「実績がないと情報発信は成功できないのか?」の絶対的解

情報発信

こんにちは、齋藤です(プロフィールはこちら)

情報発信で稼ぎたいのであれば「稼ぎたいという欲」を持ち、「自分がやりたいことに没頭」し、それを「ビジネス知識を使ってビジネスに昇華」することが必要だ。

という話を前回の記事でしましたが、今日はその次のステップです。

 

自分のビジネスを作って稼ぎたいという気持ちがあり、好きなことやりたいことがあり、それを情報発信で展開していくだけのビジネス知識がある

これがスタート地点、いわゆる0から始める状態です(多くの人はこれがない状態でスタートした瞬間を0と呼びますが、それは0ではなく問題外と言います)

この時点で情報発信ビジネスを始めるのは全然いいですしむしろ始めるべきなんですが、1つ注意点があります。

 

それは「実績があるのかないのか」ということ

実績があるかどうかで成功までのスピードや、やるべきことも変わってきます

このへんのことを理解しておかないと、挫折の原因にもなりますし、発信し続けてるのに大きく稼ぐことがいつまでもできないということも起こりえます

実績があるかどうかは「情報発信ビジネスという旅の最初の分かれ道」なんです

実績がない人がある人向けのルートに行くとすぐに死ぬのは目に見えていますし、実績のある人がない人向けのルートに行くといつまでも情報発信ビジネスの旨みにありつけません。

 

インフルエンサーのマネごとをしている人はこれがわかっていませんし、「発信しましょう!」と声を大にしているインフルエンサー自身もこういうことは理解できていません

だから彼らの言うことを真に受けて時間を無駄にする人が多いわけです。その結果「あの人の言うことは詐欺だ!」的なアンチが生まれたりもするわけですね。

 

 

情報発信ビジネスで稼ぎたいのであれば、

「稼ぎたい、ビジネスを作りたいという欲」「好きなこと、やりたいことをやりたいという欲」「専門知識、ビジネス知識」を用意し、実績があるのかないのかをふまえてスタートを切る

という行程を踏みましょう

てゆうかこれって当たり前のことなんですが、ジャンルが変わると人は簡単にセオリーを忘れます

料理をするならまず道具を揃えるわけですが、次に自分は素人なのか料理に慣れてるのかで作る料理も変わりますよね。素人が本格的なスープとか作ると死んじゃうわけですよ(苦笑)

「実績」ってなんなの?

「情報発信するなら実績がないとダメですか?」

こういった質問をよく目にしますが、ぶっちゃけそうじゃないとキツイ面が多々あります

その理由を説明したいんですが、その前にまず「実績」ってなんやねん?というのを整理しましょう。これ結構ゴッチャにしてる人多いので。

 

この場で言う実績というのは2つの意味があります

1:他の人がなかなか出せない結果を出したことがあるか
2:発信したいジャンルにそった高い実力があるか

この2つは同じこと言ってるように感じますが、実は違います。

 

1の例を上げると、もっともよく使われるのが「いくら稼いだか」ですね

コンテストで優勝、業界歴◯年、1年でムキムキになった、オンラインサロン会員数◯◯人、ブログPV◯◯などもよくありますし、発信内容とは関係のないその人の権威性を高めることが目的の実績もあります(東大卒業、上場企業入社とか)

2は結果的に1になるんじゃないの?と思うかもですが、実力があっても発信していない場合や、そもそも明確な基準がなく、数字にできない事柄の場合などは2になります

エンタメ系や知識系の発信はこれに分類されますね

前回の記事で例にした造形師でいうと、本業でもない限り数字的な実績というのはほぼないでしょうから、重要なのは造形がうまいかどうかになるわけです。

 

もちろん一番いいのは1と2の両方があることですが、実績がない状態とはどちらもないわけですから成功するのは非常に難しいというか、ぶっちゃけ無理でしょう

この2つがない場合は「ユニークさ」に頼る必要があります

イケハヤさんみたいに田舎に引っ越してみるとか、キメラゴン君のように中学生でネットビジネスに参入するとか、そういう掴みみたいなものに頼る

そして他の人がなかなか出せない小さな結果を積み重ね、企画を作っていき、大きな結果が出た時点でビジネスを拡大させるのが定石となります

やりながら1と2を作っていく感じですね。かなりハイレベルなのでこのパターンでうまくいく人は少なく、かつ一発屋になる人も多いです

作業時間がないと難しいですから、普段は働いてます。みたいな状態ではなかなかに厳しい面もあります

基本的に副業から始めて成功する人は総じて1と2の実績をもっているものです。

実績がないとキツイのか?

