバランスにしていこうかなと。
もう少しブログのコンテンツ構築&まとめ作業をしたら、集客に力を入れていきます
「ブログをより情報発信の基地として盤石にする」のはこのためでもあるのです
集客してもブログがショボいと穴の空いたバケツで水をすくうが如く、意味がありません。
僕がこのブログでやっていきたい事やメッセージが固まってきたので、後はそれらを具現化したコンテンツを用意しておけばブログの完成度という意味では高くなっていきます
記事をひたすら書いても今どきはアクセス増えないので、ここらでSEO狙いの集客は潮時です
記事を書く目的は「SEO集客&ブログにコンテンツを入れておくこと」ですが、これは0→1の段階ですからね。
人の力を借りる時代
集客に関しては、今でいうとやはりTwitterに力を入れるのが良いでしょう
あとは「人の力を借りる」こと
これは色々と手段はありますが、いま僕が考えているのが「コミュニティに入ること」です
営業目的でどこかの良いコミュニティに入り、ブログを拡散してもらおうという狙いです。そのためにブログの完成度を高めるわけですね、ショボいと誰も拡散してくれませんから。
ネットもある程度、成熟してるので人の力を借りないとなかなか活動を大きくすることはできません
インフルエンサーとかだいたい人の力を借りてますよ。
僕はネットビジネス黎明期に「ネットビジネス大百科」で有名になった和佐さんと木坂さんが運営する「和佐木坂サロン」に入ってるので、そこでなんかできないかな。と考えてます
ちょうど夏にENERUGEIAというアプリをサロン内でリリースするのでそれでなにかやろうと思っています。
このアプリはサロン内で部活を作れるアプリで、サロンメンバーが部長となって部を運営していくイメージです
コミュニティ化を前提とした情報発信がサロン内でできるわけですね
ENERUGEIA内で1000人とかメンバーを集めて、そこからバックエンドとしてなんらかの企画をやってもいいわけです
和佐さんいわく、最終的には万単位の人が利用するアプリにしたいとか。
和佐さん木坂さんらしい、まさに時代を先どったアプリですが、使わない手はありません。
これからはSNSやブログだけでなく、こういったコミュニティ内でビジネスを旗揚げする人も多くなってくるでしょう
コンサルを募集して受講生が急成長→コミュニティ内でなんらかの立場をやってもらうとかよくあります。
運営者側からすると、自分のコミュニティから力のある人が出れば、その人とタッグを組んだりもできるしコミュニティの外への影響力も大きくなります
利用者側からすれば、すでに人がいるところから集客できるしコミュニティのパワーを利用することもできるわけです
お互いにとって、非常にメリットのある形です
これからはこういった形での人との繋がりがふえてくるんだろうなーと思います。
というわけで今日は「まとめページの目的と作り方」「ひたすら記事書いても実は成果につながらない」「1を10にするための戦略」という話でした
プロフィールや商品紹介記事の修正、動画コンテンツなど、もう少しブログを構築したいのでそれが終われば記事更新の頻度を少し減らして集客に力を入れていこうと思います
とりあえずTwitterは好きじゃないんですが、がんばってフォロワー増やしていこうかと。
ランキングから来ました。勉強になります。今後とも宜しくお願いします。
こんばんは。
「まとめページの目的と作り方」は理解できました。
ブログの性質によって、まとめページを最初に作るのか、
後から作るのかが決まってくるということですね。
今まで「まとめページ」という発想がなかったので、
ぜひ取り入れようと思います。ありがとうございます。
サイトアフィリとかミニサイトとかでない限りは、基本は後ですね
こんばんは。
ブログランキングから来ました。
勉強させていただきました。
ありがとうございます。