こんにちは、齋藤です(プロフィールはこちら)
この記事は「情報発信者のためのブランドブログの作り方」の続きです
前回の記事はこちら
今回の記事では「どんなブログを作ればいいのか?」についてです
言いたいこと、こだわり、自分が理想だと思う世界やゴールなどが見えてきたら、次はそれを世界へ表現していく段階です
しかし情報発信やブログの初心者がやりがちなのが「ただやみくもに発信」してしまいがち
それではせっかくのコンセプトも曇ってしまいますし、やり続ければいずれは磨かれて輝くとしても効率が悪い。磨かれる前に挫折してしまっては元も子もありません
いかに強烈なコンセプトがあろうとも、やり方を間違ってしまうと結果は出ないものです
マジで強烈なコンセプトとキャラクターならバズることも期待できますが、それってギャンブルですし、フツーの人はそんなことは夢のまた夢
天上天下唯我独尊でいけるのは天才奇才の特権ですから、天才奇才の自覚のない人はセオリーというものを踏んでいきましょう。
セオリーというと「みんなと同じこと」「テンプレート的」「量産型」「どっかで見たことがあるもの」というネガティブなイメージをもつ人もいますが、そうではありません
セオリーとは先人の知恵であり、整備された道、攻略本なのです。一流と呼ばれる人達ですらセオリーを踏んでいるもの(その中の1~2割が天才奇才)
コンセプトさえしっかりしていれば「やり方」はセオリー通りでもブランドになれます。外から見ればこれでも十分に天上天下唯我独尊なんですよ。
「セオリー」とはなにか?どうやってその「セオリー」を踏めばいいのか?というと、そのセオリーこそが「ビジネス知識」です
ビジネス知識とは凡人が成功するためのセオリーの集大成であり、サイエンスであり、法則であり、攻略本なのです
ビジネス知識があればビジネスに限らず幅広い分野で成功することができます。モテることも可能だし、マッチョになることも可能だし、いい大学に受かることも可能です
ビジネス知識とは「成功するためのロジックを学ぶ学問」と言えるでしょう。なので僕はどんな人でもビジネス知識は学ぶべきだと思います
情報発信なんてモロにビジネス的側面のあるものですから、ビジネス知識がないままブログをするなんて裸で戦場なのです。
本来であればビジネス知識を学んで、自分でどんなブログにすればいいのか考えてほしいですが、この記事ではブログ運営の1つのセオリーを話しちゃいます
これからブログを運営する人、すでにブログをやっている人どちらも非常に参考になると思うので、ぜひあなたのメディアに取り入れてみてください。
まずは「エンタメ、役に立つ」を意識する
ブログなどの情報発信に限らずビジネスの基本は「エンタメ」と「役に立つ(悩み解決)」ことです
例えばキングコング西野さんはエンタメメインの発信をしていますし、彼はたまにマーケティング系の発信(悩み解決)もしています
元2ちゃんねる創始者のひろゆきもスパチャでエンタメ、役に立つ発信をしていますね
ファッションブランドもあのかばんが欲しい!というエンタメ的要素を満たしていますし、おしゃれになれるという悩み解決的要素もあります
美容室なんて髪を切りたい!という欲求に答える悩み解決ビジネスですね。
ビジネスの基本は「エンタメ」と「役に立つ」こと
ということはブログだってそうで、「エンタメ」と「役に立つ」記事を書いていくことが基本になるわけですね
ブログをはじめる時点で、
・言いたいこと
・もっとこうなればいいのにという思い
・理想のゴールや世界
・こだわり
などの思いがあるはずですから、これらに「エンタメと役に立つ」という要素を加えつつ記事化していくのがブログ運営の基本となります。
ブログは百科事典にする
どちらかと言えば「どんなブログにしようか?」という考え方ではなく、
あなたの思いをエンタメと役に立つという視点から記事化していたら、気づいた時にはあるテーマに関する百科事典のようになっていた
という感じです。そして読者はそのテーマに関する知識が身につき、悩みが解決すると。
そんなイメージで考えるとブログも書きやすくなると思いますよ。
ブログの基本は「数」なので、まずは自分の思いを源泉に手当り次第記事化していきましょう
よく「ブログはまず100記事を目指しましょう!」って言われますが、あれは100記事書けばアクセスや収益が出ますということではなく、書かないと始まんねえよってことです
ビジネス知識やそのテーマに関する知識があるなら最初から戦略的に記事を書いていくことができますが、そうでないのならまずは数と慣れです
自分の思いすらあやふやな人がほとんどでしょう。それを発信しながら磨いていくんですよ
そうしたら気がつけばブログが百科事典になっていてある程度のアクセスも出ていますし、アクセスがあるなら商品を用意すれば収益化も可能になってきます。
コンセプトと世界観を出して「ゴールを共有」していく
ここで注意したいのが「ただの百科事典ではダメ」ということです
それではただの便利なブログでしかありませんから、ブランド化することはできません。情報を抜き取られて終わりです
こっちサイドとしては情報提供したいのではなくブランド化したいんです。ここを忘れないように。
たとえ趣味であってもブランド化しないとファンは生まれません。ファンが生まれない=たいして見られないブログになってしまいます
ビジネスで情報発信するのであれば、これでは自分の商品なんて全く売れないことになります。
「ファンを生む」「ブランドになる」というのは非常に抽象的ですよね
まあファンやブランドという概念自体が抽象的なのでそれは当たり前なのですが、それゆえに一体どうすりゃいいんだ。と(苦笑)
答えは「ゴールを共有し、コミュニティを作る」ことです
ゴールの共有は「こういう状態を目指しましょう」とコンセプトや、日々の発信で伝えていくということをしていきましょう。コミュニティは「仲間意識」を持ってもらうことでコミュニティ化することができます
発信しているコンセプトや価値観、世界観に共感してもらえば自然と仲間意識が芽生えますし、自分はそのコミュニティのリーダー的立場になることがブランド化というわけですね。
