「ブログをやって稼ぐ」を目的にするのはオワコン

メディア作成

こんにちは、齋藤です(プロフィールはこちら)

ブログで稼ごう!というのはもう寒いし稼げません

ブログで稼ごうとするのではなく、「自分のしたいこと、表現したい事がちゃんとあって、それに他人を巻きこむから稼げるんだ」

というコロンブスの卵的な話を前回書きましたが、

「ブログで稼ぐ!」と息巻いてる人はとりあえず読んでもらうとして、この記事では「ブログで稼ぐ」ということをもう少し深堀りしたいと思います。

ブログをやっても稼げません

ぶっちゃけてしまうともうブログやっても稼げないんですよ

もちろん10万円レベルであれば稼ぐことはできます。たまたまブログと相性の良い趣味を持っていたり、アフィリエイトを勉強して1~2年実践すれば誰でもそれくらいは達成可能です

しかし月20~50万くらい稼いでブログだけで飯を食うレベルや、月100万以上の起業できるレベルとなるとブログでは不可能です

「ブログで稼ぎます!」系の人はこういうレベルを目指しているようですが、ハッキリ言って何も見えていないのです。インフルエンサーの「ブログで稼ぎましょう!」に踊らされてるだけなんですよ。

 

「え?でもブログで稼いでる人いるじゃないですか」と言われそうですが、実はそう見える人は「ブログで」稼いでいません

「自分のしたいこと、表現したい事がちゃんとあって、それに他人を巻きこんでる」から稼いでるんです

やってることはコミュニティビジネスなんですよ。それをブログというメディアを使ってやってるだけなんですよね

そういう人はTwitterでもYouTubeでもnoteでもオンラインサロンでも稼げます

使うメディアをどうするか?という問題なだけであり、ブログが有利な時はブログだし、SNSが有利な時はSNSをやるのです。

インフルエンサーの「○○しましょう!」の罠

ブログやりましょう!Twitterやりましょう!YouTubeやりましょう!

といったものはよく見聞きするようになりましたが、これらのメディアって情報を発信するためのものですから要は「情報発信やりましょう!」と言ってるのと変わりません

情報発信というのは「自分のしたいこと、表現したい事がちゃんとあって、それに他人を巻きこむ」ためにやるものです

こういう本質的な事が理解できていない人が、言葉通りにただブログをやるだけ、ただ発信するだけで結果的に寒いものになるわけです。

 

いいだしっぺのインフルエンサーも本質を理解していない場合もあって、そういう人は他のメディアに移行するととたんに勢いがなくなったりもします

ブログはもうオワコンだから時代はYouTubeだ!といって、そっちでコンテンツ発信をはじめてもイマイチ勢いがない。一発屋あるあるですね

インフルエンサーに多いですが、運良く芸人的に成功しちゃった場合というのはこういうふうになりがち

インフルエンサーから起業家にレベルアップできるかどうかは、情報発信の本質を理解しているかどうかにあります。

 

「ただブログをやっても稼げない」というのはこういう意味でして、ブログがんばります!とか言ってる時点でズレてるんですよ

ブログをやるんじゃなく「情報発信をやる」という意識と、ブログで稼ぐのではなく「情報発信で稼ぐ」という意識をもちましょう

そしてその前提として「自分のしたいこと、表現したい事がちゃんとあって、それに他人を巻きこむ」という意識をもち、共感してくれる人でコミュニティを作りましょう

ここまでやらないといわゆる「ブログで稼ぐ」「情報発信で稼ぐ」ということはできません。

「ブログで稼ぐ」の本質

1:自分のしたいこと、表現したい事がちゃんとあって、それに他人を巻きこみたい(自己実現、コンセプト)
2:そうするには情報発信して色んな人に知ってもらう必要がある(情報発信、マーケティング)
3:そして共感され、継続的に情報を受け取ってもらう環境を作る(コミュニティ化)
4:コンテンツやイベントを企画し、収益化。独自の経済圏を作る(コンテンツホルダー、起業家)

ブログなどの情報発信で稼ぎたいのであればこういう中身、構造が必要なわけです

ただブログをやったり、発信すればいいのではありません

ただブログで情報を垂れ流すだけではブロガー止まりですし、発信してるだけではネット芸人です。それは起業する、ビジネスを作るというものではなく「活動しているだけ」です。

 

何かで稼ぎたいのであれば、ビジネスを作らないとお話になりません

インフルエンサー(一発屋)が年々キツくなるのは、ビジネス(自分のコミュニティ)を作らずにただ活動しているからです

逆に言えば、一発当てて自分のコミュニティを作ってしまえば起業家になれるわけですね。一発屋とそうではない人の差です。

 

