僕が飽きてしまった「美容師の世界」

美容師・美容室経営

こんにちは、齋藤です(プロフィールはこちら)

他業種の話って聞いてて面白いと僕は思うんですが、この記事ではあくまで僕の経験上の話ですが「美容師の世界ってどんなのなのか?」を書いていきたいと思います

このブログはタイトルが「美容室経営がおもんない」ですから美容師の方が結構読んでくれていますが、同業の方でもこういった話は「わかるわかる~」的な感じで楽しめると思いますし、僕みたいに美容師やめたい人とか思い切って独立した人には良い踏ん切りにもなるのかなと。

 

僕は美容室経営やめて情報発信で起業し直したいのですが、そういった内容を発信しているので「個人で稼ぐ」ことに興味のある人も結構このブログを読んでくれていますが、そういった人は他業種のブラックさを見てほくそ笑むだけの記事になります(笑)

しかし「他人の起業までから上手くいったビジネスを手放す心情」が読めますので、自分でビジネスを作って個人で稼ぐという道を選びたい方には1つのケーススタディになるのではないかなと。

結構、起業して燃え尽き症候群になる人っておおいですからね。まあ僕もその1人なのですけども。

美容師の人なんかはドンズバの内容であり、美容師を続けるのであればこういう例も知っておくと良いと思います。

世間で言う美容師と実際の美容師のギャップ

職業「美容師」というと、どんなイメージがあるでしょう?

手に職だから安心、夜遅くまで仕事している、好きだからやっている、などなど色々あると思いますが「職業美容師」の実態はこんな感じです

・給料は年齢関係なく13~25万程度
・労働時間は10時間超え
・好きでやっている人は少ない
・3年以内に多数がやめる。10年選手は少ない
・福利厚生がない店も多く、社会的にはフリーター扱い
・休みは月6日ほど

これに加えて練習が厳しい店や個人的に練習する人は、練習時間+練習に使う道具やセミナー代がプラスされます

もちろんすべての美容室がこうというわけではありませんが、業界基準はこの通りでなかなかのブラックです(苦笑)

知らない人に言うと結構驚かれますね。病気になったり美容師が嫌になったり、理由は様々ですが辞める人が多いのもまあ当たり前の状況といえるでしょう

ですが、僕は問題は「ブラックであることではない」と思っています。

 

問題なのは「好きでもないのに続ける」ことです

美容師やってる=美容師という仕事が好きと思ってる人って多いのですが、実際はそんな美容師あまりいません

明確な目的があってやってる人なんてごくわずかで、慣性でダラダラやってるのです。死んだ目をしているサラリーマンと同じです(苦笑)

好きでもないのに続けるとこうなるのは当たり前ですが。

「美容師が好きだから努力できるし、毎日好きな仕事できて幸せ。しかもいつまでも仕事できるし、働くところはなくならないから安心」

世間はこんなふうに思うようですが、実際はこんな事思ってる美容師あんまりいないのです(こう思えたなら天職ということですね)

学校的息苦しさでサロンをやめる

美容師になるための一般的なルートはこんな感じです

美容学校を卒業する→美容室に就職する→下積み期間平均3年→髪の毛が切れるスタイリストになる→そのままどっかの美容室で働くか独立か転職

実際、僕もこんな感じでした。例としてちょっと詳しく話します。

 

僕は美容学校を卒業したあと、大阪心斎橋のわりと大きな美容室に就職しました

店舗数も当時で3店舗程あったと思います。この美容室にした理由は「しっかりしてそうだな」と思ったからです

技術的にも熱心なサロンでしたし、法人化していたので福利厚生もありました。まあ熱心なぶん、ブラックでしたが(笑)

仕事が11時から始まって終わるのが21時、そこから終電まで毎日練習

僕は早く技術を身に着けたかったので、ブラックなのも「美容師って、まあこんなもんだよな」って感じでした。人間関係も悪くなく、一般的に言うといいサロンだったと思います

しかし僕はそのサロンを辞めました、理由は息苦しかったから。

 

美容室としてしっかりしているがゆえに、僕は息苦しさを感じてしまったのです

技術的なカリキュラムなどもしっかり決められており、俺たちはこんな美容師になるんだ!みたいな空気がありました

それは言いかえれば「店が認めるもの以外は一切認めない」ということです。型にはめ込まれた感じが僕にとって学校と同じで、ものすごく息苦しかったのです

店の村社会的な共同体意識みたいなのが強すぎたんですよね。まあオーナーの「育てたい」という思いの所以なのでしょうけれど。

しかし僕は今は「人を育てる」というのは間違いで「人が育つ場を作る」のがリーダーの仕事だと思っています。「育てる」だと洗脳にしかならないですし、そもそも人は育ちません