例えば筋トレの情報発信をするなら「筋トレしてこんな人生を手に入れませんか?」と伝え、それに共感した人達のリーダーになることでコミュニティ化できます
あとは具体的なアクションで見える化していくと実際の活動へとつながっていくわけです
オンラインサロンやセミナー、独自商品などは収益化という意味もありますが、本当の目的はコミュニティ化なのです
「場」や価値観を共有すると自然とコミュニティ化できてきますので、そんなに難しく考えることはありません。コンセプトを打ち出して発信し、具体的な活動をしていけば自ずと感覚的にわかってきます
コミュニティ化ができていないのであればコンセプトに問題があるか、具体的な活動ができていないかです。
ブログは「自分のコミュニティの入り口」的なメディアです
ブログを入り口としてあなたに興味を持ってもらい、発信やコンテンツ、商品、サービスに触れてコミュニティに参加してもらうという意識を持っておきましょう
そのためには「ゴールの共有」が必須になります。
プル型からプッシュ型メディアへステージを移す
ここからの話はちょっとレベルアップした話となります
ブログで情報発信をはじめるとここが1つの壁です。この壁を超えれるかどうかで情報発信で飯が食えるかどうかが決まります。ここからが起業の領域、それまでは副業の領域と言っていいでしょう
まだこの段階まで到達していない人からすると「先の話なんで今はいいですよね?」と思うかもしれませんが、最初からこの壁の存在を知っていないと超えることはできません
この壁を超えることを見越してブログをやっていくほうが、断然効率が良いのです
これはビジネスを学ぶとわかることですが、ブログをはじめる段階だとまだそこまでビジネスを学んでいない人も多いかと思うので先に少し話しておきたいなと思います
ちなみにビジネスを学ぶのであれば次世代起業家セミナーで学んでおいてくださいね
自分が得意、好き、実績のあるテーマでコンセプトと世界観を打ち出しながら情報発信をしていると、そこそこ人が集まってくるようになります
しかし、ただブログをやっているだけではそれ以上の広がりがありません。広がりと言うと抽象的ですが、具体的にいうと例えば収益やアクセスが伸びなくなってきます
ブログでの収益化は基本的に、
・他人の商品を紹介するアフィリエイト
・自分の企画や商品
の2つです。アドセンスは非効率すぎるのでありえません
ブランドを作っていくのであれば、自分の企画や商品を売っていくのは必須となります
しかしブログというメディアは「自分の企画や商品を売っていく」のには不向きなメディアです
アクセスに関しても同じで、積極的にアクセスを集めにいくことができるメディアではありません。
その理由はブログはプル型メディアといって「待ちのメディア」だからです
アクセスも検索エンジンがメインですし、ブログ内のコンテンツも読者が好きなように消費していくメディアですから「自分の企画や商品を売っていく」のには非効率なんですよ
これはプル型メディア全般に言えることで、YouTubeもTwitterも音声配信メディアも同じです
あくまでこれらのメディアは自分のコミュニティの入り口、接点作りのメディアになります
というわけで、接点が作れたら次は「関係構築」をしていきましょう。
ブログの次はメルマガ、LINE公式アカウント
関係構築ができるメディアは「メルマガ」と「LINE公式アカウント」です
この2つはプッシュ型メディアといって、こちらから積極的にコミュニケーションをとっていくことができますし、シナリオを作ってコンテンツを順番に見せることもできます
ビジネスライクな言い方をすると「セールスができる」わけですね。もはや死語となってますがDRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)です
ブログで接点を作って興味を持ってもらう→関係構築のメディアへ誘導→発信、無料コンテンツで価値観やゴールの共有、教育→有料のコンテンツ、企画への誘導=ブランド化、コミュニティ化
という流れを情報発信で起業するのであれば、作っていくことになります。
本格的に情報発信をやっていくのであればブログだけでは活動領域が手狭、手詰まりになってしまいます
「ブログで飯が食える」って実は間違いというか、勘違いなんですよね。インフルエンサーが一時期、そう言ってましたがたまたまその人がバズっただけなんですよ
接点作りのメディアのステージでとどまっているとすぐにオワコン化します。これが一発屋であり、知名度だけで食ってる人なわけ
一般人がこういうの目指すのが「情報発信で飯を食うことである」的なことって言われますけど、だからほとんどの人が月数万円レベルで終わるんです。
ただ延々とブログを更新してもそれは接点作りの領域にしかなりませんから、数字の伸びはすぐに止まってしまいます
そこで「もっと発信しないと・・・」というのは間違いで、活動の領域を次のステージに移す段階なのです
メルマガをやることで共感する人は必ずふえますし、より濃い関係性を作ることができます。有料の企画やサービスを販売すれば収益もふえますし、広告も打てるようになりますね
こうやってステージに移すからビジネスが次の段階へ進み、また実績と収益がでて、その実績と収益でさらに拡大を狙っていくことができるわけです。
というわけでブログを作るのであれば、
・自分が発信したい、実績があるテーマで百科事典のようなブログを目指す
・そのテーマを軸にコンセプト、世界観などを全面にだし、ゴールを共有する
・感触を掴んだらメルマガも始め、無料のコンテンツも作っていく
・有料の企画やコンテンツを考え、それを売るためのシナリオを作ってメルマガにする
というルートでやっていきましょう
次の記事では「百科事典的なブログを作っていくための2種類の記事」についてです
下記の記事はこの記事の理解をより深くするものなので、これらもぜひ読んでみてください
情報発信していくのならぜひ用意しておきたい「ブランドブログ」の作り方はこちらでまとめています
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