ちなみに「4:コンテンツやイベントを企画し、収益化。独自の経済圏を作る」と、最後にビジネス臭のするものがありますが、趣味でない限りはこれは絶対にやりましょう

なぜなら資本主義ではお金がないと何もできないからです。自分のしたいこと、表現したいこともできなくなります

インターネットの発展で個人のしたいことなどで起業できる時代になりました。本業やりながらしたいことをやる時代ではなく、したいことで稼ぐ時代になっています

流石にまだどんなジャンルでも稼げるわけではないですけど(俳句が好きとかで稼ぐのは難しい。その場合は本業やりながらネットで発信したりすれば良い)

ブログで稼ぐ具体的方法

本質が見えていると具体的な方法も見えてくるものです

最終的にはコミュニティ化して自分のコンテンツを売らないと稼げないわけですから、ブログもそのゴールにそった構築&運営になります

そういった視点で考えると、

・小さいカテゴリーを扱ったブログ
・アフィリエイト、アドセンス(広告収入)で収益化するブログ
・ファン化を意識していないブログ

はオワコンというわけでして、ブログはオワコンと言われて数年たちますが、終わってるのはこういったブログなんですよ

コミュニティ化を目的としたブログであればまだ終わりではなく、むしろ自分の活動やコンテンツをアーカイブできる優秀なメディアなのです

オワコンブログがなぜオワコンなのか?

・小さいカテゴリーを扱ったブログ
・アフィリエイト、アドセンス(広告収入)で収益化するブログ
・ファン化を意識していないブログ

こういったブログはオワコンですが「ブログで稼ぎます!」と息巻いてる人たちのブログは、まったくこれ通りになってます。

小さいカテゴリのジャンルを扱ったブログはオワコン

まず「小さいカテゴリーを扱ったブログ」ですが、これは具体的すぎるカテゴリーを扱ったブログのことです

抽象度がなさすぎるカテゴリーやコンセプトでブログを作ると小遣い稼ぎで終わります。例を上げると「趣味ブログで稼ぐ方法」などですね

ブログで稼ぐ方法ならまだしも(これももう結構キツイが)趣味ブログまで限定してしまうと抽象度がゼロ。なので情報を抜かれるだけのブログになります。

 

この記事で詳しく書きましたが、具体的にカテゴリーを決定してしまうとソリューションやノウハウ系の記事しか書けなくなります。これではコミュニティ化までいけません

さらに独自のコンテンツを販売するしかなく、(発信のテーマに合うアフィリエイト商品が限りなく少なくなるため売れない)売れるかどうかもわからん商品を開発しないといけないということにもなります

初心者ほど具体的なカテゴリーを扱いたがりますが、収益化が難しいわけです。初心者に独自コンテンツを作れ!というのはハードルが高いのにも関わらず。

 

一方、具体的でも成功しやすいものがあります。それは具体的だけど抽象度も高くできるものです

例がないとわからないので上げますと「筋トレ」とかです。筋トレは具体的なカテゴリーですよね、具体的すぎるくらいです

しかし、筋トレする理由というのは人によって様々ですし、筋肉がついた結果も人それぞれです。カッコよさを求めてする人もいれば、健康のため、ダイエットのためと色々あります

こういう人それぞれなものは抽象度が高いですから、そのカテゴリー内で発信者が好きなコンセプトを設定できます。

 

僕が筋トレのブログをするのであれば「筋トレのやり方教えます」ではなく「かっこいいオトコになろうぜ!」というコンセプトを設定しますね

「筋トレのやり方教えます」では情報抜かれて終わりですが、「かっこいいオトコになろうぜ!」であれば共感してくれる人がいるでしょうからコミュニティ化できます

独自コンテンツも作りやすく「かっこいいオトコになるための筋トレ」を教えればいいし、さらにゆくゆくは筋トレ以外のことも教えることができます

かっこいいオトコは筋肉だけでできていませんから(笑)

コミュニケーション、ナンパテクニック、立ち振舞い、ファッションなどの講座も作ってもいいし、かっこいいオトコは稼ぐものですから、ビジネスですら教えることができます

そうするとこのブログでは「次世代起業家セミナー」をアフィリエイトしていますが、筋トレブログをやってもビジネス系のセミナーを紹介できたりもします。

 

抽象度の高さ=ビジネスの強固さでもあるんです

趣味レベルのブログやって、それで小遣い稼ぎできればいいや。というのであれば扱うカテゴリーの設定はどうでも良いですが、そこそこ稼ぎたいのであればそういうのも考えてブログやりましょう

情報発信はやりゃいいってもんじゃないんですよ(苦笑)

どうもブログで稼ぎます系の人や、情報発信で稼ぎます系の人はこういう部分を勘違いしてるんですよね。

アフィリエイト、アドセンスで収益化するブログもオワコン

収益化をアフィリエイト、アドセンスで収益化するブログもオワコンです

もちろんコミュニティ化の前段階であればステップアップの1つとしてアフィリエイトはありです(ブログのコンセプトに合う商品があれば)