では「実績がないと成功できないのか?」ですが、僕は強くそう確信しています

1:他の人がなかなか出せない結果を出したことがあるか
2:発信したいジャンルにそった高い実力があるか

どっちもないのに成功するとか無理ゲーですし、ウダツの上がらない人の発信はもれなくこれで、このどちらもない発信なんて見る価値がありません

てゆうかつまんなくて見れないですよ(苦笑)

 

ツイッターでよく見る発信でアフィリエイト教えます系や、ブログで稼ぐ方法教えます系がありますよね

もちろんこれ自体は別にいいと思うんですが、こういう人の発信ってだいたいがたいした実績ないのです

アフィリエイトで10万円稼ぐ方法教えます!とか言われても魅力がありませんし、月100万以上稼いで起業した、業界の有名人であるトッププレイヤーもいますから、そっちから教えてもらえばいいじゃん。という話なんですよ

1と2、両方の実績がないのに稼げるわけがありません。

 

なぜこういう発信をしてしまうのかというと「得意なこと、興味のあることを発信しましょう」とインフルエンサーが言ってるから、そして実際にそうするしかないからです

しかしちょっと考えてほしいんですが、得意なことや興味があることでも実績がなければなんの魅力もなくないですか?

僕は中学時代、テニス部だったんですが全国に行ったこともある強豪校でした。ついでにいうと補欠ではなくレギュラー

だからフツーの人よりかはテニスができるし、知識もあります。しかし僕がテニスをネタにした情報発信をしても誰も興味を示さないでしょう

なぜなら1と2レベルの実績はないからです。そもそもとしてテニスの発信をしたいとも思いません

このような状態で発信しても、うまくいくはずがないのは誰でもわかることです。

 

情報発信で成功したいのであれば高い実績と高い実力が求められます

好きなことを見つけ、1もしくは2の実績を満たすか、両方の実績を満たす必要があります。パワーのある発信というのは必ずそうなっています

こういうものが見つかれば情報発信ビジネスにできるかはジャンル次第ですが、少なくともなんらかのビジネスにすることはできます

例えば「芋が好きすぎて毎日食ってます」とかでもいいんです。1と2の実績を満たしてますから。

実際、こういう人はテレビなどにも出たりしていますし、芋に関するビジネスを立ち上げて成功することは可能でしょう

もしそうなれば相当に幸せだと思いますし、ビジネスそれ自体が楽しいのは言うまでもありませんね。

 

情報発信ビジネスと相性のよいジャンルのもので1と2を満たせば、情報発信で成功する可能性があるというわけです

だから情報発信で成功したいならば「稼ぎたいという欲」を持ち、「自分がやりたいことに没頭」し、それを「ビジネス知識を使ってビジネスに昇華」するために、1,2の実績があるものを用意しなければいけないのです

実績がない発信はネット芸人でしかありません。

バケツの水から溢れたものをコンテンツにする

実績があると発信するのが非常に楽になりますし、質も高いものになります

「発信するネタがない!」というのは実績がないのにやってるからです。ブログ記事が書けませんとか見ますけど、当たり前なんですよ。味の出ないティーバッグをいくらしぼっても無意味なように、実績のない状態でネタを出すのは無理です

そういう発信はGoogleで調べれば出るレベルか、そんなことお前に言われなくてもわかってるよレベルのキレイゴトになってしまいます

バケツに水をためて、表面張力で溢れてくる水をコンテンツにするから質の高いものが生まれるんです

水がないのにコンテンツを作ろうとするのは今日でやめましょう。情報発信するということはリーダーになるということですが、自分というバケツの中に水がないのであれば、リーダーになるのは100年早い。