だって25歳だとしたら、25年の積み重ねがすでにあるわけです。人なんてそんな簡単に変わりません

人の問題で困ってないサロンって「合わないと思った人材は絶対にとらない」んですよ。これが答えかなって思います。

 

話を戻して「なんか合わねえな~」と思い出すとやめるまでもう秒読みなわけです

オマケにヒステリーの女先輩と、小さな事でいちいちうるさいマイクロマネージャーな男先輩がいたので、僕の辞めたい度が加速し退社しました

まあよくあることですね、やめる時ってこんなもんではないでしょうか。

あえてしょーもないサロンへ就職して時間を作る

「規律」と「育てられる」のが性に合わないというのがわかった僕ですが、美容室というのは基本「後輩を育てる」という概念が強い職業です

そこで僕は「いい加減な美容室」に就職することを考えつきます。育てられるのが嫌なら自分で学んでいくしかありません、しかしそのためには時間が必要です

「ええ加減な美容室」であれば育てられることもないし、夜の練習を強要されることもないので自分の時間を確保できると考えました。

なんせ前の店は家帰ったら深夜1時とかでしたからね。家帰ってもなにもできません

通勤時間もだるいし、美容室に求めるのは毎月の給料と仕事の機会だけなので「いい加減な美容室」であれば僕的にはどこでもよかったのです

というわけで僕は経営も教育カリキュラムもテキトーで、まあいつか潰れるだろうなって感じのいい加減な美容室に就職しました(笑)

美容室は激戦でしょっちゅう潰れると言われますが、まあ当たり前なんですよね。ほとんどの美容室がええ加減ですからそら潰れもしますよ

しかし僕にとってはまさに理想の美容室なのです。

学べないので学びに行く

理想ではありますがその美容室はええ加減だったので、次の問題がありました

しょーもないから何も学べないのです(笑)

経営するにあたって理念もコンセプトもない店だったので経営もテキトー、技術もテキトーなのです。とりあえずそこにあるだけの店

まあそんな美容室をさがして就職したのですが、このまま「何も学べない」のはまずい

僕は中学の時から独立願望があったので「美容室経営」と「技術」を学ぶ必要がありました

経営がわからないと売上なんて上がろうはずもありませんし、技術がないと売上をあげる武器がないという事態になります。

 

働く店で学べないのであれば外に学びに行く必要がありますが、美容師のセミナーって基本しょーもないんです

1回の単発セミナーばかりだし、内容も技術もたいしたことありません

何から目線やねんって思われるかもですが、別に素人でも目利きってできますからね。みんな飯食いにってたいした料理もできないのに上手い不味いっていうわけですから。本物というのは誰でもわかるから本物なのです

「他にも同じこと思ってる美容師って絶対いるだろう」と思った僕はネットで調べました

同じこと思ってる美容師や会社がちゃんとしたセミナーやってないかな?と思ったわけです。

 

すると「萩原宗マスターズサロン」というカットのスクールを見つけました

見学に行くと、内容の確かさと技術力の高さがわかったので、僕は毎週月曜日に通うことにしました。受講料もかかるし休みがなくなりますがまあ仕方ありません

ここには確か6年ほど通いました

経営に関しては当時ミクシィで美容師が集まってセミナーしたり、議論するのが流行っていたので毎夜チェックしていました

セミナーがあれば必ず参加して「流行っているサロンを経営している人」の思考の流れや雰囲気を学びに行きました

学んでいくといかに自分のいる美容室がしょーもないかがよくわかったものです(苦笑)

 

この時期に「一流に会う」ということをしておいてよかったと思います

一流を知るというのはそれだけで財産になります。自分の基準がそこまで引き上がるんですよ

しょーもない美容室から一歩もでないと、自分の基準がしょーもないものとなります。「学ぶ」というのは「一流と会う事」と言いかえてもいいくらい

美容師って休みの日はセミナーにいってるイメージかもしれませんが、まじで全然いきません。年3回行けば多い方かもしれません

少なくとも僕が働いた美容室の従業員たちはそんなもんでした。これではしょーもない美容室が多いわけです

なんせ一流を知らないのですから。自分が一流になる必要はありませんが一流をどれだけの数知っているか?は重要です。

開業して美容師辞めたくなる

7年間学びまくったおかげで「学ばないやつは死ね!」という選民思想と虫ケラを見る目の他に、自信を身につけた僕は開業を考えます

その頃、ちょうど貯金の方も400万たまったし経歴もついたので、国から借金して開業するには頃合いだと思いました

これ以上、美容室で働いても得るものもありませんでしたし、美容師としてさらなる高みを目指していたわけでもありません

僕は別に美容師やりたかったわけでもなく、ただ誰かに雇われるのが嫌で独立開業しやすそうな美容師を選んだだけでしたし。

好きでもないのに美容師になって、7年やっても僕はこの仕事を好きになる事はありませんでした(苦笑)