しかしアフィリエイトで稼げる金額はせいぜい30万円くらいでしょう

コミュニティが大きくなればもっと稼げますが、コミュニティ化には独自のコンテンツが必要ですから、結果的にアフィリエイトはオマケ的な収益源になります。独自コンテンツ売ったほうが稼げますからね

「アフィリエイトが収益のメインのブログ」はとうの昔に終わってるんですよ。アフィリエイトもオワコンとか言われてますが、これが理由の1つです。

 

アドセンスなどの広告収入での収益化も終わってます

まずブログで稼ぎます系の人が大好きなアドセンスですが、そもそも稼げません

報酬の相場は1PV0.3円ですからね。これは1人がブログ記事を10ページ読んだ場合に3~5円の収益が発生するということですが、月収100万になるには月間200~300PVいるということです

今時そんなビッグブログを作れる人は何人いるのでしょうか?という話です。芸人として売れろ!みたいな事と変わらないじゃないですか。

 

YouTubeも今は広告収入メインですが、それも後数年で終わると思います

こういうのって同じルートをたどるもので、YouTube側もヒカキンとかトップには払って、それ以外には規約を厳しくして収益でないようにしてきます

今はまだ「動画を見てもらう→広告収入で稼ぐ」というのがメインですが、そのうち「動画を見てもらう→自分のコンテンツや企画に参加してもらう」というのが当たり前になると思います

ブログアフィリオワコンと全く同じ末路です。

ファン化を意識していないブログもオワコン

ファン化を考えてないブログもオワコンです

これはここ最近投稿しているブログ論で何度も言っていますが、ただ情報を垂れ流して稼げるなんて時代はとっくに終わってます

ブログ(情報発信)で稼ぐには「コミュニティ化して自分のコンテンツを売らないと稼げない」わけですから、必然的にファン化を意識したブログを作らないといけないわけです

ファン化を意識すれば、上記のような小さいカテゴリー、アフィエイト、アドセンスで稼ぐという選択肢は出てこないのです。

 

ファンになってもらうには、

1:自分のしたいこと、表現したい事がちゃんとあって、それに他人を巻きこみたい(自己実現、コンセプト)
2:そうするには情報発信して色んな人に知ってもらう必要がある(情報発信、マーケティング)
3:そして共感され、継続的に情報を受け取ってもらう環境を作る(コミュニティ化)
4:コンテンツやイベントを企画し、収益化。独自の経済圏を作る(コンテンツホルダー、起業家)

こういう順序が必要だと言いましたが、それには抽象度の高さ、自分のコンテンツ、コミュニティ化が要求されます

ブログ(情報発信)で稼ぎたいのであれば、小さいカテゴリーで発信してもダメだし、アフィリやアドセンスみたいなショボいものをやっては無理なんです

ファン化を意識することがすべての始まりかもしれませんね。

ブログで起業、ビジネスに組みこむならこの記事はマスト

ブログを使って起業したい、ビジネスに組みこんだりしたいのであれば今日の内容は超重要です

我ながらブログ運営の本質をついていると思います(笑)

 

ブログで稼ぐ方法というのは、

・趣味でやる
・コミュニティ化に使う
・リアルビジネスの集客に使う

3つの分類されますが、そのどれでもコンセプトを元に情報を発信し、コミュニティを作って、収益化するという構造にかわりはありません。

 

アフィリエイトやアドセンスで稼ぐことが目的のブログはグーグルアップデートで焼き畑にされましたが、そもそもこの構造ではないので稼げないものです

裏技みたいなものだったわけですね。そういうのは時が経てば使えなくなるものです

ただ情報を垂れ流すブログもこの構造ではないですから稼げないのは当たり前ですし、美容室などのリアルビジネスブログで全然集客できてないのも、こういう構造で運営されていないからなのです。

 

ブログがうまくいっていない人は「ブログをやることが目的になっていないか?」を今一度確認してみましょう

結局のところ、稼ぐことが第一目的になっていると情報発信で稼ぐのは難しいと思いますよ

まず「やりたいことありき」ですからね。稼ぐためにそれを絞りだそうとする人が多いですが、絞って出すものではありません

第一目的が稼ぎたいのであれば、ブログやるんではなくビジネス学ぶほうが先ですよ。

 

「情報発信で稼いでいきたい」「ブログで情報発信したい」のなら、下記の記事で必要な知識をまとめていますのでぜひ一読を。

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齋藤慶太

齋藤慶太

27歳で美容室で起業し、年収200万から1000万へ。しかし美容師がおもんない&自分の思っていた人生ではないと感じ、情報発信で起業し直すことに。美容室経営、情報発信ビジネス、メディア構築など、「個人で稼ぐ」ためのスキルやマインドセットを発信しています。

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齋藤慶太

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27歳で美容室で起業し、年収200万から1000万へ。しかし美容師がおもんない&自分の思っていた人生ではないと感じ、情報発信で起業し直すことに。美容室経営・情報発信ビジネス・メディア構築など「個人で稼ぐ」ためのスキルやマインドセットを発信しています。

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