 

1と2の実績があるということは、少なくともそのジャンルにおいてはバケツの水が満タンであるということです

実際に満タンかどうかはわかりませんし、上には上がいますけども、実績があるなら自信を持って満タンだと思いましょう

バケツの容器が同じであればもっとも水が入ったバケツがいいに決まっていますが、バケツのデザインが違うのであればそうとも限りません

人によって好みがありますから赤いバケツや青いバケツ、カエルの形のバケツなど選ぶものは様々です

「バケツの形=あなたという人間(器)」なわけで、小さくても水が満タンであればいいのです。そもそも実績があるのにバケツが小さいというのは勘違いです

それにバケツの大きさと水の量はふやしていけばいいでしょう。それが「ビジネスを大きくする」ということです

一発屋で終わる人はバケツと水の総量を大きくする発想がないんですよ。

実績を用意したらどうするのか?

「稼ぎたいという欲」を持ち、「自分がやりたいことに没頭」し、それを「ビジネス知識を使ってビジネスに昇華」するために、1,2の実績があるものを用意したら、いよいよ自分なりの情報発信ビジネスを構築していく段階となります

この後どうすればいいのか?というのは人それぞれの状況、求めるものによっても変わりますから、説明しきることはできません

もっとも誠実な回答は「ビジネスを学んで、あなたが作りたいビジネスにそって実行してください」となります

しかし大枠の方向というのはありますので、ここではヒントとして提示しておきます。

 

・ソリューションを提供する
・自分の目指す状態、理想を提示し、共感する人を集める(やりたいことをやる)

この2つをやっていくことでビジネスが育っていきます。

ソリューションを提供する

まず人集めなければいけません。そのためにソリューションを提供します

人がお金を払うのは「問題を解決するため」か「欲をみたすため」ですから、問題を解決するためのソリューション、欲をみたすためのソリューションをまずは提供します

これはビジネスでいうところの「入り口」になります

世の中の広告を見てらえばわかりますが、「私はこういうソリューションを提供してまっせ」と宣言し、それに反応した人が敷居をまたいでくる構造になっています

まずはお客さんになってもらい、その後にファンになってもらうわけですね。

 

その最初の一歩、出会いのためにソリューションの提供しましょう

ここでモノを言うのが「実績」です。実績がなければショボいソリューションしか提供できませんし、そのソリューションに後ろ盾がない状態になります

濃い情報というのは実績から生まれます。

 

情報発信で成功している人のビジネスの構造を読み解けば、まずソリューションの提供をしまくっていることがわかるでしょう

例えば情報発信ビジネスでよくある「起業系」や「稼ぐ系」でいうと、

自由になりましょう、起業しましょうと発信や広告で言う→自由になるため、起業するためのソリューションを提供→商品、企画を販売

という流れになっています。これはリアルビジネスなどでも同じで美容室なんかだと、

可愛くなる方法、髪の問題点の解決法を発信→来店

という流れですよね。これも入り口はソリューションの解決です。

 

なので、まずはひたすらにソリューションを提示することが必要になります

もちろん、それだけではタダの便利屋でしかありませんし、上には上がいますからこれは前提でしかありません

ソリューションの提示だけではブランドにはなりえませんし、リピートもされませんし、商品も売れませんし、口コミも起こりません

情報発信でウダツの上がらない人というのはソリューションの提示だけで終わっているのです(それもそのソリューションが実績がないので非常にしょーもない)

自分の目指す状態、理想を提示し、共感する人を集める

ソリューションの提示をしつつ、同時に行うのが「自分の目指す状態、理想を提示し、共感する人を集める」ということです

自分が目指すもの、理想的な状態を提示することが重要で、それを行えば自然と共感する人が集まってくれます

もし集まってこなければマーケティングに問題があるか、そもそもその提示している理想に魅力がないかでしょう。その場合はマーケを見直すか、コンセプトを見直すことになります。