開業した僕は結局、この仕事が更に嫌になり辞める決意をします。開業してからの話はプロフィールに書いたとおりです

好きでもないのに美容師してた

僕は美容師になった瞬間からこの仕事が嫌いでした

「え?好きだから美容師になるんじゃないの?」って思いましたか?

これ昔から不思議だったんですが、お客さんとかと「なぜ美容師になったのか?」みたいな話になった時に必ず言われるんですよね

「好きだから美容師になったんですよね」的な。

 

しかし美容師になる前に美容師が好きかどうかなんてわかるわけありません

興味があったんだからなったんですよね?とも言われますが、興味と好きは全然ちがうものです

みんな会社勤めのサラリーマン以外の職業を特別視しすぎです

美容師になる理由なんて突き詰めればサラリーマンと同じで、ぶっちゃけなんとなくであったり、僕みたいになんらかの打算的な理由(親が美容師や、僕の場合であれば簡単に独立できそうだったから)である事がほとんどです

続けれるってことは好きなんですよね?って言われますが、やめてもまた別の仕事しないといけないわけだし、せっかく免許とったし・・・って感じで、まあとりあえずやってます的な感じで仕事してる人のほうが圧倒的に多いのが実状でしょう。

 

しかしなんとなく職業を選ぶことが悪いということではありません。はじまりはそんなもんですから。

重要なのは「あれ?違うな」とおもったらスパッと辞めることです

なんとなく「これかな~?」って選んで、これだ!と思えるならとことんやって、違うならやめる

こういう思考が大事だと思います。好きでもないのに続けたってロクなことありません。

やめたいなら準備してやめてみよう

天命とか天職とかいいますが、あれって色々行動してみないと見えてきませんからね

僕も今、美容師をやめて情報発信を始めていますがそれはやはり色々やってみての結果です

もしあなたも今の仕事がおもしろくないのであるなら、もう一度考えてみてください「このままでいいのか?」と。

大切なのは「その時やってみたいことをやってみる」ということだと思います

しかし現実はそんなにポンポン仕事を変えることはできませんし、そもそもやってみたいことがない人が大半ではないでしょうか。

 

だから僕は学ぶ事がすべての始まりだと思います

学んでいると可能性が拓けてくる感覚があって、僕は学ぶことが好きです。「何していいかわからない」とよく聞きますが、とりあえず学べ!と言いたいですね

仕事しないと飯食えないわけですから仕事って現時点では必須の営みです。しかしその仕事がつまんねえのは大変にキツイ

だから少なくとも「まあこれならいいかな」とか「これは楽しい」くらいのレベルの仕事ができないと人生がキツイものになってしまいます

人生がしんどい人って言っちゃあ悪いんだけど、色んな分野の知識がないんですよ。一言でいうと「善く生きる」ための知識がない

このブログは美容室経営や情報発信、自己啓発的なことがメインテーマではあります

しかし「善く生きる」ための知識とその方法を僕自身が模索していますから、そういったことを今後伝えていきたいですね。

 

僕が美容師をやめたくなった理由はいくつか記事にしていますのでぜひどうぞ

ただやめたいな、というだけでなく自分なりの考察もしていますから読み物としても興味深いものになってると思います

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齋藤慶太

齋藤慶太

27歳で美容室で起業し、年収200万から1000万へ。しかし美容師がおもんない&自分の思っていた人生ではないと感じ、情報発信で起業し直すことに。美容室経営、情報発信ビジネス、メディア構築など、「個人で稼ぐ」ためのスキルやマインドセットを発信しています。

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齋藤慶太

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27歳で美容室で起業し、年収200万から1000万へ。しかし美容師がおもんない&自分の思っていた人生ではないと感じ、情報発信で起業し直すことに。美容室経営・情報発信ビジネス・メディア構築など「個人で稼ぐ」ためのスキルやマインドセットを発信しています。

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