 

この「自分の目指す状態、理想を提示し、共感する人を集める」というのはジャンル関係なく、必ず必要なことです

ビジネス系でもエンタメ系でも健康系でも教育系でも重要になりますし、リアルビジネスでもこれがなければ売れません(エンタメ系の発信では特に重要です。例:漫画、キングコング西野さん)

人が集まる、売れるモノというのはすべからくそのブランドの理念、理想の提示があるものです。

 

ビジネスというのはリーダーになって人々を理想に連れて行く行為です

理念、理想の提示がなければ「あなたと共にそこへ向かいたい」と思わないわけですよ

ソリューションの提示だけでは便利屋であり、ブランドにはなりえませんし、リピートもされませんし、商品も売れませんし、口コミも起こりません

とさっき言いましたが、これはそういうことなのです。あなたについていく理由がないから、あなたにお金を出す理由がないのです

そもそもとして理念、理想のない商品、企画、サービスに魅力なんてありませんからお金を払う価値がありません。

 

「自分の目指す状態、理想を提示し、共感する人を集める」というのは非常に奥深い、難しい概念です

僕も目下勉強中ですし、どう提示すればいいのだろうか?というので常に頭を悩ませてます。さらに共感までされなければいけない・・・

しかしこれを提示できればビジネスとしては非常に強固なものになりますし、自分自身がやってて楽しいですから、人生における大きな命題の1つだと確信しています

ルイヴィトンが年間いくつも魅了的なプロダクトを生み出せるのも、美味い飲食店が毎月人を虜にするコースを考えつくのも、1流の美容師がステキなヘアスタイルを作れるのも、原動力は「自分の目指す状態、理想を提示し、共感する人を集めることができている」からでしょう。

 

この話に関しては語っても語りつくせませんからこのくらいで切っておきます

キリがありませんから(笑)

少し前に書いた記事なので今見ると稚拙ではありますが、他の記事でもテーマにしていますので参考までに。

必要なものをそろえ、ルートを確認したら・・・

実績がある人はその実績を使いまくる。ない人はユニークさをきっかけにして、やりながら実績を作っていく

というのが情報発信ビジネスを始める時の最初の分かれ道です

1:他の人がなかなか出せない結果を出したことがあるか
2:発信したいジャンルにそった高い実力があるか

どのみちこの2つの実績は必須でして最初に用意するか、ないならやりながら用意するかのどちらかということですね

もちろん、やりながら用意するほうが何倍も大変ですし、それでうまくいく人というのは非常に能力が高いか、なんらかのユニークネスをもっている、さらに時間が豊富な人です

セオリーで言えば実績があることでチャレンジするのが近道でしょう。

 

僕もこのブログで「1人でやる美容室経営で年収1000万」という実績を使って集客していて、実際に美容師であろう人のアクセスが多いです

ただ、僕は美容室経営にもう興味がないので「美容室経営を集める」というよりかは「美容師の次のステップを考えている人」に向けて発信してはいますけども。

 

情報発信ビジネスの記事をいくつか書いてきましたが、ぼんやりとしていた正体が見えてきたのはないでしょうか?

ここまでで情報発信ビジネスの正体、稼ぐ人はどういう人か、何が必要か、実績はいるのか、という話をしてきましたが、次は「情報発信を大きくするには?」という話をしようかなと思います

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齋藤慶太

齋藤慶太

27歳で美容室で起業し、年収200万から1000万へ。しかし美容師がおもんない&自分の思っていた人生ではないと感じ、情報発信で起業し直すことに。美容室経営、情報発信ビジネス、メディア構築など、「個人で稼ぐ」ためのスキルやマインドセットを発信しています。

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齋藤慶太

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27歳で美容室で起業し、年収200万から1000万へ。しかし美容師がおもんない&自分の思っていた人生ではないと感じ、情報発信で起業し直すことに。美容室経営・情報発信ビジネス・メディア構築など「個人で稼ぐ」ためのスキルやマインドセットを発信しています。

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